6月12日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第164弾!2020年6月12日(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第164弾!2020年6月12日(金)  たかやん

4時過ぎ
寝たのはかなり遅かったのだが、目が覚めたのは4時過ぎ。少し駅立ちモードになってきたのかも知れない。議会が終わったら駅立ち・・・そう思っていたのだが、議会が終わったら「市長選」なので、ちょっと難しいかも・・・全くコロナ野郎のせいだぜ・・・・。

都知事選
山本太郎が都知事選に出るか出ないか・・・少し話題になっている。一番面白いのは「出るよー!」と言っておいて、最終調整で「宇都宮健児」に1本化するという作戦である。その逆はない。小池百合子を倒すには「山本太郎」は必要だ。しかし、候補者として、宇都宮健児と一緒に立ったのでは小池百合子を支援するようなものだ。本気で小池を倒しにいくのなら、みんなの注目を集めておいて・・・最後は「山本太郎は宇都宮さんを応援します!力貸してください!」と叫ぶことだ。

残りもの
今朝の朝ごはんは・・・昨夜、空が残した「焼きそば」と「カレー」。人間の神経というのは不思議なもので、飢餓状態でもない限り、「誰のものでも食べられる」・・・と言う人は殆どいないだろう。でも、自分にとって大切な人の「食べ残し」は食べられるものなのだ。今の空が「空父」の食べ残しを食べられるとは思わない、食べて欲しいとも思わない。やがて空が父親になった時に、その気持ちが分かればそれでいいのである。

素振り
一般質問のトップバッターだというのに、控室で最初にやったことは素振り。最近、全くテニスをしてなかったので、昨日も今日も少し振ってみた。ラケットを振っていて思うのだ。もし、テニスと出会ってなかったら・・・俺の人生はどうなっていたんだろう・・・。高校の仲間も大学の仲間も、テニス部の教え子達もみんないなくなる訳で、勿論、今僕の周りにいる沢山のテニス仲間もいなくなる・・・そしてきっと、教師にもなってないだろうし、議員になる可能性なんか0%だし・・・・結婚もしてないし、子ども達も誰も生まれてこない訳で・・・今の人生とは全く違う人生を歩いていたことになるのだ。今僕が幸せなのはテニスと出会えたからである。

Covid-19
質問席で準備をしていると後ろから「たかむらさん、Covid-19のdってなに?」と聞かれた。coronavirus disease のことなのだが、確証がなかったので、調べる。そして、『やっぱりcoronavirus disease 2019の略だよーっ。』と言ったのだった。「病気はsickじゃないの?」『illness. disease. sickness. 病気も色々な言い方があるのよねえ・・・』
そんな脱線をしながら、質問の準備をして・・・9時半、僕の一般質問がはじまった。
なるべく答弁を少なく、知っていることを確認する質問はしない。でも、言いたいことは言うし、次につながる答弁を引き出したい・・・そんな1時間ちょっとをイメージして、質問をはじめた。そして、1時間10分後・・・持ち時間のブザーを2回鳴らし、僕の質問は終わったのだった。妹が一昨日ブザービーターになったので、兄も鳴らさないとね・・・・。

練習
今日も白杖の練習をした。控室の前から議場の議席までの道のりにも段々慣れてはきたのだが、まだまだ「壁の圧力を感じる」ところまではいかず・・・それでも、孝子先生には「いい感じじゃん」と誉めて貰ったのだった。

大森敬蔵
午前中、そして午後の傍聴者の中に懐かしい顔が・・・大森敬蔵である。大森先生は若い頃、僕が憧れていた先輩で、その授業に引き込まれた経験がある。そして、「ゴリラ塾」という塾の世界でも先輩なのである。その隣にいた女性が・・・「恒志の母です!」マスクをしていて分からなかったのだが、僕がお姉ちゃんと弟の恒志と4年間担任した、恒志のお母さんだったのだ。どうやら、好枝さんの質問を聞きに来たらしく・・・二人ともお元気そうでなによりだった。


夜は塾。中三の息子・娘達の塾。二人の弱点を見つけ、「国語」と「数学」の弱点を中心に苦手なところをやりまくった・・・コロナが治まってきて、塾生も少しずつ増えてきたし、楽しくなってきたぞ。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第813弾!   授業数

