4月15日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第105弾  2019年4月15日(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第105弾  2019年4月15日(月)  たかやん

朝勉433   
三週目の英語会話がはじまった。記憶しなくてはならないダイアログがどんどん増えていくのだが、それが「英会話力」「英語力」に繋がると思えば安いもので・・・昔は、岸辺先生や真由美ちゃんと一緒にやってもらったトレーニングを今は僕が先生になってやっている訳で・・・あの頃を思い出して楽しいのである。

東久留米東口
7時過ぎ、空を送っていくと、共産党の永田さんが立っていたので、挨拶した。選挙前だけでなく普段から駅立ちをしている人にはどうしても仲間意識が芽生えるのである。


「NHKから国民を守る党」の智から久しぶりに電話があった。川口では和久が「NHKから国民を守る党」で出馬しているし、嘗ての仲間たちが市外で頑張っている。出来たら新座市で一緒に頑張りたかったが、新座以外の場所であっても、どこであっても頑張ってくれたら、嬉しい。東久留米は27分の22というから、厳しい戦いになるだろう。駅立ちで2000枚のシールを取って貰ったと言っていたから、市民の関心も高いのかも知れない。国民から高い受信料を取っておいて、職員の平均年収が1000万超じゃあ、国民が怒るのも無理はない。新座市議会出身の二人がどんな戦いを見せてくれるか、楽しみである。

タイガー
何年振りかでタイガーウッズがマスターズを制覇した。ボロボロになった人が復活するのを見るのは楽しい。不良が勉強を始めるのを見るのは楽しい。非行少年だったが先生に恵まれ更生して、教師になった人間が言うのだから間違いない。

アイス
長男の亮と二人で母さんのところに行った。
亮の手を握り、喜ぶ母さん。しかし、直ぐに眠ってしまう。兄貴がやってきて、ハーゲンダッツのアイスを亮に渡す。それをばあちゃんに食べさせる亮。愛する孫にアイスを食べさせてもらう母さんは幸せである。「母さんの手の感触って昔と同じなんだよねえ」と兄貴に言うと「そうなの」と不思議そうな顔をした。帰る時、「じゃあね、いい子にしているんだよ」と母さんの頭をなでて言うと、母さんは嬉しそうにニコっと笑ったのだった。

会議
今日も大規模修繕工事のことで、ミニ会議。大規模改修は思ったより大変なのである。管理組合の役員になりたくない・・・という人の気持ちが分かるのである。みんなの不利益にならないように僕らは頑張るだけである。


19時からは塾。マイナス言葉が習慣になっている娘に「プラス思考」の重要性を伝えたのだが・・・伝わっただろうか・・・
後半は全学年が揃っての塾。これがまた面白かった訳で・・・子ども達の笑顔が最高だったねえ・・・。

教師を目指す人へのメッセージ    第393弾!   駄目ずら?

10月26日朝
6時に安孝に起こされ、テニスコートへ。試合をやった後、7時40分1組へ。みんなもう来ていた。『さあ、やるぞーっ!』「いえーい」『黄色は後ろ、ピンクは廊下、緑は前、青は窓。どんどん貼って!』「おーす」『おーい、美佐子、考察の紙、書いてくれよー。』「はーい」『ねー、俺、まだ書いてないんだよ。やっぱ書かなきゃ駄目?』「だめ」「勿論」『よっしゃ!じゃ書くか。黄色で書くぞ』40分後、教室はしっかり綺麗に片づけられ、そこには42人の詩が・・・

駄目ずら?
おらあ、サンダルで来れるような学校に憧れるずら 
決められた服を着て、決められた靴を履いて  
決められた校則を守ればいい子ずらか?
服装や格好だけで 人を見ちゃ 駄目ずら
もっと 人の長所を見て それを生かしていくのが先生の仕事ずら
そういう風に育てていくのが学校ずら
規則ばっかしに振り回されちゃ 人の長所が伸びないずら
短所がそのまんまずら  学校は本来 楽しいところだ ばってん
                          1985年 10   雅臣

