8月26日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第239弾!2020年8月26日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第239弾!2020年8月26日(水)  たかやん

4時半過ぎ
外はまだ暗い。家の中も暗い。みんな熟睡している中、1人密かに「朝勉」をはじめる。最近、高校生からのリクエストが多く・・・分かり易く教えるにはちょっとした努力が必要な訳で・・・昔のような「記憶力」ではないと自覚しているので・・・朝から少しの努力をするのである。

朝練
今日は出来なかったが、明日から「朝練」をすることにした。日中は暑いので、朝の涼しい時間帯に「運動」をしてしまおうという訳である。洒落にならないくらい、エアコンの中にずっといるので・・・運動機能が大分落ちてきている訳で・・・このまま「爺さん」にならないように気をつけないとね。

55歳
昨日来た「ダスキン武蔵野」の坂本さんが、柳沢中出身ということで、『俺石神井高校なんですよ』「あ、石神井のサッカー部の人知ってます。今、おいくつですか?」『いくつに見えますか・・?』「55位ですか。私53何で・・」と言われ・・・(遂に55歳に見られるようになってしまったか・・・)と、少しショックだったのだった。50を超えると、もう爺さんみたいなイメージだからなあ・・・。見かけだけでも50を切らないと・・・・。頭と心は間違いなく十代なのだが・・・体が50代となるとねえ・・・。糞・・・頑張るぞ!!

電話
マンションの方からの電話で出動。メーターボックスの中の異物(遺物)の相談を受ける。写真を撮って、理事会のLINEで流すと、詳しい人がちゃんと説明してくれた訳で・・・・
我がマンションには色々な部門で活躍している人がいるので、超楽しいのである。



夜は塾。中二の息子との個別の塾。いきなりの「理科の授業」のリクエストにちょっと張り切ってしまった訳で・・・・。ああ、楽しかった。そして、後半は中二、中三の息子達との
集団塾。いきなり「朝読書ってあるのね」『ああ、知ってるよ。新座で俺のクラスが一番最初にはじめたからねえ・・・』「え?そうなの?」『それで、朝読書がどうした?』「朝読書の時間に問題集やってたら怒られた。」『何で?』「ダメだって・・・」『なんで勉強しているのに怒られるんだ・・・』「俺も怒られた。読書してたんだけど、ボーっとしてたら集中しろって・・・」『え・・先生は読書してないの?』「先生は監視してる」『先生の方が読書しないと駄目だな・・・。』「たかやん言ってよ・・・」『自分で気づかないと駄目だよ・・・本気で読書させたいなら、面白い本を子ども達に紹介できないと・・・自分も読まないと。』「そうなの?」『当たり前だろ。教える方が読書の本当の楽しみを知らなきゃ、朝読書なんて何の意味もないわ!』形式的にやる朝読書、強制する朝読書には1ミリの意味もない。「朝勉」にして、読書でもいいよ・・・というのなら分からないでもないが・・・どっちにしたって、監視してやらせるもんじゃあない。
「これ覚えられない」と日本地図を出す息子。『いいか、口と手と耳と目とみんな総動員して繰り返すんだ。まず、山脈から行くぞ・・・北上、奥羽、出羽、阿武隈・・・はい手を付けて!大きな声で!』「北上、奥羽、出羽、阿武隈」『平野を行くぞ、津軽、秋田、庄内、仙台、はい!』「津軽、秋田、庄内、仙台!」『川行くぞ!岩木、雄物、最上、北上、阿武隈はい!』「岩木、雄物、最上、北上、阿武隈!」これを繰り返すこと10分弱、『どうだ!覚えただろう!』「うん」『10分もかからないで全部覚えただろ?それを夜もう一度思い出して、朝起きたらもう一度思い出すんだ。それで3か月は忘れないから・・・』「本当?」『本当だよ。インディアン嘘つかない・・・』「・・・・・」

9月議会
いよいよ明日から9月議会がはじまる。議場に入る時に体温を測ることになるという連絡が孝子から来た。感染しても無症状の人がいるし、他の病気でも体温は上がるだろう・・・とも思うが、静かにしていようっと。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第885弾!   素質32

「それで、2年1組はどんなクラスだったんですか?」『2年1組か・・・最初は嫌われていたなあ・・・』「え?タカヤンがですか・・・」『ああ、1年3組では最初からみんなから好かれていたんだけどね。1組は最初、駄目だったんだ。』「そんなことあるんですか・・・」『あるんだよ。宏美、美香、敦子、キンタ・・タナ・・・女の子達から総スカンだったかな。』「タカヤンが何でそうなるんですか?」『俺も分からなかったよ。同じように接した積りだったんだけど・・・前の担任と比べるとダラシナイとか言われてさ。』「前の担任って?」『ああ、1年9組の帯刀先生っていうベテランなんだけどね。』「その先生に負けたって感じですね」『ああ、完敗って感じでさ。』「どうしたんですか・・・」『ああ、男に逃げたね。』「逃げた・・・・男子は大丈夫だったんですか?」『男は単純だから、一緒にサッカーやってりゃ、何とかなるでしょ・・・』「サッカーですか。」『ああ、サッカーやって、大貧民やって・・・』「え、大貧民ってトランプですか?」『ああ、休み時間は大貧民やってたね。天気がいい昼休みは1組の前の校庭でサッカーだったけど・・・』「その間、女子はどうしてたんですか?」『給食の片づけしてから、ベランダから見てたんじゃないかな。』「昔の五中ってベランダ出てよかったんですか?っていうか、男子は給食の片づけしなかったんですか?」『俺たちはサッカーやるんだから、片づけは女の子な!って言った気がする。』「それは嫌われますね」『女の子達はよくベランダで校庭の男子を見ていたよ。男子は女の子が見ていると張り切るから・・・』「タカヤンは?」『そりゃあ、俺も男だから・・・・』「みっちゃんも見てたりして・・・」『それはどうだったかなあ・・・そう言えばいたかも・・・』「それで、どうなったんですか?女の子達からずっと嫌われていたんですか?」『1年生の時から、俺の授業を受けていた子達が、少しずつフォローしてくれたんじゃないかな・・・おとなしい子達がね。まあ、男子はいつも一緒にいたしね。でも、女の子達は俺のことなかなか“タカヤン”って呼んでくれなかった気がするな。』「何て呼んでたんですか」『美香はずっと“担任”だったし、宏美は“あんた”や“先生”だった気がする。』「あんた!・・・でも、先生ならいいじゃないですか・・・」『何か遠い感じがするだろ。』「先生よりあだ名の方がいいんですか?」『当たり前だろう。先生って呼ばれていい気になっている奴らの気が知れないよ。』「先生じゃダメなんだ・・・・」『嬉しいか?愛する子ども達から先生って呼ばれて・・・』「・・・そう言われてみると・・・・」『嬉しくないだろ・・・お前もやってみれば直ぐ分かるよ。先生って呼ばれることの寂しさがね。』「それはビックリですね」

今日の写真1・2・3
夕方、日暮れ前に庭のコートでテニスをしました。素振りをして、壁打ちをして、チューブトレーニングをして、部屋の中でスクワット・・・寝る前には久しぶりに筋肉痛になりました。とてもいいことだと思いました。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・・。

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