8月22日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第235弾!2020年8月22日(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第235弾!2020年8月22日(土)  たかやん

3時過ぎ
教室で陵平の話をした。クラスがザワつく・・・・みんなが真紀の方を見る。そうだった・・・真紀は陵平の妹だった。それを知りながら陵平の話をする担任のことを生徒達はどう思っただろう・・・真紀には可哀そうなことをした。忘れたい記憶だっただろうに・・・(あれ、陵平に妹いたっけ・・・ああ、いたか。あれ、でも兄貴じゃなかったっけ。そうだ、走太だよ・・・)そこで目が覚めたのだった。

5時過ぎ
久しぶりに娘の雪と散歩。ココアを連れての散歩である。栗原一丁目公園のベンチで並んで話をしていると・・・ココアが飛び掛かって来て・・・顔をペロペロ舐める。『ココア。ココア・・・舐めすぎ・・・』そこで目が覚めたのだった。

杏林大付属病院
亮を連れて杏林大付属病院へ。本当は僕も堀之内病院に予約していたのだが、息子の方が大事な訳で・・・予約をキャンセルし、亮と一緒にこの間の手術の結果を聞きに行ったのだ。その結果は、「石は10センチ下がったけど、破砕されてはいない」というものだった。6万円もかけて痛い思いをして手術したのに・・・という訳で、また手術になりそうである。

石神井
帰りに高校の傍を通ってきた。懐かしいテニスコートがチラっと見えた。そして、亮と一緒に懐かしい道を走って・・・

五中4期生
調布・保谷線を走っていると昭から電話。内容は勿論、2組の聡のことで・・・2組と1組と力を合わせようということになって・・・2組の美佐緒、1組の美香、4組の智とかと相談してくれているらしい。困った時はお互い様。同じ五中の4期生。担任も生徒も少しでも聡の役に立てたら嬉しい訳で・・・俺達五中の団結力の見せ所である。


夜は塾。3年生の娘と息子達が元気に登場した。「もう直ぐテスト。どうやって勉強したらいいかわからない」という息子。『あっちこっちやらないで、1つの問題集を繰り返そうぜ』とアドバイスをする。そして、久しぶりに高3の娘が登場。中三も高3も悩める季節なのである。悩める子達に出来る限りの援助をしたいものである。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第881弾!   素質28

「2年目の話をしてたんでした・・・」『そうだったね。1年3組の話だったね。』
「面白い話ありますか?」『うん。いくらでもあるよ。・・・3組に祐二っていう子がいてね。理科の授業でノートを取らないのよ。最初の授業から・・・』「タカヤンの理科の授業なのに?」『そう。それで、祐二は何でノート取らないの?って聞いたんだよ。そうしたら、その方が集中できるからっていうのさ。』「きっとノートを書くのが面倒臭かったんですね」『俺もそう思って・・でもずっと黙ってそのままにして・・・テストさせてみたら・・・全くノート取らないのに、ちゃんと90点以上取るんだよ。数学は30点なのに・・・』「不思議ですね」『ああ、俺は90点以上取れば誰でも5をやるって約束していたからね。祐二は1年の最初から卒業するまで1度もノートを取らずにずっと5を取り続けたんだわ。』「凄いですね、それ・・・」『ああ、数学は出来ないのに・・・理科だけはずっと5なのよ。授業中の祐二の集中した目、今でも覚えてる・・・いい目していたなあ・・・』「ノート提出とかなかったんですか?」『何の為に・・・?』「え?」『ノート提出させて何かいいことある?』「・・・じゃ、何で提出させる先生が多いんですか?」『そりゃあ、自己満足だよ。自分の授業でちゃんとノート取ってるか・・・授業で見てりゃわかるし、テスト見れば分かるのに・・・・提出させないと信じられないわけよ・・・どんなノート取ってるかなんか、授業中に見てアドバイスすればいいのに・・・情けない・・・』「情けない・・・・」『そうだよ。授業中に見ればいいことをわざわざチェックするなんて、ど素人のやることだろうが・・・』「ど素人なんだ・・・・」『だって、授業とテストで分かることをわざわざ時間かけてやるか?そんな暇ないだろうよ。中学校の教師は・・・・本当に忙しいんだからさ。自分で自分の首を絞めているんだよ。子ども達の首もね・・・・。』「そういう意味なんですね。」『周りが提出させるから、考えもしないで真似る訳よ。課題も同じ。授業とテストで分かるのに・・・バカな先輩達が出すから、自分も出さなきゃって思う訳。』「課題も出しちゃダメなんですか」『駄目だろうよ。出さなくてもテストで分かるって。授業でも分かるって。それで分からないからど素人っていうんだよ。』「なるほど・・・確かに授業とテストで分かりそうですよね。」『それ以外にないだろうよ。課題は誰がやってるか分からねえだろう・・・夏休みの宿題だって代行屋がいるんだから・・・』「確かに・・・授業とテストなら本人だって分かりますね」『それ以外は分からないんだって・・・だからアホなのよ。』「アホですか・・・」『ど阿呆だな・・・』「そこまで言いますか?」『だって、誰が書いたか分からない課題で評価するんだぜ・・・ど阿呆でしょうが・・・』「まあ、そう言われると・・・・」『今やってることを疑うところからはじめないとね。』「なんか・・・奥が深いなあ・・・・大丈夫かな、俺。」『大丈夫だよ。お前なら・・・・』「はい。周りに流されずに考えろってことですかね・・・・」『ま、そんなところだ。』「わかりました」

今日の写真1・2・3
母の笑顔を思い出しました。こんな笑顔でしたねえ・・・・。心の中に残っているのが笑顔だけって・・・幸せなことですね。いつでもこの笑顔が僕のことを守ってくれている気がするのです。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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