6月14日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第166弾!2020年6月14日(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第166弾!2020年6月14日(日)  たかやん

朝刊
いつの頃からか日曜日の朝刊の前川喜平のコラムを読むのが楽しみである。彼の文章は文科省トップだった事務次官としての見識は勿論、子ども達への深い愛を感じさせてくれるのだ。「死ぬまでに一度会ってみたい10人」の中に入る人である。

雨の日曜日
昨日も今日も雨。テニスもできず、洗濯物も外に干せず・・・家族で「自粛」するしかない訳で・・・韓国ドラマを見ながら、洗い物をするあたし・・・・。

気胸
でも、悪いことがあれば、いいこともある訳で・・・左胸の痛みは消えている。テニスでサービスを思い切り打った時に気胸になったので、やはりテニスの動作で痛みが出やすいのかも知れない・・・。

お風呂
雨の中、散歩に行って、ずぶ濡れになって帰ってきたココアと一緒にお風呂に入る。長男も次男も「一緒にお風呂」に入る時期は短かった。長女とはもっと短かった。三男のココアの体を洗いながら、「裸の付き合いはいいよねえ」と呟いたココ父であった。

会議
マンションの管理組合の会議がはじまった。「三密」がなんちゃら言ってる場合ではない。短時間で多くの作業をするには、人数がいないと出来ない訳で・・・我が家の狭いリビングで喧々諤々の意見交換の後、印刷、コピー、袋詰め、宛名書き・・・一致団結しての手作業が終わったのは、会議がはじまってから2時間半後であった。ふう。

タイ
ラインを使って、タイにいる友達と久しぶりに会話をした。複数のメンバーでtalkして、その後はライン電話で話をして・・・超、楽しかった。笑ったのはスマホでライン電話をしながら、パソコンでラインtalkが出来たという事。スマホでは口を使い、パソコンでは別の相手とキーボードで語ったのだ。スマホの相手は一人だったが、パソコンの相手は3人で・・・一瞬頭がパンクしそうになったのだった。

命日
母さんの命日が近づいている。あと10でもう1年も経つのだ。この世からお母さんが居なくなるという恐怖がずっとあったのだが、それは違っていて・・・いつでも一緒にいるし、いつでも声も聞こえるし、時には交信することもできるから不思議だ。恐ろしいくらい愛されていたと今更ながら感じる今日この頃である。

ビデオ通話
夜は高2の娘と久しぶりにビデオで話をした。中学時代に悲惨な虐めにあった心優しい娘は、ちょっとした言葉がきっかけで、今でも「担任に言われた酷い言葉」や「友達から書き込まれた酷い文字」がフラッシュバックするらしい。そんな娘を見ていたら、思い切り抱きしめてやりたくなった。家に籠ることが多く、家族以外の人と話す機会が極端に少なくなっているらしい。小学校時代の6年間、外で友達と遊びまくり、皆勤で過ごした元気いっぱいだった娘が今、苦しんでいる。毎日、毎日、言葉と笑顔で「抱きしめてやろう」そう思ったのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第815弾!   言葉の力

 教師によって吐き捨てられた言葉を思い出し、長い間「苦しむ」子ども達がいます。自分を否定され、自分の言葉を信じて貰えず、みんなの前で酷い言葉で晒し物にされた記憶はそんなに簡単に消えることはないのです。
 どんなに体が大きくて、強く見える子ども達でも、心が強いとは限りません。他の人から言われても平気な言葉でも、信頼していた友達や担任、そして顧問から言われると「深い傷」になってしまう場合もあります。僕の21年間だけの経験から言っても、「ビンタ」や「ケツ竹刀」の痛みは消えても、「言葉」による暴力は消えることはない・・・言葉にはそういう目に見えない力があるのです。
 反対に、「温かい言葉」や「自信をつける言葉」は子ども達に生きる力を与えます。僕はこの日記を書き続けられるのも、「一生懸命」という議会報告を書き続けられるのも、「一生懸命」という学級通信を書き続けられたのも・・・小学生の頃、お父ちゃんに「朋矢は文章が上手だよ」と言われたことが自信になったからです。誰に批判されても、お父ちゃんが認めてくれたのなら、絶対に大丈夫だ。そう思って書き続けられたのです。
 子ども達の人生をぶっ壊すのも「言葉の力」なら、子ども達の人生を一生支えるのも「言葉の力」なんです。言葉によって壊された人生は言葉によって治すしかありません。目の前の子ども達の心の傷を治せる、温かくて心優しい先生になってくださいね。

今日の写真1 
五中1期生の時代に使っていたカメラはニコマートFTNという機種でした。白黒の写真が当たり前の時代でした。この子達が僕を守ってくれたから、僕は教師を続けられたのだと思います。感謝、感謝です。

今日の写真2
五中の修学旅行の写真です。奈良だから鹿がいるのでしょうね。山口常義がいるということは、五中7期生の時ということです。懐かしいベストを着ています。

今日の写真3
これも五中時代の学活の写真でしょうか。読んでいるのは「学級通信」なのかな?何をしているのか、誰が撮ったのか・・・全く分かりません。多分、これも五中の7期生の時代の写真だと思います。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

20200614-1.jpg 20200614-2.jpg 20200614-3.jpg