11月9日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第314弾!2020年11月9日(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第314弾!2020年11月9日(月)  たかやん

午前5時
痛み止めが切れたのか、寝返りを打とうとして痛みで目が覚める。どうやらまだ治ってないらしい。腰も痛い・・・何をどうしたら、こうなるのか・・・

愛の不時着2
テニスは勿論、ジムにも行けないので・・・朝から愛の不時着の2周目に入ってしまった。そして、またドキドキしてしまったのだった。そして家族の愛や兄弟の愛や・・・沢山の愛を感じることができたのだった。

団会議
午後からは久しぶりに団会議。孝子を迎えに行くが、孝子は既に控室に行っていたらしく・・・約束の時間よりもかなり早く控室で会議をはじめることが出来たのだった。会議が終わったのは16時過ぎ・・・なかなかの内容になった訳で・・・共産党・公明党・由臨会
もどうやら団会議をしていたらしい。もう直ぐ12月議会だからねえ・・・・。


夜は塾。五中3年生との個別対応の塾。中三の娘は余り学校に行けていなかったが・・・個別で教えていると、実に呑み込みがいいのだ。今日は一瞬で元素記号と化学式を覚えてしまった。小学生の時から教えていたら、どれだけ伸びていただろう・・・その才能を潰さないように、残りの数か月、全力でサポートしようと思う。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第959弾!  素質101

「たかやんの話だと六中って最初は固い学校だったんですよね」『そうだね。俺が行った時は全員が同じ通学靴を履いていたからね。』「同じ靴って・・・」『同じスポーツ屋さんの靴が指定されていたんだなあ・・・』「えーっ!」『その話、しなかったっけ?』「聞いたような、聞いたことないようなです。」『全校生徒が同じスポーツ屋の靴を履いてたんだなあ・・・もうビックリ!』「それで、どうしたんですか?」『まず、生徒達に聞いたのよ。その靴どうなのって?』「そうしたら?」『みんな、この靴穿いて体育やると、足が痛くなるんです。部活の靴だと痛くならないのに・・・って言ったんだ。』「・・・・・」『それで、テニス部の子達全員に、明日からテニスシューズで登校しろ!っていう指令を出したんだ。』「指令ですか・・・」『ああ、指令というか、顧問の絶対命令って奴だ。』「それで、どうなったんですか?」『みんな喜んでテニスシューズを履いてきたよ。113人以上の子達が・・・・』「どうなったんですか?」『それを見た上級生たちが真似をして・・・あっと言う間に通学靴が自由になったんだ。』「えーっ!先生達からクレームつかなかったんですか?特に生徒指導の先生達は何も言わなかったんですか?」『言えなかったの。2〜3人だと偉そうに指導するんだけど・・・100人超えると、それが1年生でも全然・・・全く何も言えなかったんだ。だから上級生達もそれを見て、みんな真似してさ。』「あちゃあ・・・」『それで、あっという間に指定の靴は無くなってしまったのよ。自由になっちゃった訳・・・・今は当たり前のことだけどね。当時の六中では革命的な出来事だったのよねえ・・・・』「それって、凄いことですよね。たかやんは職員室で浮いたりしなかったんですか?」『浮いていたんじゃないのかな。でも、別に気にもしなかったから・・・そんなどうでもいいことでさ。スポーツ屋と縁が切れてホッとした人もいたんじゃないかな。』「どういうことですか?」『学校指定の靴とかバッグとかって・・・滅茶苦茶儲かるらしいんだ。指定されてしまえば、ずっと売れる訳だろ?』「確かに・・・・」『まあ、そういう怪しい関係を断った訳だから・・・』「誰かに恨まれてたりして・・・」『恨まれたんじゃないかなあ・・・特に体育の先生達にはね。』「生徒指導の先生達?」『よく覚えてないんだけどね。睨まれてたとは思うよ。』「覚えてないんだ・・・」『嫌われるの・・・そんなに気にするタイプじゃないから・・・俺が見ていたのは、子ども達だけよ。同僚や管理職にどう思われようと、体育科の教師達なんかは全く気にもしてなかったから・・・・』「それって、キツくないですか?」『自然に仲間もできるしね。』「できたんですか・・・そんなことやらかして・・・」『ああ、結構早い段階でね。魅力的な先生もいたし・・・まあ、子ども達との時間が楽し過ぎて・・・職員室の目とか気にする余裕もなかったし・・・・背中で教える格好いい先輩もいたし・・・』「何て言う先生ですか?」『ああ、俺が格好いいと思ったのは、向井進っていう先輩かな。』「どう格好よかったんですか?」
『まずね。1年7組の教室の黒板に“教室は間違えるところです”って書いたんだなあ・・・』「教室は間違えるところです・・・ですか」『胸に来たね。その言葉が・・・俺は7組で数学を教えたんだけどさ・・・』「たかやん、数学教えたって言ってましたね。」『ああ、向井先生のクラスでは数学だった。だから、毎日見る訳よ・・・その言葉を・・・いいなあって思ってさ。向井先生がいなくなったから、直ぐにパクッて俺の教室に書いたよ。』「確かにいいですね、その言葉」『だろ?それでさ、子ども達の先頭に立って掃除やるのよ・・・背中で教えるのよ・・・清掃監督じゃないのよ。監督なんか全然しないで、自分が先頭になって必死に掃除するのよ・・・その姿が格好よかったんだ。』「たかやんは?」『俺?その時間は学級通信を書く時間かな。掃除やっとけよ!って感じだったと思う。その最初の1年はね。』「1年2組でしたっけ?」『そう、古都のクラスの時はそうだったかな。次の年から向井先生を真似して、掃除に燃えるんだけどねえ・・・』「へえ・・・背中でたかやんに掃除を教えたってことか・・・」『まあ、そういうことだ。』「そりゃあ凄いですね。」

今日の写真1
珍しく大人数でスタートした川掃除になりました。多くの人が黒目川に関心を持ってくれて、しかも綺麗にしようと思ってくれることが嬉しいのです。綺麗な黒目川を子ども達に残せますから・・・・。

今日の写真2・3
そういう意味でも六中の子達が4人も参加してくれたことは本当に幸せなことでした。この子達は絶対に川にゴミを捨てない大人になるでしょうし、この子達の子ども達もまたそうなるでしょうから・・・・こういう子達が増えてくれたら・・・川にプラスチックゴミも捨てないでしょうし、そのプラごみが海に流されて、マイクロプラスチックになることもなくなるでしょう。川掃除をしながら、環境問題も考えられる子達に育ってくれたら・・・そう思うのです。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・

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