6月20日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第171弾  2019年6月20日(木) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第171弾  2019年6月20日(木) たかやん

川掃除のお知らせ
今月6月の黒目川の川掃除は23日(日)です。今のところ、やる予定です。朝の9時に栗原一丁目公園に集合です。そこから、馬喰橋まで遊歩道を掃除します。馬喰橋から川の中に入り、土手を掃除しながら川を遡ります。栗原一丁目公園でごみを下ろし、さらに神宝大橋まで、土手、遊歩道、川の中を同時に掃除していきます。そこで、休憩して水分を補給したら、また栗原一丁目まで土手と遊歩道を掃除し、栗原一丁目公園でゴミを下ろして終わりです。トング、ゴミ袋、軍手はこちらで用意します。途中までの参加も途中からの参加も大歓迎です。午後5時から石神集会所で反省会があります。反省会だけの参加も大歓迎です。
連絡先 090 6497 5737 たかやん  まで。

駅立ちのお知らせ
6月の駅立ちは24日(月)からの予定でしたが、変更の可能性が出てきました。少しお待ちください。

朝勉498
今日は5時過ぎから母さんの隣で朝勉。女学校に行けなかった母さんはよく「英語がやりたかった」と言ってたっけ・・・母さんの分もやらないとね。

6時過ぎ
一度家に戻り、空を東久留米に送る。空の後ろ姿を見送りながら、母さんも今の僕のように高1だった僕を見送っていたんだろうなあ・・・そう思ったのだった。


ストレッチ9日目
こんな状態でもストレッチは続いている。脹脛と膝裏が痛い。それでも、少しずつ体が柔らかくなってきているのが分かるから楽しいのである。

生徒手帳
午前中は何もできないので、庭の荷物を片付けていると・・・高校1年生の時の生徒手帳が出てきた。その写真を見て驚いた。空とそっくりなのである。同じ年齢ということもあるのかも知れないが・・・久しぶりに「似てる」ことに気がつき、ちょっと嬉しい空父であった。

個室
母さんは緊急処置室から「個室」に移った。トイレ、シャワー、ソファー付きの個室で、なかなか快適そうである。ソファーが長くなるので、母さんの隣に寝ることもできる訳で・・・・

判断
兄と相談して、母さんの様子をもう少し見ることになった。今日人工心肺を止めるという判断は延期されたのだ。鼻からチューブを入れられ、人工心肺で息をしている母さんを見るのは辛いが・・・それでも、母さんの手が温かいということは、幸せなことな訳で・・・・


長男の亮が仕事帰りに寄ってくれた。母さんが脳梗塞で倒れた時に、ずっとリハビリに付き合ってくれた孫は、どんな気持ちで母さんを見ているのだろう。母さんを見つめる亮を見ていたら、急に胸が苦しくなってきた。


母さんのところに何度も一緒に行ってくれた高1の娘との個別塾がはじまった。悩みを抱えながらも、成長していく姿を見られることは幸せである。娘は確実に成長している。娘の笑顔が僕の原動力にもなっている。
後半は1年生と3年生の混合チーム。ピント外れの質問・答えを繰り返す中三女子とそれに同調する中一男子。余りにも似ているので、「姉弟なんじゃないの?」とからかう。一方で難関校の過去問にトライする中三の男女。大道寺学園には勝利するも、慶応女子に負け・・・『慶応女子に負けか・・・?』「負けませんよ」『答え見ようとしたじゃん・・・』「見ませんよ」今日も子ども達のお陰で、救われた気がする。

22時半過ぎ
母さんのところに向かい兄貴と交代。これから朝まで母さんと一緒にいられるという訳だ。個室になったので、テレビはあるし、冷蔵もある。パソコンもこうして使える訳で・・・
母さんの隣で日記を書けるのは、我が家に母さんがいた時以来である。

11時過ぎ
看護師さんが来てくれて、母さんのおむつを交換してくれた。「お布団大丈夫ですか?」「いつでも声かけてくださいね」今夜の担当も優しい看護師さんでよかった。

1時
看護師さんが母さんの痰を吸引してくれた。計器がピー、ピーっと鳴るのが気になるが、吸引の後は気持ちよさそうに眠るので、安心である。今日は布団無しで眠ることにしよう。


教師を目指す人へのメッセージ   第458弾!     合唱コンクール1

 前日の体育館の練習に担任は参加しなかった。『勝手にやってくれ』『俺ぁロボットの歌は聞きたくない・・』給食も1組で食べたし、帰りの学活も行かなかった。そして5時。学年会が終わって帰ろうとすると、下駄箱に手紙が入っていた。
・基礎英語やりたかったよ。授業の時、一生懸命考えて発表するようにするね。(くるみ)
・色々考えたけど、挨拶するようにします。(知子)
・タカヤンが一生懸命話をしていたのに、目を見て聞けなかった。前から発表はした方がいいと思ってたけど、小学校の頃から、そういうのが苦手だったから、どうしても発表ができなかった。まず、挨拶をすることからはじめて、発表する努力をしていきたい。(佳代子)
・反省もしてます。でも、それだけじゃいつもと同じだと思う。私達も悪いと思うけど、クラス全員で話し合って、みんなで解決した方がいいと思う。タカヤンは話しても同じって思ってるかも知れないけど、それじゃずっと変わらないと思うよ。少しずつでいいから、みんなで変わっていこうよ。怒ってるかもじゃなくて、ショックを受けているけど、2組の歌を聞けばいい気分なハズ。思い出にビデオを・・・。私達はロボットじゃなくて、生きているから。明日、一生懸命歌うよ! 僕らはみんな生きている!生きているから歌うんだ〜!
(えり、あきこ)
この手紙は効いた。担任はバッテリーを充電し、新しい8oビデオを買って、学校に行った。8時、教室に行くと、「おはようございまーす!」「おはよう!」と元気のいい挨拶がとんできた。『おはよう・・・』みんなの顔はとても生き生きしていた。そして、笑顔が多かった。僕はビデオを取り出して、最後の練習風景をビデオで撮り始めたのだった。

そして、合唱コンクール。「大地讃頌」は今までで一番だったし、2組の「青葉の歌」も今までで一番よかった。血の通った歌は人を感動させる。僕はぞくぞくしながら、2組の歌を聴いて、そして心の奥の方に大切にしまった。   ともや
『一生懸命』幻の学級通信第128弾!  1997年11月5日  新座二中 3年2組から

*片づけをしていたら、久しぶりに僕の最後のクラス、二中3年2組の『一生懸命』が出てきました。僕の記憶にあったのは、2組が素晴らしい歌声で「優勝」したことで、その前に事件があったことは忘れていたのです。
 

今日の写真1
これが石神井高校1年生の時の「学生証」です。パッと見た時、空の生徒手帳かと思いました。同じ年齢だったからかも知れませんが、ちょっと嬉しかったですね。

今日の写真2
母さんの個室です。人生の最後に、とても綺麗な部屋でとても優しい看護師さん達にお世話になっている母さんは、とても幸せなのかも知れません。

今日の写真3
真夜中の僕が見ている光景です。母さんの異常は計器の音が知らせてくれるので、こっち向きに横になります。母さんの顔は少ししか見えませんが、すやすや寝ているのは分かります。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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