9月8日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第252弾!2020年9月8日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第252弾!2020年9月8日(火)  たかやん

Sora6
After cram school, Sora said, "Dad, can you go buy Una Kova at Well Park. Hitomi said"I want kinkan, and I also want Cocoa’s urine sheets..." . Since I was little, I had always been the gofer for my family. I was sent to go on errands, because I was the youngest child. Some things never change. And when I came back Sora started chemistry class. Of course in English. They're reviewing what he's learned in online classes. I think it's a good way to learn any subject.

休会日
今日の議会はお休み。こういう日には色々なことが出来る訳で・・・・朝からちょっと気合が入るのである。

193弾!
勿論、最初にやったのは193弾の制作。そろそろ駅に立たないとねえ・・・なんて思いながら、パソコンに向かったのだった。

五中
久しぶりに五中に向かった。丁度部活がはじまったところで、五中生が元気に走り回っている姿を見て、妙に嬉しい自分がいた。

日焼け
そして、陸上部の練習を見ていると・・・顧問のY先生が登場。日焼けした爽やかな笑顔を見て幸せな気持ちになった。こういう先生に習える子ども達は幸せである。

相談室
久しぶりに五中の相談室に入った。五中4期生達が3中に殴り込みに行った時に、正座させれられて説教された部屋である。どうやら、今でも「生徒指導」で活躍しているらしい。

和室
毎月、給料日の直後の金曜の夜に飲んだ和室は和室ではなくなっていた。疲れた時に仮眠したり、みんなでワイワイ飲む部屋は今はもう必要とされなくなっているのだろう。そんなことをやったら大変だ・・・

校長室
五中の校長室。52年4月、校長の敞一郎に呼ばれて「お前、3年の担任やれ」と言われた部屋。次の校長に呼ばれ「何なんだ、この学級通信の言葉遣いは」と怒られた部屋。そして、山口常義に呼ばれ「朋やん、俺はなあ・・・」と誉めて貰った部屋で、現校長と話をして・・・子ども達に対する愛を感じて山口常義のことを思い出して、・・・少し泣きそうになった。五中はいい校長・教頭でよかった。彼らがいる限り安心である。


中二から高3まで集まっての塾。「たかやん、明日校長会テストなんだよ。」『あっそ。』「なにやったらいいかなあ・・・」『今更じたばたしたってしょうがないだろ?』「まあ、そうだけど・・・」『長文読解の問題集はどう?』「いい感じ」高3の娘の為に、昨日アマゾンで頼んだ問題集がもう届いたのだ。問題集に集中している娘を見ていたら、とっても幸せな気持ちになったのだった。娘なら3冊終わるのに多分1か月はかからないだろう。俺とは違って、根性があるのである。

お使い
塾が終わると「お父さん、ウェルパークでウナコーワ買ってきて」と空。「キンカン買ってきて、あとココアのおしっこシートも・・・」と空ママ。我が家のお使いは何故か俺な訳で・・・小さい頃は末っ子だからとお使いに行かされ、今も尚、それが続いているのである。
そして、戻って来ると・・・空の化学の授業がはじまった。勿論、ホワイトボードは全て英語である。オンライン授業で習ったことを直ぐに教えることで復習しているのである。なかなかいい勉強法だと思う訳で・・・

ミュージカル
そして、その後はミュージカル映画。これも空の選択である。それがまた面白い訳で・・・真夜中過ぎまで大笑いしたのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第898弾!   素質45

