Diary 2010. 7
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7月1日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第183弾! 2010.7.1(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第183弾! 2010.7.1(木)  たかやん

社会科見学
F「俺さ、今日社会科見学なんだ」T「ふーん。どこ行くの?」F「大久保浄水場」T「へえ」暫くして、T「ねえ、Mちゃん、今日社会科見学でしょう?」M「うん」T「浄水場に行くんでしょう・・・」M「え、何で分かったの?」T「顔に描いてあったから・・・」M「・・・・」T「大久保浄水場」M「そんな、顔に描いてある訳ないじゃない」T「あるんだなあ、それが・・」そんな話をして、笑いながら登校する僕らであった。

献血
今日は議会だよリに掲載する文の最終校正日。そして編集後記の締切日。まず議会事務局にメールで原稿を送り、それから確認の為に市役所に向かった。市役所の正面玄関では献血をやっていた。ふと見ると、そこには須田市長の姿が・・・・「いやあ、激励にきたら捕まっちゃって・・」と笑いながら言っていた市長が突然振り返り、「あ、先生!献血しましょ!献血」と僕に向かって言った。市長は誰かに捕まり、僕は市長に捕まり、400CC抜かれたのであった。

先生
そう須田市長は僕のことを「先生」ということが多いのだ。議場では「たかむら議員」なのだが、それ以外では「たかむら先生」ということが多い。議場ではガンガン遣り合っているのに・・・・そこがまた、いいところかも知れない。

Iさん
僕の担当はIさんという看護婦さん。凄く親切な看護婦さんで、僕は一瞬でファンになってしまった。僕は沢山質問をし、数枚の写メールを撮り、楽しく献血をしたのだった。「一年に3回までしかできないんですよ」「これからはどんどんやりますね。」献血をしていれば、またIさんに会える。献血が楽しみになってきた・・・。

今日の写真
夕方の小学生塾の一コマです。辞書を引くトレーニングをしています。漢字を読めるようにならないと、辞書を引くことはできません。だから、1年生にも6年生の漢字を読む練習をしているのです。中国の子どもたちには平仮名がありません。全て漢字です。日本の子どもたちにできない訳がありませんよね。小学校1年生も夏休み前に6年分の漢字を読めるようにすることが目標です。あと3週間ありますから、ほぼ確実にできるようになるでしょう。掛け算の九九も十九の段まではできるようになりたいものです。今日は欲張って「英語」もやった小学生達でした。

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7月2日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第184弾! 2010.7.2(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第184弾! 2010.7.2(金)  たかやん

危険!!
今朝は集団登校の危険性を肌で感じた瞬間があった。八石小学校の正門の向かい側に「ヤクルト」がある。いつもはトラックが横付けになり、荷物を降ろしているのだが・・・今朝はそのトラックが縦に駐車していた。その車の前、つまり道路にはみ出て横断橋に向かおうとする6年生。「ストップ!!」「・・・?」「危ないからお店のほうから回って!!」「はい」と進路を変える。6年生が行くと、考えもしないでついていく下級生達。先頭を行く6年生だって、まだ小学生なのだ。いつもと違うことが起きている時に、正しい判断を求めるのは酷である。運転手に言った。「もう少し、下がってくれなきゃ困るよ」「そんなこと言われても、これ以上は下がれませんよ。」「いつもは横付けしてるでしょ?」「え、横付けしていいんですか?」「子どもたちの通学路だよ。考えてよ!」「わかりました」そう、そのトラックの運転手は新米で、彼もまた学校前の道路だというのに、どうやって停めたらいいのか、正しい判断ができなかったのである。校長先生が出てきてくれてので、その場を交代し、東門に向かえたのだが・・・子どもたちは毎日、こういう危険にさらされているのだ・・・と恐ろしくなった。大人が判断できないことを小学校6年生が判断できる訳がない。ましてやその後ろを歩く1.2年生の子達には無理な話である。こうして、普段は比較的安全な通学路が突然、危険な道路になっていくのだ。(写真1路側帯に停めたヤクルトのトラック。子どもたちは路側帯をはみ出し、車道を歩くしかない。僕は自転車の前に立ち、子ども達を安全な左側・・お店とトラックの間の隙間に誘導。暫くして、校長先生とその役を交代するまで声を出し続けた。)

