4月30日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第121弾!2020年4月30日(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第121弾!2020年4月30日(木)  たかやん

1時
昨夜も1時頃までみんなで映画鑑賞。そして、本を読んで・・・寝たのが2時。久しぶりに学校で授業・・・大勢の子ども達の前で授業をするのは何年振りだろう・・・これがまた実に楽しい訳で・・・・チャイムが鳴ったところで目が覚めたのだった。

片付けと掃除
今朝も庭掃除と片付けで一日がはじまった。余りにも天気がいいので、洗濯機を回して・・・洗濯物を干す。なかなかぐっすり眠れない空ママと空を寝かしておいて・・・家事に取り組む空父であった。

朝練
そして、庭でテニス。朝練である。空気はいいし、気分は上々・・・いい感じでボールを打ったのだった。

朝から焼肉
一昨日で賞味期限切れの高級和牛を朝から焼いて食べてみた。廃棄寸前とは言っても、結構な値段はした訳で・・・美味しく頂いたのだった。

韓国ドラマ
洗い物をしたり、洗濯物を干したりしながら韓国ドラマを見る。今日もドキドキする展開で・・・母さんが生きていたら、絶対に見ているだろうなあ・・・そんなことを考えながら見ていたのだった。


久しぶりに妹に会いに行った。「こんなに外は暑いんだ。暫く外に出てなかったから、分かんなかったよ」と孝子。自然に俊さんの話になり、『会いに行こっか・・・』と二人で俊さんのところへ。妹の声も聞けたし、俊さんにも会えたし・・・いい感じである。

俊さん
そう、久しぶりに俊さんの声を聞いた。こういう人が市役所に1人いてくれたら・・・市民は大助かり、市の職員も大助かりだろう。市民の声を聞いて、悩み事を聞いて、それを関係機関に繋げていく・・・それこそ、社会福祉コーディネーターである。今一番大切なのは、人と人を繋げる能力のある人だ。僕は電話で相談を受けても全然対応できないが、俊さんは違う。今までの地域や人との繋がりの中で、その要望に的確に対応できる力があるのだ。
 俊さんの目の前に電話を置いて、「困りごと相談室」にしてしまえばいい。全て、俊さんに押し付けてしまえば市の職員も楽ができるというものである。こういう危機的状況の時は勿論、何事もない平和なときも、俊さんのような力を持った人達を市や活用していくべきだ。そして、そのノウハウを盗んで、市の職員のコーディネート能力を伸ばしていって欲しいと思うのである。俊さんが元気なうちに俺も色々教わらないと・・・。なんて、俺の方が爺さんだったか‥‥だはははは。

俺は・・・
じゃあ、俺は何の役に立つのか・・・。そりゃあ、やっぱり「教育関係」でしょう。子ども達からの相談は勿論、親や先生達からの相談もオッケー。そっちの方は自信があるし、どんな相談でも役に立てると思うオッサンなのです。


夜は塾。中二の息子との「個別対応」の塾。個別のいいところは、隣で見ていられるので、時間のロスが少ないのである。間違えたところでストップできるわけだ。効率がいいので、どんどん先に進める訳で・・・いい感じだった。


青鬼
何故かYouTubeで「青鬼」を見せられる。人がやっているゲームのどこが面白いのかは分からないが、笑いまくる空。そして、その後は例によって映画を観ることに・・・・初めて、「Amazon prime」で。レンタルをして、真夜中まで三人で映画を鑑賞して、『続きは明日にしよう・・』となったのだった。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第767弾!   続九月入学

