Diary 2006. 12
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12月11日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第345弾!  12月11日(月)

「たかやん議員日記」2006.第345弾!  12月11日(月)

5時45分
お風呂に入った。湯船の中で英語のトレーニングをした。(何やってるんだ?)と思いながら、習慣でやっている。

ゴミだし
月曜日は燃えるゴミの日。畑中にいた時は6階だったから、結構時間がかかったのだが、石神に来てからは1階なので、かなり楽になった。

朝ごはん
二人が風でダウンして、お袋と二人の朝ごはん。一人で食べるところを二人で食べられるのだからありがたい。一人のご飯ほど味気ないものはないから・・・・

ホームページ
少しだけホームページの背景を変えてみた。黄色が灰色に変わっただけで、随分印象が変わる。まあ、問題は内容なのだから、もっともっと充実させないと・・・・

食堂
昼食は230円の蕎麦に100円のオクラに100円の冷奴。トータルで430円。善保と大佑と3人で食べた。議場での居眠りについて、大いに語った僕ら3人であった。議場でもっとも居眠りしない男達3人が僕ら3人かも知れない。あんまり自慢することではないけれど・・・


今日の一般質問では川上議員がかなり熱のこもった質問をしていた。市長の答弁に燃えたというか・・・気合が入ったというか・・・
僕は考え方はどうであれ、熱のある人が好きだ。僕と同じ方を向いていようが、反対の法を向いていようが、熱のある人が好きだ。

横断歩道
議会が終わってから、横断歩道の設置のお願いに、市長のところへ行った。我が家の目の前の児童公園の前の道路は、車がかなりのスピードで走るのだ。少し前には死亡事故もあったらしい。幼児も小学生達もたくさん来る公園だから、横断歩道くらいあって欲しい。僕はそう思ったのだ。
「実はあそこは信号をつけて欲しいと要求しているんです」と市長。ただ近くに信号があって、警察がなかなかつけてくれないらしい。「だったら、横断歩道だけでも先に作ってもらうのはどうでしょう?」と言うと、「なるほど・・・わかりました!」と答えてくれた。相手が警察だから、直ぐにという訳にはいかないかも知れないが、子ども達の安全の為に是非お願いしたいところだ。

たかやん


12月12日 (火)  「たかやん議員日記」2006.第346弾!  12月12日(火)

「たかやん議員日記」2006.第346弾!  12月12日(火)

寝不足
空の咳が止まらず、3時過ぎから交代で抱っこした。ようやく落ち着いて眠ったのは5時頃。昨夜寝たのは1時過ぎだったので、流石に寝不足になった。

テレビ
食事中はテレビを消すことにしたら、本当に見なくなってしまった。今朝の朝ごはんも母さんと二人でテレビはなし。早く空の風邪が治って、みんなで一緒に食べられるといい。


英語の勉強をしながら自転車で登庁する。15分間のトレーニングと15分間の頭のトレーニングという訳だ。寝不足頭が15分ではっきりしてきた。控え室に着いた時は汗びっしょり。それから柔軟をして、コーヒーを入れて・・・刷新の会へ。パソコンを借りて、ちょっと仕事をする。「語る会」にはパソコンがないのだ。すると幸弘が「おはよう!」と入ってきて、「あれ?何でたかやんがいるの?」と言った。「いちゃあ悪いか?」(「パソコン借りてるんだよ」「お前はいつも俺の部屋で飲んだり、食べたりしてんだろうが!」)と心の中で思ったが、大人だから「おはよう!」と言って、笑ったのだった。

休憩だ!
一般質問はあっという間に3番目の星川さんになった。11時前に3人目は珍しい・・・・。
星川さんの質問のいくつかに市長は珍しく「ごもっとも」「早速やります」と答弁し、本人もびっくり!ところが教育問題で「いじめ」のあった中学校名をハッキリ言ってしまったことで、「休憩して、議運を開いて!」という声があり、一時騒然となった。結局文教委員会で部長が学校名を公表しているのだから、本会議でもしょうがないということになったらしく・・・休憩しての議運にはならなかった。

隠蔽体質・・・
星川さんは「そういうことを言うこと自体が隠蔽体質だというんです!」と発言の取り消しを断固拒否していたらから、議運が開かれなくてよかったのかもしれない。教育長は「受験前の微妙な時期」という言葉を使っていたが、それでは他の5つの中学校の子供たちはどうなるのだろう・・・不思議な考え方だと思った。

