9月11日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第255弾!2020年9月11日(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第255弾!2020年9月11日(金)  たかやん

Sora9
Sora re-took his video for drama class about 20 times. I think it took him more than 3 hours. Sora wrote an email to his teacher apologizing for his poor performance. But the teacher wrote him back immediately and complimented him.
I was so glad to hear that.

September 11th attacks
あれからもう19年が経った。あの日の夜、僕らは所沢でテレビを見ていた。そして、テレビには僕らが17日の飛行機で行く予定のニューヨークシティの悲惨な状況が映し出されていた。そして、2機目が突っ込んで・・・・まるで映画を観ているようだったが、それは現実だったのだ。17日の飛行機は日本からニューヨークに向けて飛ぶ最初の飛行機だったが、そのNorth Westに乗っていた日本人は僕ら二人だけだった。アッタックから6日後のマンハッタンはワールドトレードセンターが粉々になった粉塵で覆われていた。その匂いは経験したことのない匂いだった。そう、あの危険極まりない有害物質を僕らもすってマンハッタンには非常線が張られていた。警察と軍隊が張る非常線を「嘘八百」並べたてて、何とか突破した僕らはワールドトレードセンターがあった場所の直ぐ傍まで行った。そして、そこで僕らが見たものは・・・1週間近く経ってもまだ燃えている二つのビルだった。マンハッタンは悲しみに暮れていた。しかし、その一方でセントラルパークはいつもと変わらぬ平常があったのだった。

白杖
市役所について、直ぐにランニング・トレーニングをして、スーツに着替える。孝子と二人で控室を出て・・・昨日に続いて、白杖のトレーニング。6月議会で結構上手になったのだが、3か月空いてしまっただけで、なかなか上手に歩けないし、方向も分からないのには参った。距離感が掴めないのである。途中で目が見えなくなったら・・・独りで出歩くのは難しいだろうなあ・・・目が見えない方達の困難を想像するのである。

35.7度
議場に入る前に五中7期生の寛之が熱を測ってくれた。「35度7分です」「35度8分です」という訳で、僕は35.7、孝子は35,8ということで・・・体温が低い「語る会」の二人であった。

朋爺
一般質問三日目である。トップバッターは公明党の佐藤さん。傍聴は二人。10時20分前に佐藤さんの質問が終わり、2番目はN国党の小野澤さん。そして、11時過ぎ・・・上田美小枝が質問をしている。パソコンの扱いに慣れない美小枝に(姉ちゃん!がんばれー!)とハラハラしながら、応援している自分がいる。77歳で市議会に初挑戦しているのだ。誰だって応援したくなるだろう。11時半過ぎ、美小枝の質問が終わった。隣の席の孝子と二人、心の中で拍手を送ったのだった。
そして、4番目、共産党の嶋田さんが質問をはじめた。傍聴人多数。嶋田さんは新人だが、人生では4年先輩である。僕はいつの間にかこの市議会で僕は上から5番目の「ジジイ」になってしまった。一番上は勿論、美小枝で2番目がカサジ、3番目が嶋田さん、そして4番目が同級生の加代さん、そして5番目が早生まれの僕という訳だ。老人福祉センターで遊べる年齢。介護保険証が届く年齢なのだから、間違いなく本物の「ジジイ」である。カサジは昔から爺がついていたから慣れているかも知れないが・・・俺もそろそろ「タカヤン」じゃなくて「タカ爺」と呼ばれるようになるのかも知れないなあ・・・。それとも「朋爺」か・・・ちびまる子に出てきそうな名前だぞ・・・・。

休憩
控室で水分補給。今日も二人で雑談タイム。それにしても孝子はよく勉強している。他の人の一般質問も集中して聴いているのだ。僕とは違って、1回聴いて記憶するのだから凄い。

白杖
今日も行き帰りで白杖の練習。控室の場所が変わっただけで・・・距離感が違ってしまうのだから困ったものである。

消費税バカ
総裁選のトップを走る「菅爺」が消費税を増税すると言いはじめた。デフレを舐めてんじゃねえ!って言いたい。本気で言っているなら、相当な「バカ」である。馬鹿に日本を任せてはいけない。野田、安倍、菅と消費税を上げようとする「バカ」が三代続いたんじゃ、落ち続けたGDPが更に落ち続けるだろう。民主だろうが自民だろうが、消費増税を言い出す「バカ」を首相にしてはいけないのだ。


