6月22日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第173弾  2019年6月22日(土) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第173弾  2019年6月22日(土) たかやん

川掃除のお知らせ
今月6月の黒目川の川掃除は23日(日)でしたが、今回は中止にします。申し訳ありません。来月はまだ未定ですが、決まり次第連絡します。

駅立ちのお知らせ
6月の駅立ちは24日(月)からの予定でしたが、変更の可能性が出てきました。少しお待ちください。今のところ、五分五分です。

朝勉499
今日も5時過ぎから朝勉。5時50分、空の水泳の大会が川口であるので、外環を走り、久しぶりに青木町総合運動公園に向かう。懐かしい公園で空を下ろし、新座に戻ったのだった。

入稿
こんな状態で入稿もどうかと思ったが、174弾!を入稿した。石神3丁目にある印刷所にデータを渡す。これで月曜日からの駅立ちに間に合いそうである。

朝練
空は大会、そして僕はテニス。こんな時だからこそ、一生懸命生きなきゃと思う。僕らが幸せなことが、母さんの幸せだから・・・今日も宮下さんと練習をし、シングルスをやって、ダブルスをやって・・・幸せな時を過ごしたのだった。

ストレッチ10日目
いつの間にか、ストレッチも10日続いている。これで少しは怪我をしなくなるかも知れない。健康寿命を延ばす為のストレッチである。

堀之内病院
昼ご飯の後、空ママと二人で病院へ。院長先生と人工心肺をどうするか・・・相談をする。母さんは、人工心肺を嫌がっていた。父さんが最後、生かされていたのを一番間近で見ていたからだろう。「絶対に嫌」と言っていた母さんが、人工心肺を付けている。それが可哀そうでならない。
そして、母さんは人工心肺から自発呼吸に切り替わった。勿論、酸素は鼻からも口からも供給されている。人工心肺によって、無理やり呼吸することが無くなったということだ。母さんの凄いところは、最初の内は酸素濃度が下がったのだが、徐々に上がり始めたのだ。僕は少し安心して、我が家に向かったのだった。


来週から期末テストが始まる中学校があるので、夜は塾。「お母さん大丈夫なの?」「無理しないで」と子ども達も気を遣ってくれる。『大丈夫だよ。』『お袋が塾は休むなって言ってるんだ。』「そうなの?」『きっと、そう思っているから・・・』『塾が終わったら、朝まで一緒に居るから大丈夫だよ。』「うん」そして、今日も子ども達との2時間はあっという間に過ぎていったのだった。

22時半
堀之内病院に到着。兄貴と亮とバトンタッチ。また母さんと二人だけの時間がはじまる。これで母さんの隣に寝るのは3日目である。母さんは人工心肺を付けている時よりも、楽そうな表情をしている。優しい顔をしている。やはり、自発呼吸にしてよかったと思った。
明日は5時半に起きて、また空を川口に連れていく・・・

おかあさーん!
個室だから、思い切り「おかあさーん!」と呼ぶことができる。いい年をして、「おかあさーん!」って呼べるのは、お母さんが生きていてくれるからだ。いくらなんでも、死んでしまったら、大声で「おかあさーん!」とは呼べないだろう。もう少しだけ、おかあさーん!って呼ばせてね、おかあさん。

寝息
人工心肺のプシューっという音の代わりに、母さんの静かな寝息が聴こえてくる。母さんの寝息を聴きながら、僕もそろそろ眠るとしよう・・・。明日は5時半にここを出ていかないとならないのだ。

教師を目指す人へのメッセージ   第459弾!     提出物3

 期末テストが終わったばかりの学活。いろいろ考えて教室へ行くと、何やらやっている子が多い。テストが終わったばかりだというのに、数学の問題集をやっている子、社会の問題集をやっている子、そして国語ノート。『何やってんの?』「提出、明日までなの」『なんだそりゃ。』そこで黒板に締め切りが近い提出物を書き出してみた。
数学・・問題集、締め切り、今日。社会・・問題集、締め切り、今日。技術・・テスト、明日。体育・・レポート、締め切り、明日。美術・・作品、締め切り、明日。家庭科・・パンツ、締め切り、明後日。国語・・ノート2冊、締め切り、今日。社会・・新聞、締め切り、明後日。技術・・キーホルダー、締め切り、?・・・
『凄いねえ。地獄だねえ。こりゃ。』「どうしよう」『やるっきゃないか・・』「ノート忘れてきた」「俺も・・」『家に帰って取って来い!』「いいの?」『いいさ。』「怒られるよ」『大丈夫。気をつけて行ってこいよ。』悟、翔、正昭、寛、彰宣、健一の6人が次々と巣立って行った。それにしても問題集の答えを写すだけという虚しい作業を見ていると、こっちまで虚しくなってくる。『答え書き込んだら、もう使えないじゃん。』僕は問題集を使う時『答えは直接書かないこと。別の紙にやって分からなかったところをチェックして、最低三回はやるんだよ。』と言っているから、こういう光景を見ていると、勿体ないなあと思ってしまう訳で・・・900円の問題集も3回やれば2700円の価値があるのだ。そう思わない?
2日〜5日は三者面談。凄いストレスだろうなあ、子ども達。「どうしよう、終わんない」「どうしよう、できない」尚の悲鳴が聞こえる。尚子はロッカーの中に入れておいた問題集が無くなったから悲惨だ。そう言えば、くるみのハーフパンツも家庭科室から消えたっけ・・・

給食当番
余りにもみんなが忙しそうだったので『よーし、当番は俺がやる』「いえーい!!」ということになって、久しぶりに帽子を被り、白衣を着た。「何かやりますか」と手伝ってくれたのは宏佑。二人でペアになって、カレーライスをよそった。そして、翔と学も白衣を着て手伝ってくれて・・・今日は6クラスで1番で給食がスタートした。(いつもはペケ)
『暫く、俺がやってやろっか・・・?』と呟く担任であった。
〇『一生懸命』幻の学級通信 第138弾!  新座二中3年2組 1997年11月19日から

*そう、この時に初めて出会ったのです。管理的な「教育とは程遠い課題」というやっかいな奴に・・・二中の子達は本当に可哀そうでした。同じ中学生でも五中と六中の子達に「課題」はありませんでしたから・・・でも、理科はないでしょう?そうなんです。1教科でも無くすことは出来るんです。いいことは、どんどん真似してくださいね。

今日の写真1
今朝、僕の相手をしてくれた仲間達です。みんな殆ど同じ年代で(ちょっとは違うけれど)いいライバルでもあるのです。そして、お母さんを亡くした経験を話してくれて・・・僕の気持ちを楽にしてくれるのです・・・。

今日の写真2
人工心肺を外したところです。今までお世話になった人工心肺が少し寂しそうにも見えます。それでも、母さんの顔は少し穏やかになったように感じます。母さんの苦しい顔は見たくない息子です。

今日の写真3
お母さんの体調が一番分かるのが、空ママです。「いつもより体温が高い」とか「いつもより顔色がいい」とか、僕ではパッと分からないことが分かるから不思議です。脳梗塞で倒れた母さんとずっと一緒に暮らしてくれた空ママにも感謝、感謝です。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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