地下食堂
今日も地下の食堂で昼食。230円の蕎麦に一品100円の冷奴に野菜というメニューだ。僕の蕎麦はいつも“山菜”なのだが、幸弘の蕎麦はいつも“かき揚げ”。太る訳だ・・・

議運
本会議終了後、議運が開かれた。議題は「自治小六法」と「委員会視察」。来年度の経費削減の為に、今は議員一人一人に配布されている「自治小六法」をどうするか・・・・毎年議員一人当たり10万円の予算の「委員会視察」をどうするか・・・話し合った。

午前3時半
現在午前3時半。空を抱いていたら、この時間になってしまった。明日も眠らないように頑張ろう!気合を入れて、集中しよう。石神三丁目からおやすみなさーい!  たかやん




12月13日 (水)  「たかやん議員日記」2006.第347弾!  12月13日(水)

「たかやん議員日記」2006.第347弾!  12月13日(水)

議運2
昨日の議運で自治六法と委員会視察について、各会派で話し合いをしたことは昨夜書いた。
少し詳しく書くと・・・

最初政和会(最大会派、自民党系)が自治六法は事務局案通りで全体で5冊。視察は現状通り一人10万円を主張した。(日当は2500円を1000円に)

共産党は自治六法などは削減しても全体で9万円にしかならないのだから、視察そのものを削減して300万円浮かせましょう!という提案。視察は政務調査費で行けばいいという訳だ。

公明党は自治六法は事務局案で視察は10万円を下げるというもの。

刷新の会(民主党系)は自治六法は事務局案で視察は日帰りで近場に行きましょう。日当は0という提案。

革新無所属の星川さんは視察の10万を6万くらいに下げたらどうなのという提案。

「語る会」の僕は刷新の会の案に乗り、日帰り近隣都市視察に賛成。自治六法は政務調査費で各自が買うのはどうでしょう、という提案。

新明会(自民党系、一人会派)の中田さんは、10万を5万にして、自治六法は政務調査費でという提案。
結局、現状通りを主張したのは最大会派だけということで、政和会が再度話し合いをして、視察は6万を限度とし、自治六法は事務局に2冊置き、あとは政務調査費で買うということになったのだった。

超寝不足
結局明け方まで殆ど寝ることができず・・・朦朧とした状態で朝ごはんを食べた。二日続きの寝不足は辛い。家を出たのも9時前。最近では一番遅い・・・。市役所に尽いたのは9時15分。さすがにトレーニングはできなかった。

居眠り
そんな状態だったから、(居眠りしたらどうしよう・・・)と少し心配になったが、他の人の質問を聞きながら、資料を調べているうちに頭が冴えてきて、まったく眠くはならなかった。ふと後ろを振り返ると、傍聴にきている人もお休みになっていた・・・。議場はかなりポカポカと暖かかった訳で・・・気持ちがよさそうだった。

800円
昼は善保に誘われて、幸弘と三人で外食をした。またしても800円のランチを食べてしまって大反省。明日の昼は230円に決定かな。それでも色々語れたので楽しかった。「語る会」どこへ行っても語れればいいのだ。

押し寿司
「パパ、お願い」と押し寿司の製作?を頼まれた。久し振りだったので、包丁がうまく使えるかなと心配だったが、それほどひどいことにはならなかった。富山の名物に「鱒の寿司」がある。母さんも、僕らが小さい頃から「鮭や鱒の押し寿司」を作ってくれた。今度は僕が母さんに作る番だ。

一般質問
明日は一般質問の最終日。大佑・幸弘・文さん・僕の順番での質問になる。いつものように原稿はなし。自分の口が何を喋るのか・・・自分でも分からない。楽しみ、楽しみ。

語る会
今週の土曜日午後に新堀の「たかやん塾」で語る会を行います。語りたい方は連絡下さい。「忘年会」を兼ねての語る会になると思います。詳しくは後ほど・・・・たかやん





12月14日 (木)  「たかやん議員日記」2006.第348弾!  12月14日(木)

「たかやん議員日記」2006.第348弾!  12月14日(木)