生活科
5時間目は生活科の授業だった。「野菜」の授業である。1年2組の子ども達は「給食を残さず食べるんです」と担任のY先生が言うように、比較的野菜を食べる子たちである。でも、苦手な野菜はある訳で・・・椎茸12人。ピーマン10人。なす7人。かぼちゃ6人。たまねぎ6人。葱5人。ブロッコリー5人。いんげん4人・・と子どもたちは事前のアンケートで答えている。授業は面白かった。そのアンケートをきっかけに、野菜が嫌いな理由、好きな理由を子どもたちがどんどん発表するところから始まったのだ。(それだけで学級通信が2枚は書けそう)それから人形劇が始まって・・・子どもたちは大喜び。「野菜を食べないとこういうコロコロウンチ」「野菜を食べると、こういうバナナウンチがでまーす!」と実験のようなものまで見せてくれたのは栄養士のS先生。小学校1年生でも理解できるビタミンやミネラルのお話もよかった。お母さん達の料理の工夫も、生の声で聞けたし・・・時間があっという間に過ぎていった。
最後に野菜さんに書いた空の絵手紙を紹介しよう。
「ごうやさんへ。そらはごうやさんがにがくてきらいでごめんね。こんどはちゃんとたべるね。そらより。」

ゆっくり
中学生の試験も終わり、久しぶりにゆっくりした時間を過ごした。夕方、ひとみと腕を組んでいなげやへ。(韓国ドラマの影響かも・・・)夕飯はお好み焼き。みず菜とオクラを入れたお好み焼きだったのだが、実に美味しかった。

今日の写真2
空の朝顔です。保護者会の後、家に持ち帰りました。毎朝、お水をあげられるかなあ・・・?

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7月3日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第185弾! 2010.7.3(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第185弾! 2010.7.3(土)  たかやん

見習い
駐車場で遊んでいると、どこかで見た笑顔が近づいてきた。「おけい?」「そうだよ」古内桂子。五中の一期生のおけいだった。「よくわかったねえ」「わかるよー」おけいは、ウェルパークに買物に来て、僕らを見つけたという訳。
「空君、どこの小学校なの?」「八石だよ」「行ったよ八石」「そうなんだ」「最初は学校ができてなくて、片山に通ったんだよ。」「そうなんだ」「片山のプレハブの次は八石、それから野寺」「小学校だけで3校か・・・」「そうだよ。それで中学校は3中から5中でしょ?」「学校5校も行ったの?」「珍しいよね。あたし達みたいの・・・」「そうだなあ・・・」
「みんな元気なのかな?甲神さんとか・・」「おう嵒は元気だぞ。」「1組が甲神先生で・・」「2組がカサジだろ。カサジは議会でバリバリやってるよ。」「そうか、先生と一緒なんだ」「そうだよ。布施陽子も一緒だよ」「昨日も駅に立ってたよ」「選挙だからね」僕らはそれから神さんや原先や大熊さん、千田さん、柴崎さん・・・そして帯刀先生の話をして・・・
「お前いくつになったんだっけ?」「・・・・」「俺達8歳しか違わないんだよね」「そうだっけ?」「おれが23歳で、お前達が15歳だもん」「そっかあ・・・」「大学卒業して直ぐ3年の担任なんてありえないよね」「ああ、まるで見習いだったもん」「見習いが3年の担任かあ・・・」「そうだよ。酷い話だよ、今考えると本当に酷い授業してたもん・・・」「覚えてないんだなあ、それが・・・」「俺ができたことは一緒に勉強することだけだったなあ・・」「そっかあ・・」「あの1年で、俺のスタイルが決まった気がするわ・・」「なるほどねえ」
僕らは駐車場に座り込み、33年前の五中に戻っていたのだった。

