Diary 2008. 8
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8月11日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第223弾! 2008.8.11(月)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第223弾! 2008.8.11(月)   たかやん

寝相
ママが笑っていう。「夜中に起きたら、笑っちゃった。パパと空が全く同じ形で寝ていたの。」
「空はパパのお尻のところで、全く同じ形で寝てたから、もうおかしくて、おかしくて・・・」
DNAが同じだと、寝相も似るのかなあ・・・。そう言えば亮も死んだ父さんとしぐさがしていたっけ。会ったこともないお祖父さんなのに。不思議だなあ・・・。

北島
世界新に金メダル。日本中がお祭り騒ぎのように沸いた。本当に凄い選手だ。伊達もそうだが、彼もまた「子供たちからパワーをもらっている」という言葉を口にする。日本中の小学生達に出張して水泳を教えているのだ。北京の前も、そして後も彼は子供たちに水泳のすばらしさを伝えていく。それが彼の本当の素晴らしさだと思う。

ハンセン
北島が勝った影でハンセンは4位に沈んだ。北島がここまでこれたのは、間違いなくハンセンのお陰だ。彼がいたからこそ、北島は燃えられたのだと思う。勝負の世界は厳しい。これからハンセンはどうするのだろう。引退か、それとも再び挑戦を始めるのか・・・・北京が終われば、また直ぐ次の新しい戦いが始まる。

会議
土地開発公社の理事会があった。「上位法の改正による定款の変更」・・・という議題だったのだが・・・お疲れなのか、居眠りされていた方も・・・。僕も職員会議はよく居眠りしたかもしれない。流石に学年会議では眠れなかったが・・・会議に居眠りはつきもの。でも、議会ではいけない。それがメインの仕事なんだから・・・。9月議会に期待しよう。

英語
久しぶりに塾が満員状態だった。最後にみんなで英語に燃えた。中学1年生も高校生もそして大人も一緒にやるのだから笑える。英語はピアノやテニスと一緒。長くやっていれば上手という訳ではない。集中して、どれだけ本気でやるかが問題だ。そして(楽しい!)と感じることが大事。そう感じさせることが先生の仕事だ。

ゆきひろ
9時過ぎにゆきひろが遊びに来た。それから「アルカリイオン水」だけで、0時過ぎまで語った。新座市の未来、新座市の教育を熱く語った。田中ゆきひろは負けたままでは終わらない。次への新しい一歩を踏み出そうとしている。独り会派「語る会」も勉強して、力をつけなくては・・・
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8月12日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第224弾! 2008.8.12(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第224弾! 2008.8.12(火)   たかやん

朝勉
久しぶりに、朝6時半からの塾だった。懐かしい「朝勉」だ。中学校時代、僕のクラスでは試験前の朝勉は当たり前だった。3年生のクラスになると、1年間通して「朝勉」をやったものだ。他のクラスより1時間以上多く勉強するのだから、朝勉に参加した子達の伸びは凄かった。テニス部の子たちには「朝練にきてください!」と随分怒られたが、「部活よりクラス人間」だった僕は、テニス部の子たちには泣いてもらうことが多かった。

朝練
それでも「もっと練習してください!」と子供たちは引き下がらない。だから、朝勉の前に朝練をやって、途中で朝勉へ行く・・・そんな毎朝だった記憶がある。テニス部が朝の6時前から練習をしていたのは、そんな理由もあったのだ。

時間を守る
学校は「決められた時間を守る」というルールを大事にするところだ。だからテニス部はよく怒られた。「学校に来るのは7時半以降」という訳だ。誰が決めたのかは知らないが、テニス部はそれよりかなり早い時間に練習していた。あるとき職員会議で問題になった。「時間を守らない部活がある」という訳である。僕はそのときこう言った。「確かにテニス部は早く来て練習をしています。でも、顧問の僕は必ず一緒にいます。他の部活動の子達は7時半以降に来ていますが、顧問の先生はいません。朝練には顧問がつくのが原則のはずです。僕はその原則は守っています。時間のことを言うのなら、先生方も原則を守って、朝練に参加してください!」それからテニス部の朝練にクレームを付ける人はいなくなった。朝練で子供たちが怪我をすると、大抵僕が病院に運んでいたのだ。その職員会議から「朝早くから頑張るね!」「毎朝ごみ拾いご苦労様!」と、声をかけてくれる先生達が増えていった気がする。そして、吹奏楽部のようにテニス部と同じくらい早くから練習する部活も現れた。そしてテニス部より遅くまで体育館や校舎で頑張る部活も出てきた。僕はそれでよかったと思う。先生達が一生懸命になると子供たちはついていく。時間を守ることは大事だが、それは「先生たちの都合」であることも多いのだ。時間を守ることを本気で教えたかったら、先生達が授業に「遅刻」をしないことである。「ルールだから守るのは当たり前。」それを言うのは簡単だが、それは教育ではない。子供たちと常に一緒に考えて、そして燃える。それが先生の一番の仕事である。文化祭が中学校から消え、水泳大会や陸上競技大会が消え、体育祭の応援団までが消え・・・子供たちが本気で燃えられるのは合唱際と部活くらいになってしまった。時間を守れば、無事に終わることばかりでは子供たちが可愛そうである。時には学校に遅くまで残って、先生と人生を語り合う。そういうことも子供たちには必要なのだ。時間をどんなに守っても、その人の人生の時間が増える訳ではない。充実した時間ができる訳でもない。心に残る時間をいかにたくさん経験できるか・・・それが子供たちの宝物になっていくのだ。
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8月13日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第225弾! 2008.8.13(水)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第225弾! 2008.8.13(水)   たかやん