一般質問
昨夜はまるで運動会の前の日のような感じだった。一般質問が楽しみだったのだ。そりゃあカメラには写るわ、傍聴人はいるわ、で緊張はそれなりにするのだが・・・やはり自分が注目されているという状態は、なかなか楽しい訳で・・・結婚式のスピーチと同じである。

大佑
トップバッターは大佑。いつものように元気よく飛び出し、そして元気よく質問をしていた。彼はよく横浜を引き合いにだす。横浜市長のファンらしい。新座もどこかの市の一般質問に引き合いにだされるようになったらいいなあ・・・。そんなことを思いながら、若い大佑を見ていた。

幸弘
僕も原稿を持たないが、彼もまた全くといっていいくらい持っていない。きっと彼も話すのが好きなのだろう。一緒に居ると、とにかく話す。須田市長、田中幸弘、星川一恵。この3人が新座市議会の話し上手?三人組である。

文さん
「加藤さんの質問よかったわよ!」と星川さんが言っていたが、ヤンキー先生の話からヒントを得た話はなかなかよかった。とにかく「地域の人を学校へ!」という時代になってきているのだ。教育委員会と学校の視野の広さが求められているのだ。学校という社会しか知らない先生達には、結構難しいことかも知れないけどね。

浸透水
あっという間に僕の番が回ってきて・・・例によって、壇上で水を飲んだ。議席で水を飲むことはいけない事になっているらしいが、壇上はOKである。僕は質問の最初と最後に飲んでみた。新座の浸透水はなかなか美味しかった。

ヴォランティア
明日は久し振りに6中へ行く。付き添いヴォランティアで午前中4時間、中一の男の子と過ごすのだ。僕にとっては初めての経験で、やっぱり運動会の前の晩の気分になっている。一市民として、地域の学校に協力していく。学校の批判するのではなくて、先生方と一緒に学校をよくしていく。そんな力に少しでもなれたら幸せである。
                             たかやん


12月15日 (金)  「たかやん議員日記」2004.第349弾!  12月15日(金)

「たかやん議員日記」2004.第349弾!  12月15日(金)

1年1組
12年ぶりに六中の1年1組に僕は入った。校舎も教室もかなり傷んでいたが、(コンクリートの亀裂が凄い。名刺が入るくらいの隙間もあるらしい・・・)1組から見える雑木林の風景は昔と全く同じだった。

学活
担任の先生が話をしている間、僕は子ども達の名前を覚え始めた。長年の習慣というやつだろう・・・10分で大分覚えることができた。

美術
1時間目は美術。ディック君の隣りに座っていると、元気のいいT君が「ねえ、それ西武ライオンズクラブでもらったバックでしょう?」と僕のバックを見て、話しかけてくれた。「うん、そうだよ」どうやら彼は野球をやっているらしい。ディック君の絵の才能はかなりのもので、僕は驚いてしまった。「次なにする?」「うーん、色塗ろうか・・」「うん」女の子のSさんがディック君の絵を見て、「ディック!うまーい!」と感心していた。それを聞いて、僕も嬉しくなった。

休み時間
美術室から教室まで行く間、たくさんの子達が挨拶してくれた。階段ですれ違った3年生の女の子は校庭の太陽と僕の頭を見て、「眩しい!」それを聞いて、僕は爆笑してしまった。

体育
制服からジャージに着替えて、体育館に行った。外でサッカーと聞いていたのだが、雨の後の校庭は濡れていて・・・・。3クラス男女合同の体育だった。若い元気のいい先生が話をしている間に僕はトイレに入った。懐かしい匂いがした。その後、みんなと一緒に体育館を5周して、体操をやって、ディック君と馬とびをして・・・腕立て、腹筋をやった。(鍛えておいてよかった・・・・。)その後は大縄。僕もその中に入って跳んだ。そして縄を回す役になり・・・僕はヘトヘトになるまで縄を回したのだった。

英語
1番前の席にディック君が座っているので、「僕が座ると見えないかなあ・・?」と聞くと後ろの席のA君が「大丈夫だよ」と言ってくれた。「英語は難しい・・・」とディック君。発音の練習の時に、耳元で僕が発音するのに合わせて、ディック君も発音する。最後にビンゴゲームをやって、ディック君は5つビンゴになった!