六中
新しくできたパン屋さんに行くと、懐かしい顔が手を振ってくれた。六中の赤ジャージと青ジャージで結婚したD君達だ。「あれ、いつの間にかお母さんになってる」「年長なんです」とKちゃん。「先生のお子さんは?」「片山幼稚園から八石小だよ。」「八石ってことは、勿論六中ですよね?」と六中が母校の二人。「半分は五中へ行くからね、まだ分からないよ」というと、少しビックリしていた。そりゃそうだ。彼らから見たら、僕は「六中そのもの」だったはずだから。六中に10年いて、息子も六中生で・・・・クラスやテニス部の子ども達と燃えに燃えていた僕しか見ていないのだ。僕が六中の前に五中に10年いたことや娘が五中に行ったことは知らないのだろう。「でも六中って大変なんでしょう?」「うーん、少しずつ良くなってきているよ。」「学校ってさ、先生によってどうにでもなるのよ。「ハードじゃなくて、ソフトってことですか」「そうだね。校舎が育てるわけじゃないからね。」「僕らの頃の先生はいないんすか」「ああ、片山陽子は覚えてる?」「音楽の!輝く!でしょ?」「彼女は頑張っているよ」「田村先生は?教頭なんでしょ?」「タムソンは教育委員会に戻ったよ」「そうなんだ・・・」僕は久しぶりに、“六中のたかやん”になったのだった。

今日の写真
献血をして貰ったものがこれです。ティッシュにボールペンに卵。これ以外にもジュースを2本も飲ませてくれました。献血って、本当に喜ばれるんですよねえ。1年に3回、自分の健康チェックもかねて、献血しようと思います。

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7月4日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第186弾! 2010.7.4(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第186弾! 2010.7.4(日)  たかやん

川掃除
今日は恒例の川掃除の日。8時50分、空と二人で栗原1丁目公園に向かった。今日のメンバーは見事に男だけ。五中の4期生の直弘、文夫、祐晴と純一、勝将、空父そして空の7人である。そして、僕らが掃除を始めるまえに、ゆきおさんが掃除をしてくれていたので、計8人。全て男というところが笑えた。


この間は青大将を見つけたのだが、今日は亀。多分番と思われる亀二匹を見つけた。日本古来の亀なのか、外来種で逃げ出した亀なのかは分からない。兎に角、みんな「亀だあー」と叫んだのであった。

テニス
今日もテニスはしなかった。どうも応援団長の一言が効いているようである。素振りは続けているが、ちょっとテニスが遠くに行ってしまった感じだ。

ブランコ
空がブランコにはまっている。座って漕いで、飛ぶのである。そういえば、僕も小さい頃よくブランコから飛んでいた。柵を越えるのは勿論、柵の上に立つのも好きだった。一番高度な技は1回ひねって、柵の上に立つという技だ。随分失敗もして怪我もしたけれど・・・・やはりDNAなんだなあと思う。

消費税
テレビで菅直人の消費税論を聞いたが、全くなっていない。財政再建を本気でいうのなら、法人税は下げるべきではないし、社会保障費にまわすなどという話は全く信用できないし、それだって法人税を下げるいい訳にはならない。貧乏人から毟りとって、金持ちには痛くもない。それが消費税の本当の姿だ。消費税導入に賛成する人達を見れば直ぐわかる。みんな金持ちばかりじゃないか。法人税を下げないと、大企業が国外に逃げていく?そんな企業は大企業でも何でもない。どうぞ、日本以外の国へ行ってください。どんなに大もうけしても、儲けを日本の国の為に、どんどん還元しましょう・・・それが大企業の本当の姿だろう。正規起用を増やし、豊かに生活する人達をどんどん増やしていく。それこそ、大企業ではないのか。儲けが第一の大企業など、糞食らえである。日の丸、君が代と本気でいうのなら、税金を沢山はらってお国のために役に立て!!このダラめが!!と、死んだ父さんだったら言うだろうなあ・・・。

今日の写真1
今日の川掃除のメンバーの7人です。見事に男だけでしょう・・・。今日も色んな人達から声をかけられました。川掃除を始めて、今日で丁度2年です。一昨年の8月からスタートした川掃除です。沢山の人達に応援してもらえるようになったことが嬉しいです。

