7月1日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第183弾!2020年7月1日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第183弾!2020年7月1日(水)  たかやん

7月
あっと言う間に7月に突入である。さ、何がどう変わっていくか・・・楽しみな一日がはじまるぞ・・・

恐怖の現金  東京新聞朝刊 本音のコラム から

河合克行・安里夫妻の公職選挙法違反(買収)容疑をめぐる告白ドミノ。現金を受け取った広島市の市議らの証言を朝日新聞から拾うと・・・。
「(克行議員に)コントロールされていく、手足を縛られていくような感覚があった」(広島市・石橋竜史市議)。「『いけません』と返そうとしたが、『いいからいいから』と押し切られた」(安芸高田市・水戸真悟副議長)。「返して関係を崩すより、『政治家の付き合い』を続けた方がいいと考えた」(呉市・土井正純市議)「現金だと分かってゾッとした」(江田島市・胡子雅信市議)。「(記者に話して)少し楽になった」(広島市・沖宗正明市議)。
 金銭の授受というよりもまるで心霊スポットで悪霊に取り憑かれ、金縛りにあった人たちの証言である。彼らが語っているのはなべて「恐怖の体験」だ。選挙の金には怨念がこもる。となると最高の恐怖はやはり中国新聞が報じたこれか。
 「安倍さんから」といわれて30万受け取った。「安倍さんの名前を聞き、断れなかった。すごく嫌だったが、聞いたから受けた」(府中町・繁政秀子元町議)
 類似の事例は「『安倍晋三からです』といわれて百万受け取った」(森友事件)、「総理のご意向だと聞いている」(加計案件)。首相の名前が脅しの切り札になる国。ほとんどホラー映画である。  斎藤美奈子(文芸評論家)
*今までも「バカ総理」と呼びたくなる総理大臣はいたけれど、これだけ「我がまま」で「嘘つき」で「バカな総理」はいなかった。自分の友達の為には国民の金をいくらでも使ってしまうのだから恐ろしい・・・習近平・金正恩・トランプ・プーチン・安倍晋三・・・みんな恐ろしいけれど、恐ろしさの順番は?

東久留米
空を駅まで送る。途中で、傑市長の選挙カーが向かってきて・・・思わず手を振ったのだった。そして、空は無事に学校へ。昨日も遅くまで勉強していたなあ・・・・。

所沢
その後は所沢の公証人役場へ。昨日電話で『公証にいくらかかりますか?』と聞くと「1枚1500円です。」と言うから、『2枚あるんですけど・・・』「1枚1500円です」『2枚だと3000円ですね。』「1枚1500円です」(このおばちゃん何なの?)と思ったのだが・・・・・
公証して貰って、会計に行くと、領収書に11500円という数字が・・・(あれ、1500円じゃないの?)「1万1500円です」そこで気がついたのだ。あのおばちゃんは「一枚1500円」じゃなくて「1万5000円」だと言っていたのだ。・・・・長年使ってきた日本語でさえ、電話で聞き間違えるのだから、これが英語となったら・・・でも、普通なら2週間以上かかることを1日で終わらせた訳で・・・よかった、よかった。

朝ごはん
今日の朝ごはんは12時過ぎ。昨日の夕飯から16時間空けると・・・そうなる訳で・・・少しは胃腸を休めることができたかも知れない。

会計監査
マンションの6月分の会計をしめる。ひと月毎に会計監査が入るので、大変だけれど、複数の目が入る方がいい。個人情報以外の全ての情報を理事会のメンバーが共有しているので、安心である。勿論、全員がボランティア。全体の管理費を浮かせるために全員が無償で動いているところが強みである。忙しくて、今日も病院には行けず・・・とほほほほ。

周庭さん
香港民主間運動の旗手である「周庭さん」がTwitterで政治団体デモシストから脱退することを表明。「それに対して、“なんでやめるんだ”“死ぬまでやれよ”って文句言う人が滅茶苦茶いるんだ。」「酷くない?」「何にも知らない癖に」と帰りの車の中で怒る空。「日本人ってどうして、そうなんだろう。本当に恥ずかしい。」と止まらない。英語と台湾語と日本語を自由に操り、香港の自由の為に戦ってきた周庭さんを17歳の日本の少年は尊敬しているのだろう。語学の面でも考え方の面でも、空にとっては「先生」なんだと思う。その先生を侮辱されて、怒っているのだ。怒れ、怒れ17歳。そして、その怒りを自分なりに表現していけ。お父さんは周庭さんも空も応援するぞ。


夜は塾。中二の息子との個別対応の塾。何があっても、子ども達との時間があると、やる気になるし、元気になるから不思議である。まだまだ、子ども達に伝えたいことが沢山あるからだと思う。「教育」は繋ぐことだと思うから・・・・中二の息子が出来ると思っていた英語で躓いていることを発見。基本から教えると納得する息子。そして、後半は中三の息子がずぶ濡れになって登場。僕のズボンを履かせて・・・・息子と娘が集まって、英語と歴史でワイワイガヤガヤ・・・中身の濃い3時間があっという間に過ぎていったのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第832弾!   学校っていうところは