トイレ
勿論トイレに行く時も一緒だ。4階の男子トイレに行くと・・・数人の男の子達がいて、その中の一人が「たかやん!」と声をかけてくれた。反射的に「おう!」と僕・・・「姉がお世話になりました。」でもその子の顔を見ても、誰の弟だか分からない・・・。「お姉ちゃんの名前は?」「Mです」「え?じゃあ君はR君?」「そうです」「でっかくなったねえ・・・」小さな男の子がいつの間にか中学生になっていたのだ・・・ディック君もトイレを無事終了。僕らは腕を組んで教室に向った。

理科
今日の授業は「海底山嶺」のお話。アイスランドで海底山嶺が見えるなんて・・・知らなかった。理科の授業で先生が二人。ティームティーチングも進化している。ディック君は時々笑いながら「たかやん・・くっくっくっ」と笑ってくる。頭の中でマリオのゲームをやっているらしい。前の授業で休んだので、周りの子供たちより地球のスケッチが遅れているのだが・・・絵が上手なので、何とか次回には挽回するだろう。

給食
今日給食を食べられるとは思わなかった。メニューはスパゲッティーとサラダ。「いただきまーす!」と言った瞬間、子ども達はおかわりに走ったのには驚いた。日直がお代わり一番で、後は自由競争とい暗黙のルールがあるらしい。久し振りの給食を僕はみんなの笑顔を見ながら食べた。

喧嘩
半日で3件の喧嘩を見た。男の子同士の1対1の喧嘩なので、黙って見ていた。そしてあっという間にみんな仲直りしているのを見て、「いいねえ」と呟いていた。

学童保育
ディック君を連れて西堀の学童保育へ行った。「たかやん!」そこにも教え子のお母さんがいた。みんな繋がっているんだなあと思った。こういう安心して子供たちを預けられる場所があるから、親は働きにいけるのだ。新座の縁の下の力持ち・・・僕らが見ていない、そういう場所がきっとたくさんあるのだろう。「たかやん!またきてね!」ディック君の笑顔に送られて、僕は学童を後にした。                   たかやん



12月16日 (土)  「たかやん議員日記」2006.第350弾!  12月16日(土)

「たかやん議員日記」2006.第350弾!  12月16日(土)

母さん
神さん。僕の母さん・・・。神宮司久子が亡くなった。正確にいうと亡くなっていた。今年の4月の1日に神さんは亡くなっていたのだ。今日、教え子の弘樹にそのことを聞いた時、僕はまったく泣けなかった。だって、3月議会の時に電話で話をしたばかりだったから・・・・。
「神さん・・・ちょっと水臭いんじゃないの?」「神さんが死んだら、僕と嵒と誠で棺を担ぐよって、昔から約束していたのに・・・・」

神さんは僕の母さんそのものだった。僕を実の息子のように可愛がってくれたのだ。神さんは僕の自慢の母さんだった。僕は母さんのように子供たちに好かれる先生になりたかった。母さんは僕の憧れの人だったのだ。

神宮司チョップをくらった人は数え切れないだろう。今だったら体罰以外の何ものでもないのだが・・・・その当時の子ども達は「神宮司チョップ」をもらうことを喜んでいた。「神宮司チョップ」は神さんの愛情だとみんな知っていたから・・・・。

僕もチョップをくらった。1年1組の教壇に腰掛けていたら、いきなりひっぱたかれた。「ここは腰掛けるところじゃないの!」僕はびっくりして謝った・・・・・。

神さんとの思いでは数え切れないほどある。最初会ったときに、用務員のおばさんだと思ったこと。全校集会の後、五中の体育館に残されて、歌を歌わされたこと・・・・。
熱を出して、寝込んでいたら・・・いきなり僕の枕元に立って、「あんたがいないと学年会が始まらないんだ!」と言って、僕を学校に無理やり連れ出したこと・・・。

1000人の五中生を校庭に集合させて、大地が響き渡るほどの声で「五中の校歌」を歌わせたこと。

僕が五中を去るときに、体育館の階段で一人で泣いていたこと・・・・。「あんたたちがいなくなったら、あたしゃどうしたらいいんだい・・・」そう言って、神さんは泣いていた。

