9月13日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第257弾!2020年9月13日(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第257弾!2020年9月13日(日)  たかやん

Sora11
Sora had an English conversation class today. Mokko came and taught Sora.
I don’t know what they talked about. I think they were talking about school life in Canada. Mokko said “We talked about Shakespeare, and how most high schools in the US read it for English class.” I was surprised to hear that!

弘美さん
何十年振りだろう。多分、50年振りくらいに西戸山中学校時代の友達に会った。鈴木弘美・・・僕に勉強を教えてくれた二人の才女の内の1人である。3年G組で僕は一番前のど真ん中の席。左隣が稲垣みはる、そして右隣が鈴木弘美。二人ともスーパー才女で・・・みはるちゃんは偏差値が80を超えていて、学力テストは第二学区(新宿・渋谷・世田谷・目黒)で1位。お茶大に進み、その後ハーバードの先生なった。弘美さんも偏差値は70を軽く超えていて、都立駒場に進み、高校生なのに通訳の1級の資格を取ってしまった。二人とももの凄い英語力で・・・偏差値が60ちょっとの僕は両隣の二人に「勉強のやり方を教えて貰って」「高邑君、頑張りなさいよ」と応援して貰って、偏差値が70を超えるようになったのだ。二人とも精神年齢は僕より3つくらい上で・・・僕は弘美さんに憧れていたけれど、弘美さんは僕のことを「高邑君はloveじゃなくてlikeだよ」と言っていたなあ・・・。僕はちょっとloveだったんだけど・・・そんな弘美さんと久しぶりに再会して、しかも、弘美さんの家に泊ることになり・・・・もうドキドキ。そこで目が覚めて・・・・3時。
場面が変わって、空ママと空と三人でテニスコートの前を通りかかると・・・北大の大先輩のやっさん(安川さん。大先輩なのに、平気でやっさん!と呼んでいる)と大野さん(1年時の3年)が居た訳で・・・二人に挨拶をして、家に戻った時・・・又目が覚めて5時。なんだか、幸せな一日のはじまりって感じ。

大坂なおみ
そして、全米オープンで大阪なおみが優勝した。7枚の名前入りマスクをしての堂々の優勝だった。本当に素敵なアスリートになった。スポーツに政治を持ち込むな・・・とオリンピック憲章にはあるが、意地汚い政治家達がスポーツを、アスリートをいいように利用しているのだから、アスリートだってその想いを発信する自由はあってもいい。拳を上げるくらいが何だって言うんだ。膝をつくくらいがなんだっていうんだ。なおみは拳も上げず、膝もつかず、「マスクの名前を忘れないで・・・」という最高のアイデアで世界に訴えた。テニスの内容も素晴らしかったが、彼女の発信能力とセンスはそれを超えている。

庭掃除
今朝は庭掃除でスタート。伸びた草を電動ハサミで刈って・・・テニスができるスペースを作って・・・ゴミ出しをして・・・片づけをして・・・パソコンに向かったのだった。

買い物
午後、二人で西友に買い物。久しぶりに日本酒と梅酒を買った。アルコールを買うのは何年振りだろう。日本酒は父さんが好きだった「菊正宗」。梅酒は「まっこい梅酒」である。「菊正宗」は父さんと嵒兄さんに、「まっこい梅酒」は母さんと神さんに飲ませようと思っている。アルコールを飲みたい気持ちが全くない訳ではないが・・・飲むと勉強と運転が出来なくなるので・・・飲まないのである。

100回
今日もスクワットを110回。少しずつ増やしていこうかなとも思うのだが、無理をすると怪我をするので・・・暫くは100回当たりでいこうと思う。上半身をどうやって鍛えるかが問題だなあ・・スポーツジムに入り直すかなあ・・・24時間営業のスポーツジムを発見したからねえ・・・。

買い物2
そして、夕方も三人で買い物。コジマ電気へ行って、100均へ行って・・・結構楽しんで戻って来たのだった。

一般質問
全く準備をしていない。いつものことなのだが、今回は質問が12もあるので・・・どうなってしまうか、全く予想がつかない。少しは準備をすればいいのに・・・どうも、そういうのが苦手なのである。行き当たりばったりの授業みたいでいいのかねえ・・・。明日、孝子の質問を聞きながら考えるかな。

空の絵
モッコとの英会話以外はお休みの空。今日は流しとお風呂の掃除をやってくれ、どちらもピッカピカ。そして、イラストを描きはじめる空。それが又ビックリするくらい上手なのだ。「何も見ないで描けるようになってきた・・・」と空。俺が空と同じくらい絵が上手だったら・・・本当に「スーパーサイエンスティーチャー」になっていたかも知れないなあ・・・。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第903弾!   素質50

