7月28日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第210弾!2020年7月28日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第210弾!2020年7月28日(火)  たかやん

5時
六中の体育館は笑いに包まれていた。一郎がマイクを握っていたからだ。卒業式だというのに、一郎も俺もジャージで・・・次は俺が喋る番だということで、トイレに行こうとして・・・
目が覚めたのだった。外は曇り。久しぶりに六中の体育館に入ったなあ・・・

続アベノマスク
あれだけ不評だったアベノマスクが増産されるという「悪い冗談」が朝からネットで出回っていて・・・・のけぞりそうになった。コロナに効果もなにもないアベノマスク。受け取ったって介護施設も迷惑だろうに・・・それにしても、国民の税金をどうして、無駄に遣うかねえ。介護施設や病院に補償金を出すなら国民も文句は言わないだろう。あのバカお坊ちゃんにはそんなことも分からないらしい。自民党員がバカを支持するなら、自民党員は全員「アベノマスク」をしろよな。

東久留米
小雨降る中、空を送りに東久留米東口へ。少し前まで当たり前のようにそこに立っていたのに・・・なかなか立てないのがもどかしい。駅立ちがやれないと、本当に詰まらない・・・駅で会う人達はみんな元気いるんだろうか・・・・

買い物
今日は午前中に買い物。まずはマウスを買いに電気屋さんへ。1000円程のを買って帰ったのだが・・・パソコン上で動かず・・・『すみません。これ返品して別のもう少し高いのを買いたいんですが・・・』と言って、2500円くらいのマウスを買った。そして、家でパソコンに接続すると・・・ふふふ、ちゃんと動いた訳で・・・実にいい感じである。


久しぶりに野寺の智のところに行って、治療をしてもらった。これから本格的にテニスをするので、体の手入れだけはしておかないとね。「神さん」の話や「嵒」の話、「関重一郎」の話に大いに盛り上がったのだった。

先輩
石神井高校同窓会広報誌「きずな」が届いた。石神井はこの2020年で「創立80年」らしい。僕らは24回生なので、卒業してから随分経つことになる。そのきずなを何気なく読んでいたら、19回生の先輩の記事が載っていた。バスケットボール部キャプテンで北大農学部から都立大へ進み、シカゴ大で経済博士号を取ったと書いてあった。
(あ、この人だったんだ・・・俺でも北大に行けると思わせた人は・・・・)そう、僕の5年上の大塚啓二郎さんこそ、当時高校生だった僕に「北大」という目標をくれた人だったのである。大塚先輩の成績は酷かった。当時の石神井生達は先輩達の内申点を見ることができたのである。先輩達が進学した大学と当時の先輩達がどれくらいの内申だったかを見ることが出来た訳で・・・確か大塚先輩の成績は多分3.いくつしかなくて・・・・(なんだ、石神井で普通の成績だったら北大に入れるんだ・・・)そう思った記憶があるのだ。その成績を見たお陰で、(俺でも北大なら入れるかも・・・)当時の僕はそう思ってしまったのだ。そして、当時の僕の成績は3.0もなかったんだけど、まいけるかな・・・と、そう思った訳で。他の大学はみんな4以上ないと入ってなかったので、北大は内申とは関係ないんだな・・という情報が大塚先輩の内申によって分かったのである。その数字は後輩の僕らには「希望」だったのだ。そして、笑ったのは・・・大塚先輩も北大で卒業できない状態になって、「なんとか先生方にお願いに行って、出席したこともない講義で単位をもらったりしてなんとか学部を卒業できたのです。」という話だった。(俺と同じやんけ!)(俺以外にも恩情で卒業させて貰った人がおったんや・・・)流石、石神井の先輩である。そして、流石、北大の先生である。いい時代、いい高校、いい大学だったなあと思うのである。

アホか・・・
「韓国の植物園で安倍晋三が慰安婦に土下座して謝罪している像には言いようのない悪意を感じた。いくら安倍晋三がアホだからと言って、そりゃあねえだろうよ。韓国民よ、今の北朝鮮よりも遥かに貧しくて、清朝の属国に成り下がり、両班が民から搾取するだけの李氏朝鮮の近代化を手助けしたのはどこの国だったんだよ。両班が威張り、権力が交代する度に粛清が行われた国の人口を倍増させたのはどこの国だったんだよ。確かに、酷いこともあったかも知れない。だけど、それは両班の民衆に対するそれとは比べ物にならないものだったんじゃあないのか。安倍晋三はたしかに首相としては恥ずかしいと多くの日本国民は思っている。だけど、朝鮮半島の人間にそれを言われたくはない。小さい頃から朝鮮の友達もいる。韓国ドラマも好きだ。だけど、反日教育の無知さには驚くばかりである。李氏朝鮮がいかに酷い国だったか・・・少しは自国の歴史を学んだらどうなんだ!」と言いたいのをグッと我慢しておこうか。


