8月27日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第239弾!  2019年8月27日(火) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第239弾!  2019年8月27日(火) たかやん

3時半
静かに朝勉開始。高校化学でスタートし、経済と進んで・・・もう一度睡眠。目が疲れると、耳で勉強するパターンでいく。

6時〜7時
ラジオ講座を聞いて、から再び高校化学と高校数学。そして、日本史。朝の時間は貴重である。

事務所
午前中、武蔵野銀行に行ったついでに、野寺にある大佑事務所に行った。驚いたのは、とてつもなく綺麗になっていたこと。前に入った時とは「雲泥の差」である。大佑は思ったより、綺麗好きだったのかも知れない。


夏期講習
午後からは夏期講習。中三の二人と1年生の3人と4時間頑張った。パソコンとテレビを使い、質問に答え、リクエストのあった授業をやり、一問一答に燃え、気がつくと18時になっていた。

素振り16
重りが付いているラケットで30回。その後、つけてないラケットで70回。計100回を振ると、実に気持ちよく振れることが分かった。ビュンビュン振れるのである。ラケットを2本持っていかなくてはならないけれど・・・・今日もいい感じで素振りができたのだった。


夜は塾。20時から22時の塾。夏期講習のメンバーがそのまま登場。広島の修学旅行の話をしていたら「裸足でゲン」を見てね、気持ち悪くなっちゃったんだ。というから、『裸足のゲン』だろって、みんなで大笑い。そして、「元寇」と「倭寇」の話をしていたら、「和光市が強かったんでしょ?」と言うから、みんなでまた大笑い。そして、茶道の話になると
「千利の九」「千利九でしょ」と珍解答が登場し・・・また大笑い。もう、笑いすぎたのだった。

教師を目指す人へのメッセージ  第524弾!    親父の出る幕

小学校3年生の亮が「学校に行きたくない」という。訳を聞くと「作文の宿題ができてないから」『書けばいいじゃない。』と言うと「書けない」
次の日、先生から連絡があった。毎日忘れ物ばかりで勉強になりません。都合のいい日に来ていただけないでしょうか。という内容であった。

亮の書いた作文を見た。亮の字の上に赤ペンで大きな×が書いてあった。欄外に“メモだけで文になってない、やり直し”とあった。亮の字の上の×が悲しかった。赤ペンの大きな×が悲しかった。俺が亮だったら、二度と作文は書かないだろう・・・そう思った。
夜の10時半、母親は作文を書かせようとした。習字の宿題もやらせようとした。でも、俺はやらせなかった。『寝ろ!』それだけ言って、亮を寝かせた。

俺は小学校6年間、殆ど絵を描いたことがなかった。絵具を忘れるのである。余りに忘れるので、先生に「お前はモデルをやれ」と言われて・・・いつも、モデルばかりやっていた。習字も同じだった気がする。人に借りたり、正座したり、家に取りに帰らされたり・・・(失敗した)(恥ずかしい)と思うのだが、何か他のことを考えていると、コロっと忘れてしまうのである。だから、亮の気持ちはよく分かる。亮も(失敗した)と思っているのだ。だけど、サッカーや将棋やファミコンやマンガに夢中になると、忘れてしまうのだ。
俺は連絡帳に次のように書いた。

亮の忘れ物が多いのは私の遺伝です。本人が悪いのですから、勉強はいくら遅れても構いません。他人に迷惑をかけた時は、きつく叱ってください。学校でやることには一切口を出しません。ただ、学校でやることを家庭に持ち込むことは困ります。亮は宿題をしている暇は無いのです。サッカー、将棋、ファミコン、空手、漫画、野球・・・亮にはやらなくてはならないことが沢山あるのです。他の子にはどんなに宿題を出しても構いませんが、我が家の息子には一切宿題を出さないでください。
そして、作文の×が悲し過ぎるということを書いた。連絡帳に3ページ書いた。

亮は俺の子である。人と同じようにやれる訳がない。父親として、そうなって欲しいとも思わない。他人に迷惑をかけるのは困るが、伸び伸びと、しっかり遊んで、亮だけにしかない、何かを伸ばしてくれれば、いいと思っている。亮の体には父さんの血が流れている。俺の血が流れている。心配することは何もない。亮の寝顔を見ながら、そう思った。
『一生懸命』幻の学級通信 第45弾! 新座市立第六中学校1年4組 1991、6.5
*この内容は今でも覚えています。この時の亮の先生は困ったでしょうねえ。「宿題を出して」という親が多い中で、『宿題を出すな!』という父親がいたのですから・・・・
でも、みなさんは「赤で大きな×」をつけるような先生にはならないでくださいね。あの先生は言葉だけではなく、連絡帳でも子どもの心を傷つけたのです・・・・。もし、僕が亮と同じことをされていたら・・・僕の「学級通信」は生まれていなかったでしょう。僕は悪ガキでしたが、小中学校の担任の先生から、「心を傷つけられた」ことは一度もありません。だから、教師になろうと思えたんです。朝日新聞の「今学校で」を読んで、僕の先生は、こんな先生じゃなかった。僕が教師にならなきゃ!子ども達が可哀そうだ・・・そう思ったんです。

今日の写真1
外で素振りをしていると、またモカが来てくれました。抱っこすると、大人しくなるモカです。可愛いです。

今日の写真2
我が家のココアです。僕の座布団を枕にしています。可愛いですねえ。

今日の写真3
時々、こういう朝ごはんも食べます。これでも血糖値を上げない工夫がされています。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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