Diary 2007. 3
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3月21日 (水)  「たかやん議員日記」2007.第80弾!  3月21日(水)

「たかやん議員日記」2007.第80弾!  3月21日(水)

50円分の笑顔を
市役所や出張所での住民票などの手数料が150円から200円になる。僕は大抵の値上げには反対したが、これだけは賛成をした。普通住民票を取るのは年間1枚あるかどうか・・・100円のものが150円になるのはいただけないが、150円のものが200円なら・・・必要な書類と引き換えに200円なら、「ま、いっか」と僕は思ってしまうのだ。その代わり、窓口の方達には50円分上乗せした“笑顔”をお願いしたい。自分の方から「こんにちは」「おはようございます」という挨拶を是非して欲しい。これは窓口業務の方達は勿論、テニスコートの管理人さん、公民館やコミセンの方達にも是非お願いしたい。値上げにはサービスが伴わなくてはいけない。たとえ50円でもその分の笑顔をもらえれば、市民は納得するのだ。

1時間と100円
本多や西堀のテニスコートが平日1時間単位で使えるようになる。これは僕が提案したことなので、諸手を上げて賛成討論する予定だったのだが・・・市民プールの値上げとセットだったので、なんと“反対討論”をしてしまった。市民プールの料金が400円から500円に・・・手数料は“50円分の笑顔”でどうにでもなるが、プールはどうにもならないだろう。大体100円の値上げで何がどう変わるのだ。そんなに台所が苦しいというのなら、無理して東久留米・志木線をやることはない。今やめても33億節約できる。国庫補助金を10億返しても23億・・・今でも、何不自由なく志木には行ける。東久留米にも行ける。どうしても必要な道路ではないのだ。子ども達の通学にも危険だし・・・渋滞はひどくなるだろうし・・・閑静な住宅街に27M道路。そんな道路が良い道路な訳がない。そんなお金があったら、今ある市の施設の為に使わなきゃ!だ。市民会館の照明は切れたまま・・・学校のテニスコートは勿論、市営のテニスコートも掘り返しもなしで荒れ放題。学校では紙も自由に使えない・・・道路はあちこち穴が開き、歩道の整備は何十年先やら・・・施設は老朽化しているのに、使用料は値上げ。これでは市民が怒って当たり前だ。もともと、そのお金は市民のお金なのだよ。僕らは市民の税金で生きている。そのことを忘れてはいけない。

6年連続
都市計画税がまた値上げになる。このどうしようもない重税感で市民が苦しんでいる時にこそ、値下げすることが大事なのだと僕は思う。それを近隣の市と同じ税率に!と値上げしていこうというのだからセンスがない。議員や公務員が税金を湯水のように無駄遣いして、その尻拭いが「増税」じゃあ国民はたまらない。そういう国に僕らは住んでいるのだ。あの松岡農水大臣がいい例だ。社会保険がいい例だ。裏金がいい例だ。僕も議員の端くれだが、“悪代官”の片棒は担ぎたくない。僕は「ご都合主義だ!」と討論している時に野次られたが、これこそご都合主義だと思う。近隣の市並みに・・・というのなら、借金も近隣の市並みにしたほうがいい。市の施設の予約システムもサービスも近隣市並みにした方がいい。税金の値上げにはサービスが伴わないといけないのだ。よく街中で“市民の声をとどけます”のような看板を見かけるが、市民が議会を傍聴したら・・・殆ど届いていないことが分かるだろう。

真夜中日記
今日は久し振りに空とお風呂に入り、絵本を読んで、歯を磨いて・・一緒に布団に入った。ところがさあ寝ようという時に「ママがいい」とママご指名なのだ。「空、今日買い物の時抱っこしたのは誰?」「・・・ママ」「パパでしょう」「一緒にお風呂に入ったのは誰?」「・・・ママ」「パパでしょう」「空の歯を磨いたのはだれ?」「・・・ママ」「パパでしょう」それでも空はママと一緒に寝ると、ぐずる・・・。そのうちママがやってきて、空が電気を消して・・・そこまでは記憶があるのだが、どうやら僕も一緒に寝てしまったらしい。目が覚めたのは2時過ぎ。そのまま起きてパソコンに向かっている。もう充分寝たので、そのまま朝まで仕事をしよう。そして市民の声を議会に届けよう!      たかやん


