6月11日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第163弾!2020年6月11日(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第163弾!2020年6月11日(木)  たかやん

梅雨入り
今日から関東地方は梅雨入りということらしい。5時過ぎの空は思ったよりも明るかったが、昨日とは違った空気があった。洗濯物は室内干しに・・・・新聞を読みながら、国会延長をせずに逃げようとする「憲政史上最悪の内閣」にムカつく。そして、そこを追求せずにタレントの浮気で無駄な時間を使い、国会論争は適当にやるだけのワイドショーにも呆れる・・・本当に、どっちを向いて放送しているんだよ。と言いたくなる。コロナの自粛で生活の糧を奪われた国民は「タレントの浮気」なんかを垂れ流されても頭にくるだけだ。余裕のある人には楽しい話題かも知れないが・・・日本に余裕のある時期ならおもろい話題かも知れないが・・・

エレベーター
市役所に着くと、目の前に孝子の姿が見えた。気配を消して、エレベーターに一緒に乗り込む。(ん?という表情の孝子)5階に着き、議会事務局に入る時もそっと後ろについて・・・気配を消したまま先に控室に入る。そして、孝子が入ってきても、黙っていると・・・・「え・・・いるよね。」『・・・・』「え・・・」『おはよう!』「もう!」『ずっと一緒にいたんだぜ』「えーっ!流石に分からないよ」『ふふふふ・・』朝から妹をからかう兄であった。

9時半
美小枝さんの質問がはじまった。慣れない手つきで、ノートパソコンを見ながら質問する美小枝さん。そんな美小枝さんを見て、何だかドキドキしている自分がいる。(がんばれーっ!)(失敗するなーっ!)(しても気にするなーっ!)と心の中で応援する。

9時55分
美小枝さんは答弁を聞く間も座らずに質問を続けている。立っていても座っているように見えるから可愛い。

1400人
谷地田さんの一般質問を聞いていたら、1年間、我が新座市で出産する人が1400人いることが分かった。「子育て支援都市」と言うからには、今いるその方達が、子育てしやすい環境にしていって貰わないとね。「公園」と「学校」の役割は大きいぞ。

明日
自分の一般質問が明日の最初だということに、ふと気がつく。例によって何も準備していない。口が勝手に動くとは思うのだが・・・このところ、色々な事があって、脳みそが正常に動くかどうか・・・それが問題である。

白杖3
休憩の後、再び白杖に挑戦。控室前から議席まで歩いたのだが・・・白杖と点字ブロックの有難みを感じた。人間の平衡感覚って結構怪しい。自信があったのに・・・とほほほほ。
途中で「誰か分かりますか」と誰かに声を掛けられたのだが、とても親しみのある声だったのだが、誰だか確信が持てず・・・後ろにいた孝子も分からないので・・・未だに誰だか分からない・・・。

白杖4
昼休み休憩の後、再び白杖に挑戦。マスクで目隠しするのではなく、目を瞑っての挑戦である。目が見える僕が白杖を持って歩き、目が見えない孝子が僕の後ろをアドヴァイスしながら歩くという不思議な光景が数分続いたのだった。目が見えないと恐怖心からか「距離感」がつかめなくて・・・いつもより、距離が長く感じる。孝子は「壁の圧力を感じない?」というが、自分の近くに壁があるかないかを感じられる訳がなく・・・・「それを感じられないと歩けないんだよ」と言われ、「物からもエネルギーが出てるんだよ」と言われ、『マジか!』と驚くのである。

新人
美小枝さん、谷地田さん、荒井さんと今日は新人の方達の質問が続いた。やはり新人の方達の質問は新鮮でいい。同期の白井さんの質問も勿論よかったけど・・・。明日は3人。俺、大輔、好枝さん・・・・。

ファミマ
本会議が終わって控室での会話。「娘にスイーツとポテチ買ってきてって言われちゃった」と孝子。『じゃあ、ファミマ経由で送っていくよ。』「いいの?」『ああ。』「悪いね」『なっちゃんの頼みじゃね。』と、ファミマ経由で孝子の家まで送ることになった。その前に共産党市議団の控室で色々話をして、資料を貰う。そして、今度の市長選の情報を聞いて・・・・・
外は結構風が強く、雨が降っていたのである。雨の中、白杖を持ちながら傘を差してファミマで買い物をして、家まで歩いて帰るなど無理に決まっていると、昨日今日の白杖trainingで分かっていた。こういう時に、体験が生きてくるのである。僕は娘さんの「なっちゃん」の為に、ファミマで美味しそうなスイーツ二つとポテトチップス2袋を買って、孝子を家まで送り届けたのだった。

アベノマスク
ポストを開けると・・・遂に我が家にも「アベノマスク」が届いていた。手にしたアベノマスクは意外と綺麗で可愛かった。国民の金を無駄に遣ったアベノマスクの阿倍には超ムカつくけれど、マスクそのものには罪はないので、どうしようか迷っている。そして、どうやら我が家にも例の10万円が振り込まれたらしい。まだ通帳は見ていないが、そういう連絡が昨日、市役所から来ていたから・・・。


