8月30日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第243弾!2020年8月30日(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第243弾!2020年8月30日(日)  たかやん

4時半過ぎ
久しぶりに五中へ。職員室への復帰はいったい何年振りだろう。しかも、成績処理の真っ最中に呼ばれるとは・・・。校庭では体育の授業。おや、見たことのある先生が・・・随分、前時代的な授業だなあ・・・そう思っていたら、突然女の子が倒れた。熱中症だ。校庭にすっ飛んで行き、担いで保健室に運ぶ。『若い先生に・・・体を冷やして!俺はスポーツドリンク買ってくる・・・』自動販売機でポカリを買って・・・飲ませると、少し落ち着いたみたいだった。あれ、俺は何をしに五中に来たんだろう・・・・。そう思った瞬間、目が覚めたのだった。そして、枕元に置いてあった「英単語の本」でtrainingをはじめたのだった。

東京新聞
そして、東京新聞を読む。日曜日の朝刊。勿論、真っ先に読むのは「本音のコラム」である。

責任取って辞めてくれ      前川喜平
僕がツイッターを始めたのは、第二次安倍政権発足の時だ。文部官僚として生き辛い時代を覚悟した僕は、本当の思いを吐き出す場が欲しかった。名前は「右傾化を深く憂慮する一市民」
政権が真っ先に行った朝鮮高校の無償化からの排除には深く落胆した。安全保障法制は明らかに違憲立法だった。僕は我慢がならず、国会正門前のデモに参加した。
 加計問題では、安倍氏の親友加計孝太郎氏のため、本来認可できない獣医学部が認可された。森友問題では、国有地の不当な払下げに関する決裁文書が改ざんされ、そのために赤城俊夫さんが亡くなった。安倍氏と親しい山口敬之氏は、伊藤詩織さんに性被害を与えたが、逮捕も起訴もされなかった。
 安倍氏がやると言ってやらなかったことは、拉致問題や北方領土問題だけではない。希望出生率1.8、女性管理職3割、国内総生産(GDP)600兆円など。コロナでも株価は下がらない。アベノミクスの破綻は明らかだ。嘘を嘘で固めた国会答弁。プロンプターを読むだけの記者会見。辞めるなら説明してから辞めてくれ。
 安倍氏が辞めても、専制的で欺瞞的で無責任な政権体質は、負のレガシーとして残るだろう。「あべとともにさりぬ」というわけにはいかない。(現代教育行政研究会代表)
*東京新聞朝刊 2020年8月30日(日)
「お疲れ様と一言いえないのか」という人もいるらしいが・・・公私混同の権化のような男にそんな言葉は似合わない。総理はやめるけど、国会議員はやめないのだから、「説明」くらいはいくらでもできるということだ。日本国民を「政治不信」の塊にした罪は重い。体をしっかり治して、説明してもらうとしよう。

モッコ
今日もモッコが来てくれた。モッコは僕と空の英語の先生である。そのモッコに少しだけ僕は庭でテニスを教えたのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第889弾!   素質36

「どこまで行ったんでしたっけ・・・」『お前が北大に行きたいって言ったところ・・・・』「ああ、その前に嵒先生の話でした・・・」『そうだった・・・嵒は俺に色々任せてくれたんだよね。進路指導は勿論、生徒指導もね・・・嵒のやり方を直で教えてくれた上で、俺のやり方を認めて、応援してくれたんだ。それまでの力任せのやり方を時代遅れだと気がついていたんだね。』「それで、タカヤンはどうやったんですか・・」『一緒に遊んだんだよ。』「え?」『子ども達と一緒に遊んだんだ。悪いのとも悪くないのとも・・・』「不良とかってことですか?」『不良っていっても、本当に悪い子なんて中学生には一人もいないからね。』「ああ・・そういうことか・・・」『大人でも可能性があるのに・・・中学生なんて、一緒に遊べば・・・自分が餓鬼大将になっちゃえば何とかなるものだよ。』「教師がボスになっちゃうんですか・・・」『ま、そんなところだ。悪いことも一緒にやる・・・』「え?」『例えば、チャイムが鳴る前に校庭に出ちゃいけないなんてルールがある時に、それを破って校庭に出て、一緒にサッカーをやる・・・』「ああ、学校のルールですか・・・」『当たり前だろ・・・法律破ってどうすんだよ・・・』「ですよね」『学校のルールを破ることで連帯感が生まれる・・・』「先生が学校のルール破ってどうするんですか?」『学校には教師から見てもおかしなルールがあるんだよ。大学を出たばかりだとそれがピンとくる・・・』「ピンと来たんですね」『ああ、ピンと来たよ。その感性が中学生と同じだと・・どうなる?』「共感します」『共感するってことは?』「仲間ってこと・・・か」『そう、仲間だと思って貰えば・・・』「ボスになれる・・・言うことを聞くんですね。」『だろ?』「でも、職員室でいじめられませんか」『苛められないよ・・嵒も神さんもいたからね。』「神さん?音楽の先生ですか・・・お母さんに聞いたことあります。」『ああ、有名なおばさん先生だったから・・・神さんがみんなの前では怒っても、裏では支えてくれていたから・・・』「おばさんがみんなの前では怒る・・・・」『そう、学年主任だったからね。でも二人切のときに、それでいいんだよって・・・・』「なんか、ドラマみたいですね・・・」『当時の五中は毎日がドラマだったよ。滅茶苦茶面白かった。』「タカヤンその時何歳でしたっけ」『25』「あ、そうでした」『嵒は34で神さんは45位だったかなあ・・・神さんは俺にとってお母さんだったんだな。』「お母さんですか・・・・」『母さんがいたから、学校ではいつも安心して生きていけたんだ。兄貴もいたしね。』「昔は家庭的な学校だったんですね」『ああ、凄くね・・・・そして、いつの間にか安心できて、学力が高い学校になっていたんだ。』「学力高かったんですか」『ああ、県内でトップだったよ。』「本当ですか?」『ああ、結局は優秀な先生が多かったんじゃないかな。その先生達が荒れてない学校で安心して教えると・・・・』「学力上がりますね」『そうなのよ。荒れた学校じゃあ、誰だって学力を上げるどころじゃないからね。生徒指導で終わるだろ。』「それ駄目ですね」『時代遅れの生徒指導やって学校が荒れるより、学校のルールを破って、子ども達と遊ぶ教師がいる方がいいだろうよ。そういうことがたまにある教師が増えていったら・・・いいだろう。』「増えていったんだ。」『暗黙の了解でね。そんな雰囲気になっていったんだ。』「いいなあ、それ」『ま、職員室から放送で呼び出されて、職員室前に正座させられたこともあったけど・・・』「え?タカヤンが?」『そう、子ども達と一緒に正座したんだ。教師が職員室前に正座だぜ。笑うよね。遊ぶ時は遊ぶ、学ぶ時は学ぶって感じかな。』「大笑いじゃないですか。でも、先に遊びがあるのがいいですね」『それが味噌だからね。』「遊びが味噌か・・・・・今の五中じゃ考えられないけど・・・」『先生達も遊ばないと頭が固くなるからね。』「遊んでないから笑顔が少ないのかな・・・・」

今日の写真1・2・3
隙間時間にテニスをしました。早くコートでやりたいものです。チューブトレー
ニングもやっておかないと、筋力が落ちるので・・・頑張ります。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・


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