7月18日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第200弾!2020年7月18日(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第200弾!2020年7月18日(土)  たかやん


外は雨。コロナに豪雨・・・本当に冗談じゃない。僕らは直接コロナに罹患した訳でもなく、直接豪雨の被害にあっている訳でもない。それでも、痛みをどこかで共有している訳で・・・爽やかな気分にはなれないのである。

パンク・・・
朝、空を東久留米に送ろうというときに、まさかのことが起こった。空を乗せて数メートル進んだところで、『ちょっと待って・・何かおかしい・・・』車を降りると、右前のタイヤがパンクしていたのだ。『なんじゃこりゃ。』「自転車で行くよ。」『それじゃ間に合わないだろ・・』そこにマンションの友達が偶然車から降りて来て・・・『ごめん!車貸して!それか、息子をひばりまで送って!』と無茶苦茶なお願いをして・・・空は無事にひばりが丘に送ってもらい、遅刻を免れた訳で・・・もう、感謝、感謝である。どうやら、タイヤは自然に摩耗していたらしく・・・・とほほほほ。

賢二
『タイヤがパンクしちゃった!助けてーっ!』と教え子の賢二にLINE。暫くすると、来てくれて・・・「取り合えずこれで、走ってて・・・」と、スタッドレスタイヤと交換してくれた。車のトラブルがある度に、教え子に助けて貰う担任であった。ありがとうね、賢二。


午後は塾。試験前の子ども達と燃える。「やる気」がなかなか出なかった子達が「やる気」になる・・・本当に見ていて楽しくなってくる。それは「勉強」でも「スポーツ」でも「仕事」でも「家事」でも「育児」でも「料理」でも・・・・何でも同じなんだと思う。「やる気」が人を変えていくのだと思う。普段、90分の塾だが・・・みんな気合が入っていたので120分ぶっ通しで頑張ってしまったのだった。ああ、疲れたーっ!

塾2
夜は高1の息子との塾。中学時代は「不登校」気味だったけれど、娘とは違い担任の先生に恵まれて、常に寄り添って貰っていたのが大きい。ラインで「英表は80〜90、数学は100点」と報告があった。高校の特進クラスで楽しく学んでいる息子と来週の科目の対策に燃えたのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第845弾!    舞台

 授業は舞台です。先生は役者です。「教室の主役は児童・生徒」という人もいますが、それは意味が違います。教室では先生だけが「準備」ができ、先生だけが「ネタ」を考えられるのです。どんな授業になるかは、「先生」次第なのです。「準備不足」「ネタ不足」では良い授業ができる訳がありません。
 「ネタ」は余裕がないと作れません。僕も教師になって1年目の最初の方は本当に詰まらない授業をやっていました。その内容は今でも「冷や汗」がでるほどです。3年の担任であるというプレッシャー。おまけに2年生の理科も担任させられるというプレッシャー。やんちゃな子ども達のプレッシャー。そして、職員室の先輩達のプレッシャー・・・・。その中で、「ネタ」を考えるのは本当に「無理」な話でした。しかし、詰まらない授業をすることはいくら新人でも子ども達が許してくれませんでした。
 先生が「役者」なら、子ども達は「評論家」です。詰まらない「舞台」には容赦ない言葉が飛んできます。「わからねえ」「何言ってんの?」「それ、どうやってわかったの?」反応は色々ですが、一番分かり易いのが、授業で寝られることです。子ども達が授業中に寝てしまったら・・・それはもう「最悪の舞台」をやっているということです。
 そうしない為に僕は「自分の失敗」を授業の「ネタ」に使いました。子ども達は「教師の失敗」を喜びます。それだけで、子ども達が笑顔になり、余裕がでてきました。
 よく、授業参観で「子ども達ばかり」に発言をさせて、それで終わり・・・という授業をみます。昔から使われていた「手口」ですが、実に低レベルな記憶にも残らない舞台になります。子ども達に発言をさせず、一方的に「役者」が語り続ける・・・という授業も問題ですが、50分間は独りでも「話ができる」という能力は鍛えた方がいい。
 50分間、子ども達を自分に釘付けできる「話力」があれば、授業に「余裕」が出てきます。子ども達の「表情」を観察し、小さな「反応」を見逃さず、彼らを「舞台」に引き上げて、「面白い」授業を作り上げることができるのです。毎日の授業が「舞台」だということを意識するだけで、授業は「上手」になっていきますよ。


今日の写真1・2・3
相棒の孝子とのツーショットです。1枚目は選挙前か選挙中か・・・2枚目は当選して初めて議場に入った時の写真。そして3枚目は初議会での様子です。こうして見ると、今と比べると固い表情に見えます。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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