片山陽子
昨日の日記に六中の吹奏楽部のことを書いたら、五中の教え子からこんなメールがきた。
 ★吹奏楽部がすごい!★

    吹奏楽コンクール埼玉県西部地区大会→金賞受賞(地区代表)
               埼玉県大会→金賞受賞(埼玉県代表)
               西関東大会出場決定(9月 山梨県)
   指導・指揮は片山陽子先生。
   陽子はすごい先生だ。改めて尊敬します。
   こんど、そのすごさを話すね。
どうやら、他の中学校は残念ながら予選で落ちてしまったらしい。その中での六中の頑張りは嬉しい限りだ。
片山陽子(失礼)とは高校時代までは同級生。大学と教師になってからは無効が1年先輩。21年の教員生活の中で半分以上同じ学校にいた仲間だ。同年齢だから衝突もしたし、喧嘩もしたが、ピアノは上手だし、音楽に対する考え方は本物だったから、僕は好きだった。

情報発信
六中が大変なときに、こういうチームを作るというのは並大抵な熱意ではできないはずだ。しかし、僕達は六中生のこうした頑張りをなかなか知ることができない。ホームページで発信していないからである。市教委のホームページにも書かれていない。僕ら新座の子供たちの応援団は学校や市教委が発信する情報からは知りえないということになる。きっと、この夏の大会で大活躍した子供たちがいたはずだ。あるいはこれから大会や試合がある子達や先生達がいるはずだ。そういう情報を公の機関が発信することの重要性を知って欲しいと思う。僕らは新座市の子供たちを応援したい。甲子園やオリンピックを応援するのと同じように・・・・

実家
今日は家族三人でママの実家に来ている。西武球場のまん前で、土日になると花火が見えるところだ。お母さんはいつも僕らを大歓迎してくれる。僕はまるで自分の実家のようにリラックス。今日も、ソファーで寝転びながらオリンピックを見たり、本を読んだり・・・・。所沢に来ると大抵体重が増えてしまうのはそのせいかも・・・・・。お母さんの若い頃の写真が余りにもママに似ているのでびっくり。20年後にはお母さんのようになるのだったら安心だ。お盆休みは今日一日だけ。明日からはまた塾が始まる。
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8月14日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第226弾! 2008.8.14(木)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第226弾! 2008.8.14(木)   たかやん

8月号
午前中から議会報告の作成に少し燃えた。毎月発行するというのが2月の「お約束」なのである。約束は守らないとね。9月議会の一般質問の通告も考えなくてはいけないし、8月の後半は結構忙しい。お楽しみに・・・。

柔道
鈴木桂治が負けた。あれは柔道の技かね・・・。まるでレスリングのタックルだ。井上康生もアテネで負けたが、主将の重圧はそれくらい大きいものなのかも知れない。「金メダル確実」と言われることをエネルギーに変えていける人間は少ないだろう。もう少し鈴木の柔道を見たかったなあ・・・。ああ、ショック!

