3月3日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第63弾! 2020年3月3日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第63弾! 2020年3月3日(火)  たかやん

たかやん塾からのお知らせ
世の中は「自粛」「休校」ムードですが、たかやん塾は通常通り行います。こういう時こそ、自分の脳みそで考えられる大人が、子ども達に寄り添って、一緒に考えなければなりません。市内の小中学校はそれを放棄させられてしまった訳ですが、「たかやん塾」はこういう時こそ、「みんなで考えたい」と思っています。明日からは「春休みの課題」は勿論ですが、「コロナウイルス対策」やトイレットペーパーなくなるような「緊急事態」(笑)迫りくる「大不況」と「グローバリズム」なども子ども達と一緒に学んでいきたいと思っています。
*入塾に関するお問い合わせは 090−6497−5737(たかやん)まで。

川掃除のお知らせ
今月の川掃除は3月22日(日)に決まりました。栗原1丁目公園に9時に集合です。途中までの参加も途中からの参加も大歓迎です。夕方5時から反省会があります。反省会だけの参加も大歓迎です。

選管
選挙関係の書類を提出する為に選管に行った。選挙の度に提出している筈なのだが・・・・4年に1度となると、忘れていることも多く・・・「印紙が・・・」「印鑑が・・」「日付が・・・」「用紙が・・・」と抜けているところが多く・・・恥ずかしい限りである。
最後に、「供託金」の証明書を貰って・・・『これ、へそくるかな・・・』と呟いたのだった。

ウイルスと人
世の中を見ていると、コロナウイルスよりも、人の方が恐ろしく感じます。罹患した人を第一に救うことが大事なのに、そういう人達を攻撃するのですから、滅茶苦茶です。自分の命だけが大切な人のなんと多いことか・・・差別してきた側がいつの間にか「差別される側」になるのも、小中学生の「いじめ」の構図と同じで、考える力もなければ、人としての感性もない訳で・・・情けなくなります。怖いのはウイルスよりも人だということを思い知らされたた今日この頃です。


夜は塾。受験が終わりスッキリした受験生と、急な休みに入り「膨大な課題」を出された1年生達との塾はなかなか面白かった。それにしても、課題の中身には驚いてしまう。「国語便覧を書き写せ」という課題にどんな意味があるのだろう。「ここから、ここまでの漢字を新学期にテストするから覚えておいで・・・」というのなら分かるのだが、どうも書いて提出させることに意味があると思っているらしい。これじゃあ、新座の子ども達の「学力」は上がっていく訳がない・・・先生達も急なことで大変だったのだろうが、余りにも情けない
課題にため息が出てしまったのだった。子ども達の「学力向上」が一向に進まないのは、そもそも教師の「学力」に問題があるのではないか・・・と、思ったくらいである。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第713弾!  頑張った君へ

 もうすぐ、県立高校の発表があります。入試の手ごたえがなく、不安な日々を送っている受験生も多くいることでしょう。そりゃあ、入試ですから「合格」することがいいに決まっています。15歳を泣かしてはいけない・・・学校の先生達はそういう思いで、「安全な高校」「確約できる高校」「受験する高校の偏差値を下げて・・・取り合えず入れる」を考えるのも当たり前と言えば当たり前です。
 それでも、全員が入ることはありません。倍率がある以上、誰かは必ず落ちるし、泣くことになります。滑り止めの私立に入り、不本意な3年間を過ごす子達もいるでしょう。中には滑り止めもなく、二次募集や定時制まで考える子達もいるかも知れません。
 それでも、胸を張って欲しい・・・僕は頑張った君たちにそう言いたいのです。入試に落ちる・・ということは、「ちょっと無理をした」ということです。高校に入ることを目的にはしていなかったということです。「落ちて不本意な3年間」といいましたが、「行きたい高校を受けずに、レベルを落として合格しての3年間」よりは、遥かにいいのではないかと思うのです。挑戦をして、跳ね返されたことは、君たちの長い人生にとってプラスにはなっても、マイナスになることはありません。
 挑戦して跳ね返されて、挑戦して跳ね返されて、挑戦して跳ね返されて・・・それでも挑戦する君には間違いなく、明るい未来が待っていることを僕は知っています。僕は長い経験でそういう子ども達を実際に見て来ているからです。
 勿論、君が合格することを願っています。挑戦して合格したら、それは素晴らしいことです。担任の先生やお母さんが泣いて喜ぶ姿が目に浮かびます。君が合格することを誰よりも喜んでくれる人達に君は見守られています。それは、同じように、「不合格」だった時に、一緒に泣いてくれる人がいることを意味しています。
 君が諦めない限り、君の人生が色あせることはありません。どんなに「どん底」を感じたとしても、君には考える「頭」があり、世の中を見る「目」があり、動き回れる「足」があります。世の中には、世の中を見る「目」がなく、動き回れる「足」がない人も数多くいます。
 今、僕の隣にもそういう女性がいますが、実に幸せそうな顔をしています。僕が魅力を感じるのは「有名高校」「有名大学」に通っている若者ではありません。「有名高校」「有名大学」の卒業生でもありません。今、「学んでいる人」です。「学ぶことに幸せを感じる人」です。
 僕の母親は「小学校卒」でしたが、実に魅力のある女性でした。母としても女性としても尊敬できる人生でした。彼女に比べたら、今の君は何倍も幸せだと思います。君のゆく道には果てしなく学べる道が続いているのですから・・・・それを君に伝えたくて、真夜中にこれを書いています。何があっても学ぶことから逃げない人生を送ってくださいね。

今日の写真1
中一の息子が持って来た「春休みの課題」です。一日1ページ写すという「課題」です。出す方は簡単ですが、やる側は大変です。やってみれば、それがどれくらい大変か分かります。

今日の写真2・3
これがその国語便覧です。どうやってやるかは子ども達に任せればいいのに・・・やり方だけ、教えてやればいいのに・・・時間の無駄です。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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