6月8日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第160弾!2020年6月8日(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第160弾!2020年6月8日(月)  たかやん

朝刊
5時過ぎ、今朝も朝刊で一日がスタートした。外は気持ちのいい風が吹いていた。いい一日になりそうな気がした。

5時半過ぎ
亮からラインが来た。「痛み止めがない?」というラインだった。空の鎮痛解熱剤を持って、亮のアパートへ行く。尿管結石で苦しむ息子がそこにはいた。嫌な体質を遺伝させてしまったなあ・・・と申し訳ない気持ちで一杯の父であった。

市役所
今日は委員会の日。議案が少なく、部長報告が終わると、審査事項は「市道認定」の1件だけ。今日もあっという間に終わってしまった訳で・・・明日から一般質問がはじまる。

理事会
家に戻ってからは空ママの代わりにココアの散歩をして、その後はマンション理事会の仕事に集中。ファクタリング会社とやり取りをして、無事に書類を提出したのだった。

新学期
心配していたことが起こってしまった。長い休校の後、子ども達の心は揺れる。課題ができてなかったり、先生や友達と仲良くできるか不安で揺れるのである。揺れる子ども達のことが心配である。

須美江
ココアの二度目の散歩の帰り道。向こうから、笑顔のおばちゃんが手を振ってきた。『え?』「先生!」(あ、須美江だ)『おう!』「先生、大丈夫なの?」『え?』「無理しちゃ駄目だよ!」『え・・・何で知ってるの?』「色々やり過ぎだよ。マンションのこともやってるでしょ。奥さん達にとっては、先生一人なんだからね。誰かに任せないと駄目だよ。」『お、おう・・・』五中4期生の須美江も、もう50歳を超えた訳で・・可愛かった15歳の頃と同じ顔をしていたが、頭には白いものが見え隠れしていた訳で・・・。それにしても、須美江が僕の「一生懸命」を今でも読んでくれていたことが嬉しい。誰にも言ってないのに、僕のことに恐ろしく詳しい訳である。そして、感謝の気持ちで一杯になるのだ。あの頃の須美江は14歳〜15歳。僕は25歳〜26歳、そんな若造(しかも、僕の若い頃なんだから、もう滅茶苦茶だ)がろくなことを教えてないだろうに・・・そんな僕を今でも「先生」と呼んでくれて、僕の体を心配してくれているのだから・・・・須美江!ありがとうね。体に気をつけるね。また、みんなで会おうね!!

超ミニ理事会
ピンポーン、理事会のメンバーのヒロさんが来た。玄関の外のスペースで二人で打合せ。
この間はゲリラ豪雨の時に数人のメンバーと現場で理事会をやったし、今日はヒロさんと二人だけの理事会をやったし、毎日、ラインで理事会をやっているし・・・隙間時間にみんなと繋がって、仕事ができることが嬉しい。人生、隙間時間である。

母さんの本の中から・・・
幼い日の遊びから得たものは大きい。昔は兄弟も多く、遊び相手も沢山いた。遊びの中で気力も体力も養われ、仲間と共に生き、何かを達成する喜びを知った。お金はひとつもかけていない。一人一人の頭から次から次といろいろな遊びを思いついた。まさに良く遊び良く遊
びで、暗くなるまで外にいた。
 今思っても心の底から楽しかったと思う。貧しさは必ずしも不幸ではない。貧しさ故に小さなことに喜びを見出し、心豊かな日々を過ごせた。私の生きる原点は、そこから生まれたのではないだろうか。
*ふーむ、僕が「遊びの天才」と言われたのは、母さんのDNAだったのね。そして貧しくても幸せな気持ちになれるのも、母さんの考え方が染みついているからなのかも知れない。小さなことに喜びを見出すって、僕の得意技だから・・・・。生まれてからずっと豊かな時代に生きる人達より、もしかしたら、簡単に幸せになれるのかも知れない・・・。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第807弾!   国歌法2

 昨日の続きです。同じコラムの再掲ですが、この部分が余りにもバカバカしいので・・・みなさんにももう一度見てもらいたいと思いました。

2003年には東京都教委が「教職員は国旗に向かって起立し、国家を斉唱する」と通達した。11年には大阪府が「教職員は起立により斉唱を行う」という条例を制定。13年には府教育長が、起立斉唱を目視で現認(口元チェック)するよう通知した。思想良心の自由を侵すとの訴えに対し最高裁は、起立斉唱の職務命令には必要性。合理性があると認めた。僕は文部官僚だったが、個人としては最高裁の判断はおかしいと思っている。
 自民党改憲草案には「日本国民は、国旗及び国家を尊重しなければならない」とある。こんな改革が行われたら、国旗国歌法に香港の国歌法のような罰則を設けることも可能になる。自由は普遍的なものだ。自由を侵す法は、香港でも日本でも許されない。
 (東京新聞 6月7日 朝刊 本音のコラム     前川喜平  より)
*国旗に向かって立ち、国家を大きな声で歌ったら、愛国心の証明になる・・・そんな表面的なことで教師を評価しようとしたのですから大馬鹿です。ましてや、口元チェックとは・・・開いた口が塞がらないとはこのことです。口パクで歌っても心を込めて歌っても、見かけが大切と教師に言っているのです。そして、子ども達は当たり前のようにそれを真似るのですから、酷い話です。・・・・愛国心とは何なのかを知らない輩がつくった条例だということが分かります。こんな糞条例に疑問を感じない教師達に育てられた子ども達に真の愛国心など育つ筈がありません。隠れてゴミを捨てたり、見えないところで悪いことをやる子が育つとは思わないのでしょうか。前川喜平が言うように、僕もこの最高裁の判断は間違っていると思います。自民党改憲草案には「日本国民は、国旗及び国家を尊重しなければならない」とありますが、その自民党の安倍内閣が売国法と言われる「種苗法改正案」を今国会に提出していることでも、その上っ面ぶりが分かります。
 愛国心は他国を攻撃することではないし、他国の言いなりになることでもありません。そして、我々国民が時の政府の言うことを鵜呑みにすることでもありません。
 若い先生達には目の前の全ての子どもを愛することが「愛国心」だと思うのです。肌の色は勿論、全ての子ども達の個性を認めて愛することが本当の「愛国心」だと僕は思うのです。
 子ども達には歌いたい歌を歌わせたいものです。最近の僕は、「反安倍内閣」の気持ちを込めて、「君が代」を歌うことがあります。昔は歌わなかったのに、今は歌える自分がいます。日本国民の為に、安倍内閣がはやく消えることを願って歌うのです。心優しい天皇が嘘つき内閣にこれ以上利用されるのだけは避けたいところです。

今日の写真1。
右端が母さんです。この写真は前にも出した記憶がありますが・・・五中の1期生の子達が我が家に遊びに来てくれた時の写真ですね

今日の写真2
五中4期生のテニス部の子達です。これ、誰の家なんだろう・・・俺の家じゃないよねえ・・・みんな仲良かったんだねえ・・・。

今日の写真3
兄の嵒が32歳の時の写真です。僕が23歳で兄貴が32歳・・・とんでもなく大人に見えたのですが、今から考えると兄貴も若かったんですね。今の僕の半分の歳にもなってないんですから・・・こうして見ても可愛い顔してますもん。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・

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