8月17日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第230弾!2020年8月17日(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第230弾!2020年8月17日(月)  たかやん

新学期スタート
横浜市では今日から新学期がスタートする。この糞暑い中、マスクをして・・・・登校する子ども達。これも全て「全国一律休校要請」のせいである。「全国一律」という、このマヌケな要請に全国の99%の教育委員会が従ったというのだから情けない話である。そのトバッチリを子ども達や先生達が受けているのだ。

マイナス27.8%
予想通り、リーマンショックを上回る不況である。バカな政権がデフレの日本で消費税を増税し、マイナス7.1%・・・それにコロナが襲ってきて、初動で間違えたのだから、滅茶苦茶である。27.8%の半分以上は「人災」だろう。国民のみなさん、アホノミクスの大嘘にそろそろ気づいてよねえ。いや、みんな気づいているか・・・・それを選挙まで忘れないことだぜ。

慶應病院
安倍晋三が慶応病院で検査をしたらしい。慶応病院で産まれた俺としては、よりによって慶應かよ・・・という感じである。

眼科
空を連れて久しぶりに新座駅近くの眼科へ。コンタクトレンズの度数を測ったのだが・・・「少し進んでた」と帰って来た空。空が診察している間に、空父はPCデポへ・・・・・。
輪島さんというなかなか感じのいい店員さんがいて・・・また行こうと決めたのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第876弾!   素質23

「2年目はどうだったんですか?地獄の1年目が終わった訳ですよね。」『そう、入学式から笑いが止まらなくてね・・・だって、猛たちを卒業した後の小学生だよ。まあ、中一だけど小学生のような子達でしょう・・・握手する前から、ニヤニヤしている自分がいる訳よ。』「余裕ですね」『余裕なんてもんじゃないよ。もう笑顔しか出ないのよ。だから、子ども達も笑っている訳・・・』「怖い雰囲気とか出さなかったんですか」『ださないよ。そんなもん。小学生だぜ・・・・もう可愛くて、可愛くて・・・全員の顔と名前を前の日に全部覚えてさ。』「全員ですか・・・」『ああ、一生懸命っていう学級通信を書いてね・・・・』「そのときから書きはじめたんですね」『そう・・・その時にはじまったんだよ。』「どんなことに気をつけたんですか?初めての1年生だったんですよね。」『そうだね。小学校から送られてきた指導抄本を速攻で捨てたかな・・・・』「え?捨てちゃったんですか?」『うん。小学校の先生って、結構酷いこと書いて来るのよ。この子は要注意みたいなこと書いてきてね・・・』「でも、捨てちゃダメでしょ?」『いや、捨てなきゃダメでしょ!』「それって、小学校の先生が一生懸命書いた奴ですよね」『そうなんだけど・・・会ったことのない小学校の先生の言葉より、目の前の子ども達のことを俺が信じないで誰が信じるんだ!ってそんな気持ちになったのよ。』「へえ・・・でも、捨てるのは・・・」『まあまあ・・・正確に言うと、意識から捨て去ったということ・・・(本当は捨てたけどねえ)』「ああ、それならわかります。どこかにしまったってことですね」『まあ、そんなところだ。でもね。“問題児”って書いてある子達が実にいい子に見えたのよ。』「・・・・・それで・・・・」『子ども達ってさ。教師がどう思っているかって分かるんだ。みんな俺がどんなふうに思っているかわかったんだよ。だから、本当にみんないい子だったんだ・・・』「問題児はいなかったんですか?」『小学校までの問題児は沢山いたみたいだけどね・・・五中の1年3組にはいなかったよ。本当にみんないい子だったんだ。』「そうなんだ・・・・授業はどうだったんですか?」『面白いなんてもんじゃないよ。3年生の授業は一度やってる訳だし・・・入試問題も分かってただろ?猛彦達をちゃんと卒業させたばかりだから、3年生がみんな、ついてきてくれたのよ。』「それ、分かる気がします」『クラスは超楽しいし・・・親もみんな笑顔だったし・・・』「悪いことはなかったんですか?」『新しい校長とはよくぶつかったかな・・・』「どうやってですか?」『学級通信を見せたらさ、これは誰に向けて書いたんだ?何だこの言葉遣いは、親も読むんだろ!って怒られてさ・・・』「それで・・・・」『知るかって、それからは読ませなかったよ。見せろって言われてもね・・・まあ、目の敵にされたかもね。それでも、猛彦達に目の敵にされるよりは全然マシだと思ったね。あの地獄の1年を経験していたから、新しい校長なんか、別に怖くはなかったんだ。』「校長から圧力とかなかったんですか」『別に怖いものなかったから・・・何を言われても、知るか!俺のクラスに口出すなってね。』「2年目でそんな生意気なこと言ってたんですか?」『まあ、1組には甲神嵒って兄貴がいたし、学年主任は神宮司久子っていうお母さんみたいな人がいてくれたから・・・今、思うとみんなで俺を守ってくれていたのかも知れないなあ・・・』「タカヤンにもそういう人がちゃんといたんですね」『そ、一人じゃね・・・流石に無理よ。だって24歳の若造だもん・・・・』「他に仲間もいたんですよね。」『ああ、五中に新任で入った同期が5人いたからね。みんな仲良かったよ。よくバカやってたなあ・・・』「例えば?」『給料日の後の金曜日は飲み会って決まっていて・・・相談室でね。ほら、校長室の先の左側に和室があってさ。』「え?学校で酒飲んでたんですか?」『ああ、当時は当たり前でさ・・・川口かどこかの小学校長が酒飲んで事故るまでは、学校で飲んでも平気だったんだよ。』「そうだったんですね・・・五中にもそういう時代があったんですね」『ああ、あったあった。職員室でもよく飲んだよ。体育祭の前とか、卒業式の前の日とか・・・警備とか言っちゃって・・・そんなの五中には必要がないのにね。』「卒業生が来るってことですか?」『荒れていた時代だったから、そういう学校もあったみたいだけど、五中は子ども達を可愛がったから、卒業生が何かの邪魔に来ることなんか、一度もなかったんだ。少なくとも俺や嵒や神さんがいる間はね・・・』「それ・・・大事なことですね」『そりゃそうだよ。大事なことは卒業生を大事にするってことだ。自分達で育てたんだからね・・・』「そっかあ・・信頼関係ってことですね」『そだね。信頼関係が大事なんじゃん?』「はい」

今日の写真1・2・3
この写真は東久留米の東口での駅立ちを誰かが連写で撮ってくれたのだと思います。冬はこの格好でやっています。みなさん、ネクタイをして素手でやりますが・・・僕は手袋をして、温かい格好でやります。そうじゃないと、何年も続きません。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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