「そろそろ次のクラスにいきませんか・・・」『ああ、次のクラスは1年2組。』「どんなクラスだったんですか・・・・」『凄いクラスだったよ。明るくて、団結していて、何をやっても1番で・・・・』「凄いじゃないですか。まさか1組以上だったとか・・・」『ある意味1組以上だったんだけどね。その2組にはね。あゆみという女の子がいたんだ。』「・・・・」
『その子がね。小学校の時から不登校で・・・でも、入学して来たんだよ。』「それでタカヤンはその子をどうしたんですか・・・」『何もしなかったんだ。』「え?タカヤンが・・・何もしなかったんですか・・」『うん。悪ガキ達の扱いは得意だったんだけど・・・不登校の女の子でしかも留年した子にどう接したらいいか分からなかったんだよ。』「留年って・・・・」『学年が一つ上だったんだ。八石小も何やってんだって話だけど・・・・不登校だからって留年させたんだね。小学生をね。』「何か酷いですね」『だからね。学校に来る訳ないなって、思い込んでいたのよ。』「だから何もしなかったんですね」『ところがね。オダパンっていう男の子がね。入学式の後数日してからかなあ、突然言ったのよ。』「何て言ったんですか・・・」『あゆみが来ないと本当の2組じゃない!ってね。』「凄い子ですね。八石小の子だったんですか」『いや、オダパンは栗小だと思う。それで、ハッとしてね。何とかしなきゃって思ったのよ。ちょっと複雑な家庭でね。それで、子ども達を連れて行ったんだけど・・・会ってくれなかったのよ。ま、当たり前だよね。ずっと放っておかれて、いきなり来られてもね・・・』「それでどうしたんですか」『ああ、毎日、学級通信をあゆみの家のポストに入れていったんだ。』「一生懸命ですね。」『そう、クラスの様子や子ども達の様子も分かるし、あゆみのことも書いてね。・・・で、担任の俺がそういうことをやりはじめたら、子ども達も一緒に行きたいってなるじゃん。』「そうですね。1年生だし・・・」『その内、怜子って子があゆみとの接触に成功するんだ。家庭環境が似ていたからかも知れないんだけど・・・気持ちが通じたんだろうね。それで、俺も会えるようになってね。』「会えたんですか・・・・」『ああ、時間はかかったけどね。そこまで行くのに何か月もかかったのよ。』「そんなに・・・・」
『その間、行事が色々あったんだけど、いつも2組は“あゆみの為に優勝しよう”が合言葉になってね・・・勝ち続けたんだ。』「1組みたいじゃないですか・・・・」『1組と違ったところはね、赤いハチマキをして勝ち続けたんだ。』「赤いハチマキですか。2組だけ?」『そう2組だけ・・・目立つよねえ。他のクラスはしてないんだから・・・』「何で赤だったんですか。でも、楽しそうですね」『俺はね。五中の体育祭で白団の代表だったんだけど、4期生の時から赤団の代表になってね。3年間赤団をやってたんだよ。その時のハチマキを卒業生達に貰って、足りない分を買って・・・全員分揃えたんだ。』「五中の体育祭って、昔から燃えてたんですか」『ああ、中村敞一郎に日本一の体育祭にしろって言われてね・・・石神井高校の体育祭が俺達の時代から結構有名でね。その時の応援団を思い出して、それを導入したんだ。』「五中の体育祭って、タカヤンと関係してたんだ・・・」『普通は体育科が決めるんだろうけどね。中村敞一郎が俺に日本一の体育祭とか無理なこと言うから・・・』「昔から二色だったんですか」『ああ、紅白の二色だけどね。』「どこで黄色になったんですか」『俺たちがいなくなって、暫くしてから4色か5色にしたんじゃないかな。それで失敗して・・・二色に戻す時に生徒達のアンケートで赤と黄色が決まったみたいよ。』「そうだったんだ・・・・二色だから盛り上がるんですよね。」『ああ、敵味方がハッキリするからね。二色対抗がいいと思うよ。それにクラス対抗を入れることが重要だね。』「二色対抗でクラス対抗・・・覚えておきます。」『ああ、結構重要だぞ。』「はい。あれ、あゆみちゃんはその後どうなったんですか・・・」『あしたね。』「はい」

今日の写真1・2・3
我が母校、五中の校庭です。僕がいた時代からもう40年以上過ぎました。緑は濃くなりましたが、雰囲気は昔のままです。ここで僕の教師人生がスタートしたのです。猛彦達と出会った日のことを、あゆみと夜この校庭を見た日のことを思い出しました。そして、たー坊たちと一緒に走った日のことを・・・思い出しました。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・



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