7月14日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第196弾!2020年7月14日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第196弾!2020年7月14日(火)  たかやん

修学旅行
久しぶりの修学旅行。我がクラスだけ他のクラスと離れ離れになって・・・感じのいい日本旅館に泊まることに。みんなで風呂に入って・・・人生を語ったところで目が覚めた訳で・・・。いい夢だったなあ・・・。

朝勉
暗い内から世界史を少々。そして、英語と数学・・・・脳みそが衰えないようにしないとねえ・・

東久留米
雨の東久留米駅前は送迎の車で一杯。顔見知りになった車も多い。今日も後ろから来た車とエアーハイタッチをしたのだった。そして、空は元気に階段を上がっていった。

管理組合
午前中は管理組合の理事長としてのお仕事。市内の業者さんに「見積」のお願いをする。今までは「管理会社」が間に入っていたので、直接のやり取りになる。いい仕事をしてもらって、管理組合としても満足する・・・そういう関係が地元の業者さんとできるように、理事会としても常に努力をしないと・・・・。

伸之
今日も五中4期生の伸之が来てくれた。当然のことながら、クリッタに電話をする。伸之は1年生は俺、2・3年生はクリッタが担任だったのだ。
そして、当時23歳と15歳の師弟は何十年かぶりに話をしたのだった。「全然、声が変わりませんね」と伸之。「あの節はご迷惑をおかけしました」「元気でやっております。」嬉しそうである。そして、伸之との会話が終わり、クリッタと話をすると・・・『ねえ、覚えてる?二人で警察に捕まったよねえ。』「誰にも言えませんよね。朝霞警察。」『え?田無警察だろ?』「俺達2回捕まったんすよ。」『え?そうだっけ・・・。』ヤクザから生徒達を奪還したのはいいけれど、どうやら二人して「不良」だったらしい。「未だにあの時の子達の名前、全員言えますもん。飯沼・池田・梅村・大谷・・・・」『持ち上がりだったからねえ・・・俺も端から全員言える。』「あの時だけですからねえ・・・」『そうだよねえ。』後にも先にも五中の3期生と4期生だけなのだ。クラスが持ち上がれたのは・・・・。全ての担任が「持ち上がりたい!」と言わない限り、持ち上がれないものだから・・・・。それにしても、朝霞警察にまで捕まっていたとは・・・それを覚えてないところも笑える。どうやら、クリッタの方が記憶力がいいらしい。流石、現役で埼大である。


夜は塾。中二の息子との個別の塾。それにしても、試験範囲のプリントが「不親切」にしか見えない。特に理科の範囲を見て驚いた。

「1年教科書p220〜270.2年教科書p84〜95.1年ワークP88〜107(ワークP107以降は地学の部分のみ範囲)、ワークシートもP36〜56の地学の部分のみを範囲とする。」
2年ワーク、P36〜38、P55〜63(範囲のところのみ)*ワークシートも単元2で範囲のところは全てやっておく。1年小テスト:1年の地学の部分全て。2年小テスト:13
*その他、授業のノートや学習プリントや演習プリントで試験範囲の個所も確認しておくこと。・・・・*俺が読んでも分からん。

学習のポイント
ワークや小テストの問題を何度も解く練習をする。授業で学んだポイントをおさえているか確認する。地学は地震の計算問題や柱状図の問題を何度も解く。生物は図を書いて語句の確認をする。実験から何が言えるのか、簡潔に自分の言葉でまとめられる練習をする。
*実験やったの?と聞くと「やってない」。『あらま・・・』

提出物・・2年ワークノートP17 と(P24〜30は範囲の所のみ全てやってくる)
1つ1つ〇付け直しを行うこと。工夫で加点あり。提出期限は7月21日の帰学活後、直ぐ回収。回収後1.2組はY先生。3〜6はSの職員室机上に提出すること。」
*本当に意味がわからん。

同じ理科として、もし自分が現役だったら、この若い後輩に・・・「お前、こんなに分かり難い文章書くんじゃねえよ。」「自分が生徒だったら分かるか?分からねえだろう!」「文章はな。誰にでも分かり易く書かなきゃダメなんだよ。」「これ見ただけで、授業が詰まらないのがバレるぞ」「1つ1つ〇付け直しを行うこと。工夫で加点あり。って何だよ!やらせるなら、お前が〇つけしろよ!」きっと、そう言うだろう。そして、「飲みに行くか・・・悩み事あったら言ってみな。」そう言うだろう。

俺ならこう書くだろう・・
2年生のテスト範囲・・・“今学期”授業でやったところ。提出物なし。評価・・・90点以上取ったら、誰でも5。70点以上取ったら4。50点以上で3。授業に参加していれば2。授業態度は一切評価に入れない。幻の7番あり。(自分で問題を作って自分で解答する)以上。昔の五中・六中はそんな感じだった・・・・。