3月22日 (木)  「たかやん議員日記」2007.第81弾!  3月22日(木)

「たかやん議員日記」2007.第81弾!  3月22日(木)

午前二時
結局、夜中の二時に起きたまま、朝までパソコンに向かったり、英語のトレーニングをしたり・・・そして6時過ぎ。お袋と黒目川に出かけた。黒目川は今日も水位が低く、鯉の背びれがよく見えた。沢山の鴨たちを見て嬉しそうなお袋を見て、僕もちょっぴり幸せな気持ちになったのだった。

笑顔
自転車を降りると、議会事務局のUさんの笑顔が待っていた。その向こうには財政部長のEさんの笑顔が・・・・(昨日の日記、読みましたよ)そういう笑顔だった。そして受付にはいつもの爽やかな笑顔が僕を迎えてくれて・・・・(ああ、名前を知らないぞ・・)今日もいい一日になりそうな予感がしたのだった。

副議長
並木議長が午前中お休みで、初めて小鹿副議長が議長席に座った。三村議長が並木議長に代わった時に感じた違和感を思い出した。小鹿議員は柔らかい話し方で、ちょっとリズムが違って・・・タイミングをずらした僕は、文教経済委員長への質問を飛ばしてしまったのだった。

討論
今日は19年度一般会計予算の結論がメインテーマ。自分で書いた原稿を読む人。人が書いた原稿を読む人。メモで討論する人。そして手ぶらで討論する人と壇上は討論する人で溢れた。これは寝ている議会と比べたら、遥かにましな議会な訳で・・・今日はなかなかの議会だった。最初は共産党の朝賀議員が反対討論。続いて、最大会派政和会の平八議員が賛成討論。革新無所属の星川議員が反対討論。ここで休憩が入り・・・公明党の白井議員が賛成討論。そして僕が反対討論。政和会の小池議員が賛成討論。共産党の笠原議員が反対討論。刷新の会の田中議員が賛成討論・・・そして昼食休憩。もう少しで全会派が討論をするという珍しい議会になるところだったのだ。いいぞ、いいぞ。

野次
今日の討論では僕が一番野次られた。こんなちっぽけな一人会派の語る会を最大会派成和会と公明党でいじるのだから、いじめに近い。こんなに気の弱い僕をみんなでいじめていいのか?といいたくなる。普段はよくお休みの方達も、野次ることは好きらしく一列目の向って右サイドから猛然と野次・・・「言いたいことがあったら、どうぞ賛成討論してください」というと黙ってしまったが・・・市長のやることに賛成しないと野次では情けない。意見があれば堂々と、執行部の書いた原稿を読むのではなくて、自分の意見を言えばいいのだ。同じ野次でも公明党の亀田委員長の野次はセンスがよかった。「その通り!」と自分でいいそうになったもの・・・。あの人は頭がいいね。

討論は星川さん、田中幸弘は自分の言葉で喋っていたし、笠原さんなどは手ぶらでいって、堂々と持論を展開するのだから凄い。そうそう、今日は小川さんも原稿なして堂々と討論していた。好きだなあ、野次ってもそういう人は・・・。そういう僕はメモだけで登壇し、いいたいことの半分もいえなかったのだが・・・・・。

議会という場所は意見など違っていいのですよ。議論するところが議会なのだから・・・。それが当たり前。僕は3年間、未だに野次を言ったことがなし。「人の話は聞きなさい」と子ども達に言ってきたからかも・・・・・
まあ、野次と言っても、寝ているよりはまし。そう思うと、あの野次も可愛く見えてくる。今日のところはいい度胸をしていると誉めておこう。           たかやん


3月23日 (金)  「たかやん議員日記」2007.第82弾!  3月23日(金)

「たかやん議員日記」2007.第82弾!  3月23日(金)

最終日
朝ご飯はいつものように鰹節を削る係り。味噌汁の味噌は大学時代の後輩の手造り味噌。僕が造った味噌とは一味違い、なかなかまろやかで美味しい。今日初めて空がご飯を盛ってくれた。毎日何かができるようになっていくから楽しい。白米と発芽玄米の混ざった炊き立てのご飯。これが美味い。それも空が一生懸命よそってくれたご飯なのだから、特別に美味しかった。