 新座市の中学校のお話です。この3か月の休校で不足した授業数は150時間にもなるそうです。そこで、僕は中学校の授業時間を50分から40分に短縮する提案をしました。40分授業をすることで、週の授業数が確実に5時間増えます。土曜日にも授業をすると週に10時間は確保できます。そうすると、月に最低でも40時間増えますから・・・4か月で160時間挽回できるという仕組みです。仮に月曜日から金曜日まで7時間授業をしたとしても、15時20分には終わります。お昼ご飯も12時に食べられます。40分の短縮だと授業に緊張感もでますし、子ども達の集中力も続きます。そして、換気をする時間が短くなりますから、コロナ対策を考えたとしても名案だとおもいます。
 今の中一の子ども達は卒業式も入学式も・・・ちゃんとしたものではありませんでした。それに加えて、遠足も体育祭も合唱祭もなかったら・・・そして、先生達が焦って授業を進めていたら本当に可哀そうです。3年生も同じです。修学旅行も最後の体育祭も合唱祭もないのでは、燃える場所がなくなってしまいます。2年生だって部活動の時間が大幅に削られるでしょうから、精神的に不安定になってきます。そして、先生達も授業だけではストレスが溜まりますね。
 「7時間授業だと子ども達に負担がかかる」と今日の議会で教育長は答弁しましたが、授業が終わる時間は変わらないので、負担は逆に減ると思います。授業に対する休み時間の割合が増えるからです。先生達にとっても、授業数を気にせず授業を進めることができるので、精神的にも楽になります。
 50分授業を40分に短縮することは、午後に保護者会があったり、研修会があったりするときに、昔からやられていたことでした。授業時間が10分減ると、何が起こるかというと、先生はちょっとだけ、授業の能率を上げようとするのです。詰まり、少しだけ効率よくやろうとします。すると、授業に緊張感が生まれ、リズムとスピードが出てきます。中学生の子ども達は50分間連続して集中することが難しいので、40分の方が生徒達にとっても「心地よい」時間になるのです。
 僕は五中・六中時代、授業のはじめの5分で歌を歌い、(理科の授業なのに・・・)最後の5分で子ども達に授業の感想を書いて貰っていた時代がありました。まずは歌でリラックスさせて、集中させ、最後の感想を書いて貰うことで、自分の授業の駄目な部分、彼らが理解できなかった部分を次の授業に繋げるという作戦でした。
 信頼関係がないと、感想に本当のことを書いて貰えませんが、子ども達の正直な感想を読めるようになると、自分の授業の「よい所」を確信したり、「不足している所」に気が付いたり・・・とても、いい経験になりました。授業中、子ども達の表情を見ていれば、理解してくれたのか、くれなかったのか、興味を持ってくれたのか、くれなかったのか、大体分かるのですが、実際に感想を書いて貰うと、「ここの説明が分からなかった」とか「もう少し分かるまで練習して欲しかった」とか「黒板の字が汚い」とか・・・色々出てくる訳です。
 歌と感想を除くと、僕は毎回40分の授業をしていたことになります。それでも、北辰テストでは県のトップの方にいましたし、受験で困ることもありませんでした。大切なことは「ちょっと能率をあげる」「ちょっと気合を入れる」「ちょっとテンポをUPさせる」「いいリズムでやる」ということです。・・・ひとつの授業毎にそう意識すれば150時間は自然に取り戻せるのです。
 「遠足」「修学旅行」「体育祭」「合唱祭」・・・学校には色々な行事がありますが、意味のない行事など一つもありません。そこでクラスメイトと頑張ったドラマこそが子ども達とあなた達の思い出になるのですから・・・。これからも、第二波、第三が来る可能性があるのですから、授業数を確保しておくことは大事です。学校単位でもできることなので、是非挑戦して欲しいところです。授業数が足りなくて本当に困るのは、子ども達と現場で頑張るあなた方なのです。
1年が終わってから後悔しても、時間は巻き戻しができません・・・。こういう時こそ、固定概念を捨てて、発想を変えてみることが大事だと思います。
 
今日の写真1・2・3
一般質問当日だというのに、その準備がまだだというのに、素振りをして、trainingをするのですから、何をやっているのやら・・・・。まあ、原稿は通告書しかないので、準備と言っても何もないのですが・・・・別に舐めている訳ではありません。そういうスタイルになってしまったのです。だから、今朝「なるべく長くやってくださいね。」「午後からのスタートにしたいので」と好枝さんに言われた時、『分かりました。』と答えた訳で・・・。1時間以上はやって、後は大輔に任せよう・・・そう思ったたかやんでした。ちゃん、ちゃん!

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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