僕は神さんのその時の姿を今でもハッキリ覚えている。ピアノが下手で、まるで打楽器のようにピアノを弾いて・・・それでも子供たちにあれだけの声を出させることのできる音楽の先生は神さんしかいないだろう。

母さん。もう一度話がしたかったよ。 母さん。もう一度母さんの手を握りたかったよ。
もう一度会って、思い切り抱きしめてもらいたかった・・・・。

母さん。でも、僕の中に母さんは生きているからね。僕は母さんの教えを忘れない。「教育は愛だ」ということを忘れない。

神さん。4月1日から8ヶ月以上たって、僕は今、貴女のことを思って、泣いています。もう涙が止まりません。もう胸が張り裂けそうなくらい痛いです。

無理なことを承知で神さんの携帯に電話をしたんだよ。そうしたら、全然知らない人が出たんだ。もしかしたら、天国の神さんと話ができると思ったんだけど、やっぱりダメだった。

神さん。これからは毎日一緒だよ。僕は神さんの分も、子供たちを愛していくからね。
神さん。本当にお世話になりました。僕のことを本当の息子のように心配してくれて、ありがとうございました。これからもずっと僕のことを見ていてくださいね。母さん・・・ゆっくり休んでね。もうどこも痛くないからね・・・。       たかやん


12月17日 (日)  「たかやん議員日記」2006.第351弾!  12月17日(日)

「たかやん議員日記」2006.第351弾!  12月17日(日)

命日
いつも思い出しているのに、命日を忘れてしまうことがある。今年は二郎の命日も、ブーの命日も父さんの命日もそして和彦の命日も僕は忘れていた。

和彦が死んで、もう1年以上経った。新座から横浜へ・・・いったいどれくらい通ったのだろう・・・。遠い昔のような、そしてつい最近のような不思議な気持ちになる。引越しの時に、和彦に貰った帽子をしまった。和彦の遺品の本をしまった。そしてあいつの写真も・・・・

二郎の兄貴の直弘が昨日遊びにきてくれた。「今でも実感がないです」と言っていたが、僕も同じだ。

父さんは生きていたら84歳。どんなお祖父ちゃんになっていたのだろう・・・雪や亮にとってどんな祖父さんだったのだろう。そして空にとっても・・・

神さんの命日は4月1日。ダメだ・・・今日もまた泣いてしまいそうだ・・・・

いなっっちょ
家の前の公園で空と遊んでいると・・・見覚えのある歩き方のおじさんが、向こうの方に見えた。「いなっちょ!」と呼ぶと、こっちに向って歩いてきた。稲葉和彦・・・僕の最初の卒業生である。「俺のじいさんはよ。そこの公園をよ、毎日掃除してたんだよ。」といなっちょ。「その役、俺が受け継ぐから・・・」と僕。昨日、綺麗に掃除したばかりの公園が、今朝はもう汚れていた。だけど、また掃除をしたら・・・また綺麗な公園になって気持ちがよかった。もしかしたら、ゴミを拾うと自分の心が綺麗になるのかも知れない。

マルフジ
六中のテニス部のお母さんと久し振りにあった。「二人とも元気ですか?」と聞くと、「はい、ゆきは小学校の先生をしています。」「ひろあきはテニスのコーチをしています」という答えが返ってきて、ちょっと嬉しかった。「僕がちょっと影響しているかも知れませんね。」というと「もの凄くです」とお母さん。マルフジに行くと、知っている顔にたくさん会えるから面白い。

母さんの手
初めて黒目川に散歩に行った。土手の階段は手すりがないので、母さんと手を繋いで降りた。小さい頃はこうやって母さんが、僕と手を繋いでくれたのだろう。僕はそんなことを考えながら、母さんと手を繋いでいた。そしてその手がふと神さんの懐かしい手に思えて、また神さんのことを思い出したのだった。        たかやん


12月18日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第352弾!    12月18日(月)

「たかやん議員日記」2006.第352弾!    12月18日(月)

議会最終日
9時から議運があるのを忘れていて、着替えないで2階の廊下を走った。会議室に入ってみれば2番目。遅刻はしなかったが、汗びっしょりのままで・・・・
議運の議題は「議会便り」。今回の一般質問で「いじめや失神ゲーム」を取り上げた議員は八名。その中で7名が議会便りにその問題を載せようとしている。「議会便り」にはなるべく同じ質問は重複させないという約束があるらしい。その調整を各会派で行おうというのだ。結局7名を3名にしようということになり、議運は終わった。