夜は塾。前半は中三の娘、息子達との集団塾。後半は高2の娘との個別対応の塾である。中三の娘達とは「二次関数」と「英語」に燃えた。学校のやり方とは全く違うやり方で教えたのだが・・・・「面白い」「楽しい」「分かってきたかも」と反応は上々だった。一方の英語の方は、そういうやり方を経験してないらしく・・・戸惑う3年生であった。まあ、来週には慣れるだろうけれど・・・
後半の高2の娘との塾。中学時代に不登校になった娘だが、中学時代に一緒に頑張った貯金で高1の授業は何とか理解できたのだが・・・高2の授業は流石に中学時代の頑張りだけではついていけず・・・久しぶりに昨日から塾に復活したのだ。それでも、数学などはなかなかのセンスを見せてくれて・・・昨日今日でレポートを随分終わらせたのだった。
辛い中学時代を過ごした娘は今も辛い生き方をしている。“不登校の子ども達に「頑張れ!」と言うのは、傷口に塩を塗りこむようことだ“とどこかの精神科医が言っていた。大人だって同じだと思う。精神的に苦しい人間にとって、薬になる言葉は「頑張れ!」ではなく「大丈夫」。「俺がついているから大丈夫。」「あたしがいるから大丈夫。」「お母さんがいるから大丈夫・・・」その言葉で人間は安心して生きていけるのだと思う。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第901弾!   素質48

「そう言えば、タカヤンはいつからテニス部の顧問やってたんですか」『最初から五中男子テニス部の顧問だよ。』「でも、軟式だったんですよね?うちのお母さんは硬式だって言ってました。強かったって・・・・」『そう、この1年2組の子達が入ってきた時に、本格的に硬式をやりはじめたんだ。』「それまでは、軟式だったんですか?」『話さなかったっけ?』「・・・・・?」『この1年2組の上の代の子達、正確に言うと2つ上の子達が軟式から硬式に変えたいって、言ってきたんだ。』「そんなことができたんですか・・・」『俺が3年1組の子達と一緒に居過ぎたからじゃないかな。軟式テニスには全く気合が入らなくてね・・・いつもサッカーばかりやってたから・・・サッカー部に盗られてしまうと思ったみたいよ。』「サッカー部って・・・」『ああ、サッカー部の顧問になってくれって、実際に頼まれてたんだ。子ども達はその情報を掴んでいたんだろうね。俺もやる気でいたし・・・』「えーっ!そんなにサッカーが好きだったんですか。」『好きだったねえ。たけしのキッカーズに入っていたくらいだから・・・・』「知らなかった・・・」『それで焦った子達が、“たかやんは硬式テニスやるから、俺たちが硬式になったら、テニス部に戻ってくるんじゃないか”って作戦会議をやったらしいんだ。』「凄い中学生達ですね」『あいつらが凄いのは、五中男子テニス部だから、別に軟式でも硬式でもいいだろうって思ったらしいんだよ。』「頭いいですね」『だからね。六中の硬式テニスは確かに俺がつくったんだけど、五中の硬式テニス部は子ども達がつくったんだよね。それが決定的に違うかな。』「誰からもクレームは来なかったんですか?」『来なかったんだ。練習の内容には口を挟めないからね。おまけに市内大会や班大会、県大会までは軟式で行ってたからね。硬式は県大会と関東大会だったかな・・・両方の練習をやりはじめたんだ。だから、誰からも文句はでなかったのよ。』「それも凄いですね」『それで、この1年2組の子達の中から、運動神経のいい女の子を何人か選んで・・・他の部活から引き抜いたんだ。』「えーっ!それって、大丈夫なんですか?」『上級生には怒られたけどね。バスケ、陸上、バレー、ソフト、ブラバン・・・・それに加えて、最初からマネージャー希望で入ってくれた子と合わせて・・・男子テニス部に女の子が8人入って来たのよ。』「男子テニス部に女子が8人。」『そう、マネージャーが8人。でも、普通に練習したんだ。』「えーっ!」
『普通どころか、どの部活よりも厳しい練習が始まったんだ。』「どういうことですか・・・・」
『詰まり、硬式になった次の年に男女で日本一を目指しはじめたんだ。それで、運動神経のいい子達を集めた訳。』「日本一って、無理でしょ・・・・」『まあ、無理なんだけどさ。目指すのは日本一じゃないと詰まらんじゃん。』「確かに・・・・」『でも、このマネージャー8人が1年後に全国大会に行くのよ。』「1年で、ですか?」『そう、1年でね。当時桜田クラブっていうテニスクラブがあってね。その子達を連れて、そのクラブの練習を見学させたんだ。そこにはね、中学生の松岡修造がいてね。子ども達は修三たちに遊んで貰ったりしてね。』「嘘・・・」『桜田クラブには飯田藍っていう俺のテニスの先生がいたんだよ。』「たかやんの先生・・・」『俺が勝手に藍先生って慕ってるだけなんだけど・・・素敵な女性でね。五中の子達のことを可愛がってくれたんだよ。』「凄いですね」『ただの公立の中学校に練習を教えてくれたというか、見学させてくれて、一緒にトレーニングしたり、遊んだりしてくれたんだから、確かに凄いよね。』「凄い先生だったんですね、藍先生・・・」『凄い教育者だよ。俺なんか足元にも及ばないくらいのね。』「うそ・・・・」

今日の写真1・2・3
控室で何やってんだ!って話ですが・・・運動してから着替えて・・・議場に向かうようにしています。今日も詰まらない写真でごめんなさい。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・

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