7月25日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第207弾!2020年7月25日(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第207弾!2020年7月25日(土)  たかやん

4時
外は雨。まあジメジメした日がよくもまあ続くもんだわ。まるで「安倍政権」のような嫌な天気が日本中を覆っている。そして、今日も朝からどこのテレビ局も「コロナの感染者数」を流して、国民の感情をコロナ一色にしていくのだろう。いつも、こういう時に裏で動いている法案が危ないのだが・・・

東久留米
雨の中、空を東久留米に送る。来週末がテストの空。一時のようなモチベーションがないらしく・・・そんなに燃えているようには見えない。ま、それでも高2の時の自分と比べたら月と鼈な訳で・・・・どうなっていくんだろうなあ。楽しみ、楽しみ。

新座郵便局
マンションの理事会の仕事で新座郵便局へ。土曜日でも14時まではやっているらしい。無事に書類を郵便で送って・・・・

孝子
そして、孝子を迎えに・・・。今日は「卓球の練習があるんだけど、ヘルパーさんが見つからなくて・・・」ということで、半日、孝子のヘルパーをすることになった訳で・・・所沢の「こどもと福祉の未来館」まで一緒に行くことになっていたのだ。僕が駄目だったら、大雨の中一人で電車に乗ろうとしてたというのだから、無謀な奴である。全く、何を考えているのやら・・・・

「こどもと福祉の未来館」
これがまた、べらぼうにいいのである。コロナ対策で正面玄関を閉鎖している「ふるさと新座館」や「福祉の里」とは月とスッポン。開放的で綺麗で、中学生達もバスケットをやっているし・・・孝子たちは「サウンド テーブル テニス?」をやっているし・・・
そして、遂に僕もその卓球に参加する瞬間が来たのだった。

卓球
そりゃあ、卓球は得意ですよ。テニスマンですから・・・。小学校の時は卓球だって、学校で1番か2番くらいだった訳で・・・でも、目隠しをしての卓球は別物でした。音がすると言ったって、どれくらいのスピードでどのコースに来るか・・・僕の耳では感じられないんです。だから、アイマスクしながら、猛スピードの球を打ち合う孝子たちが「超人」に見えてきました。「白杖」を持ったら、孝子がスーパーマンになって、僕が凡人になったように、「アイマスク」をしたら、もう完全にアウトでした。人間の五感って凄いんですね。本当に参りました。

4時間
孝子たちの練習は4時間。勿論、ずっと見ているのも勿体ないので、部屋を探して仕事をしていました。ちゃんとパソコンはもってきていたのです。

買い物
雨の中ヤオコーへ。相変わらずの誘導係だったが・・・ヤオコーに入ると、教え子に会ったり、友達に会ったり・・・帰りには雨が上がっていたし・・・なかなか楽しい買い物だったぜ。


夜は塾。高1の息子と娘との塾。期末テストが終わった息子が13科目のテストを全部見せてくれる。そして、来週の月曜日からテストの娘の勉強を一緒にやってくれて・・・なかなか有意義な時間を3人一緒に過ごした訳で・・・・楽しかったわあ・・・。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第852弾!   素質2

 「本当に授業の素質はなかったんですか」『ああ、無かったよ。全くのお手上げ状態だった。』「嘘だ・・・」『教育実習の時にね。函館中部の夜間高校でやったんだけどね。』「夜間高校ですか・・・・」『ああ、そうなのよ。昼間だったら、また違うことになっていたかもね。函館中部は有名進学校だったからね。』「でも、夜間だったんだ。」『そう。だから、中には年上の生徒もいる訳よ・・・・』「そっか・・夜間高校だから・・・」『大半は看護学校の生徒だったんだけど・・・』「看護学校?」『そう、みんな看護学校で授業受けてから、夜間高校で高卒の資格を取ろうとしてたんだよね。』「偉いですね・・・可愛い子とこかいたでしょ?」『ああ、いた・・・かな。いた・・・と思う。遠足に来てって誘われたからね。』「実習が終わってからですか?」『そう。そう、先生からも誘われて、行ったんだよ。遠足に・・・・』「なんだそれ・・・」『印象に残ったんだろうね・・・何を気に入ってくれたのかは分からないんだけど・・・遠足に行ったのは俺だけだったから・・・』「すげーっ・・・」
『そこの教頭先生に言われたのよ。実習が終わった時に・・・』「そこなんですね。何て言われたんですか・・・」『君たちの授業は確かに酷かった。とても授業と呼べるものではなかった。』「厳しいですね」『でも・・』「でも?」『君たちには僕らに無いものがある。』「それか!」『それは・・・』「それは?」『言葉だ。』「言葉?何ですかそれ・・・」『君たちは彼らと共通の言葉を持っている。』「共通の言葉・・」『その言葉は失うと二度と話せなくなる言葉だ。残念ながら、我々はもうその言葉を失ってしまった。でも、君たちは持っている。どうか、その言葉を失わないで欲しい。その言葉をずっと話せる教師でいて欲しい。それが私の君たちへのお願いであり、餞の言葉だ。』「かっこいい!」『だからね。その時に誓ったんだ。その言葉だけは失わないぞって・・・』「なんか、分かる気がする・・・」『それが何となくでも分かれば・・・』「わかれば?」『素質があるかもだ。』「そっかあ・・・」『少なくとも、今のお前にはある筈だから、その言葉を話しているから・・・。』「今の僕が話せる言葉ですね。それが教師にとって一番大切な素質ってことか・・・」『まあ、俺流だけどね。』「いや、その俺流が学びたい訳で・・・」『どうぞ・・・』「あざーす!」

今日の写真1・2
懐かしい写真です。何年か前はこういうことが当たり前に出来ていたのに・・・これが今日の写真だったら、完全に叩かれそうです。五中10期生、僕の五中での最後のテニス部の卒業生達です。一番練習したのは、間違いなくこの子達でした。

今日の写真3
所沢の「こどもと福祉の未来館」で卓球をする孝子です。恐ろしい程の集中力でボールを打ち返しています。サービスをする時、サーバーが「行きます!」レシーバーが「はい!」と言って始まります。僕は「行きます!」と言われて、『オース!』と言って笑われました。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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