「凄い子達ってどんな子がいたんですか?」『一番最初に誘ったのがね、たー坊って女の子だったんだ。』「たー坊」『小さくてね。足が滅茶苦茶速かったんだよ。学年で断トツだった。担任だからね、直ぐ分かるでしょ・・・それで、たー坊はどこかの部活に入る前にお前は男子テニス部に入るんだ!って誘ったんだ。』「入るんだ!じゃ、強制じゃないですか・・・」『そうかもね。それで、男子テニス部に3人入ったんだよね。』「3人ですか・・・」『そう、男子テニス部にマネージャーとして、3人の女の子が入って来た訳。有紀と貴子とたー坊の3人。』「全員、タカヤンのクラスですか?」『いや、2組はたー坊だけ。』「そうなんだ。。。」『有紀は一早っていう硬式テニスを作ったお兄ちゃんの妹でね。足は速かった・・貴子はおっとりしてて、本当のマネージャータイプだったかな』「へえ・・・あとのメンバーは他の部活から引き抜いたんでしたっけ?」『そうだね。俺のクラスだからね・・・毎日、声を掛けてりゃ・・・その気になるよね。男子テニス部だし・・・俺が声を掛けなきゃ、入れないんだから・・・』「そりゃそうですね」『だろ?男子テニス部なんだから、女子は普通は入れない・・・』「入りたい子も入れないってことっすか・・・」『そうだねえ。軟式を硬式に変えると問題が起きるからね。学校って場所は煩い奴がいるんだよ。』「学校って・・・何かを変えるのって難しいんですか。」『そうだねえ。特に運動部は中体連っていう体育科が中心の組織があるからね。それがやっかいなんだよ。軟式テニスの組織があるからね。硬式なんて、モッテノホカだったんだ。』「そうだったんですね。そう言えば、五中には硬式がありませんね。潰れちゃったんですか。」『潰したんだよ。潰れたんじゃなくて・・・』「どういうことですか」『硬式をやりたい先生はいたのに、潰したんだ。』「六中はありますよね」『六中も潰されそうになったんだよ・・新聞にも載ったくらいだから・・・』「えーっ!なんだそれ・・・」『まあ、それは長い話になるから・・・』「はい」『そういう訳で、最初は3人のマネージャーを少しずつ増やしていったんだよね。』「色んな部活から引き抜いたって言ってましたよね」『ああ、上級生からは偉い不評だったけどね・・・滅茶苦茶嫌われたかな。』「タカヤンが?」『そう、かなり嫌われたかな。女の子達に・・・ソフト部、バスケット部・・・そして、一番凄かったのがバレー部から礼を引き抜いた時かな。』「何でですか?」『礼のお姉ちゃんの恵子は五中女子バレー部の最初のキャプテンだったんだ。』「1期生ってことですか?」『そう、凄くいい子でね。そのキャプテンの妹だから、最初からキャプテン候補だったんだよ。運動神経もよかったしね。・・・そして、礼は硬式テニス部女子の最初のキャプテンになるんだ。』「そりゃあ、バレー部は怒りますよね・・・。」『うん。有望な新人を無理やり持って行くんだから・・・多分、怒って抗議に来たような気がする。』「そうなりますよね」
『たー坊は短距離も長距離も学校で一番速くてね。駅伝とかの選手になるんだ。男子テニス部は毎日、石神井高校テニス部のtrainingをやって鍛えられていたからね・・・』「石神井って・・・タカヤンの学校ですよね」『ああ、滅茶苦茶、理不尽なtrainingを毎日、毎日やらされたんだけどね・・・その3分の1を中学生にやらせたんだよ。3分の1だけどね・・・どこの部活よりも厳しい練習になっちゃったんだ。俺も急に怖くなってね・・・テニスコートでは笑わない顧問っていうのかな・・・まあ、高校の練習をやらせるんだから、ヘラヘラはできないからね。』「そんなに厳しかったんですか?」『みんな泣いたんじゃないかな・・・俺も“日本一になるんだろ!”って、一緒にやったんだけどね・・・。若かったからねえ・・・先頭切ってやるから、みんなついてくる訳よ・・・』「タカヤンもそのtrainingをやったんだ」『ああ、毎日一緒にやったよ。石神井時代の3分の1だからね・・・屁みたいなもんよ。でも、中学生達には地獄のようなトレーニングだったと思う。』「そんなに?」
『散々練習した後にやるからね。クタクタになった後に最後にやるから・・・結構、限界までやる訳よ・・・』「スパルタって奴ですね」『古い言葉を知ってるねえ・・・』「歴史で習いました・・・」『あっそ。』

今日の写真1
空が何も見ずに描いたイラストです。我流でササさっと描くのですから、驚きです。時間があると、ピアノを弾くか、絵を描くか・・掃除をしている最近の空です。

今日の写真2
西戸山中学校の卒業アルバムです。僕は三列目の左から3番目です。弘美さんは同じ列の一番右。みはるちゃんは2列目の右から4人目です。最後列の一番右が僕を救ってくれたヒグ。ヒグの隣が卒業式の前に告白してくれた玲子ちゃん。最前列の右から4人目がやはり告白してくれた明子ちゃん。最前列ど真ん中が恩師の河合隆慶。河合先生の右が校長で、その隣の眼鏡が「ヒョウチン」です。僕の人生を救ってくれた恩師と「タカヤン」のあだ名の素です。

今日の写真3
この写真の最後列でトライアングルを鳴らしているのが僕で、ティンパニーの上で踊っているのが、僕と一緒に「貨幣偽造」をやって、戸塚警察に追われ・・・・河合先生に助けて貰った純一です。純一も都立高校の先生になったんです。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・

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