夜は塾。中二の息子との個別の塾。テスト直しを手伝う。その英語のテスト直しが酷い。誤答分析をしなくてはいけないのだ。英語が出来ない子にとって拷問のようなものである。間違える理由が分かるのは英語が出来る子であって、英語が出来ない子にとっては苦痛以外のなにものでもない。分からないから間違えたのだから・・・。誰かに教えて貰わない限り、出来ることはないだろう。何でこういう課題を出すかなあ・・・塾に行けずに、英語が出来ない子は、永遠に終わらないのではないか・・・・そういう内容である。出来ない子に「分析」させるということは、泳げない子に何故泳げないのか「分析」「解説」させるようなものである。足が遅い子が「お前、何でそんなに遅いんだ」「分析」「解説」してみろって言われたらどんな気持ちになるのか、想像してみれば直ぐにわかるだろうに・・・。
しかも、一問一問、問題まで書かせるのだから質が悪い。こういう課題に何の意味があるのか、出した本人に聞いてみたい。英語嫌いの中学生が益々増えてしまうだろうに・・・。
後半は高1の娘との個別の物理。どうも物理が苦手の娘。2.0s×9.8m/S²=19.6Nまでは何とか大丈夫なのだが・・・どうも三角形の相似が弱いらしく・・・しかし、そこはスーパーサイエンスティーチャーの出番、重力・垂直抗力と静止摩擦係数・動摩擦係数の関係を説明して・・・分かるようになった娘であった。明日のテスト頑張って欲しいなあ・・・。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第855弾!  素質5

 『どこまで行ったっけ・・・・?』「ケツが青いところまでです」『ああ、上を見ないで下を見る感性が必要だってところまでね。』「そうです、そうです」『大事な素質なんだけど、昔から持ってない奴は沢山いたよ。』「そうなんですね」『ロクなもんじゃなかったなあ・・・』「昔の先生達にもいたんですね」『ああ、でもそうじゃない人達も一杯いたよ。』「そうなんだ・・・・」『うん。割合の問題かな・・・・そういう人がいてもいいと思うんだけど、割合が高いと、学校全体がおかしくなってくるよね。』「なるほど・・・・」『学校で大切なのはね。』「はい・・」『子ども達の話を聞く先生がいるかどうかなんだ・・・』「子どもの話を聞く先生か・・・」『そう、話を聞かせる先生は多いんだけどね。生徒の話を聞く先生が少ない・・・・』「あ、それって3つ目の素質ですか?」『そう。そういう先生がいない学校では、圧倒的に必要な素質だよ。』「なるほど・・・・」『一方通行の学校が沢山あるでしょ?』「あります。あります。」『子ども達の気持ちや声を聞く余裕がなかったり、その能力がなかったり・・・』「そういう見方をするんですね」『そもそも、聞く必要がないと思っている人も多くなっているかもね・・・・それが教育だって勘違いしてね。』「勘違いですか・・・・」
『教師になって直ぐ、先生、先生って呼ばれる職業だからね・・・勘違いする訳よ。』「・・・・・」『だって、学校を卒業して直ぐ教師になってしまう人が多いだろ?』「はい」『学校という社会しか知らないのに、先生だからね・・・学生と何も変わらないのに・・・』「タカヤンも勘違いしたんですか?」『ああ、したよ。』「したんだ!」『直ぐに思い知らされたけどね・・・』「どうやってですか?」『俺にはストレートにモノを言ってくれる子ども達と親がいたんだ。』「親もですか?」『本当にありがたいことに、親も俺を信頼してくれてたんだよね。だから本音を言ってくれたんだと思う。』「普通、言いませんよね。」『ああ、内申があるからね。でもね、言ってくれる人がいたんだよ。先生、それは間違っていませんか?たかやん、それは違うでしょ?ってね。』「そうなんだ」『普段、応援してくれる人がそうやって言ってくれると流石に気がつく訳よ。』「たかやんでもそういう時代があったんですね」『ああ、本当に情けない話だけどね・・・・。』「そうだったんですね」『子ども達にも親にも恵まれていたんだよ。』「そういう運命だったのかも・・・」『そうだね。そういう運命だったんじゃない?』「いいなあ、そういう運命に僕もならないかな。」『人生って、誰と出会うかで決まるからね。』「よく、そう言いますよね」『ああ、いい気を出していれば大丈夫だよ。』「いい気ですか」『そう、いい気・・・今日は遅いから、また明日ね。』「あ、はい。おやすみなさい」

今日の写真1
無茶苦茶懐かしい写真です。これが五中1年目の五中職員室です。4組の僕の向こうが3組の帯刀先生、そして、その向こうが1組の甲神嵒でした。嵒の前には2組の担任だったカサジの姿も見えます。こうして見ると、どのクラスの子ども達も気軽に職員室に来ているのが分かります。帯刀先生もおっかないイメージなのに、子ども達には笑っているように見えます。僕がスーツを着ているということは2学期ですね。高校回りをしていた時期なのでしょう。それにしても、誰が撮ったんでしょう・・・。

今日の写真2
そして、これが4組の給食風景です。手前に古にいの姿が見えます。友和がいて、貴之がいて、バシが居て・・・浜辺、こも、よっちんの姿も見えます。みんな可愛いですねえ・・・。

今日の写真3
これもなかなかの写真です。朝礼の風景なのですが、僕のクラス3年4組は勿論、後ろの方に僕の姿も見えるし、亨や博子姉ちゃんの姿も見えます。3組から6組くらいまで写ってますね。当時の雰囲気が少し伝わってくる写真かなと・・・。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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