3月11日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第70弾  2019年3月11日(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第70弾  2019年3月11日(月)  たかやん

川掃除のお知らせ
今月の黒目川の川掃除は24日(日)に行います。みんなで海に流れていくプラスチックを減らして、海の生物をマイクロプラスチックから守りましょう。
川掃除は9時に栗原1丁目公園に集合です。途中までの参加も途中からの参加も大歓迎です。栗原一丁目公園からスタートし、土手の上を馬喰橋まで掃除し、そこから川の中に降りるチームと土手を行くチームに分かれて、神宝大橋まで遡ります。最後に栗原一丁目公園まで土手を掃除して、終わりです。11時頃には終わります。
夕方17時から石神集会所で反省会があります。反省会だけの参加も大歓迎です。
連絡は090、6497、5737 たかやん  までお願いします。

朝勉396
高校化学の「酸化・還元」反応式や半反応式をちょっと確認したのだった。

トレーニング203
今日もスクワットとチューブだけ。血糖値が下がらなくなってきたぞ・・・・まずい。

2年6組
「たかやん、うちのクラスの子ども達が怒ってましたよ」『ん?なんで?』「先週、休んだ時、自習課題も出さないで休んだでしょう」『え?そうだったっけ?』「代わりに入った先生も何をしたらいいか分からなくて、困ってましたよ」『そっか・・・ごめん。』「テニス部の子達も怒ってました。もう7週間も練習に来てないって・・・」『そう・・・』星野良介は五中2年6組の担任で陸上部の顧問、どうやら子ども達の愚痴を聞いてくれたらしい。
(まずいぞ・・・夢じゃないよな・・・ほっぺを叩くが、目は覚めないから・・・これは現実だ。)どうしようもなく、だらしない教師としての自分に直面して・・・6組の子達とテニス部の子達に申し訳ない気持ちで一杯になった。そして、後輩なのに先輩の僕にそのことを伝えてくれた良介に感謝したところで・・・・目が覚めた。(夢でよかった・・・)
危うく、最低の教師になるところだった。中学校を辞めて、もう20年以上経つのに・・・今でもこういう夢を時々見る。その度に焦るのである。
*この夢、ちょっと面白いのです。僕が五中の1期生3年4組の担任として教師生活をスタートさせたとき、2年6組の理科も受け持ったのです。これは厳しかったです。新任ですから、2倍の準備が必要でした。しかも、2年6組は1回しか授業ができません。3年生は4クラス教えていましたから、同じ授業を4回できるのです。詰まり、毎日頭の中は二つの「授業案」「実験の準備」が平行していた訳です。その意識が未だに僕の脳には「記憶」されているのかも知れません。星野良介先生は五中の現役の理科の先生ですから、僕が2年6組の理科を担任することは、ほぼ無い筈なのですが、夢の中では気がつきませんでした。

見送り・・
今日も庭から出ていく空を見送った。雨の中、空は傘を差しながら五中に向かってちゃんと右側を歩いて行った。今週でこの光景も見納めになる。今週の金曜日、空達は五中を卒業する。

9時過ぎ
控室に到着。スーツに着替えて・・・コーヒーを飲みながら、和平、俊さんと雑談。ほっこりする時間である。

9時半過ぎ
一般質問がはじまる。今日のトップバッターは白井さん。10時半、残り時間9分で質問は続いている。傍聴は二人。お休みの方は4人。

13時35分過ぎ
質問している陽子(石島議員)が突然、涙声になった。「おむつを買えなくなったらどうしよう」と悩んでいる83歳の男性の声を議会で訴えていた時のことだ。苦しい市民の生活を考えて、一緒に泣ける陽子の感性が嬉しい。そして、在宅介護をしている83歳の男性の辛さを思うと、胸が痛くなる。奥さんを介護している男性の生の声だ。「新座市は年寄りを狙い撃ちするのか」と彼は言ったらしい。老々介護の実態、在宅介護の厳しさを市長はどう捉えているのだろう。「一番困っている人達の制度を削ることをどう思っているのか」陽子の質問は続く・・・

黙祷
あの3・11から8年が過ぎた。あの日、新座市議会は工藤薫さんが質問をしていた。突然の揺れは、議場を一瞬パニックにした。教師だった癖で、直ぐにみんなを出口に誘導し、議会事務局の人達にも外に出るように言って・・・僕も外に出た。道路から見た、第二庁舎の揺れが凄かった。僕らは怪我もせず、無事だったけれど、多くの方達が亡くなった。その数日後、僕らはトラックに色々詰めて、福島に向かった。あれから8年。福島はまだ復興はしていない。多くの問題を抱えているまま、8年の時が流れている・・・・。

嬉しいライン
親友に、空が県立に落ちて、私立高校に行くことを報告すると、こんなラインが来た。「おめでとう!楽しみだね」という内容だった。『ありがとう、そう言ってくれたのはお前だけだよ。』と返信すると、「これからの空の可能性って、楽しみ以外のなにものでもないじゃん!」と返ってきた。僕は嬉しかった。「残念だったね」ではなくて、心から空の進学を喜んでくれた親友に、感謝、感謝である。

