3月11日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第71弾! 2020年3月11日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第71弾! 2020年3月11日(水)  たかやん

たかやん塾からのお知らせ
世の中は「自粛」「休校」ムードですが、たかやん塾は通常通り行います。こういう時こそ、自分の脳みそで考えられる大人が、子ども達に寄り添って、一緒に考えなければなりません。市内の小中学校はそれを放棄させられてしまった訳ですが、「たかやん塾」はこういう時こそ、「みんなで考えたい」と思っています。「春休みの課題」は勿論ですが、「パンデミック」「休校自粛問題」「集団的免疫力」「グローバリズム」「緊急事態宣言」なども子ども達と一緒に学んでいきたいと思っています。
*入塾に関するお問い合わせは 090−6497−5737(たかやん)まで。

川掃除のお知らせ
今月の川掃除は3月22日(日)に決まりました。栗原1丁目公園に9時に集合です。途中までの参加も途中からの参加も大歓迎です。夕方5時から反省会があります。反省会だけの参加も大歓迎です。

9時10分過ぎ
控室に入ると孝子がもう来ていた。『おはよう、早いね。』「早いでしょ!」『みんな、一般質問の日はそういうものよ。』「そうなの」『緊張するからね。』「緊張してるーっ!」『いいねえ。緊張できるって幸せなことだからね』「そうだよね、幸せなことだよね」そんな兄妹の会話をしてから、妹は兄の腕を取って、議場に向かったのだった。

9時半
「11番、富永孝子です。」妹の一般質問がはじまった。控室では「緊張するーっ!」「たかやん、間違えたらどうしよう・・・」「大丈夫かな」と言っていた妹だったが、議場の妹は落ち着いていた。そりゃそうだ。妹は「講演活動」を何回もこなし、話すことに関しては他の議員達よりも慣れているのだ。「自分の専門のことなら2時間でも3時間でも話せるんだけど・・」と言っていたが、市民からの要望に関しても、直ぐに慣れそうである。現在の傍聴人は13人、その中には孝子が「師匠」と呼ぶ、俊さんの姿もある。傍聴席はコロナ対策なのか、みんな離れて座っている。

6分58秒
妹は目が見えないので、議場の時計を見ることができない。控室で「残り時間が分からくなったらどうしたらいい?」と聞くから『困ったら、いつでも合図して・・・時間教えるから大丈夫だよ。』そう言っておいた。通告書と孝子の質問のスピードを見ながら、残り10分で声を掛けるかどうか、考えていた。残り5分のチャイムが鳴るときっと焦るから・・・そのチャイムの手前で1回目の質問が終わりそうだったら、何も言わずにおこう・・・そう決めて、見ていたのだが・・・どうやら、大丈夫そうだったので、何もせずに黙っていた。孝子は予想通り、残り6分58秒で、チャイムの音を聴くことなく、1回目の質問を無事終わらせたのだった。ホッ!

10時5分前
並木市長が答弁をしている。その答弁をどんどん点字化していく孝子。点字を打つ音が議場にかすかに響く。その大きさは、俺がパソコンでキーボードを打つ音より少し大きい程度で・・・「現在新座市役所での障害者雇用率は2.32%であり、法定雇用率2.5%にするには障がい者を1名採用しないといけない。」と並木市長。11時2分過ぎ、市長の1回目の答弁が終わった。
「子育て支援センターは9か所になってしまって・・・私はちょっと理解できなかったんですけど、プロポーザル方式で新しい支援センターを開設する時期とかが分かったら、教えてください。」と孝子。「東北1丁目、東3丁目の地域に、公募型プロポーザル方式で1か所つくっていきたいと思っています。」と部長。現在の傍聴人は16人、いつの間にか増えている・・・

6分17秒残し
後半の質問では途中で『残り13分!』と声を掛けた。それを聞いて頷く孝子。次の『残り6分30秒!』の声は、後半の「30秒」しか聴きとれなかったらしく・・・緊張していた孝子はその直後に質問を終わりにしてしまった。こうして、11時半頃、孝子の質問は無事に終わった。兄のひいき目を差し引いても、全体的になかなかいい質問だった。
丁度休憩に入ったので、応援に来てくれた仲間達と一緒に写真を撮る。「よかったよ」「凄いじゃない」と誉められまくる妹。新人議員の中でもトップバッターで立派な一般質問をした妹に拍手、拍手。

14時
今日も5人の一般質問が14時で終わってしまった。聞いている方は確かに楽なのだが・・・昔の一般質問を経験している僕らからすると、ちょっと物足りない感じがする訳で・・・・

16時前
息子の担任の先生から「あと10分」とlineが入る。息子の合格発表が16時なのだ。そして、16時丁度。息子から合格の連絡が入った。直ぐに担任の先生に連絡する。「キャー!」というラインが来て・・・僕らはライン上でハイタッチしたのだった。

17時前
朝霞台で息子と待ち合わせて・・・五中に向かう。そこには担任の先生が待っていてくれて・・・本当のハイタッチ。それも「特進コース」に合格したのだから凄い。最後の最後まで諦めずに付き合ってくれた担任の先生には感謝の言葉しかない。

19時
夜は塾。やっと心から笑顔になっての塾。昼間の居場所を奪われた中学生達が全学年集まっての塾。それぞれが、自分のやるべきことをやる時間が過ぎていく・・・。世の中は自粛と中止の嵐が吹き荒れているが、この空間は普通に開かれている。バカ総理の決断の遅さが原因で日本中にコロナウィルスが蔓延してしまったツケを今、全国の小中高生達が背負っているのだ。特に卒業を迎える子ども達とその親にとっては、許しがたいツケである。