今日の写真2
ちょっと前まではブランコを怖がっていた空ですが、こうやってブランコから飛び出すようになるのですから、子どもの能力って計り知れないと思います。スポーツも音楽も勉強も・・・子どもたちは無限の可能性を秘めている・・・そう思うのです。決して、大人の物指しで測ってはいけない・・・自分の小さな枠にとらわれてはいけない。そう思うのです。

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7月5日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第187弾! 2010.7.5(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第187弾! 2010.7.5(月)  たかやん

全員集合
今朝は久しぶりに登校班の子達が全員集まった。最近は長い列になり、みんなと話すのが難しかったのだが・・今朝は全員と話せてよかった。学校へ行く時は楽しくなくっちゃね!!


東門に立っていたら、突然雨が降ってきた。油断して傘を自転車の籠に入れておいたのが失敗。かなり濡れてしまった。それでも子どもたちの笑顔を見ていたら、元気になってくるから面白い。

草むしり
10時から小学校の学校園の草むしりがあった。PTAの役員のお母さん達と校長先生・教頭先生がかなりの草をむしった訳で・・・僕と教え子のエイトはその草を軽トラックで運ぶ係り・・・みんなで力を合わせて、畑が綺麗になったのだった。

空父
8月1日に行う「わいわい川遊び」の後援申請に市役所へ行った。環境対策課・秘書公聴課・教育委員会・緑と公園課・人事課などを回ったのだが・・・「空父ですね」とある課で言われてビックリ!「読んでますよ!」「面白いですね」と言われ、本当に嬉しくなった。市役所の人に呼ばれるのに・・・一番嫌なのが「議員」という呼ばれ方。(俺の名前は議員じゃなーい!)と言いたくなってしまう。そして、一番嬉しいのが「たかやん」だったけど、もしかしたら「空父!」と呼ばれるのが一番嬉しいかも知れない。「空父ですね」と言われて、心の距離があっという間に近づいた気がした。

今日の写真
昨夜の反省会のメンバーです。左からじゅんいち、かつまさ、そらちち、まさはる、なおひろ・・・ただの酔っ払いのおじさんではありません。黒目川の掃除に燃えに燃え、ドロドロになって川から大量のゴミを引き上げたおじさん達です。料理もお酒もみんな持ち寄りの反省会は5時から8時まで、サザンオールスターズの歌とともに3時間程続きました。楽しい、楽しい時間が流れていきました。(この写真を撮影したのは空です。)

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7月6日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第188弾! 2010.7.6(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第188弾! 2010.7.6(火)  たかやん

まさか
今朝もヤクルトの前にトラックが縦に駐車していた。よく見ると、運転手は別の人だった。「子ども達の通学路なんですよ。横付けできないんですか?」「すみません、もう出ますから」そんな会話の間にも、子どもたちはどんどん登校していく。子ども達を車道に出さないようにして、トラックが去るまでヤクルトの前にいた空父であった。(写真1)

760キロ
お母さん達が学校農園で抜いた草を卒業生のエイトと一緒に八石小学校まで運んだ話は、昨日書いた。その草を大和田の環境センターまで運んだ。僕らがその草を移動させた回数は4回。そして、2トントラックの荷台に山積みになった草の重さは・・・なんと760キロもあったのだ。僕らはその草を4回、積み下ろししたので・・・760×4=約3トン。道理で体中が痛いわけである。お母さん達はきっとスーパーの詰め放題の気分だったんだろう。気持ちが分からないでもないが、来年は半分くらいにしておきましょうね。(写真2)

1級
空がスイミングクラブで1級のワッペンをもらってきた。実に嬉しそうだったのだが・・・塾の漢字音読の1級では失敗し、少し涙ぐんでいた。1級に合格すると、6年間で習う全ての漢字を読めるようになる訳で・・・漢字をまだ一つも習ってない1年生からすると、凄いことなのだが・・・悔しかったのだろう。でも、そういう悔しさも時には必要なのだと思う。