体罰
先生は体罰に興味を示したね
私は体罰をする先生は好きじゃない
昔は随分していたけど そんな先生は好きじゃない
今の先生みたいに ずーっと、ずーっと体罰やめて欲しい
私は先生に 体罰をして欲しくない      1985年 10月 寛子

規則
ベランダに出てもいいじゃないか
自転車で来てもいいじゃないか
靴の色は自由でもいいじゃないか
私服で登校してもいいじゃないか
と僕は思う
               1985年  右文

*色んな人が見に来てくれた。色んな感想を聞かしてもらった。「いいねえ」というものもあれば、「ふざけるな」というのもあった。木下先生は全部の詩をゆっくりと読んでくれた。そして15分くらい俺と語った。「国語の授業で詩を書けと言うと、なかなか書かないけど、こうして見ると、上手いねえ」『ええ、結構いいセンスしてるのあるでしょう。』「うん、沢山あるよ」『どうですか。読んでみて・・・』「うん、ヨーロッパじゃこれが普通だからね」『え、ルーマニアだけじゃなくて?』「いや、殆どみんなそうじゃないかな」『自由なんですか?』「そう、勉強はビシっとやるけれど、休み時間とか、服とか、勿論、自由だね」
『へえ。』「掃除も生徒はやらないしね」『でも、ゴミを捨てないという指導はある』「そう」

『一生懸命』幻の学級通信第115弾! 五中10期生の2年1組 1985年10月26日から
*昨日の日記の意味がようやく分かりました。このクラスは文化祭で「詩」を発表したのでしょう。その中には僕の詩もあって・・・それをミヤモツが読んで、感想を書いてくれたのだと思います。
この中の雅臣と右文の詩は流石、僕の教え子だと思いました。僕がショックを受けたのは寛子の詩です。寛子は「体罰をする先生は好きじゃない」と書いています。この先生は間違いなく僕のことです。先生を“たかやん”に置き換えると、この詩の意味が分かります。

体罰
たかやんは体罰に興味を示したね
私は体罰をするたかやんは好きじゃない
昔は随分していたけど そんなたかやんは好きじゃない
今のたかやんみたいに ずーっと、ずーっと体罰やめて欲しい
私はたかやんに 体罰をして欲しくない      1985年 10月 寛子

*読んでいたら、泣きそうになりました。僕のことは好きだけど、体罰をする僕は嫌い・・・僕のことを思ってくれる寛子の詩は34年経っても、色褪せることなく僕の心に響いています。寛子、ありがとうね。
そして、キノッピー。五中にいる時は勿論、六中に行っても、いつも僕の味方でした。六中テニス部のよき理解者であり、いつも応援してくれていました。学校教育部長の時、二中で陵平が死んだ時も、キノッピーは泣いてくれました。本当に感謝しています。甲神嵒、川島勝治、そして木下保則の埼大トリオは、いつまで経っても僕らの憧れの先輩なのです。
6時に僕を起こして、試合をしてくれた安孝にも感謝です。1時間半は戦ったのでしょう。この日は僕が勝ったのかな。まだ2年生の10月ですから、僕が勝ち続けていた時期かも知れませんね。安孝が中学時代の通算成績は165戦で僕の150勝15敗。後にも先にも僕とこれだけ試合をした中学生はいません。そして、安孝程強くなった子もいませんでした。この日も165分の1の試合だったのでしょう。6時に僕を起こすには5時半前にテニスコートに来て、1人でローラーを引いたということです。それを毎日のようにやった中学生の安孝に頭が下がるのです。


今日の写真1
先週の土曜日、僕を朝練に誘ってくれた恒さんです。常さんとの練習は本当に楽しくて・・・その日、一日が楽しくなります。この日も、そういう一日になりました。恒さんと練習していれば、間違いなく七大戦では勝てるでしょう。


今日の写真2
常さんとの練習の後、僕とテニスをしてくれた仲間です。彼らとの試合は勝ったり負けたりで・・・本当に面白い訳で・・・・。

今日の写真3
母さんにアイスクリームを食べさせている亮です。久しぶりに母さんの部屋に笑い声が響きました。ばあちゃん思いの亮に感謝、感謝です。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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