討論
「第19号議案 難病患者に対する公費負担制度継続を求める意見書」に賛成討論をした。困っている人をみんなで助けようよ。そんな当たり前のことを反対する人はいないと思っていたのだが・・・・共産・刷新・革新無所属以外は反対。誰も好き好んで難病になった訳ではない。母さんも膠原病とサルコイドーシスという難病を抱えているが症状が軽いという理由で、支援を打ち切られた。「透析をしている人も打ち切られているんですよ」とは母さんがかかっているお医者さんの言葉。勝手に馬鹿みたいな借金を作っておいて、苦しくなってきたら弱いものいじめ。いつの世の中にも悪代官はいるものだが・・・・。

次に討論したのは「障害者自立支援法に関する陳情書」。厚生委員会では趣旨採択4名。採択2名で趣旨採択となった陳情だ。「こぶしの森」に通う方達の“悲鳴”が聴こえない人が多いらしく、またしても僕の採択すべきという討論は不発に終わった。

質問や討論をしなければ、議会はあっという間に終わる。だけど、それでは議会の意味がない。与党ももっと、もっと自分の言葉で討論すれば議会は白熱して面白くなるのに・・・
昨日の最後の議案は幸弘が人の討論を聞いて、とっさに手を挙げた。僕も幸弘が手を挙げたから、それに反対する手を挙げた。“議会は発言するところ”だ。それでいいと思う。

教育は愛だ
神さんが僕に教えてくれたこと。それが「教育は愛だ」ということ。「教育は制度」ではない。どんな立派な制度があっても、その根底に愛がなければ、子ども達は安心して育たない。荒れる学校には子供たちへの愛が足りないし、学力低下の学校には子供たちへの愛が少ない。神さんはみてくれはひどかったけど、子供たちを心から愛していた。僕達は彼女の背中を見て、育ったのだ。僕は自分のクラスでやることを、学年主任の神さんに相談したことはなかった。勿論校長の中村敞一郎の顔色をうかがったこともなかった。その上の教育長などは誰なのかも知らなかった。当時の僕らはただひたすら子ども達の方だけを見ていればよかったのである。そういう意味では今の先生達は可哀そうだ。学年の先生達にどう思われるかを気にし、何をやるにも上の顔色を見なくてはいけない。そして校長は校長で教育委員会の顔色を気にする。そうしないと出世できないのだから困ったものだ。あの頃は、子供たちを愛した人達が偉くなった。学年主任も学年会で選ばれた。いつからだろう・・・校長が全てを決めるようになったのは。

教育委員会が「共通理解」と「同一行動」という言葉のセットがどれほど危険なのかも分からないのだから困ったものだ。陵平の教訓は生かされてない。今回の議会で僕はそれを確認した。


12月19日 (火)  「たかやん議員日記」2006.第353弾!  12月19日(火)

「たかやん議員日記」2006.第353弾!  12月19日(火)

4時
「4時まで飲んでたでしょう?」と母さん。「3時過ぎじゃなかった?」と僕。昨夜は太陽と3時過ぎまで飲んだのだ。太陽はウォッカを持ってきて・・・・7時過ぎに起きた時は、目が開かない状態だった。

テニス
午後からはテニスに誘われて、久し振りに体を動かして汗をかいた。1歳児から57歳までの集団は笑顔が一杯。昔の六中のコートを僕は思い出していた。

小学生もおばさんも・・・
僕がいた頃の六中のテニスコートにはたくさんの人達が遊びに来ていた。小学生もいれば、近所のおじさん、おばさんまで自由にテニスをしにきていたのだ。「中学校の部活動」に外部の人が入ってくることは余りないのかも知れない。それでも僕は「コートに入りたい」という人を拒んだことはなかった。「誰でも受け入れる」という精神のある場所は空気がよくなっていく。練習にも幅がでて、そのことで部活が弱くなることは無かった。勿論、一番来るのは卒業生。強くなった(中には弱くなった)高校生達、大学生達に鍛えられて、中学生達は彼ら以上に強くなっていった。「OBを大事にするとみんながOBになった時に、大事にされるんだよ。」と現役の子達に。「お前達もOBに練習を見てもらったんだから、たくさん練習をみてあげてくれよ。」とOBの子達に。今もそういうことが続いてくれていると嬉しいな。