トレーニング
控え室でのトレーニングは続いている。“継続は力なり”だ。星川さんに「みっともない」と言われても、元気に仕事をするためにやっているのだから、揺るがない訳で・・・・
今日もいい汗をかいたのだった。

休憩
最大会派政和会の三村さんの「休憩!」の一言で議会はストップした。共産党の提出した意見書に質問をしたのは、政和会のホープ?のH議員。誰が聞いても(あれ?)という質問をしていたのだが、反対討論まで展開したところで、共産党の笠原さんに逆襲され・・・・どうも辻褄が合わなくなったらしく・・・「休憩」となった。最後は市長まで加わっての会議だったらしく・・・結局、最大会派は全員反対。公明党も反対。刷新の会、革新無所属、語る会は賛成。共産党の提出した議案は「最低賃金を上げよう」というものだったのだが・・・・自民・公明は新座市でも庶民の味方ではないらしい。中には庶民の味方もいそうなんだがなあ・・・・まいっか。

次の休憩は陳情の討論で起こった。星川さんの討論の中味に市長が激怒。議長が「休憩」を宣言して・・・議運。その場では結論は出ず、僕らは4時からの全国高校選抜大会のフェンシングの開会式に参加する為に市民会館に向ったのだった。
そして帰ってきて、また議運。星川さんは一人で冷静になったらしく、かなり妥協した案を出してきたのだった。それを聞いて、僕が「偉い!大人になったねえ!」と隣りで大声。うけを狙ったのだが・・・・「たかむらさんに大人になったは言われたくない」と真面目な顔をして星川さん。たまには笑ってくれなくっちゃ!

野次
そして今日の最後の意見書でも僕は野次られた。質問しては野次られ。討論しては野次られ・・・討論の時間には制限がないはずなのだが、「あんた一人の為に時間があるんじゃないわよ」というような野次も飛び。新人議員としては(あれま、そうだったの?長く喋っちゃいけないの?)と一瞬、疑問に思ってしまう訳で・・・僕は唯、市民の声を議会に届けたかっただけで・・・あの、アンケート結果の市民の声を、少しでも議事録に残しておきたい。僕はそう思った訳で・・・・その中味は議事録で確認してくださいな。時間があったら、野次も含めて解説しましょう。

写真
今日で収入役の高野さんともお別れ。僕はあのギョロっとした目が大好きで、ちょっとしたファンだった。いつも予算に反対する僕に収入役は(しょうがないなあ・・)という顔をする。そしていつも笑顔で挨拶してくれるのだ。僕は休憩の時に、高野さんの写真を撮った。議会事務局長の高野さんの写真も撮った。そのうちホームページの中で紹介しよう。毎年、3月議会の後は寂しくなる。6月議会は新しい人との出会いがあるが・・・3月は学校も議会もちょっと泣けるのだ。

粽、食べ食べ
星川さんが「中華粽食べる?」と言ってきて、僕の控え室で幸弘と僕と星川さんの三人で食べた。そこへ勇さんも帰ってきて、4人で粽を食べながら、ああだこうだと議論した。その内容がまたおかしくって・・・・・星川さんは今日も毒舌だった。こうして長かった3月議会は終わった。来週は教育委員会に顔を出そう。僕が大好きだった阿久津先生にさよならを言おう。   たかやん


3月24日 (土)  「たかやん議員日記」2007.第83弾!  3月24日(土)

「たかやん議員日記」2007.第83弾!  3月24日(土)

抱っこ
真夜中に空が目を覚まし、珍しく「パパ抱っこ」と言った。寝ながら抱っこしてあげると、スヤスヤ眠ってしまった。そして明け方には「ママ抱っこ」とママの方へ・・・やっぱり最後はママなのよねえ・・・

都ぞ弥生
品川プリンスホテルで北大の現役とOBとの対抗戦があった。去年はボロ負けしたので、東北大の同期の西谷を誘って、二人でダブルスを組んで大学生と戦った。僕らももう52歳と53歳。相手の年齢は足しても41歳。僕ら一人分の年齢にもならない。それでもおじさん二人は集中して、集中して現役のNO1ペアを倒したのだった。

