10月1日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第274弾! 2021年10月1日(金) たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第274弾! 2021年10月1日(金) たかやん

命日
今日は陵平の命日。生きていれば、もう直ぐ誕生日が来て・・・・35歳だった陵平。13歳の命が亡くなって・・・もう21年の月日が経つ。あの時の未熟な教師たちが、未熟な生徒指導をした結果だったことを認めていれば・・・陵平の後で「生徒指導」によって死ななくて済んだ子達もいたのではないだろうか。あの時の未熟なPTA集団が学校を擁護することなく、陵平の死と真っすぐに向き合っていたら・・・陵平の両親が血の涙を流すことはなかったかも知れない。子どもを失った上に、それを家庭のせいにされたのだから酷い集団である。間違ったときに、「間違っていました」「ごめんなさい」「申し訳ありませんでした」と、言えない大人の背中を見て育った子達が可哀そうである。責任を誰かになすりつけ、自分たちの未熟さを隠す教師たちには昔も今も教育を語る資格はない。そして、あの時に「申し訳ありませんでした」と言った、勇気ある教師がいたことも忘れてはいけない。

母の想い
陵平のお母さんに生きていたら何歳でしたっけ?とラインしたら。「陵平はずっと13歳10ヶ月17日なんですよ。」という返事が返って来た。それを読んだら泣けてきた。当時の二中の教師集団やPTA集団の一部は陵平の母の想いを想像もできなかったのだろう・・・。
あの糞みたいな生徒指導を擁護したのだから・・・。五中・六中で俺たちがやってきた生徒指導だって、自慢できたものじゃあなかったけど・・・子ども達を追い詰めるような、あんな未熟な生徒指導はやったことがない。13歳の子どもがどうしようもなく苦しくて、自ら命を絶ったのだ。今日くらい、今日一日くらい陵平の為に、陵平の親の為にあのことを本気で怒る大人がいてもいいだろう。

駅立ち
10月4日(月)から、駅立ちをやります。いつものように、ひばりが丘北口からのスタートの予定です。高校生たちの予定に合わせて、どの日にどの駅にするか・・・決めますので、詳しい予定は後ほど・・・・。


外は雨。久しぶりに雨の音で目が覚めた。時計を見ると4時半。暗かったので、もう少しだけ寝ることにしたのだった。

6時半
「中高生の基礎英語in English」と「英会話」を聴いて・・・雨の金曜日がスタート。

8時
管理組合の仕事。ビデオの確認に1時間・・・目が疲れるねえ・・・。



夜は塾。中一の息子との個別対応の塾でスタート。国語と数学。マンツーマンでみっちりと教えられてよかったぞ。


打ってはいけない!335      感染症病床数

 厚生労働省のデータでは1999年の感染症病床数は3321床。ところが20年後の2019年には1888床と1433床も激減しています。自民党政権の「医消費抑制政策」の結果です。パンデミックに備えるどころか、その逆をいってたんですね。国民の命を守るどころか、命を危険に晒す政策を続けてきたということです。
 そればかりではなく、今後も公立・公的病院の削減・統廃合を進め、急性期病床を20万床も減らす方針だというのだから、どうかしています。
 怪しいワクチンに頼るのではなく、コロナに感染したとしても、誰もが入院できる仕組みをつくることが大事なことは小学生でもわかるでしょう。



教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第1282弾!    指導死

『指導死っていう言葉を知ってるか?』「前に聞いたことあるかも・・・・」『生徒指導が原因で子どもが自殺することを指導死っていうんだ。』「座中の話ですか?」『いや、その前に二中で典型的な指導死があったんだ。もう21年も前の話だけどね。』「21年前じゃ、生まれてないですよ。」『そうだね。お前たちにとっては、大昔の話だね。』「それがどうかしたんですか?」『今日はその子の命日なんだよ。陵平っていうんだけどね・・・・』「陵平・・・たかやんが知ってる子なんですよね。」『俺は会ったことがないんだ。俺が二中を去ってから入って来た子だからね。』「会ったことがないのに、陵平って呼ぶんだ。で、二中の先生達はどんな生徒指導をしたんですか?」『休み時間にベランダでハイチュウ食べた子達がいてね。』「ああ、思い出した。前に聞いたことありました。やっぱり。」『そうだったっけ・・・・』「はい」『何度聞いても酷い生徒指導だから・・・覚えておけよ。』「はい」『早い話が、ネチネチと集団で説教して、友達の名前をチクらせて・・・反省文を書かせて、親を呼び出して、学年集会で謝罪させようとしたんだ。』「うわっ・・・それ、キツいっすね。」『お前なら、どれが一番キツい?』「うーむ。友達の名前を言わせるのも嫌だけど・・・学年集会で謝罪はちょっと勘弁ですね。」『だろう?要するに“見せしめ”なんだ。みんなの前で恥をかかせることが生徒指導だと思っていやがる。』「酷いですね」『もう生徒指導のレベルが低すぎるんだ。昔の日記に俺はこんなことを書いているんだ。今から17年前の今日の日記なんだけどね。』

陵平
マンションの10階から下を見る。陵平が飛び降りた場所が遥か下に見える。胸が震える。恐かっただろうなあと思う。この恐さを乗り越えた陵平が、耐えられなかったのは何だったのだろう。あの学年集会だったのかい?それとも学年の先生全員に自分を否定されたことだったのかい?僕は陵平に尋ねた。きっとどちらもしんどかったんだろうなあ・・・・。あの頃の二中でリーダーとしての自分の存在が無くなってしまうと思ったのかも知れないね。いずれにしても、10階から飛び降りる恐怖よりも辛いものがあったから、陵平は飛んでしまったのだ。

陵平が亡くなって、毎日来ていた校長はあれから一度も来ていない。担任も学年の教師たちも誰も来ない。まるで自分たちとは関係がないといっているようだ。カウンセリングマインドが聞いてあきれる。口では何とでも言えるのだ。今年も陵平の友達は集まってくれた。料理を作って集まってくれた。明日も何人か来てくれる。あの学校の教師達の冷たさと、友達の温かさとを感じた一日でもあった。
  


今日の写真1
朝ご飯はこんな感じです。昨日、テニスをやったせいか、血糖値も安定していたので・・・こんな朝ご飯になりました。ご飯と味噌汁を毎朝食べられるだけで幸せです。

今日の写真2・3
頑張る高校3年生です。二人とも空の幼馴染。「小論文」を頑張る二人を見ていると、自分も頑張らなくっちゃ・・・そう思うのです。

*この日記を読んだ全ての人が明日も幸せでありますように・・・・

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