夜は塾。前半は中二の息子との個別対応の塾。「数学やりたい」と息子。今日も一次関数の続きからスタートする。個別のいいところは間違った時点で直ぐに直せることだ。集団のように最初に間違えているのに、ずっと間違えたまま最後まで進むということがない。数学はどこかで間違えると終わりだから、最初で間違えて最後まで行って間違えたとき、最初からやり直し・・・という時間は途方もなく無駄な訳で・・・・(時間があれば無駄じゃないけれどね)個別だと途中で間違えた時に直ぐに「ちょっと待った!」と止められるし、間違った考え方を直せるのである。今日は息子の調子が悪く「ちょっと待った!」の連発であった。そして、後半は高1の息子との個別対応の塾。現代国語からはじまり、英語、地理、数学・・・とリクエストに応えていったのだった。高校生活を楽しんでいる息子の笑顔に幸せな気持ちになったのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第811弾!   学校に行けない子ども達へ

 僕の高校時代の話をします。超がつくほど「劣等生」だった僕は2年生に上がる前「学年で下から6番」「クラスで最下位」という生徒でした。当然、授業を真剣に受けた記憶がありません。1年生の時は殆ど寝ていました。2年生になって、少し勉強しましたが、学校の授業に全く興味もなく、ついていけなくて・・・わざと白紙答案を出して嫌いな先生に逆らっていた記憶があります。教師からすると本当に嫌な生徒でした。3年生になっても授業は受けてはいましたが、教室で本気で勉強した記憶がありません。そういう訳で「1」の教科が「英文法」「体育」「倫社」「古典」と4つもありました。勿論、バレないようにカンニングをしたりして、学期末は「2」になる程度には頑張り、留年だけは免れましたが・・赤点の記憶は鮮明です。本当に酷い高校生だったんですね。因みにカンニングをしたのは高校1年生の時だけです。小中学校では一度もやったことがありません。そのカンニングをしても学年で下から6番だったのですから滅茶苦茶です。
 じゃあ、どこで勉強したかと言うと、高校3年生で北大の受験に失敗して・・・浪人してから家でやったのです。来年に受かる保障はない、滑り止めも受けないという当時でも滅茶苦茶な挑戦でした。不安で押しつぶされそうになりながら、塾は勿論、予備校にもいかず、家で13時間頑張りました。何も分からない状態でしたから、数学はチャート式をやったり、世界史は参考書1冊を3か月で丸暗記したり、英単語も「試験によく出る英単語」を1か月で丸暗記しました。中学時代英語は得意だったのに、大学入試の英文法は4月の段階で20問中3問しかできなかった記憶があります。それでも毎日13時間、北大を目指して頑張れたのは、北大のテニス部でテニスがしたい・・・というバカみたいな夢だけがモチベーションでした。
何故、13時間やったかと言うと、当時の北大の入試が13科目あったからです。兎に角、北大に入る為の勉強に集中してやりました。数1、数2、数3、英語、現代国語、世界史、日本史、地理、倫社、生物、物理、化学、地学・・・各教科毎日1時間やったのですが、入試の結果は数学が8割5分、現代国語と英語と生物と世界史は殆ど満点でしたが、物理と化学は足して10点、古典は0点・・・そんな感じだったと思います。
何を言いたいかというと、「学校だけが学ぶ場所ではない」ということです。その気になれば、家でも学ぶことはできます。大昔の僕でさえ学ぶことはできたのですから、今の時代を生きる君たちはパソコンとwi-fi環境さえあれば、予備校の授業を見ることもできるし、語学のtrainingも経済の勉強もできます。海外の大学の授業だって見ることが出来ます。世界中の仲間と繋がることだってできます。
学校で学ぶことは君たちの権利です。義務ではありません。学校に行かなくても悪いことをしている訳ではありません。大事なことは学び続けることです。他人からどう思われるかではなく、自分がどう生きたいか・・・それを大切にしてください。そして、困ったら、君たちを愛する大人に相談してください。きっと、話を聞いてくれて、いいアドバイスをくれる筈です。世の中はなかなか思い通りにはいきません。特に人の心はね。それにイライラしないことです。夢を叶えるには努力して、努力して、その努力を認められることです。努力をしていれば、その努力を誰かが見てくれています。人生って、そういうものなんです。
*教師の癖に、子ども達を学校に行かなせなくていいのか・・・そう思われたかも知れません。そうですね。学校には行かせなくていいんです。学校に行くのは子ども達の権利であって義務ではない。それが僕の考え方です。学校で学ぶのが一番楽だけれど、学ぶ場所はどこでもいい、そう言っているのです。子ども達は学校に来るべきだ。来て当たり前だ。そう思わないでください。行きたくても行けない子ども達がいるんだということを分かって欲しいのです。目の前の子ども達が大切なのは当たり前ですが、目の前に見えない子ども達にも心を寄せてやってください。そして、力を貸してやってください。
 
今日の写真1
懐かしい写真です。拝島の信子おばちゃんのところに母さんと礼子おばちゃんとが集まって・・・従姉妹達がいて・・・僕はいませんが、僕が好きだった人達が沢山写っています。

今日の写真2
これは父さんと父さんのお兄さんの一夫おじさんのツーショットです。とっても仲がいい兄弟でした。戦死した登おじちゃんとも末の弟の猛おじちゃんとも仲がよかった父さん。羨ましいぐらい素敵な兄弟でした。

今日の写真3
突然時間が流れて・・・六中テニス部の姉妹です。なつもつぐみも亮のお姉ちゃんのような存在でした。全国大会に二人で出場した時の写真だと思います。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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