3.11
今日は東日本大震災が起きた日であると同時に妹「貴子」の命日である。たー坊は五中の下駄箱で「たかやん!たーちゃんさ、たかやんのクラスだよね。絶対、たかやんのクラスだよね!他のクラス嫌だからね。」と必死の形相で訴えてたっけ。その時の俺は『うーむ、どうだったっけなあ・・・』「たかやん!お願い!!たかやんのクラスにして!!お願い!!」そう言って、俺に手を合わせた貴子が可愛くて、可愛くて・・・そんな貴子に、今日は俺が手を合わせる日。俺の墓に貴子が手を合わせるのならいいのだが・・・俺が貴子に手を合わせるのだから、あべこべである。
俺の全ての教え子達へ。俺より先に死ぬんじゃないぞ。何が何でも俺より長く生きてくれ。そして、俺の葬式で泣いてくれ(笑ってもいいよ・・・)俺はお前たちの葬式なんか、絶対に行かないからな。
そして雪、亮、空・・・お前たちは俺より先に死んだら・・・・ぶっ殺す!!それだけは絶対に許さないぞ。お父さんより先にだけは絶対に死ぬんじゃないぞ。何があってもだ・・・。その代わり、お前たちが必要な臓器があったら、いつでもお前達にやるから・・・俺の臓器でよければ、俺の体のどの部分でも使い道があるのなら、目でも心臓でも何でもお前達にならあげられるから・・・(先着順だけど・・・)だから、お父さんより先に死ぬな。絶対にだぞ・・・・いいな。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第720弾!   卒業式

 全国の小中高校が卒業式の季節を迎えています。周りを気にして、「卒業式」をみんなで祝うことが悪いことのような「雰囲気」が漂っています。「保護者を体育館に入れない。」「在校生は代表だけ」「代表が卒業証書を貰う」どれも、コロナウィルス対策としては「完璧」ではありません。卒業生だけだって、「感染」するリスクはあるでしょう。要するに、「五十歩百歩」なのです。
 だったら・・・普通にやればいいのです。勿論、「卒業式に参加しない」という選択肢を残してやればいい。「参加できない」という選択肢しかないことに大いに疑問を感じるのです。どれだけの思いで、親が子ども達を育ててきたのか・・・なにがあっても、その気持ちを「無視」するような「卒業式」であってはならない・・・僕はそう思います。
 子ども達に「教育を受ける権利」があるように、親には「卒業式に参加する権利」があります。本気でコロナウィルスの感染リスクを考えているのなら、「卒業式に参加すれば、コロナウィルスに感染するリスクが高まります。そのことを承知で参加してください」そう案内すればいいのであって、上から「保護者の参加は駄目」とか「卒業証書は代表が貰う」とか、「卒業生も代表だけが参加」とか・・決めてしまうことが恐ろしいのです。
 何か想定外のことが起きた時、学校の判断が正しいとは限らないことは、津波で多くの被害者を出した「大川小学校」が証明しています。
 インフルエンザが大流行して、年間3000人以上の死者が出ても、卒業式を中止にしたり、卒業式を制限したことはなかったでしょう。何のために健康な子ども達を集めることに否定的なのか・・・屋外でもスポーツまで否定する大人達には「科学的根拠を示せ」と言いたい。学校という一番安全な場所を奪っておいて、子ども達を家に返せば、感染を防げるという科学的根拠はなんでしょう。子ども達のウィルスに対する免疫力、抗体を作り出すスピードははやいと言われていますが、「集団的免疫力」が上昇していけば、自然に感染は防げる筈です。大事なことは早期発見、早期治療なのに、バカ総理は「家からでるな」という要請をするのですから、どうかしています。
 普段よりも、少し気をつけてやればいいんです。致死率が低いのですから、恐れてはいけないのです。感染者数の増加だけが、毎日報道されるので、恐ろしいイメージだけがどんどん増幅されていきます。
 本当に恐ろしいのはバカ総理の「緊急事態宣言」であり、バカで嘘つきな権力者に今まで以上の権力を持たせることです。1000人感染という数字に恐れるのだったら、広島や長崎で何十万も殺された原爆を忘れないで貰いたい。あの太平洋戦争で死んだ軍人は230万人。その内の60%強140万人は餓死したのです。そして、 日本人全体の戦没者数は310万人です。
 1000人感染で何を恐れるのですか・・・本当に怖いのは戦争であって、子ども達を戦争に送り出す国になることです。コロナウィルス対策で大事なことは「早期発見」と「早期治療」であることをもう一度、言っておきたいと思います。
一生に一度の「卒業式」普通に祝ってやりたい・・・・。このまま好き放題やらせたら、「入学式」も親は参加できなくなります。「ウィルス予防知識」で子ども達を守りながら、時の権力者からも子ども達を守りたいものです。

今日の写真1・2
控室でtrainingをしてから着替えるのですが・・・今朝も少し体を動かしてから、腕立て伏せをして、腹筋背筋をして、チューブトレーニングをして・・・ちょっぴり汗をかきました。

今日の写真3
一般質問が終わり、ちょっとホッとした表情の妹とのツーショットです。誰でも最初の一般質問では緊張するものです。それが終わったのですから、兄貴もホッとしますよねえ・・・・。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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