その後、浜松町で現役の子達と一緒に飲んだ。それがまた楽しいのだ。僕らにも彼らのような時代があった。勉強はしないでテニスコートばかり行って・・・テニスをして、恋をして・・・笑って、泣いて・・・

最後にみんなで「都ぞ弥生」を歌った。先輩たちから受け継いできたものは沢山あるけれど、この歌だけは永遠に受け継がれるのではないかと思う。肩を組んで、先輩達、後輩達と歌う「都ぞ弥生」は最高だった。

感謝
今日のような楽しい時間を過ごせるのも、父さん達に大学に行かせてもらったからだと思う。貧乏だったので、私立は受けられなかったが・・・一年浪人もさせてもらった。そしてあの仲間達と出会うことができたのだ・・・・僕もできることなら、二人の息子に北大に行って欲しい。そして東北大学との対抗戦で活躍して欲しい。僕が経験したのと同じように、北海道で青春を満喫して欲しい。そんなことを考えながら、都ぞ弥生を歌ったのだった。

須田市長
昨日は久し振りに議場で市長と話をした。それもテニスの話だ。彼は立教のキャプテンだった。サウスポーで実に綺麗なフォームで打つ。最近はゴルフの方へ移行したようだが、ちょっと集中して練習したら、まだまだいけるのではないかと思う。僕の夢は彼と二人で新座の小中学生を教えて、全国大会で優勝させること。実現するかどうかは分からないが、ちょっと楽しい夢なのだ。さ、議会は終わった。今度は選挙に燃える番だ。4月の8日と4月の22日。どんなドラマが待っているのだろうか・・・・楽しみである。         たかやん


3月25日 (日)  「たかやん議員日記」2007.第84弾!  3月25日(日)

「たかやん議員日記」2007.第84弾!  3月25日(日)


久し振りの雨。昨日のテニスで体が痛くなるかと思っていたが、そうでもない。帰りの電車の中でストレッチをしたからかも知れない。そう言えば、品川に向う電車の中でも僕はストレッチをしていた。周りの人から見たら、変なおじさんだったかも知れない。でも怪我をしたくなかったので、周りのことは気にしないでやってみたのだ。


雨の中、塾へ・・・・。今日はお昼までの勉強だ。越谷から1時間半かけて、通ってくる生徒がいるのだからビックリだ。

家庭訪問
友達と議会報告を持って、家庭訪問をした。久し振りの家が多く、みんな大歓迎してくれた。一番感動したのが、六中の最初の学年で2年間担任した寛子と会えたこと。彼女は2組のピアニストで、理科係で、あだ名は「お譲」。言葉遣いが本当に綺麗で・・・優しくて、頭のいい子だった。彼女には同じ顔をした双子の姉妹がいて、郁ちゃんはバイオリンを弾いて、寛はピアノを弾いて、二人で音楽をやっていた。その寛子は今、静岡に住んでいるのだが、たまたま実家に帰って来ていたところに僕が行ったのだ。お母さんもとっても喜んでくれて、僕らも嬉しくて、嬉しくて・・・メールアドレスを交換したのだった。

1年2組
六中の最初のクラスが1年2組だった。僕はこのクラスになって、初めて毎日「一生懸命」という学級通信を書き通した。年間244号の学級通信を書くのは、かなり大変だったが、子ども達の記録を残していくことは、担任として幸せな作業でもあった。毎日、毎日が本当に楽しくて・・充実していた日々だった。

合格祝い
今日は37歳の教え子の合格祝い。我が家で鍋パーティーをやった。懐かしい五中のメンバーと彼の恋人と・・みんなで鍋を囲んだ。彼は5人の募集に対して87人が受験するという恐ろしい試練を乗り切った。それは僕にとっても大きな試練だったと思う。僕達の仕事は子ども達の人生そのものを変えてしまうことがある。それが楽しみでもあり、そして恐いところでもあるのだ。だから、適当にだけはやれない。本気で教えて、本気で一緒に考えて、本気で悩んで・・・そして笑って、泣いて・・・・21年間の中学校と、その仕事をやめてからも、僕は気持ちだけは変わらないで、その仕事を続けている。それが僕の誇りでもある。                           たかやん


3月26日 (月)  「たかやん議員日記」2007.第85弾!  3月26日(月)

