8月21日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第234弾!2020年8月21日(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第234弾!2020年8月21日(金)  たかやん

5時過ぎ
久しぶりのニューヨークである。しかも、テニスを見に来たのだからどうかしている。僕の隣に座っているのは・・・パク・ミニョン。しかも、どうやら俺たちはカップルらしい。どうやって会話しているんだ?・・・お、普通に英語で話しているぞ・・・そして、応援していた選手が勝って。僕らはハイタッチして、ハグして・・・そこで目が覚めたのだった。
5時過ぎ、外はもうすっかり明るい。昨日は少し忙しかったので・・・今日は少しだけノンビリ行こう・・・そんな感じで一日がスタートしたのだった。

堀之内病院
今日も病院に来ている。この間は抜糸に来て・・・今日は定期健診。結果は・・・「ちょっと数値が悪いですね」『はい。運動不足です。』「頑張れますか?」『はい。家の中でトレーニングします。』「わかりました。」という訳で、食べる量を減らし、トレーニングの量を増やすことが決まったのだった。とほほほほ。

姉ちゃん
電話は博子姉ちゃんからだった。久しぶりの懐かしい声。「誰だか分かる?」『姉ちゃんだろ?』「声が少し変よ。大丈夫なの?」『ああ、マスクしてるから・・・』とごまかす。俺の声が擦れているのに直ぐに気がついたのだ。電話は勿論、聡のことだった。聡の1年の担任が俺で、2年3年が持ち上がりで博子だったのだ。担任はいくつになっても子ども達の担任なのである。博子姉ちゃんは家庭訪問で行った聡の家のことを覚えていた。もう40年以上前のことなのに・・・そして聡達が行くところがあるのか心配していた。
『姉ちゃんいくつになったの?』「昨日誕生日で71よ。」『嘘だあ・・・』「嘘じゃないわよ。5つ違いなんだから・・・」『そっかあ・・・。元気なの?』「元気よ。」『じゃあ会わなきゃだ。』「コロナが落ち着いたらね」『そうだね。俺が行くから・・・』「まだ車は運転してるわよ」『じゃあ、どこかで待ち合わせしよう・・・』仲良しの姉弟は40年経っても変わらない訳で・・・・


夜は塾。中三の娘と息子達との集団の塾。悩み多き3年生との時間はあっと言う間に過ぎていき・・・実に充実した時間になったのだった。

Line
塾が終わると、色んなLINEが入って来て・・・大忙しに・・・今日も最終的に大忙しの一日になったのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第880弾!   素質27

「タカヤンの中学時代の先生の話で終わったんでした」『そうだっけ・・最近、昨日話したことを忘れるようになってね。』「ヤバいじゃないですか」『ヤバくはないよ。昔から、そういう男だったのよ。』「昔からですか・・・」『ああ、子どもが何をやってもぶっ飛ばしたら忘れる教師だったのさ。』「ぶっ飛ばしたら駄目じゃないですか」『駄目だけど、ネチネチやるよりはいいだろうよ。怪我はさせちゃダメだけどさ。』「怪我させたことあるんですか」『うーむ。あるよ。俺は21年間で7回骨折したけど・・・子ども達も1回骨折、1回鼓膜が破れた・・・』「なにやってるんですか・・・」『1回は、五中の7期生の子でね。音楽室掃除をやっていて、箒で遊んでいて・・・いつもはケツ竹刀なのに、竹刀がなくて・・・・・・しょうがなくてビンタ喰らわせようとしたらめぐが顔を避けて耳にヒット・・・後で分かったことなんだけど、鼓膜が破れていてね。ちゃんと治ったんだけど・・・暫くしてからお父さんにそれを言われて・・・もう合わせる顔がなかったね。ビンタする時は絶対に顔が動かないようにしてからしないと駄目なんだなあ・・・』「っていうかビンタすることが駄目じゃないっすか・・・めぐってまさか女の子?」『いや、男の子だけどねえ。ま、そういう時代だったんだよ。』「時代のせいにしちゃ駄目ですよ」『そうねえ・・・』「もう一つの骨折は?」『それも五中の7期生の尊子って子でね。教室でバレーボールで遊んでいた馬鹿がいてね。蛍光灯に当たって落ちたらあぶねえだろう!って怒って、「ふざけるな!」ってそのボールでそいつにぶつけようとアタックしたら・・・孝子の方に飛んで行って・・・孝子がキャーッて避けたら・・・その手に当たって、痛いって泣いて・・・』「そっちは女の子なんだ。何年生だったんですか?」『1年生。しかも、テニス部・・・。』「えーっ!最悪じゃないですか?どうやって親に謝ったんですか?」『直ぐに病院に連れて行ったら骨折してて・・・こういう訳で、骨折しましたって謝ったらね。』「謝ったら・・・・」『お父さんもお母さんも大笑いして・・・』「え・・・」『タカヤンでもそんなミスをするんだって、孝子の避け方が下手だって、笑ってくれて・・・お父さん学校の先生だったからかもね。』「凄い両親ですね。普通怒るでしょう」『まあ、俺のことも育てるような気持ちで見ていてくれたのかも・・・・』「なるほど・・・幸せですね」『ああ、両方とも、普通アウトだろうけど・・・それからは気をつけたよ。兎に角、自分の骨は折れても子どもの骨は折らないように・・・』「どっちも駄目でしょ」『でも、自分の骨が折れた方がいい訳よ・・・やっぱりね。』「そういうこともあったんですか」『あったよ。それは六中でね。廊下に張ってあった下級生の写真を盗った女の子がいてね。知らない子だったから、「ふざけるな!」ってその子の顔のすぐ横の壁に向かって、思い切りパンチしたら・・・廊下の壁がなかなか硬くてね。俺の拳が負けて、骨折・・・』「もっと、違う方法はなかったんですか?」『俺、面倒臭いの嫌いだから・・・それでお終いにしたいときは、そうやっていたのよ。』「写真を盗んだのにですか」『ああ、それくらいは本気で怒って終わりだろ。別に誰かの心を傷つけた訳じゃないんだから。弱い者虐めとかじゃなければ、その場で終わらせてやらないとね。』「・・・・他の先生と随分違いますね。」『同じじゃ子どもが疲れるだろうよ。』「どうしてですか」『学校の先生がみんな同じ感覚だったら、子ども達疲れないか?』「ああ、確かに・・・そうかも」『駄目なんだよ。同一歩調とか統一行動とかいう学校は・・・一番学校に似合わない言葉なんだ。』「ああ・・・そう言われてみるとそうかも知れない・・・・」『それが分かっただけでも、ちょっと成長したかもねえ。』「・・・・・そうだといいんですけど・・・。」

今日の写真1
このオッサンたちは北大庭球部の先輩達です。この中では僕が一番年下なのですが・・・僕は大先輩達に言いたい放題・・・本当に生意気な後輩です。七大戦前夜の作戦会議の様子ですね。

今日の写真2
七大学戦が終わった後、東北大の先輩、「しんさん」とのツーショットです。北大の先輩と同じかそれ以上に仲良しの東北大の先輩です。

今日の写真3
東大の同級生大谷選手です。中学時代の親友、日暮正厚と開成高校で同級生だった大谷選手。頭では勝てないので、テニスでは容赦なくボコボコにすることにしています。
*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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