コロナウィルスをどうするかという時に、「九月入学」を言いはじめた安倍晋三や知事の方々ですが・・・その言葉は「グローバル化に対応するには」とか「海外の留学生を増やすには」とか、今の子ども達に寄り添う発言とは思えません。大人の都合でしかないなあと思うのです。尾木ママは「学力格差」を心配し、九月入学に賛成と言っていましたが、九月入学にしても、この休校の間、経済格差による「学力格差」は大きなものになるでしょう。
そもそも「グローバル化」に対応なんかしては大変なことになりますし、「海外の留学生」が少ないのは、日本の大学に魅力がないだけの話で、入学時期の問題ではありません。
ここが「教師の力の見せどころ」「教師の力の魅せどころ」であって、何とか日本の伝統のシステムを守ろうとすることが大切だと僕は思います。やってもみないで諦めてはいけないということです。第一、欧米だって休校しているでしょう。もしかしたら、欧米が九月入学を延長することだってある訳です。
僕は21年目の第二中学校の3年生に赴任したとき、2年生の理科を丸々2単元を残されて引き継ぎました。2年生の教科書の丸々2単元ですから、とんでもない量でした。初めて行った学校で、まさかそんな仕打ちを受けるとは思ってもいませんでしたが、いい加減な教師達に文句を言ってもはじまらないし、その授業を受けた子ども達には罪がありません。
3年生の子ども達には「受験」があるのですから、その2単元をやらない訳にはいきません。入試前までに数か月分の授業を取り戻さないといけない。まさに、今のような状況になったのです。五中、六中でやっていた僕の授業スタイルは180度変わりました。
いつものように、楽しいお話をしてから、授業に入る・・・授業中に雑談をして、脱線して、学校の外に出る、教科書に無い実験をする・・・・そんな余裕は全くありませんでした。
最初から集中して、2年生のやり残したところの能率を上げることに集中しました。そして、2学期末には追いついたのです。いつものように、何度も何度も練習して、練習してという授業はできませんでしたが、子ども達が元々優秀だったので追いついたのです。教師と生徒が一致団結すればこういう危機も乗り越えることが出来る筈です。
出来ない子達がいたら、昼休みや放課後、そして朝読書の時間でも一緒に学べばいいのです。他の教科は教えられなくても、神宮司久子のように一緒に学べばいい。大丈夫です。みんな「教員採用試験」に合格しているんですから・・・中学生の五教科くらい、本気になれば何てことありません。最初は自信のない人も、子ども達と一緒に学んでいるうちにできるようになります。そうやって、日本の教育を守って欲しい・・・僕はそう思います。
土曜日があり、朝も昼も放課後もあります。その気になって工夫すれば、時間は同じで、授業数だけを増やすこともできます。
九月に入学式は今の子ども達の「頑張り」を無駄にすることになります。今の先生達の頑張りを無駄にすることになります。大事なことは、「授業の能率」を最大限にあげていくことです。超スピードでぶっ飛ばせと言っているのではありません。出来る子も出来ない子も「やった!」「できた!」「面白い!」と思わせる授業の質を高めていけばいいのです。「煩いクラス」を「集中できるクラス」にすればいいのです。
それには、今が大事ですよ。学校の中ばかり、家の中ばかりにいるのではなくて、どんどん地域にも顔を出してください。子ども達の中には時間を持て余して、どうしたらいいか分からなくなって、悪い大人に引っかかってしまいそうな子達もいます。
ある子がポツリ・・・と言いました。「たかやん、〇中怖い。」『なんで?』「タバコ吸ってる」「酒も飲んでる」「警察に追われている」『そっかあ・・・』
地域の目は温かく、そして厳しいものです。是非、笑顔で地域に顔を出してください。学校では見えなかったものが見えるかも知れませんよ。

今日の写真1
この写真は・・・長女の幼稚園の運動会だと思います。一緒に走っているのは、五中応援団赤団団長のもときです。この時代はスーパーお父さんでしたね。

今日の写真2
六中最後の卒業式です。みっちゃんは僕のクラスではなかったのですが・・・理科のノートが余りにも綺麗で・・・印象に残っています。学年1位くらいの成績だったような気がします。明眸皓歯がピッタリのみっちゃんでした。

今日の写真3
二中で最初で最後の卒業式です。本当にいいクラスでした。僕が学校を辞められたのはこの子達のお陰です。最後にこの子達で本当によかったと思います。そろそろクラス会やりたいんですけど・・・・誰か幹事やってーっ!。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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