NHK
国技に胡坐をかいて、でたらめなことをやっている相撲協会にはいい薬になるだろう。それこそ、事業仕分けして国民からの受信料をまともな番組作りに生かすべきだ。放送中止を決めたNHKに拍手である。本当に反省しているかどうか、3年間くらい中止にして様子を見ることを提案する。「石の上にも3年」という。本気で国技を復活させる気があれば、できるはずだ。

今日の写真1
小学校の正門前のヤクルトに停められたトラックです。前回よりは出っ張ってはいないが、それでも道路を歩かせるわけにはいきませんでした。運転手は今日も別の人。ヤクルトが契約している運送会社の問題かも知れませんが、ヤクルトに申しいれしようと思います。

今日の写真2
2トントラックに積まれた草です。これで760キロ。二人で必死で持ち上げました。体中がドロドロになりました。でも、少しは学校の役に立てて嬉しかったです。

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7月7日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第189弾! 2010.7.7(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第189弾! 2010.7.7(水)  たかやん

朝の挨拶運動
校門で子どもたちに挨拶をする。簡単なようで難しい。それは不自然だからだ。子どもたちの立場で考えると直ぐ分かる。先生や親が並んで校門のところに立っている・・・それだけでかなり不自然である。だけど、その不自然さを感じさせない先生もいる訳で・・僕は今朝、そういう先生と会えて幸せを感じた。きっと、子どもたちも同じだったと思う。不自然なことを自然に感じさせる・・・それこそが教育の極意のような気がする。

空父!
いきなり抱きついてきたのはななみ。「どうした?」「空父!!」(そうだよ、俺は空の父だよ。ななみの父じゃあないよー!でも、うれしいよー!)今日、一年生はトウモロコシ狩りがあるので、テンションが高いのである。「空父―!水筒の中身がこぼれちゃってるー!」「どれどれ・・・・」「空父!こっちにもきて!」先生が来るまでの間、教室の外ではあるが・・・空父は忙しい。池田小学校の事件を忘れてはいけないのだ。だから、空父は子どもたちの見守りにこだわる。不審者から子ども達を守るには、やはり人の力が必要なのだ。子ども達を24時間見守ることはできない。でも、出来る限りの見守りはしたいし、する必要がある。僕はそう思うのだ。出来る限りの見守り。それが地域の目なのだと思う。

母校
どうして母校と言うのだろう。「父校」という人はいない。母国とはいうが「父国」という人もいない。空父はちょっと寂しい。母語という言葉もあるが、父語という言葉はない。空父がどんなに頑張っても、空母には勝てそうもないのである。

五中
Hさんに誘われて、ひさしぶりに母校五中に行った。2年生の公開授業に行ったのだ。五十嵐校長は気持ちよく受け入れてくれた。そう、全学年の授業を見せてくれたのだ。地域に開かれた学校というのは五中のことを言うのだな・・・そう思った。

挨拶
全てのクラスの授業を見た。感心したのは授業の雰囲気だけではない。子どもたちの挨拶が気持ちいいのだ。(他の学校と何が違うのかな・・・)暫くして、その答えが見つかった。そう、先生たちの挨拶がいいのである。子どもたちは先生の後姿を見て育っているのだ。色々な学校に行くが、挨拶の下手糞(失礼)な先生達もたくさんいるのである。今朝の八石小学校でも爽やかな笑顔つきの挨拶をもらったが、形式だけの挨拶と笑顔つきの挨拶では教師のレベルはかなり違うと言っていい。子どもたちの気持ちになってみれば直ぐにわかる。子どもたちは「本物」を見抜く天才なのである。挨拶ほど人によって差がでるものはない。人間性がモロに出てしまう・・それが挨拶である。残念ながら、年齢や経験と全く関係はない。60歳になっても70歳になっても、気持ちのいい挨拶が出来ない人は山ほどいる。その歳になると、人相にハッキリとでるから直ぐにわかる。人の人相を変えるのが挨拶である。