「たかやん議員日記」2007.第85弾!  3月26日(月)

能登沖地震
お袋のお母さんの実家は能登の寺だ。応仁の乱で能登へ逃れた畠山家の血筋らしいが、本当のところは分からない。何せ昔の話なのだから・・・・
昨日、今日と緊急連絡網のようなものがまわったらしく、電話がよく鳴った。お袋のことをみな心配してくれているのだ。富山にある父さんの実家がある町もかなり揺れたらしい。地中から音がしたというから恐ろしい・・・地震・雷・火事・おやじと昔から、恐れられてきたが、おやじ以外は本当に恐ろしい気がする。

生涯学習宣言都市
市役所の前を通ると、「生涯学習宣言都市」と書いた赤い看板が立っていた。これは「看板に偽りあり」である。生涯学習を保障するなら、公民館やコミセンは無料が当たり前。市民の血税で造った公民館・コミセンで市民は堂々と勉強にスポーツに励んでいいはずだ。それこそみんなが元気な街になれば、医療費の削減に繋がるというものだ。公民館・コミセンを有料化して得られる市の収入はわずかに1600万円ほど。これを財政難だからというのは詐欺に等しい。本当に財政難だったら、必要の無い東久留米・志木線に53億もかけられる訳がない。

「買った土地はどうするんだ!」
この間の討論の時に、元気よく野次った人がいた。東久留米・志木線に関する意見を言った時のことだ。その答えはここにある。僕が尊敬する明賀先生の2月のブログにこうある。

東国原新知事の「小さいけれど、大事な決断」と「埋没原価」
個人の人生経営でも、経営者の会社経営でも、コストに対する考え方で判断を過つことがしばしばあります。
「ここまで努力して来たのだから」
「ここまでコストをかけたのだから」
「ここまでお金を投資したのだから」
といって未来の情況をしっかり確認しないまま、今やっていることを継続してしまいます。
 滋賀の新幹線の新駅も新しい県知事嘉田由紀子氏は、建設中止の旗を掲げて当選しましたが、建設賛成派は「すでに投資したXX億円がムダになる」といいます。ダムの建設でも、諫早の干拓も同じです。みすみすムダになるプロジェクトを止められないのです。
 この
「過去に投じたXX億円」
「過去に使ったコスト」
「ここまでの努力」
これらを埋没原価(サンクコスト)といいます。すでに過去に使ってしまったエネルギーです。さてそのプロジェクトを継続するか否かを決断をするときにどんな判断をすればいいのでしょうか?
 そのプロジェクトを継続する場合に新たに追加しなければならない「コスト、努力」と、そのプロジェクトが完成した折に得られる期待収益とを、比較勘案すればいいのです。これを”増分”といいます。過去に使ってしまったエネルギー(埋没原価)は無視して、未来の増分だけで考えなければいけません。
 多くのひとが「ここまでつぎ込んだのだから」と、過去につぎ込んだエネルギーに捕らわれて、多くの収益を期待できないプロジェクトを継続してしまい、大事なエネルギーをムダにしていまうのです。うすうす詐欺だと気付きながら、つぎ込んでしまう投資話、含み損を抱え込んでスリープしてしまう個人投資家も同じです。
 含み損はすでに発生してしまった過去です。その銘柄を保有し続けるかどうかの判断は、未来です。その銘柄の株価が上がると判断すれば、一度損を確定して、即座に同じ銘柄を買い直せばいいのです。かかる増分コストは買い戻す手数料だけです。損を確定することで、「そのまんま」ではなく、判断、決断が入ります。買い戻す手数料は、判断コストなのです。ここは「そのまんま」ではなく、判断、決断が大切なのです

東久留米・志木線にこれまで使った税金は約20億。そしてこれから使おうとしているお金は約33億。果たして、これから33億かける価値があの道路にあるだろうか・・・僕が言いたいのはそこなのだ。与党のみなさんに本当に考えて欲しいことはそこなのだ。1440Mの道路に33億の価値がありますか?この財政難の新座市が33億、これからかける価値があると本気で思っているのですか?今までかけたお金は「埋没原価」なのです。失った20億よりも、これからの33億の方が大切だという考えはないのでしょうか・・・・
財政が苦しくて、公的施設や学校がボロボロな時に、道路に金をかけて誰が喜ぶのだろうか・・・「市民の声を市政に!」と本気で思っている人なら、それが分かるはずだ。日本中で必要の無いダム建設が止まらないのは同じ理由なのだ。これが僕の答えだ。たかやん