そして、社会の範囲を見て頷いた。社会の範囲にはこう書いてあったのだ。

教科書P97〜125、資料集P80〜115、社会の自主学習P2〜13、授業で配ったプリント。
それでいいのだよ。子ども達はこういう分かり易い文章を待っているのだ。
同じ学校、同じ学年でもこの差はなんだろう。俺が管理職だったら、期末テスト範囲表を見て、社会科の教師を誉め、理科の教師達は間違いなく校長室に呼び出して「コロナで焦る気持ちは分かるけど、もう少しポイントを抑えて行こうや」と言うだろうなあ・・若い先生達はどうしたらいいのか分からないのだ。3か月分の授業遅れを取り戻さなくては・・・と必死なのである。分からないでもないが、そういう先生達を見て子ども達がどう思うか・・・そこがポイントなのである。
後半は中二の息子達、中三の息子と娘達が来て・・・なかなか賑やかな塾になった。漢文を教え、数学を教え、英語を教えて・・・あっと言う間に22時になってしまったのだった。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第845弾!   ショコタン

 朝の番組に「ショコタン」が出ていました。「不登校新聞」を発行している方と一緒に、不登校になってしまった子ども達と話をしていました。
 自分にその経験がないと「不登校」の子ども達の気持ちを理解するのは難しいものです。僕自身、多くの生徒を見てきたから、「不登校」の子の気持ちが分かるのではありません。自分も似たような経験があるから分かるのです。
 何度も何度も「言われた言葉」を繰り返す。何度も何度も同じシーンを夢に見る。何度も何度も、ふとした時にそれが蘇ってくるのです。思い出したくない顔が何度も何度も繰り返し目の前に浮かんでくるのです・・・。僕の場合、それは中三の時の雪の公園であり、寒い日の教室でのワンシーンでした。そのシーンは共に、集団で囲まれて・・・殴られ、集団で囲まれて、ドスで脅かされた・・・たったそれだけのことだったのですが、その後何十年も同じシーンを繰り返し見たのです。相手が知らない奴らだったら、どれくらいよかったでしょう・・・それが小学校時代に遊んだ仲間達だったから、ショックだったのです。
 だから、子ども達が自分を虐めた担任や顧問、そして同級生から「お前が悪い」「いなくなれ」「死ね」と言われて、屋上から突き落とされる夢を見ると言っても、理解できるのです。それは誇張でも何でもありません。心が弱い訳でもありません。自分が受けたショック酷いとそういう夢だって見続けるものなのです。
 よく「お前が弱いからだ」と言う人がいますがそれは違います。自分が味方だと思っていた人間に「裏切られるショック」はやられた人にしかわかりません。「担任」「顧問」「友達」・・・普通は味方になるでしょう。ところが、「担任」も「顧問」も「友達」も年々劣化してきているとしたら・・・強いショックを感じる子達はどんどん増えていく・・・・それが今の「いじめ」問題であり「不登校」問題なのです。昔は、それでも学校だけだったし、家に帰れば守ってくれる親もいました。今は違います。どこまでもSNSで追いかけてくるのです。その言葉は実際の言葉よりもキツイ、悍ましい言葉なのですから、始末に負えないのです。
 繰り返します。虐められた子、不登校になった子が悪い訳でも弱い訳でもありません。悪いのは「学ぶ権利」を奪った担任、顧問、友達のフリをして攻撃を続ける悪魔達なのです。

今日の写真1
朝ごはんはこんな感じでした。これでも味噌汁なんです。トマトやサツマイモが入ってます。そして、枝豆やハンバーグまで・・・・ハンバーグ入り味噌汁?まいっか・・・。

今日の写真2
我がマンションには「そら」という名前のワンコがいます。これがまた可愛いのなんのって・・・・「そらーっ!」と呼ぶと、無茶苦茶尻尾を振ってくれます。

今日の写真3
見ただけで「やる気が失せそうな」期末テストの範囲表です。中学生達、辛いですよね。どこにポイントを置いて勉強したらいいのか、先生の方も分かってない・・・僕にはそう見えます。学習のポイントがポイントになっていません。そして、提出物。これを出している先生達、一度でいいから中学生と一緒にやってみればどれだけ酷い課題か分かります。全ての教科を提出しないといけないのですから・・・・ね。明らかにポイントと矛盾しています。膨大な量の提出物をやるだけで試験前の貴重な時間が終わってしまいそうです。勉強嫌いが増え、不登校にも繋がります。一体いつになったら気がつくのやら・・・。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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