みっけ・・・
僕が大好きな岸辺先生のクラスにもお邪魔した。そのクラスの中に、教え子の一番下の弟を発見した。あの頃は小学校にも上がっていなくて・・・「覚えてる?」「はい」僕は涙がでそうなくらい嬉しかった。「たかむら先生!」廊下を歩いていると、2年生にそう呼ばれた。我が母校は僕を優しく迎え入れてくれた。僕は廊下を歩きながら、五中の校歌を頭の中で歌っていた。(神さん、五中はやっぱりいいわ・・・)

七夕
いつも雨のような気がする。暫く天の川を見ていないなあ・・・。来月、妙高へ行ったら見れそうだなあ・・

今日の写真1
五中の職員室前に貼ってあった写真です。子どもたちが素手でトイレ掃除をしています。トイレ掃除は素手でやるに限ります。先生が率先してやるから、こういう子ども達が育つのです。本物の教育がそこにはあります。

今日の写真2
本当は子どもたちの笑顔を撮りたかったのですが・・・・整理整頓されているものは美しいものです。シャッターを押したくなりました。

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7月8日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第190 弾! 2010.7.8(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第190 弾! 2010.7.8(木)  たかやん

徹夜
ドイツとスペインの試合を見てしまった。またまた徹夜をしてしまったのだ。試合が終わる頃には夜が明けていて・・・・いやあ、眠い朝だった。

音読
空は朝から音読に燃えていた。(勉強のべの字も知らなかった、宿題を一度もやったことのない僕の小学校時代と比べたら・・・比べちゃいかんか・・・。)1級に合格すれば、6年生までの漢字が全部読めるようになるからだ・・・。5年生の航輔と競い合っている漢字の音読。中学生でも全部読める子はそんなにたくさんはいないだろう。語学の基本は音読である。日本語も英語も音読が大切なのだ。

選挙
やっと選挙らしくなってきた。お昼前に共産党の街宣車が我が家の前に停まったのだ。カサジもいれば、小鹿さんも朝賀さんもいて・・・10人以上の人が足を止め、話を聞いていたのだった。うるさいなあ・・・と、思う人もいるかも知れないが、やはり選挙はこうでなくっちゃ!!生の声で判断するのが一番である。

5時前
民主党の大野さんが登場した。聞いたことがある声だなあ・・と、おもったら佐原さんだった。神風代議士と佐原さん、柴崎さんを引き連れての堂々の演説だった。初めてなのに、あれだけ喋れるのは凄い。民主党はいい人を見つけたな・・と、思った。

モムチャンダイエット
あれからずっと続いている。ひとみと二人で毎日トレーニングをしているのだ。あのトレーニングをすることで、関節の可動域が広がり、体調もよくなっていると思う。モムチャンダイエットは15分。毎日の法則でがんばろう・・・。

みどりのおじさん?
今朝、交通指導員のIさんに「明日はおやすみを頂きます。よろしくお願いします!」と言われた。教頭先生に確認するが、代わりの人はいないらしい・・・。で、僕が代わりに立つことになった。東門には教頭先生が・・・初、“みどりのおじさん”である。

絵本
明日は絵本の読み聞かせもある。その後には、野火止公民館で「議会報告」もある。朝から大忙しなのである。

今日の写真
暑い中、燃えていた民主党の人達です。左から、柴崎さん、候補者の大野さん、佐原さん・・・中村さんがいないのが気になりました。


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7月9日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第191 弾! 2010.7.9(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第191 弾! 2010.7.9(金)  たかやん

空父は大忙し・・・
今日は絵本の読み聞かせの日。なーんの練習もしていなかった空父は朝風呂に入って、イメージトレーニングをした。子どもたちの笑顔が見え、笑い声が聞こえてきたところで風呂をでる。その後の議案説明会のことは考えないことにした・・・。