無所属
共産党の工藤薫さんのチラシに僕と俊さんはショックを受けました。確かに僕らは「憲法改正に反対」ですが、その隣に工藤さん・公明党・平松大佑が並び「消費税10%中止」「介護保険料引き下げ」に対する賛成、反対が掲載されていたのです。「市民と語る会」も消費税10%には反対してきたし、介護保険料引き下げにも、勿論反対してきました。でも、この書き方には違和感がありました。確かに今の自公政権にはうんざりしています。弱者が切り捨てられ、強者に都合のいい政治が続いているからです。「憲法」「消費税」「保険料」僕らが共産党の考え方と一致することは多いのも確かです。しかし、同じ選挙なのに、政党の候補者はバンバン街宣車が走り、チラシが配られ、戸別訪問も行われていて・・・無所属の大佑は「本人」という襷をつけてしか駅に立ててないのはおかしい・・・そう思いました。大佑は確かに保守系無所属かも知れませんが、「自民党」ではありません。僕らと意見が違うことが多かったのも事実です。しかし、政党に入っている候補者は選挙前でもスピーカーで名前を叫ぶことが許され、政党に入っていない無所属の我々は、選挙期間中にしかそういう活動が出来ないのはどう見ても不公平です。チラシを読んで、大佑が可哀そうになりました。

体験
19時からは塾。新中三の子が体験に来てくれた。毎年思うのだが、「募集」をしていないのに、来てくれるのだから、本当に嬉しい訳で・・・実に有意義な90分を3人で過ごしたのだった。そして、後半には新中一、中二の子達が体験に来てくれて・・・これまた超楽しい時間になったのだった。みんな、来てくれてありがとうね!!

教師を目指す人へのメッセージ    第358弾!   3年生の担任の仕事

 8日(金)県立の合格発表が終わりました。3年生の担任の先生達は合否に一喜一憂したことでしょう。確実な高校だけを受験させていれば別ですが、大いにチャレンジさせたクラスは複数の子ども達が涙を流したかも知れません。進路指導のベテランは「落とさないこと」が進路指導だと言うかも知れませんが、それは違います。僕自身も常に「挑戦」させていましたし、クラスで10人以上が「公立一本」という無茶な挑戦にも付き合ってきました。その結果、「二次募集」もあれば、「都立の二次募集」という経験もしました。
 大切なことは「合格」させることではありません。自分の力で行きたい高校に「挑戦」させることが大事なのです。担任は子ども達の「挑戦」に寄り添うだけです。そして、合格したら共に喜び、失敗したら、「共に悲しみを乗り越えていく」・・・それが3年の担任の仕事です。
 今回の受験で我が家の息子は受験する学校を全て「自分で選択」しました。その「選択」を若い担任の先生も尊重してくれました。その結果は厳しいものでしたが、「受験できない後悔」に比べたら、悔いはないのではないでしょうか。
 受験の失敗は15歳の子ども達にとっては辛いものです。でも、その辛さの先にあるのは「逞しさ」であり、仲間への「優しさ」であり、共に泣いてくれた先生への「感謝」であるのです。
3年生の担任の先生達には「これから君たちが行く学校が、君たちにとって、一番いい学校なんだ」という言葉を卒業していく子ども達に掛けてやって欲しいと思います。「今一緒にいる友達を大切にすることは勿論だけど、これから出会う、友達を大切にするんだよ」そう言って欲しい。僕らは50年前に担任の河合隆慶先生にそう言われて、卒業しました。
 今回の受験で我が家の息子は思い切った「挑戦」をし、その結果、いつも応援してくれている「素敵な仲間たち」の存在と、「自分に寄り添ってくれた先生達」の存在に気がついたことでしょう。親としても、3年2組の子ども達、陸上部の仲間たち、そして3年2組の若い担任の先生に感謝の気持ちで一杯です。「受験の失敗」は「人生の失敗」ではありません。長い人生で失敗を乗り越えていく力を付ける為のトレーニングなのです。その失敗に寄り添ってくれた先生達にとっても、「失敗を一緒に乗り越える」トレーニングだったのです。
担任の先生には勿論、息子を応援してくれていた顧問の先生達、そして息子と一緒に泣いてくれた学年主任の先生にも感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

今日の写真1
朝、五中に登校していく空の後ろ姿です。この姿を見送るのも今週で終わりです。中三の親はみんな僕と同じような気持ちで子ども達の後ろ姿を見送っているのですね。子ども達が登校していく後ろ姿を見送れる僕は幸せだなあと思いました。

今日の写真2
市役所の駐車場が着々と出来上がってきています。ここが出来上がると、「新庁舎」らしく、なるでしょうね。駐車料金が発生するのが気になりますが・・・

今日の写真3
我々がショックを感じたチラシです。「憲法改正反対」で名前が載るのは全然構わないのですが・・・・

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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