2月7日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第38弾  2019年2月7日(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第38弾  2019年2月7日(木)  たかやん

朝勉363
今朝は漢字でスタート。送り仮名つきで「くだく」「あやつる」「あなどる」「うとい」「おびやかす」「こりる」などに挑戦。・・・・・その後、算数のお勉強をしたのだった。

トレーニング171
今日もスクワット・チューブトレーニング・素振りだけのトレーニング。

5時
空ママは空のお弁当の為に、5時起きでお弁当を作りはじめる。空も5時過ぎには起きた。
入試の朝のピリピリした雰囲気はない。何か落ちついた感じ・・・。

8時過ぎ
家を出て、高校に向かう。空と一緒に校門をくぐると・・・そこには進学塾の応援団が列を作っていて・・・受験生たちとハイタッチして・・・僕らはそんな中を歩いて・・・僕と空はグータッチをして、最後に僕は空の背中をポンと叩いて、空を送り出したのだった。
(がんばってね!今日までよく頑張ったね。力を出し切るんだよ。それでだめだったら、しょうがない。頑張ったことに価値があるんだからね・・)

市役所
帰りに市役所で子ども医療費の手続きをして・・・我が家に戻ったのだった。


夜は塾。いじめで学校に行けなくなった子達は「学校」そのものを見たくなくなるものだ。人の心はいじめた人だけでなく、いじめられた「場所」も拒否するようになる。
僕自身も自分が「否定」された場所の前を通りたくない時期があったから、よく分かるのだ。虐められて学校に行けなくなった子ども達は、そういう精神状態になることをどうか知って欲しい。
受験前の大切な時期に、家を出たところで、また心無い言葉で傷つけられて・・・本当に可哀そうでならない。それでも、塾では一生懸命学び、笑顔を見ることができたことは幸せなことだった。

教師目指す人へのメッセージ    第325弾!   苦あれば2

 北大テニス部は体育会でしたが、辛いトレーニングとかは全くなくて、1年生であってもレギュラーにはなれるし、一緒に遊ぶこともあるし、石神井の練習に比べたら何十倍も楽な練習でした。何しろ、最初からテニスが出来たのですから、こんなに幸せなことはありませんでした。勿論、ボールボーイはやりますが、先輩に勝てば小樽商大戦や東北大戦などの定期戦にも出して貰えるのですから幸せでした。
 そのまま肉体的に楽ちんな大学生活で終わるかと思っていたのですが・・・石神井のトレーニング以上のことが待っていたのです。それが「乗船実習」でした。
 僕らは最初の航海で大時化に遭遇しました。左右に33度、詰まり往復で66度「おしょろ丸」がローリングするのです。そして、ビルの4階から1階まで縦に揺れるピッチングはジェットコースターよりも恐ろしいものでした。
 船酔いの辛さは吐いても、吐いても、吐き気が止まらないことです。黄色い胃液を吐いている内は楽なのですが、胃液が透明になっていき、10回以上吐き続けると、黒いものがでてきます。(まさか・・・うんこ?いやいやいやいや・・・)黒いものは胆汁でした。
 その内臓的苦痛は石神井の肉体的苦痛を上回るものでした。その後の僕の人生に色んな「苦しみ」はあったのですが、あの内臓的苦痛を思い出すと何とか耐えられた気がします。
新任で、新設校の3年生の担任という無茶苦茶な「試練」に耐えられたのも、石神井の肉体的苦痛や航海実習での内臓的苦痛に耐えられたからかも知れません。
 船での「ゲロ」の話も子ども達には必ずしました。特に、胆汁を吐くシーンと食事当番で気持ち悪くなって、自分のゲロで食器を洗うシーンでは、みんな笑い転げて聞いていました。
自分が苦しかったことを子ども達に伝えることは、苦しさの向こうに「幸せ」があることを伝えることかも知れません。

今日の写真1.2.3
昨日のパリの写真です。エッフェル塔にルーブル美術館にセーヌ川・・・僕の代わりに、北大テニス部で1年後輩の崇が行って来てくれました。このルーブル美術館にはいつか空を連れて行ってみたい・・・そう思います。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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