5月20日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第140弾  2019年5月20日(月) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第140弾  2019年5月20日(月) たかやん

朝勉467
5時、清々しい気持ちで目が覚める。そのまま、朝勉に・・・こういう日は仕事が捗る訳で・・・朝からいい感じである。

7時過ぎ
空を東久留米まで送り、戻ってきたところで、ランニングしていた一久とバッタリ。中学時代と何も変わらない笑顔を見て、幸せな気持ちになったのだった。
それから、朝ごはん。どうやら体調は戻ったらしい。中高生の定期試験直前である。病気などしている暇はないのである。

8時半
玄関の片付け開始。大きな荷物を庭に移動していく。庭のドアから入らないものは、家の中を通して運んだのだが・・・ココアが興奮して、玄関から脱走。油断も隙もありゃしない。2時間後。誰の力も借りずに、移動が完了したのだった。


10時半からは塾。気合を入れて、英語に集中した。英検は来月。数少ないチャンスはものにしないといけない訳で・・・。

通告原稿
6月議会の通告原稿を書いている。質問の数が8つ・・・悩むねえ・・・。でも、締め切りは23日。まだ時間はある訳で・・・せめて7つに絞りたいのだが・・・。無理だろうなあ・・・。

174弾!
そして、174弾・・・。これは、特に締め切りはないし、全て自分に直球で返って来るから気楽である。問題は衆参同時選挙だ。これが7月にあるとなると・・・ま、いっか。俺は俺のリズムで、気にしないで駅に立つとしよう。


夜は塾。前半は個別で後半は集団。個別は個別の面白さと難しさがあり、集団は集団で面白さと難しさがある訳で・・・どっちと向き合っても、幸せな自分がいる訳で・・・今日は新しく「体験」に来た子がいて、更に楽しかった訳で・・・

21年間
面白いのは、「たかやん塾」はずーっと「生徒募集」「宣伝」をしていないということだ。それでも毎年「体験」に来てくれる子達が何故かいるといるのだ。塾に来る子達とその親の「口コミ」だけが頼りという、何とも頼りない、しかし、有難い方法でずっと、たかやん塾は21年間も「存続」しているのである。感謝、感謝である。


教師を目指す人へのメッセージ   第427弾!    感心・意欲・態度

 中学校の通知表には「感心・意欲・態度」という欄があります。みなさんは何を基準にそれを評価しますか。授業中の挙手や発言の回数、提出物の内容・・・そんなもので「感心・意欲・態度」を評価しようとしたら、プロの教師としてはアウトです。子ども達は「関心・意欲」があるから、手を挙げたり、発言をしたり、提出物を出すのではないからです。多くの生徒が「関心」も「意欲」もないけれど、「内申」の為に手を挙げ、発言をし、提出物をだすのです。これ、ちょっと考えると分かることです。
 プロの教師は授業という時間と空間の中で、子ども達の「関心・意欲・態度」を評価できなければなりません。授業で子ども達と向き合ってない教師は、数えられる「挙手」や「発言回数」提出物などでしか評価できなくなるのです。それは、生徒にとっては勿論、教師にとっても不幸なことです。
 「関心・意欲」があるのに、手を挙げたり、発言できない子など山ほどいます。「感心・意欲」があるのに、提出物が出せない子だっています。「関心・意欲・態度」をそんなもので測れると思っていること自体が教育者としてはアウトです。
 「関心も意欲」もある30点の子に、Cを付けていませんか。「関心も意欲」もない80点の子にAを付けていませんか。
 そもそも、生徒に感心や意欲がないのは、自分の授業が「詰まらないから」だ。そう思ったことはありませんか。「いい授業」をすれば、子ども達は自然に「関心」を持つはずです。あなた方が「いい授業」をすれば、子ども達は「意欲」を見せる筈です。
 もし、どうしてもそこを評価するのなら、「あなた方は子ども達に関心を持たせるような授業をしたか」「あなた方は子ども達に意欲を持たせるような授業をしたか」ということを「評価」すべきだと思うのです。詰まり、通知表に沢山のAを「関心・意欲・態度」の欄に付けた人が、いい授業をしたことになり、沢山のCを「関心・意欲・態度」に付けた人は、授業が下手糞ということになります。僕は息子の通知表をそういう風に見ていました。
 一番無能な教師は「気に入らない」生徒にそこでCをつけます。「授業態度が悪い」「普段の生活態度が悪い」そんな理由でCを付けられた子達がその教科を好きになることは、まずないでしょう。折角、絶対評価になったのに・・・CどころかBが1つでもあったら「5」はつかない。そんなルールを決めている学校もあるようですが、誰だってテストで90点以上取ったら、「5」の資格はある筈です。子ども達みんなに「5」の力がつくようにするのは大変かも知れません。でも、そうなるように工夫するのが「本物の先生」だと僕は思います。クラス全員に「5」の力を付けるには、どうしたらいいのか・・・そう考えて授業やテストをしていくと、「課題」「宿題」や「提出物」は学校から無くなっていくのではないでしょうか・・・・。(明日に続く)

 
今日の写真1
旧庁舎の控室の僕の机です。空の絵がいつも僕の心を癒してくれていました。そして、この絵は今も僕の控室に貼ってあります。

今日の写真2
母さんの笑顔はいつ見てもいいものです。94歳になっても、僕を幸せな気持ちにしてくれるのですから、本当に偉い母さんです。困るのは、小さい頃からの母さんの教育で、虫を殺せない大人になってしまったことです。テニスをしていても、コートにいる虫たちを潰さないように気を遣っている自分がいます。我が家に入ってきた虫たちも、僕に見つかると外に解放されます。ひとみに見つかると、瞬殺されますが・・・

今日の写真3
塾の風景です。中一・中二・中三が揃っています。5教科×3学年=15教科・学年の質問が飛び交います。僕は一度も座ることなく、動き回り、ノートや問題集をチェックし、ホワイトボードで説明をし続けるのです。楽しいですよん。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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