みどりのおじさん
普段、当たり前のようにいてくれる交通指導員のIさんが今朝はお休み。いつもより15分程早く家をでて、自転車屋さんの前に到着。子ども達を待つ。そこで気になったのが交差点の直ぐ傍に駐車してある車。(写真1)消火栓もあり、二重の駐車禁止区域なのに堂々と車を停めているのだ。子どもたちの通学路なのだ。嫌われるのを覚悟でピンポーンとインタ−フォンを鳴らす。「すみません。家の前の車、移動してもらえませんかー」「はい、わかりました」どうやら、そこが駐車禁止だということは意識していたようである。ところが、なかなか移動してはくれなくて・・・結局、出勤時間になるまで車はそこに置かれたまま。子どもたちはこの車を避けながら登校したのだった。みどりのおじさんは忙しかった。両手を広げ、車に頭を下げ、子どもたちには笑顔で・・・・「あ、空父だあ」「なんでいるの?」「いつもと立っている場所が反対だよ!」と子どもたちに色々ご指導も頂きながら(笑)慣れない、みどりのおじさんをやったのである。

読み聞かせ
久しぶりの読み聞かせ。「おはよう!」と1年2組に入ると、「おはよー!空父―!」と元気のいい挨拶が返ってきて嬉しかった。僕は早速“ねぎぼうずのあさたろう”という絵本を読み始めた。すると・・・ふゆちゃんママが「Rちゃん、鼻血が出てる!」と気がついた。僕は絵本に集中していて、目の前の出来事に気づけなかったのである。鼻血を止めるのは得意なので、ハンカチを持って直ぐにRちゃんの鼻血を止めにかかった。その時である・・・洋服にも床にも飛び散った血を自分のハンカチで拭き始めた女の子がいたのだ。(ん?誰だ・・・お、ななみじゃないか・・・)これには感動した。職員室に保健の先生を呼びに行ってくれた男の子達。騒ぐことなく僕が保健室から戻ってくるのを待っていてくれた子ども達。本当に優しい子ども達である。そして、僕がいない間も、絵本を読んでいる間も、見守りをしてくれていたお母さん達・・・。なんか、本当にいいクラスだなあ・・そう思った空父であった。

ごめんなさい
好子先生へ。算数のプリントのこと、好子先生に直接確認するべきでした。「空さんが宿題で頑張って書いてきたことを、直せませんでした。」という言葉の中に、先生の優しさを感じました。いつも先生の言葉の中には、深い子どもたちへの思いを感じるのですが・・・今朝、先生と直接お話しして、更に強く感じました。本当にごめんなさい。単位のこともよく分かりました。算数だけではなくて、国語と連動していたのですね。丁度国語の授業でやっていたところだということを知りませんでした。反省、反省です。こんな空父ですが、嫌いにならずに色々と教えてください。ごめんなさい。そしてありがとうございました。空父

9時30分
八石小から自転車でダッシュ。そのままの格好でバイクに乗る。市役所の控え室でズボンだけ履き替え・・・野火止公民館へ・・・

9時59分
滑り込みで「議会報告会」に間に合った。一票を託す会の「議会報告会」は緊張する。兎に角、議会に厳しい目を持っておられる市民の方たちなのだ。議会への傍聴も多く、下手をすると議員よりも議会に詳しいと思うくらいである。いつも「まな板の上の鯉」状態になるのだが・・・・今日の2時間はアメもムチも飛び交い・・・実にいい勉強をさせて頂いたのである。

続みどりのおじさん
下校時にもみどりのおじさんをやらせてもらった。高学年はともかく、1.2年生があの横断歩道を一人で渡るのはかなり危険だからである。一時停止の表示はあるのだが、全然停まらずに走っていく車もある訳で・・・「あ、空父だ!」「今日ねえ、空父に面白い絵本読んでもらったんだよ!」とハイタッチしてくれる子ども達。みどりのおじさんは、それだけで幸せであった。

今日の写真1
子どもたちが登校する直前の交差点です。この奥の方から子どもたちは右側を歩いて来ます。この車を避けると道路のど真ん中・・・左折する車と子ども達、後ろから来た車と子ども達・・どう考えても危険ですよね。

今日の写真2
野火止公民館の一室です。「一票を託す会」のみなさんへの議会報告会は本当に勉強になるのです。当時の二中のことを知っている方からも、熱い応援メッセージを頂きました。涙がでそうなくらい嬉しかったです。頑張らねば!と思いました。

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7月10日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第192 弾! 2010.7.10(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第192 弾! 2010.7.10(土)  たかやん