議会報告
早速12月議会の報告を書きはじめた。今回の議会中には本当に色々なことがあったから、なるべく書いていきたいと思う。11月号と合わせて駅で配ることになるだろう。何とか今年中には印刷したいと思っている。

ピンチの財政、大ピンチの教育
そういう見出しになると思う。硬直した財政を立て直すには、まず財政が本当に厳しいということを実感することだ。口で言うだけではなくて、心からそう思うことが大事。大型事業は一度スタートするとダム工事のように引き返すことは難しくなる。だから今はスタートしてはいけないのだ。

いじめ、不登校、学力低下・・・・学校を取り巻く状況は財政よりも悪い。特に中学校がひどいということは新座市民の誰もが認めていることだろう。認めたくない人たちもいるだろうが、それは本当に新座の学校を愛していない人達だ。全国の教育委員会の「隠蔽体質」が問題になるのは、実態を隠すことで体面を保とうとするからだろう。子供たちよりも自分たちのことばかり考えているから、状態はよくなっていかないのだ。先生達も一緒。格好をつけないで、地域の人も巻き込んで、みんなで学校をよくしていけばいい。それこそが公立の学校だと僕は思う。新座の子供たちには力がある。そう信じている人はたくさんいる。そして新座には優秀な先生がいる。再生できない訳がない・・・・。たかやん


12月20日 (水)  「たかやん議員日記」2006.第354弾!  12月20日(水)

「たかやん議員日記」2006.第354弾!  12月20日(水)

公園
今朝の公園はかなり汚れていた。お菓子の紙を捨てまくったのは小学生かな?砂場でペットボトルに砂をいっぱい入れて遊んだのはもっと小さい子達かな?そんなことを考えながら拾っていたら、結構楽しかった。僕も小さい頃きっと公園で悪戯をしては・・・近所のおじさんやおばさんに同じような迷惑をかけていたのだろう。ペットボトルの砂がなかなか出てこなくて、冷たい水で洗い出すのが大変だった。それでも気分は清々しく、嫌な出来事を忘れることができたのだった。

和食
昔に比べて気が長くなったと思う。頭にくることがあっても、直ぐに心が落ち着くようになった。おっちゃんになったのかも知れないが、いつもイライラしているじいさんよりは遥かにましだろう。朝食が完全に和食だから、その影響もあると思う。キレ易い子供たちにも和食をすすめたいところだ。今朝のメニューはご飯・アサリの味噌汁・黒豆・とろろ汁・納豆・ヒジキの煮物・がんもどきとナスの煮物・鮭・サラダ等等・・・

お袋の笑顔
今日は母さんがテニスコートに一緒に行きたいと言い出して、車に乗せて連れて行った。そこには赤ん坊から5歳くらいの子達が5.6人いたのだが・・・・お袋はみんなと一緒に遊んでいた。お陰でお母さん達はテニスに集中することができた。おじいちゃん、おばあちゃんと幼児達という組み合わせは確かにいいのかも知れないと思った。子ども達の笑顔にお母さん達の笑顔、そしてお袋の笑顔が眩しかった。

議運
1時半からは議運。時間が無かったので、久し振りにバイクに乗って市役所まで行った。自転車よりも流石に速く・・・約10分でついて、会議に間に合ったのだった。今日の「議題」は議会便りの新年号の校正。僕ら一人会派は籤の結果、最後ということになり・・・・
順番に拘りのある、星川さんが「じゃあ、中田さんが一番で、邑さんが二番、あたしは最後ね!」と決めた。中田さんも僕も順番には拘りが無いので、笑って「それでいいよ」と言ったのだった。

ゴミ対策課
前に一般質問で提案した折りたたみのゴミケースをいつの間にか、色々な場所に配置してくれていた。市民の反応もなかなかいいらしい。そういう風に、いいものには直ぐに反応してくれると、僕達としても質問のしがいがある。色々なところの情報も集めていたのだろうが、視野が広いというか、頭が柔らかいというか・・・いつ行っても感じのいいところである。                          たかやん


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