3月17日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第76弾  2019年3月17日(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第76弾  2019年3月17日(日)  たかやん

川掃除のお知らせ
今月の黒目川の川掃除は24日(日)に行います。みんなで海に流れていくプラスチックを減らして、海の生物をマイクロプラスチックから守りましょう。
川掃除は9時に栗原1丁目公園に集合です。途中までの参加も途中からの参加も大歓迎です。栗原一丁目公園からスタートし、土手の上を馬喰橋まで掃除し、そこから川の中に降りるチームと土手を行くチームに分かれて、神宝大橋まで遡ります。最後に栗原一丁目公園まで土手を掃除して、終わりです。11時頃には終わります。
夕方17時から石神集会所で反省会があります。反省会だけの参加も大歓迎です。
連絡は090、6497、5737 たかやん  までお願いします。

朝勉403
今朝は朝読書。たまにはいいよねえ・・・・。

教科書
朝から、高校の教科書を買いに出かけた。親は教科書。空は家で高校の課題という作戦である。教科書と副教材の多さに驚いた。その重さと言ったら・・・かなりの重さだった訳で・・・・教科書の内容を少し見ただけで、この1年の空の頑張りが見えるような気がしたのだった。

テニス
今日も昼からテニス。哲ちゃんがいたので、「やろうぜ!」と声を掛けて・・・高橋さん、森平さんのペアとダブルスをやった。最初のセットは6−0で調子よく勝ったのだが、次の
セットは1−6で負け・・・俺の人生の様に波のある試合だった。その後は年子さんと組んでミックスダブルス。この試合も5−5から5−6で負けてしまった訳で・・・まだまだ本調子とは言えないなあ。

トレーニング208
今日は久しぶりにランニングをして、素振りとスクワットとチューブtraining。昨日も走ったのだが、昨夜の夕飯に餃子をたらふく食べてしまったら・・・血糖値は上がっていた訳で・・・・とほほほほ。

美佐緒
夜、突然美佐緒から電話が来た。関西弁で「とうやん、体調大丈夫なんですか?」『え?美佐緒?どうしたの・・・?』「最近、日記が直ぐに更新されてないから、心配になって・・・」『ああ、忙しくて書けない日があるのよ・・・心配してくれたの?』「そう、賢一も色々あったっていうし、そういう歳だから・・・」『大丈夫だよ。ありがとうね、心配してくれて・・・』井上美佐緒、五中4期生の3年2組(僕は3年1組)・・・・・現役の高校教師はきっと、離れていても、僕の日記をずっと読んでくれていたのだろう。ふと、僕のことが心配になり、電話をしてくれたのだと思う。美佐緒が僕のクラスになったことは一度もない。それなのに、こうして電話をしてきてくれるのだから、教え子達の「愛の深さ」に涙がでそうになる。五中で出会った愛情一杯の子達の為にも、健康に気をつけて、長生きしなくてはいけない。

長生き味噌汁
「医者が考案した長生き味噌汁」という本を買った。頭のどこかで、(このままではいけない!)そう思っていたのだろう。頭にスッと入って来て、美味しい味噌汁の香りが漂ってくるような、そんな幸せな気持ちになった。白みそ、赤みそ、玉ねぎ、リンゴ酢という材料だけで、「味噌玉」なるものを作って、冷凍させて味噌汁を作るのだが・・・空にも空ママにも食べさせたい・・・そう思ったのだった。