5時
夜中に色々やることがあって・・・布団に入ったのが5時。目が覚めたのが8時という一日の始まりだった。起きる時間に寝ちゃあいかんねえ・・。

9時
こども達とテニスをやる約束をしていたのだが・・・コートが使えず残念。いつになったら新座市のコートはオムニになるのやら・・。ふるさと新座館に13億5000万も注ぎ込む余裕があるのなら、コートを直して欲しいよねえ。

期日前投票
三人で市役所へ。そう、期日前投票をしに行ったのだ。誰に入れたかは内緒。それにしても人の心理は面白い・・・。うーむ。

七大戦
北大の女子庭球部が旧七帝国大学戦。(北大・東北大・東大・名古屋大・大阪大・京都大・九州大)で優勝した。北大の女子が優勝したという記憶はないから、かなり凄いことなのだと思う。そして、いよいよ来週の土曜日からは東北大との対抗戦がある。涼しい札幌だが、きっと熱い戦いになるだろう。

お父さん
もう父さんが亡くなってから30年も経ちますね。今頃長作おじいちゃんや祥子おばあちゃん、そして一夫伯父さんと仲良くやっているんでしょうか。勿論、星野のおじちゃんや常伯父ちゃんとも時々会っているんでしょうね。お母さんとも会いたいでしょうが、もう少し待ってあげてください。母さんにはまだまだこっちの世界にいてもらいのです。圧迫骨折してから、目に見えて体力が落ちてきていますが、まだ新座と舟見を往復しています。僕らと暮らした方が楽に決まっているのに、春になると舟見に帰るのは、やはり父さんの家に帰りたいからだと思います。
お父さん、お父さんの9番目の孫、僕の三番目の子どもは今年の4月に小学生になりました。亮と同じようにおばあちゃん子で、よく二人で遊び、そして時々喧嘩をしています。一人っ子のように育った空には、お母さんは一番の友達なんだと思います。だから、お父さん。空の為にも、お母さんのこと、もう少し待ってあげてください。
お父さん、お父さんが溺愛した雪はもう二人の子どものお母さんになりました。お父さんが最後の力を振り絞って抱きしめた女の子はたくましく生きています。お父さんが逝って、3年後に生まれた亮は今年の春、心臓の手術をしました。お父さんと同じ戌年の亮はお父さんと会ったことがないのに、お父さんと同じ仕草をします。不思議ですね、DNAは・・・・。手術は無事成功しました。今、新しい人生を始めようとしている亮を、お父さん・・・どうか空の上から見守ってあげてください。どうか力をかしてあげてください。亮の21歳下の弟の空は僕に似ています。両親に愛されていることを空は確信しています。僕がそうだったように、空もそれだけは疑いません。雪や亮の寝顔はなかなか見ることができませんが、空の寝顔は毎日見ることができます。その時の幸せなことといったら・・・・お父さんも昔、僕らを同じ目で見てくれていたんだなあ・・・空の寝顔を見るたびにそう思います。お父さん、不思議なのはお父さん。今でもお父さんの声が聞こえてくるんです。苦しいことがあったときも、毎日の幸せを感じた時も、父さんの声が聞こえてきます。そして、優しい眼差しを思い出すのです。お父さん、僕は沢山失敗をしてきたけれど、お父さんの息子に生まれてきたことだけは大成功だったと思っています。僕はお父さんのようには生きられないけれど、お父さんのように子ども達を愛したい・・・そう思います。お父さんに愛された分、子ども達を愛したい。そう思うのです。雪も亮も空も、まだまだ愛し足りません。お父さんから頂いた愛は計り知れない程だったのです。僕の子どもたちが、自分の子ども達を愛せるように、もう少し、僕にも時間をください。おとうさん。

今日の写真
昨日の「読み聞かせ」風景です。子ども達の表情を紹介できないのが残念です。みんなこの時間を楽しみにしてくれているのです。眼鏡をかけていますね。そう、小さい字には弱くなりました。議会でも眼鏡をかけることが多くなりましたねえ・・・。お風呂で勉強している時も眼鏡をかけます。

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