5月17日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第137弾  2019年5月17日(金) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第137弾  2019年5月17日(金) たかやん

朝勉464
その電話は賢からだった。「もう1時間もみんな待ってますよ。まだですか?」『ああ、悪い、もう着いたよ。今そこに向かってる。』今日は東北大との定期戦。それなのに後輩達を待たせて遅刻してしまった。新宿駅で切符を買おうとするが、小銭がなく・・・ホームを間違えダッシュする。しかも、ラケットをどこかに忘れてきてしまった。冷や汗が出た。
『誰か、ラケット貸してくれ!』そこで目が覚めた。賢は五中テニス部の教え子。東北大との定期戦なのに・・・夢の中ではラケットを忘れてしまったということだけに集中し、賢のことは気がつかなかった。新宿駅というところも・・・・不思議な夢だった。目が覚めたのは4時。駅立ちがなくても、自然に目が覚めるようになってしまった。でも、よかった。ラケットを失くしてなくて・・・朝勉は6時から7時まで。今日も英語しかできなかった。とほほほほ。

7時20分
久しぶりに空を東久留米に送っていく。昨日から我が家の車は車検で・・・代車で送っていった。駅に向かう人の顔を見ると、知っている顔が何人もいた。空は勉強も水泳も頑張っている。昨夜も帰ってきたのは22時過ぎ。机に向かっている時間も多くなってきた。

人権作文
9時から久しぶりに鍼。駅立ちで疲れた体を鍼で癒したのだった。特に右膝に痛みがあり・・・そこで話題になったのが「人権作文」。どうやら、小学生に「人権」の何たるかの授業もせずに「人権作文を書いてこい」という宿題が出ているらしい。作文が大の苦手だった僕には、小学生達の「悲鳴」が聞こえてくる。人権作文を書いて欲しければ、「人権」と「作文」の授業をちゃんとやることだ。人権と言いながら「子どもの権利条約」を理解できていない教師が多くないか・・・・?

朝練
明日の朝は前から約束していた朝練。本当なら今日も練習をしたかったのだが、膝の痛みが気になったので、完全休養日に。体のどこかに痛みが出ると、「健康」であることの有難みが分かるのである。

高齢者
最近、高齢者による事故が増えてきた。65歳の高齢者になってしまった自分としては、微妙な気持ちになる。65歳でも、頭と体を鍛えた65歳もいれば、何もせずに「老化」してしまった65歳もいるだろう。65年も生きていれば、体力にも知力にも判断力にも「差」が出るのは当たり前である。それを一括りに「高齢者」と呼ぶのはどうなのかねえ。
免許の更新時に「運動能力テスト」「交通ルールのテスト」に加えて「学力テスト」なんかをしてくれれば、40代は勿論、30代くらいまでには勝てそうだ。それにしても、いつの間にか「高齢者」の仲間入りとは・・・・とほほほほ。いずれにしても気をつけないといけない。高齢者が運転する車と自分自身の運転に・・・・。


夜は塾。今日も英語だけに集中した3時間である。教えるということは、それだけ自分が勉強していないといけない訳で・・・歳など取っている暇はないのである。今日もマンツーマンで頑張った二人であった。

教師を目指す人へのメッセージ   第424弾!     作文

 僕は作文が苦手な子どもでした。大の苦手でしたから、学校の先生に一度も褒められたことはなく、自分には作文を書く力がない・・そう思いこんでいました。僕が作文を書けない、一番の理由は本を読んでなかったからだと思います。本を1冊も読んでなかった子が文章を書ける訳がなかったのです。両親も兄も読書家でしたから、家には本が溢れていましたが、僕は完全にアウトドア派というか、体育会系というか・・・外遊び専門の子だったのです。
 漢字も読めず、字は汚く、作文を書く要素が一つもない・・・それが小さい頃の僕でした。今の時代の埼玉に生きてなくてよかったと思います。当時の新宿の小学校には全員提出の「人権作文」なんていう宿題はありませんでしたから・・・。
そもそも、小学生の僕には「人権」の意味は全く理解できなかったでしょう。
 作文を書けない子には「作文の書き方」を教えてやることです。「何枚以上」ではなく、「短くてもいいから、自分の言葉を文章にする」ことを教えてやってください。「人権」の意味も分からない子に、「何枚以上」という宿題を出すのでは、子ども達から「作文力」を奪ってしまいます。「宿題」を出す以上は、その作文を添削して、「指導」しなくてはなりません。「何枚以上」という制約を付けるのであれば、添削する量も増えるという覚悟が必要です。その覚悟がないのなら、「何枚以上」という制約をつけてはいけません。文章の良し悪しと「長さ」は違うのです。「人権」のことを本気で教えたいのなら、教師が「人権」を学ぶ必要があります。県教委や市教委から学校に「課題」が出されているのかどうかは知りませんが、常に子どもの側に立って、考えて欲しいと思います。
 作文が大の苦手だった子が、今は毎日文章を書いています。僕の文章が上手かどうかは、人によって評価は違うと思います。ただ、毎日書いていれば、誰かの力になることもあるでしょう。誰かに僕の考えが伝わることもあるでしょう。僕は僕の子ども達(本当の息子達と沢山の教え子達)の為にこの日記を書いています。彼らが大きくなって、何かにぶつかった時・・・生きるのが苦しくなった時、僕の書いた文章を読んで、また歩きはじめてくれたら幸せです。

今日の写真1
昨日の朝霞台での駅立ちも5時半からのスタートになりました。7時から8時に立つ人が多いのですが・・・一度5時半からやると・・・7時からはとてもやれません。

今日の写真2
朝霞台に初めて立った、「たかやん幟大」です。朝霞の人達は「何じゃこりゃ!」と思ったでしょうねえ。ふざけた幟です。たかやん?あのマークは何?ですよねえ・・・。

今日の写真3
最初、ポスターはこの向きに置かれていましたが・・・直ぐに、向きが右方向に変わりました。そのせいかも知れませんが、僕から見て右方向から来る方に「一生懸命」を多く持って行ってもらいました。バス停は左側なので、不思議でした。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・


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