教師を目指す人へのメッセージ    第364弾!   怒る母、褒める父

 さて、これは我が家の昨日のお話です。朝から友達が遊びに来て、どこかへ出かけるらしい空でしたが、どこへ行くのかは分かりませんでした。我が家に来たけんちゃんは小学校からずっと一緒の陸上部の仲間なので、二人で、どこへ行くのか・・・余り気にせず、僕はテニスをしに行きました。そして、昼に戻ってくると、二人はどこかへ行ったようでした。
 夕方になっても、何の連絡もありません。空ママがラインで「どこにいるの?」と連絡しても、返事はありません。時計が7時を回り、8時になって、流石に心配になりました。「電話してみよう」ということになり、空ママが電話すると「今、神奈川県。二人で自転車で帰っている途中」「1時間くらいかかると思う」と言ったそうです。『自転車で行ったの?』「そうみたい」『神奈川から自転車・・・・』「うん」その時点で少なくとも3時間はかかるな・・・経験上、空父はそう思いました。
 そして、空は11時過ぎに戻ってきました。空父はホッとしました。9時には世田谷、10時には調布と電話で自分たちの位置を説明できていたので、慌てて戻って、事故にあわないように『兎に角、気をつけてね!』と伝えていたからです。
 空ママは怒りました。11時過ぎまで戻らないなんて・・・「補導されたらどうするの!」「自転車で神奈川まで行くなんて、交通事故に遭うかも知れないでしょ!」「もっと早く、向こうを出発すればいいのに!」と、母親としては実にごもっともな怒りでした。でも、空父は「よくやった!」と二人を誉めたい気持ちで一杯でした。
 確かに帰宅が11時を過ぎて、親を心配させたことはいけませんが、お金を使わず、自分達の体力で神奈川まで行って、その日の内に無事に戻って来られた経験は、二人のこれからの人生にとって、とても大きな自信になると思うのです。小さい頃、同じような「冒険」を沢山してきた空父は、「流石に俺のDNAだぜ・・・」と、嬉しくなりました。でも、母親が怒っているのに、父親が褒めては・・・母親の怒りは倍増するに決まっています。空父は母親の怒りをなだめることに集中しました・・・それでも空を怒ろうとしない、空父に空母の怒りは収まりません。でも、流石に0時を過ぎると、寝る時間になりますから・・・・・・「おかえり」「疲れただろ」僕は空を叱らずに済みました。
 母の怒りは空に対する愛情の証であることは確かなことです。そして、父の空への思いもまた空に対する愛情だと思うのです。両親にそういう心配をかけてこなかった母と両親が心配するようなことばかりやってきた父の「許容範囲」は違って当たり前です。
 大事なことは、その違った形の「愛情」が子ども達に伝わるかどうかだと思います。同じことをしても、怒ったり、褒めたり・・・母親と父親では見方が違うのだと思います。勿論、「弱い者いじめ」をしたり、「人に迷惑」を掛けたり、「自分の体を壊す」ようなことをしたら、両親揃って怒らなくてはいけません。しかし、両親がいつも揃って、子ども達に対して「同一歩調」「同一行動」で迫ったら・・・子ども達に逃げ道は無くなるでしょう。逃げ道が無くなった子達は親の為に「自分を殺す」生き方をするか、親に反発し親に自分の人生をコントロールされるのを嫌って、更に行動をエスカレートさせるかの二つに一つになっていくことが多いものです。そのどちらも、子ども達の為にはなりません。「自分を殺す生き方」を選択する子は、自分の子ども達にも同じ道を要求するでしょう。親にコントロールされないように生きるのは正解ですが、必要以上に行動をエスカレートすれば、危険な目に合う確率も上がっていくでしょうし、親の愛情を理解できなければ、自分の子どもに対する愛情にも自信が持てなくなります。
 僕は学校の生徒指導も同じだと思っています。学校で本当に叱らなくてはいけないのは「弱い者いじめ」であり、「学校の規則」を破ることではありません。「弱い者いじめ」は決して見逃してはいけませんが、「学校の規則」などは、大目に見る教師がいてもいいのです。
人の心を傷つけることと、教師の面目を潰すことを同じに見てはいけません。教師が「いじめ」と「規則」を同じように見ていると、中学生達にもその境が分からななくなり、「いじめ」のハードルが下がってしまうのです。人として許せないことと、学校のどうでもいい「きまり」を同じように見ては絶対にいけません。子ども達にも見分けがつかなくなるからです。
 子ども達は冒険をやってみたくなるのです。ちょっと悪いことをしてみたくなる・・・・それが子どもの本来の姿です。学校は「本当にいけないこと」と「どうでもいいこと」の違いを子ども達に教えなくてはなりません。人としてやってはいけないことを「いじり」とかいう言葉で認めてはいけないのです。詰まらないことで怒る教師はいてもいいんです。でも、みんながみんなそういう態度で接したら、子ども達の心は歪んでいきます。そのことをどうか忘れないでください。

今日の写真1
読んでショックを受けた本です。子ども達の虐待を防ぐには「児相」の構造を変えなくてはいけない。そう思いました。

今日の写真2
美佐緒の為にも、この本で紹介されていた「味噌汁」を毎日飲んで、元気になりたいと思いました。

今日の写真3
夕飯の前に「納豆・ヨーグルト・卵焼き」を頂きました。何でも混ぜればいい訳ではないのですが・・・間違いなく、体にはよさそうなので、美味しく頂きました。(笑)

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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