のぞき男 言い伝えによると、2組の教室周辺には、ときどきのぞき男が出没するらしい。きのうは5時間目に現れたようである。のぞき男が教室に近づくと聞こえて来るのは間欠的笑い声。吉浦先生の英語の授業だ。「Who is she?」「Kumi!!」・・・・「Who is he?」「John!」ポンポンとあちこちから声があがる。噂には聞いていたが、吉浦先生の授業はほとんど日本語が入らない。それでもみんな適切に突っ込みを入れ、笑うところは笑い、なかなかテンポが良い。のぞき男が(へーえ)と感心したことが一つある。彼方此方からテンポよく声があがってくるのだが、CDを聴くときには全員が耳を傾け、吉浦先生が大事な話をしている場合では、そちらに集中し、質問に対しては何人かが積極的に手を挙げようとする。・・・・理想的だね。みんなが詰まらなそうにしていると、教える方も段々白けてきてしまう。みんながいい表情で乗ってくると、教える方もどんどん気持ちが盛り上がってくる。授業ってそういうものなんだよな・・・
カナダより(複数に宛てたメール) 「鮫ちゃんからメールがきました。教育実習生がきているらしいです・・・・。鮫ちゃんの実習を思い出しました。こころ達が3年生だったっけ?理準(理科準備室)で語り、家で語り、兎に角子どもたちの子とばかり(ちょっぴり女の子のことも、そりゃあったけど・・・鮫ちゃん好きだから・・・)話していました。楽しかったなあ・・・教え子が教育実習に来てくれるほど、教師にとって幸せなことはありませんもの・・・。そして、今は鮫ちゃんが先生になっている。きっと今の教え子の中から何人か実習に来るんだろうなあ。そして教師になっていく。僕の孫弟子か。うーん、いいなあ。なんかいいなあ・・・中略 I have a dream. My four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character. I have a dream today! 本屋さんで前から欲しかった本に巡りあえました。Martin Luther King Jrの演説集です。あの有名なI have a dream.が最初から最後までちゃんと記録されていて、その他の演説も全部入っています。210ページのなかなかの本です。彼は39歳でなくなっています。凄い人です。勉強しなくてはと痛烈に思いました。 邑 朋矢