3月27日 (火)  「たかやん議員日記」2007.第86弾!  3月27日(火)

「たかやん議員日記」2007.第86弾!  3月27日(火)

市営のコート
西堀のテニスコートでテニスをした。これがコートか?と思うくらい、荒れていてイレギュラーばかり・・・“財政難”だから?冗談じゃあない。東久留米・志木線などやらなければ、コートの掘り返しもできるだろうに・・・お金を取れるようなコートじゃあありませんよ。まったく。雨の後に、ちゃんとローラーをかけているのかねえ・・・。須田市長も一度やってみれば直ぐに分かる。立教大学のコートの方が、はるかにいいから・・・。

体育館の椅子
そんなことを考えていたら、五中の教え子からこんなメールがきた。
たかやんへ
先日、五中の吹奏楽の演奏会に行きました。
 体育館でやったのですが、パイプ椅子が古いのが多く、びっくりしました。
 開校当時のものもあり、なつかしかったけど。
 座面が前に斜めってるのって座りにくい。
 物を大切に使うことは必要だけど、変形したのも使っていたので
 ちょと驚きでした。(30年も使っている)
 五中の体育館はリフォームしてきれいになったけど、椅子だけはそのまんま。
 お金はかかると思うけど、椅子も入れ替えてほしいな。
 椅子以外は全部きれいになっていたので
 (音響装置、舞台幕、床、壁、トイレ、照明、椅子をしまう台車まで)
 椅子の古さが、よけいに目立ってしまってました。
 学校視察や行事参加の時など、他校も含めてちらっと見てください。
 やっぱり、道路やめて、今ある施設の充実を計ってほしいです。
これが普通の市民感覚なのだ。「やっぱり、道路やめて、今ある施設の充実を計ってほしいです。」当たり前の話だ。

作ってやるのか、作らせてもらうのか・・・・
議会にいて、時々(あれ?)と思うことがある。市民の血税で作った施設を「造ってあげた」という言い方をする議員が多いのだ。「あれを作ってやった」「これも何してあげた」「あの信号を作ったのは私です」馬鹿を言ってるんじゃあない。市民の税金で作ったものは、作らせてもらっただろう。信号機を作るかどうかは警察が判断することで、誰かの功績ではない。どこかに歩道ができたとしても、それも議員の力なんかじゃあない。交差点の改良までしてやった・・・とくるからおかしくなる。交差点を改良させていただきました。が正しい。誰一人として、自腹をきって何かを作った人などいない。作ってやったというような、偉い人は議会には一人もいないのである。議員は市民に選んでもらって、給料(報酬)を貰っている。お金の使い方をチェックするのが議員の仕事だ。執行部には厳しく、そして市民には温かく・・・それが正しい議員の姿だと思う。ああ、それなのに、それなのに、何を勘違いしたのか、逆の人がたくさんいるのですよねえ・・・・。もっとも、自分を応援してくれる市民にだけは優しい・・・そういう人もたくさんいますが・・・・。

漢字
中学生と一緒に勉強していて、漢字で困ったのが「ねずみ」。「とら」「ひつじ」「おおかみ」「うさぎ」などは楽勝だったのだが、どうしてもねずみが正確に書けない。読めても書けないのはパソコンばかりやっているからだろう。最近漢字のトレーニングをサボっていたからかも知れない。いかん、いかん。漢字は毎日やらないと・・・

教科書
中一の女の子が、とうとう教科書一冊を丸々暗誦してしまいそうである。それもたったの2ヶ月で覚えてしまいそうなのだから、恐ろしい。お陰で僕も全部覚えてしまいそう・・・。これも新しい発見である。僕も世界史の参考書を一冊丸暗記した経験はあるし、世界の国も全部暗記した経験はあるが、英語の教科書を一冊丸々という経験はない。これがちょっと気分いいのである。2年生、3年生の教科書も全部暗記できたら楽しいだろうなあ・・・

