7月29日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第211弾!2020年7月29日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第211弾!2020年7月29日(水)  たかやん

5時
GO TOなんちゃらで、コロナが全国に広がっているせいか、今日も外は暗い。それでも世の中は動いていく訳で・・・家族に気がつかれないように東京新聞を読む。その1面に「10年前の警告、時の政権放置」とあった。要するに2010年の「民主党政権の有識者会議」は検査体制の強化を提言したいたのに、それを10年間、放置していたという訳だ。10年前の政権は菅直人の民主党政権、12年に野田政権が倒れてからは勿論、安倍晋三内閣である。民主党が2年間では何も出来ず、自民党は8年間何もせず、放置していたということになる。安倍晋三が言うように民主党が「無能」だったら、自民党はその4倍「無能」ということになる。そして、厚生労働官僚もまた「超無能」であり、ウィルスに関しては10年間、仕事をしてなかったということになる。国民の為に頑張っていた人もいただろうに。どうしたものかねえ・・・・。そんなことを考えながら、朝勉に向かったのだった。

東久留米
空を東久留米まで送る。過保護と言われるかも知れないが、俺の人生が残り少ないことを考えると、やれることをやっておきたい・・・そう思うのは当たり前な訳で・・・自分が高校の1年間で6回交通事故に遭って、その1年で自転車を廃車にしいるからかも知れないが・・・悔いを残したくないのである。

プライド
僕が中野の自宅から練馬の高校まで13キロの道のりを自転車で走りはじめたのは高校1年の途中から。電車だと「方南町」→「中野坂上」→「新宿」→「西武新宿」→「武蔵関」で高校まで2時間近くかかったのだが・・・自転車だと30分ちょっとで行けると分かったのだ。その差は往復で3時間。その時のコースが環七→青梅街道→環八→新青梅街道と、かなりの交通量のところだったので、事故ったのである。一番多かったのが、車との接触事故。それこそ、脚力に任せて猛スピードで走っていたので、僕の直進に左折車が気がつかなくて激突。酷い時は助手席の人が後方を確認しないでドアを開けて・・・激突。トラックが側道からバックしてきて激突。何て言うのもあって・・・怪我ばかりしていた。それで3年最後のインターハイ予選まで棄権したのだから、もう滅茶苦茶である。バスには絶対に負けない自信はあったし、渋滞している時なら、普通車にも原付にも負けなかった。車道も歩道も走りまくり、自転車の走りでは誰にも負けないというのが高校生の僕のプライドだった訳で・・・。事故はその「勲章」のようなものだと思っていたのだから呆れる。そんな危険なDNAをもしかしたら、空も持っているかも知れない訳で・・・(亮は間違いなくもっていたので)後悔しないように、車で送るようにしているのである。


打ち合わせ
9時半過ぎ、マンションの防犯ビデオの会社との打ち合わせ。マンションのセキュリティ対策を考えるのも僕らの仕事な訳で・・・いかにしっかりとした対策をとるか、しかもなるべく安く・・・そりゃあ頭を使うわよねえ。丸投げしないで、自分達で考えるところが僕らのやり方なのです。

13時半
「保谷朝霞線対策会議」という名前ではないが、「新道路を考える会」の方達と話し合いをした。6337筆の住民の意志を尊重しない行政。その判断基準の数字のおかしいところを指摘しても、「やると決めたらやる」というやり方でゴリ押しをする。国が平気でアベノマスクを配ったり、go toキャンペーンをやるのと同じように県や市が住民の意志を無視するのだから困ったものである。27mでなければならない理由が見当たらないし、誰もそれを説明できない。それに対して住民は怒っているのである。20mでも「絶対に通さない!」と言っている農家の方もいる。住民の賛同なくしてこの大型道路が開通することはない。


夜は塾。中二の息子との個別の塾。『テストどうだったの?』「ポカが多かった・・・・」と息子。8割は軽く超えたものの、9割に届かず・・・悔しかったらしい。後半は中三の息子と娘、そして高1の娘が来て・・・質問の嵐で・・・最後に歌を歌って、終わったのだった。
久しぶりの音楽だったのだが、ギターの方は毎日弾いているので音がちゃんと出ていたが、声の方はかすれ気味で・・・それでも何とか歌えたのだった。昔は毎日のように音楽をやっていたのだが・・・最近は、課題やテストに追われて・・・そんな余裕がなかったのだ。やっと中学生達のテストが終わり・・・高校生はテスト中だが、最後の10分だけギターを弾いて歌ったのだった。