『一生懸命』幻の学級通信 新座市立第六中学校3年1組 1998年  3.13 から

学校っていうところは・・・
「緊張しろ!」「1.2.3.頭の中で数えろ」「先生方に感謝してください」「ダラシナイ!」「フラフラするな」「中学生らしい格好しなさいよね」「ニヤニヤするな」「我慢しろ」「一人が乱れると、みんなが乱れるんだよね」
卒業式の予行に行くと、こういう声が飛び交うのが今の学校らしい。「緊張しろ」「我慢しろ」という言葉は軍隊、刑務所、体育大学にはピッタリの言葉かも知れないが、僕の頭の中の学校にはいらないなあ。『リラックスして』『我慢はするなよ。』僕ならそう言う。「中学生らしい服装」には『自分らしい服装』かな。おまけにみんな怒った眼で子ども達をジロジロ見て、何か変なところは無いかを探す・・・スカートの丈で「良」か「不良」かを見分けようとする感覚に僕はどうしてもついていけない。
儀式という割には二人同時に礼をさせたり、気持ちが大切というのに、頭の中で数を数えさせてみたり、子ども達は軍隊や刑務所や体育大学に行く子ばかりじゃないんだから・・・そんな練習必要ないのに・・・。かと思えば、時間を気にして猛スピードで呼名したり、僕にはその辺が分からない。みんな違っていることが当たり前なのに、乱れているのが自然なのに。。。。学校ってところは、一体何を教えるところなんだろう。
「笑顔」とか「優しい言葉」が人に力を与えるんじゃないかって僕は思っているんだけど・・・殆どないなあ、そういうの。みんなで睨んで命令語。それが今の学校だね。悪いとこ、人と違うとこ探して、指摘して何が育つんだろう。そして、不機嫌な顔の勢ぞろい。これじゃあみんな病気になってしまう。「日本の学校は中古品を大量生産している」と書いたユダヤ人がいたけれど、もしかしたら、病人も大量生産しているのかも知れないなあ・・・
 30年前の新宿の中学校はもっともっと自由だった。校則も殆ど無かった。今の子達より沢山遊んだけど、勉強も沢山した。先生も色々だった。平気でぶっ飛ばす先生もいたし、いつもニコニコ笑顔だらけの先生もいた。みんな違っていた。ただ授業だけは面白かった。部活は週に3回くらいで、バンドを組んで歌う暇もあった。カップルも一杯いたなあ・・・。
先生の家にも遊びに行った。そう、中二から革靴を履いていたっけ。靴は自由だった。カバンも体操服も自由だった。勿論、靴下も自由だった。ただ校章とクラスのバッジを付けていればOKだった。名札は無かった。先生達は顔を見て、名前を覚えてくれた。僕はそんな先生達が大好きだった。
*昨日の2年1組の「一生懸命」かと思ったら、僕の六中最後の卒業生3年1組の「一生懸命」でした。五中では学年の中心的なメンバーだったので、五中10期生の卒業式の練習や予行は怒ったことがありませんでした。嵒さんが主任で僕が副主任だったんですね。でも、六中では1組の担任ではありましたが、生徒指導担当ではなく、練習や予行でピロピリする同僚たちをちょっと覚めた目で見ていた記憶があります。五中で4回、六中で4回卒業生を出しましたが・・・この時の卒業式の練習は子ども達が可哀そうでした。僕はどうしても「外見で子ども達を見る」ことが出来なかったのです。スカート短くて結構。靴下ルーズソックスで結構。髪の毛背中まで伸ばしていて結構。だって、それが僕が愛する子ども達だったのですから・・・来賓の目にどう映るかなんてことは、僕にはどうでもよかったのです。愛する子ども達との最後の時間を誰にも邪魔して欲しくない・・・そういう気持ちで、僕は卒業式の練習に参加していました。

今日の写真1・2
五中4期生の卒業アルバムです。僕が1組で2組が博子姉ちゃん、3組が亨で4組が川島勝治、5組が誠で6組が千田先生、7組がクリッタで8組が光、9組が志茂さんという布陣でした。そして神宮司久子が学年主任でした。みんな若いっすねえ・・・。

今日の写真3
教師脳の凄いところは、この写真を見ただけで彼女達が何年生の時の写真か分かることです。かおりが先頭にいて、美音、明美が後ろにいます。勿論、それだけで1年3組の写真だということが分かります。そして、隣のクラスに上村さんが写っているので、1年生だということを確信できます。彼女は優秀な生徒でしたが、2年生の時に転校したのです。それが残念だったことを覚えているのです。本当に大事なことは忘れているのに・・・・詰まらないことを覚えているんです。教師脳って、本当に不思議な脳みそです。

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