頭痛
久し振りに頭痛がひどくて、朝起きられなかった。夕方もちょっと寝込んだ。花粉症なのか、それともインフルエンザなのか・・・3月議会が終わって、ちょっと気が抜けたのかも知れない。いかん、いかん。
たかやん


3月28日 (水)  「たかやん議員日記」2007.第87弾!  3月28日(水)

「たかやん議員日記」2007.第87弾!  3月28日(水)

さようならの歌
昨日は37歳の教え子の卒業式だった。「たかやん、本当にお世話になりました。ありがとうございました!」と東は深々と頭を下げた。僕はもっともっと彼と一緒に勉強できるような気がしていて、実感が全然わかない・・・彼はその時間から仕事に戻るということで、何もしてあげられなかったのだが・・・帰り道、僕は大声で「さようならの歌」を彼の為に歌ったのだった。

発芽玄米ブーム
僕の周りで、ちょっぴり発芽玄米ブームが起きている。「食べ物は重要ですよね!」と僕の考えに賛成してくれる人達が、自分の食事を見直そうとしているのだ。子ども達が食べているものを見ていると、ふと不安になることがある。ひっきりなしに甘いものを食べ、大事なご飯が「カップラーメン」では悲しい。神経質になることはないが、無神経なのはもっといけない。子ども達は「いい言葉といい食事」でまともに育つのである。

禁煙ブーム
煙草を吸う人がどんどん減っている。一方で「やめるとストレスになって体に悪い」と開きなおる人たちもいる。自分で作り出したストレスだから、自分が責任を取るのはいい。だけど、子ども達の前で吸うことはやめて欲しいし、子ども達に煙を吸わせることはやめて欲しい。大好きなお父さんが吸っていたら、子ども達は煙草に手を出すハードルが低くなる。ましてやお母さんが吸ってしまっては・・・子ども達に「吸いなさい」と言っているようなものなのだ。煙草は体に悪い。これはもう絶対に悪い。脳にも心臓にも悪い。大事なエンザイムも沢山消費してしまう。そして「ニコチン依存症」になると、やめることもストレスになってしまう。一度入り込むとなかなかやめられなくなるのだ。それが「ニコチン依存症」。麻薬とさほど差は無い。私は依存症ではないと言う人は、やめられるはず。それができない人は依存症の人。依存症でも根性のある人は辞められる。依存症でも愛する人の為にならやめられる。禁煙ブーム、おおいに結構。煙草を吸う人は、自分だけが煙を吸うことだ。

本多コート
今日は本多コートへ行ってみた。あの酷い西堀コートよりさらに酷かった。バウンドしたボールは殆どイレギュラーする。まさかあのコートで大会とかはやらないよなあ・・・・。こういう市営の施設はたくさんあるんだろうなあ・・・。色々自分の目で見る必要があるな。まずは自分の目で見て、感じないと・・・・。

写真
議会事務局のUさんが下水道部へ異動になると聞いて、ショックだった。議会事務局の人たちはみんな気軽に話ができるのだが、特にUさんとはいろいろ話をしていたからだ。今回、議会事務局では三人の方が退職・異動になる。局長のTさん、次長のMさん。そしてUさん。僕は三人と一緒に写真を撮った。そんな時代もあったねと・・・今の議会事務局を思い出す日の為に。きっと4月からはまた新しい事務局がきちっとした仕事をするのだろう。3月はいつも寂しい。そして4月はいつもドキドキだ・・・・   たかやん


3月29日 (木)  「たかやん議員日記」2007.第88弾!  3月29日(木)

「たかやん議員日記」2007.第88弾!  3月29日(木)

草むしり・・・
庭が草でぼうぼうになる前にと・・・ちょっぴり草むしりをした。ところが全部知っている草で困った。名前を知っているというだけで、抜くのは可哀そうになるのだ。そこで、抜いては植え替えるという作業をやった。芝もきれいにして、草花達も残してという作戦である。草むしり、異動作戦は1時間ほどで終わった。

野原
空に初めて草の名前を教えた。あれがオオイヌノフグリだよ。そしてこれがヒメオドリコソウ、あれはハコベ・・・・理科の授業ではなくて、これは父の授業だと思った。その時はふーんという顔をして聞いていただけの空だが、後でママに「この花はね」と説明していたらしい。