シナリオ?
中二の息子の三者面談のまとめシートなるものを見て驚いた。「三者面談のシナリオ」と書かれたプリントには・・・*ノックを3回して先生の合図があったら扉を開けて大きな声で「失礼します」という。@はじめのあいさつ  あなた「本日はわたしのためにお集まりいただきありがとうございます。」A内容確認 あなた「本日は次の4つの話をします。」
〇1学期の学校での生活について〇1学期の家庭での生活について〇学習について・夏休み、〇2学期の目標は過ごし方についてです。
あなた  「まず私/僕が、それぞれのまとめを話します。」
あなた「次に先生や家庭から、話をしてもらいます。」
こんな内容が延々と続くのである。(A4の裏表)
40年以上中学生達と一緒に生きてきたが、こんな「三者面談のシナリオ」なるものを見たのは初めてである。このシナリオを三者面談で子ども達に言わせることで、子ども達をどうしたいのか・・・担任の自分は何をしたいのか・・・俺には全く理解できない。誰か教えて・・・このプリントがどうやってできたか・・・それとも俺の感性がおかしいのか・・・この日記を読んでいるみなさんはどう思いますか?


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第857弾!  素質6

「昨日はいい気の話でした」『ああ、そうだったね。』「いい気ってどんな気ですか?」『いい気か悪い気か・・・分からないかな?』「気が見えるんですか?」『見えるよ。正確に言うと、見えるように感じるのかも知れないね。』「見えるように感じる・・・・」『そう、その人を見ていると、その人の傍にいると、いい気を出しているか、悪い気を出しているか・・・分からないかな?』「僕はまだ、その域には・・・・・」『俺ね、小さい頃から、そういうところだけは凄かったんだ。』「へえ」『勉強はできなかったけどね・・・』「またまたあ・・・」
『本当にできなかったんだ。中一までは、ただのバカ・・・』「うそ」『言わなかったっけ?』「だって、何でもできるじゃないですか」『それは、子ども達と一緒に勉強したからだよ。』「そうなんですか」『まあ、理科以外の教科もやらされたのもある・・・』「例えば・・・」
『数学だろ、国語だろ、英語だろ・・体育だろ・・・』「信じられない・・・・」『本当に信じられないよなあ。先輩達もさ校長もさ、そういうことに困ると俺のところに平気で来る訳よ・・・』「頼りにされていたってことじゃないですか」『まあ、そうとも言える・・・だけど、実際に年間通してやるっていうのは大変なことな訳よ・・・他のクラスで負けるのは嫌だし・・・』「性格的に・・・・」『そう、負けず嫌い。』「大事ですよね」『まあね。』「なんの話してたんでしたっけ・・・」『ああ、自分がいい気を出すってことだ。』「自分がいい気を出しているかどうか分かりませんよ。」『大丈夫、お前はいい気を出しているよ。まだ弱いけどね。』「え?その気が強いとか弱いとかも分かるんですか?」『当たり前だろ・・・お前の気はまだ弱いけど、いい気だよ。大丈夫。』「それならいいけど・・・・」『だけど、弱い気は強い気に負けることがあるから気をつけてね・・・強くて悪い気を持ったのも学校にはいるから・・・』「いるんすか!」『そりゃ、いるだろ・・・どこの世界にもいるよ。』「政治の世界には多そうだけど・・・」『どこにもいるの!まあ、割合は違うだろうけどね。子ども達に中にもいるもの・・・』「それ、怖いっすね」『怖いよーっ。でも、子ども達の悪い気は治せるからね。』「そうなんだ・・・」『それも俺たちの仕事なんだよ。』「うわーっ、大変
なことになってきた・・・・」『お前なら、大丈夫だよ。』「そうっすか?」『ああ、大丈夫。』「ちょっと安心したかも・・・・」学校の先生は「いい気」を出さないとね・・・・。

今日の写真1
この方が高校生の僕に「北大」という目標をくれた先輩です。高校1年生の時の僕は学年で最下位から数えて6番目。そんな僕が北大を目指そうと思ったのは、この人の内申を見たからだったんです。どんな人だか全く今まで知らなかったのですが・・・高校の80周年記念号を読んで、初めて知ったのです。感謝、感謝です。

今日の写真2
古いマウスと新しいマウスです。新しいマウスの方が少し派手です。古いマウスも大活躍してくれたので、「断捨離」とはいかず・・・大事にしまっておくことになりそうです。



今日の写真3
去年の「川遊び」の様子です。ずっと続いてきた川遊びですが、今年は市や教育委員会と相談して、中止をすることにしました。来年にはコロナが完全に収束しているといいなと思います。子ども達の笑顔は来年までお預けです。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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