2月17日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第48弾  2019年2月17日(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第48弾  2019年2月17日(日)  たかやん

授業
久しぶりの中学生相手の授業。1時間目は空き時間だったが、2時間目は社会。色々な授業をしてきたけれど、地理の授業は初めてである。いくら僕でもこれは緊張する訳で・・・ドキドキしながら、3年2組に向かった。
「起立」「礼」「おねがいします!」『宜しくお願い致します。』学校の教室で中学生の前に立つのは本当に久しぶりである。
 『じゃあ、授業をはじめるね。』「はーい」「たかやん先生!」『ん?』「たかやん先生は、何歳ですか?」『何歳に見える?』「65歳!」『図星やん!』「たかやん先生!」『ん?』「バレンタインのチョコ、何枚貰った?」『昔は段ボール箱に・・・』「昔の話じゃなくて、今年の話」『何枚だと思う?』「0枚!」『何で知っとる?』「たかやん先生!」『ちょっと待った。君たち、俺のこと知りすぎじゃない?』「へへへへ。そりゃあ、そうだよ。だって・・・・」教室の後ろには空が笑って座っていた。余りのショックに、目が覚めたのだった。冷や汗が出ていた・・・。

朝勉374
国別ランキング。石油産出国のランキングは1位アメリカ、2位サウジアラビア、3位ロシアだが、石油消費量は1位アメリカ、2位中国、3位インド、4位日本である。海で大問題になっているマイクロプラスチックは海洋国日本にも大きな責任がありそうですね。そのマイクロプラスチックが各国の水道水から検出されているのですから、問題は大きいです。

母さん
隙を見て、母さんに会いに行った。母さんは4人部屋で眠っていた。「おかあさん!」目を覚まし、僕の手を握る母さん。そして「みかんが食べたい」と母さん。「みかんねえ・・・・」無理だろうなあ・・・まだ。みかんを食べられることが実は本当に幸せなことなのだと母さんに教えて貰ったのだった。


15時からは塾。都立高校直前の塾。受験生と一緒に石油産出国ランキング、コメ生産量ランキング、小麦、トウモロコシ、生ゴム、鉄鉱石、天然ガス、そしてGDP、人口、国語面積・・・ありとあらゆる国別ランキングと都道府県別の色々ランキングを確認し、記憶していたら、なかなか楽しくなってきた訳で・・・その後、全ての教科に燃えたのだった。


嬉しいメール
高校の同級生から嬉しいメールが来た。
「昨日、JEANという海ゴミ対策を30年続けている団体の話を聞いて来ました。
ミッドウェーのコアホウドリのヒナの腹から出てきた、という大量のプラゴミを見ました。日本でよく見るものばかりです。
全てのプラゴミは、いずれマイクロプラスティックになって、食物連鎖の頂点に立つ我々に返って来るようです。
あなたが励行している川掃除は、海への入り口の管理に他ならないと思います。
多くの人が真実を知り、自分に出来ることを少しずつ実行することが大切で、そのスタートが啓蒙活動だと思います。すでにご存知かもしれませんが、あなたの活動と連携して若い世代に伝えることが出来ると思い、お伝えします。理事の小島さんの話でしたが、清掃活動とともに、昨日のような啓蒙活動を行っているそうです。地に足の着いた活動を応援しています。」
こういうメールだった。僕らがやっている川掃除が、海のマイクロプラスチックを少しでも減らすことに役だっているという話を聞いて、とても嬉しくなった。そして、そのことを「川掃除仲間」に早く伝えたくなったのだった。


トレーニング182
今日もテニスもランニングの時間もなく、・・・スクワットとチューブトレーニングだけ。どんどん衰えていく僕の体である。

教師目指す人へのメッセージ    第337弾!   偏差値2

 教師が絶対にやってはいけないことがあります。それは「偏差値」で子ども達を見ることです。「偏差値の高い」生徒がいい子だとしたら、あなた方は教え子の半分を失うことになります。「偏差値」の怖さがそこにあります。「偏差値」は50が真ん中なのですから、半数の子ども達は50以下ですから・・・・子ども達を偏差値でみてはいけないのです。
 あなた方が子ども達を「偏差値」で見れば、子ども達もあなた方を「偏差値」で見ることになります。そうなれば、同じように教師の半分も「偏差値」でアウトになります。そうです。生徒を「偏差値」で見れば、教師だって「偏差値」で見られるのです。生徒を「偏差値」でしか見られない教師は、自分自身も「偏差値」でしか見られなくなるのです。
 勉強の「偏差値」でしか人を見られない人達は、自分より偏差値の低い人達に「優越感」を感じ、自分より「偏差値」の高い人たちに対し、「劣等感」を感じることになります。
そんな詰まらない人生を子ども達に植え付けてはいけません。
 人間の価値は「偏差値」などにはないのです。そんなものに拘っていたら、僕は教え子達の半分を失い、母親は勿論のこと、親戚の半分も失い、そして友人の半分を失ってしまいます。「偏差値」が高くたって、人の幸せに役に立たなければ何の価値もないのです。間違えました。「偏差値」が低くたって、生きているだけで価値があるのです。生きているだけで価値があるのです。そして、誰かを幸せにすることができれば、更に価値があるのです。
「偏差値」が高くても、国民を苦しめ、弱者を苦しめ、儲けることしか考えられず、自分のことしか考えられずにいる人間は、カスということです。
 若いあなた方はどうか、カスを育てないでください。「職業に貴賤はない」「外見や学歴で人を見るな」という言葉をどうか忘れないでください。
 
今日の写真1
左から五中4期生の直弘、作家の菅淳一、博さん。みんな淳一の話に引き込まれて・・・本当に魅力的な男です。

今日の写真2
僕の母さんです。去年の1月に「危篤」状態になったのですが、奇跡的に復活し、今回も復活しそうな大正女です。凄いです。

今日の写真3
どうでもいいのですが、今夜の夕飯は餃子でした。久しぶりに空と一緒に食べました。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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