阿久津先生
僕の大好きだった阿久津先生が新座市を去ることになった。あれだけ優秀な人は早く学校に帰ってもらいたいと思っていたらから、寂しいのと嬉しいのと半々だったのだが、行き先がさいたま市教委だと聞いて、がっかり・・・同じ市教委なら、新座市に残っていて欲しかった。今日は阿久津先生にさようならを言いに、市教委へ行った。この3年間、色々と語れて本当によかった。僕は熱のある人が好きなのだ。子どもに熱のある人、教育に熱のある人・・・考え方は違っていてもOK。言葉だけ、格好のいいことを言っている人は嫌いだ。そういう意味で、阿久津先生は燃えている先生だった。3年間、僕と真正面から向き合ってくれて、本当にありがとうございました!お元気で。

腹痛
空が突然、お腹が痛いと泣き出した。どうやら昼に食べたものがよくなかったらしい・・・。子どもが泣くのは見ていて辛い。替わってあげたいと思う。時々、心配になるのだ。このまま死んでしまったらどうしよう・・・。そんなことを思うのは僕だけなのかなあ・・・。


今日は暑かった。途中で半袖・短パンになったくらいだ。「3月でこの暑さじゃあ、真夏はどうなるんだろう・・・」と呟いた直ぐ後に、「夏にしちゃあ、涼しいよな」と思い返してみた。人間ていう生き物は、ちょっと見方を変えるだけで、幸せな気持ちになれる生き物なのかも知れない。この夏がどんな夏になるかは分からないが、10年後の夏に比べたら、「涼しい夏」なのかも知れない。地球の温暖化は進んでいる。やっぱり東久留米・志木線はやめましょうよ・・・お金も無駄だし、地球温暖化にも繋がるし・・・  たかやん


3月30日 (金)  「たかやん議員日記」2007.第89弾!  3月30日(金)

「たかやん議員日記」2007.第89弾!  3月30日(金)

新聞
今朝の朝刊に、先生達の異動が掲載されていた。驚いたのが、上の子ども達を担任してくれた堀口由美子先生が退職されたこと。そして僕が好きだった六中の稲葉先生が退職されたこともショックだった。定年前退職でなければいいのだが・・・・

開幕
県議選も開幕したが、セリーグも開幕した。世界水泳もやっている。何だかドキドキしてきて楽しい。勝負事は何が起こるか分からない。どんな勝負にも0%もなければ100%もない。時々凄いドラマが起こるから、みんなスポーツが好きなのかも知れない。

タミフル
厚生省が国民の安全を本当に考えている役所だったら、薬害エイズは起こらなかっただろう。タミフルで墜落死する人もいなかったに違いない。死んだ父さんは、昔厚生省にいたから、きっと雲の上で嘆いているに違いない。靖国神社の合祀の問題にもどうやら絡んでいるらしいし・・・・ヨーロッパでは認可されていない食品添加物が日本ではOKだったりで、どうも厚生省という役所は信用ができない。

薔薇と憂鬱
小中学生にちょっと難しい漢字を教えることにした。今日は薔薇と憂鬱に挑戦したのだが・・・子どもって、凄いのだ。3分もしないでこの漢字を覚えてしまうのだから・・・・。小学校4年生だってへっちゃら。後は、その記憶を長期記憶にしてしまえばいい。面白くなってきた。

ホームページ
県議選が始まり、選挙に関することはホームページに書けなくなった。自分の選挙じゃなければいいじゃん!と言いたいところだが、そういうものでもないらしい。都知事選のことも書いてはいけないのかしらん・・・うーん、やめておこう。

お風呂
上の娘は小学校3年生まで、息子は小学校6年生まで一緒にお風呂に入ってくれた。空はいくつになるまで一緒に入ってくれるだろう・・・空とお風呂で遊びながら、そんなことを考えていた。空はプラスティックの人形を持って、お風呂で遊ぶ。頭からシャワーをかけても泣かなくなった。自分で石鹸をつけて洗えるようにもなった。空と入ると30分は風呂にいることになる。カラスの行水の僕としては長湯である。そう言えば、お袋は一人で1時間は入っている・・・。先発が13秒で終わってしまう僕には、謎である。たかやん


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