5月19日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第139弾  2019年5月19日(日) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第139弾  2019年5月19日(日) たかやん

朝勉466
5時半・・・「夜中、ずっと喋ってたよ。六中がなんとか、かんとか・・・」『あっ、そう・・・』思い当たらなくもない・・そんな夢を見ていた気がする。少し寒気がしたが、気のせいだと思うことにして・・・・そこから英語と高校数学を少々。高校生たちも来週からいよいよテストがはじまる訳で・・・

二項定理
塾の卒業生から数学の質問がラインで来る。二項定理を思い出し、ラインで解答を送信する。中学生達からもラインで質問が来る。朝から忙しいのである。

174弾
午前中は174弾の作成と通告の作成に燃えてみた。と、言っても・・・かなりいい加減で、録画しておいた韓国ドラマを見ながらの作業だった訳で・・・本番は月曜からの3日間である。

まずい!!
亮と二人で母さんのとことへ行った。「食事がまずい」「もう食べたくない」「お煎餅食べたい」「今、果物何が出てる?」と食べ物に対する要求が凄かった。そりゃあ、そうだ。寝ているだけ、なのだから、一番楽しみなのは食べること。人生の最後に食べたいものを食べたい筈だ。久しぶりに、大正女の「頑固な意地」を見たような気がした。


夜の7時からは塾。中学生達が続々とやってくる。彼らの質問に即座に答えるのが僕の仕事である。そして、勉強の楽しさとやり方を伝授するのが僕の本当の仕事なのだ。


教師を目指す人へのメッセージ   第426弾!    考えない場所

 子ども達が「宿題」「課題」の多さに苦労している話は何度も書いてきました。ずっと「教育」に携わってきた者として、みなさんには「宿題」「課題」の目的は何なのかを自分で考えられる教師になって欲しいと思います。
 子ども達の学力に「格差」があることは、若いみなさんにも分かると思います。中学校では勿論、小学校でも学力格差は広がっているのが現状です。その子ども達に「同じ課題」を「大量」に出していることが問題なのです。
 子ども達の脳は「出来ないことが出来た時」に喜びます。だとしたら、「出来る問題」を大量にやらされる「出来る子」にとっては、「課題をやる」ことは人生の貴重な時間の「無駄遣い」にしかなりません。その一方で、「出来ない子」にしてみれば、大量の分からない問題と向き合わなくてはならないのですから、「夢も希望もない」状態になりながら、「勉強の苦しさ」をただただ味わうことになります。
 どちらの子の脳も「喜ぶ」状態にはなりません。「やらされる勉強」では、子どもは伸びないのです。精神的に苦しいことに「耐えられる子」を大量に作り出すことが、その「目的」であれば、そういう意味のない「課題」も、何かの役には立つのかも知れません。
しかし、新しいアイデアや新しい仕組みを考えられる子ども達は育たないでしょう。弱者に思いやりのある人に育つはずもありません。精神的に苦しいことに「耐えられる子」が弱者の気持ちを推し量ることができるようになるかと言えば、大いに疑問だからです。
子ども達には色々な可能性があります。「音楽」の勉強をしたい子もいれば「芸術」に興味のある子もいるでしょう。「保育」や「医学」を目指す子もいれば、「教育」や「体育」を人生の目標にする子もいるはずです。今はネットの時代です。自分が学びたいことはいくらでもパソコンからも学べる時代なのです。子ども達が自分で学ぶことができるのに、その機会と時間を奪うことは「教育」ではありません。
 学校という場所が「考えない」場所になって欲しくありません。教師が「課題や宿題」の目的を「考えず」に、今までやってきたからと「大量に出す」・・・子ども達は「内申が下がるから」と何も「考えずに」宿題・課題をやるのでは、「学力向上」など夢の又夢なのではないでしょうか。
 これからの日本には多くの課題があります。自分の脳みそで考えられない馬鹿な政治家達に任せていたら「農業」や「水」が外資に売られてしまいます。
「学校」までも狙われているのですから、恐ろしい時代になりました。「格差社会」に生きる子ども達には「経済的徴兵」さえ待っているかも知れないのです。AIに負けない子ども達にするには、今こそ「学校」が「考える場所」にならなければなりません。
教師を目指すみなさん、そう思いませんか。


今日の写真1
いつの頃からか、新座駅で会えなくなった正一さんと今回、朝霞台で会えて、本当によかったです。会えなくなった人にまた会えたのですから、もう朝霞台はずっと続きます。

今日の写真2
久しぶりに遠さん(五中8期生テニス部)にも会えて嬉しかったです。「あれ!どうしちゃったんですか?」と遠さん。『遠さんに会いたくてさ・・・・』「えーっ!」

今日の写真3
食べたいものが食べられない!と、怒る母さんでしたが、いつものようにSNOWでツーショットを撮ると・・・笑ってくれました。本当は母さんが好きなものを食べさせて、笑顔にしたいのですが・・・・。もし自分だったら・・・「最後に好きなもの食べてから死にたい!」「死んでもいいから食わせろ!」そう言うんだろうなあ・・・

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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