暗算
子供たちの頭は本当に柔らかい。1から30までの二乗の暗算が簡単にできるようになってきた。三桁の掛け算も暗算でできるようになってきた。いいねえ、若いって・・・。


夕飯の時に、我がままばかり言う空に「そんなにわがまま言うんなら、もう何も食うな!」と、怒ったら・・・お風呂場の前でいじけてしまった。「パパは空が嫌いなのかな。」「何も食べなかったら空、死んじゃうよ」「ママは助けに来てくれないし・・」と、後でママにしがみついて泣いたらしい。

花火
それでも夕飯が終わると「パパ!お庭で花火やるよ!」「早く来て!」と誘いに来る空。どうやら夕飯のときのことはすっかり忘れてしまったらしい。庭でやる初めての花火が嬉しくてたまらない空。幼稚園で貰った花火を殆ど独りでやって大満足だった。小さくでも花火ができる庭があってよかった。隣の芝生は青く見えるというが、我が家の芝生が青く見えてしょうがなかった。

オリンピック
テレビの前にいる時間が増えていけない。北島の200Mは録画で見たが、バレボールの中国戦と星野ジャパンの台湾戦はチャンネルをマメに切り替えながら最後まで見てしまった。頭がボーっとしている。

プール
と、いう訳で・・・明日は空を連れてプールへ。6級に進級した空と一緒に泳いでこようと思う。楽しみ、楽しみ。
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8月15日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第227弾! 2008.8.15(土)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第227弾! 2008.8.15(土)   たかやん

靖国
今日8月15日、福田さんは靖国へ行かなかった。結構なことである。靖国を外交の切り札にされてはいけない。中国も韓国もオリンピックに忙しく、あまり靖国のことは話題にならなかったようだが、それでいい。国のために死んでいった軍人達の英霊が祀られているという靖国。戦争で殺された人たちの魂はどこに祀られているのだろう。18歳で死んだ登叔父さんの魂は靖国にあるのなら、死んだ父さんや一夫伯父さんの魂と会えないではないか・・・・。

「靖国で会おう!」と若者達は死んでいった。そう考えないと、どうしようもなかったのだろうし、そういう教育を受けていたのだと思う。そして残された人たちも、そう考えるしかしょうなかったのだと思う。戦後63年。だけど、あの戦争はまだ戦争は終わっていないのかも知れない。

レイテ決戦
オリンピックを見ないで、NHKの「レイテ決戦・生存者が語る地獄絵」を見た。97%の日本兵が死んだとされるレイテ戦。補給路を絶たれ、餓死者が続出したレイテ戦。「現地調達」という言葉で略奪を繰り返すしか生きていくことができなかった日本兵達。あの島で餓死した日本の若者達の魂は本当に靖国まで帰ってこれたのだろうか・・・・。「おかあさん!」って言って、泣いて、死んでいった若者の魂は、日本に帰ってこれたのだろうか・・・。

戦争とオリンピック
それにしても作戦を間違えると何百万の国民の命を失うことになるのだから、戦争は恐ろしい。作戦を間違えなくなって、他国民の沢山の命を奪うのだから、戦争は恐ろしい。状況判断ができない阿呆なリーダーがいるとこういう悲劇が起きる。作戦なんていうレベルでは無かったレイテ戦。僕らも今、この国のリーダー達の言動に気をつけなくてはいけないのだ。
それに比べてオリンピックの平和なこと。確かに命がけで戦う若者達がそこにはいるけれど、それで死ぬわけではない。国の名誉のために戦って、負けたとしても許される。小さな国が大きな国に勝つこともある。兵器の力比べではない。肉体と精神の力比べなのだ。オリンピックは戦争だ。4年に1度の楽しい戦争だ。

負けられない戦い
テレビでは「負けられない戦い」が溢れている。サッカーも野球も「負けられない戦い」らしい。そりゃあ勝って欲しいけれど、負けられない戦いなどスポーツの世界ではない。星野ジャパンが負けたって、反町ジャパンが負けたって、これからも応援する。それでいい。死に物狂いで応援して、死に物狂いで戦って・・・心が一つになることが大事なのだ。
そして負けた相手にも勝った相手にも拍手を送る。それが大事なんだと思う。
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8月16日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第228弾! 2008.8.16(土)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第228弾! 2008.8.16(土)   たかやん

3年4組
夜の7時過ぎから我が家で「ミニクラス会」があった。46歳になる子達の集まりである。彼らは何といっても僕の最初のクラス。五中の3年4組のメンバー6人の話に、みんな笑いまくったのだった。

老眼
最初に笑ったのは、6人のうちの4人が完全に老眼になっていたということ。「おいおい、俺だって最近だぜ・・・」というと、みんな「もう何年も前から老眼だよ」と言う。携帯の電話番号をやりとりするときも、「見えない・・・」と、携帯を遠ざけるのだ。


和彦のあだ名は「イナッチョ」。でも女の子達は「ヒナ」と呼んでいたらしい。そう言えば、頭が薄くなった今でも、「ヒナ鳥」に見えなくはない。その「ヒナ」でまた爆笑。同じ町内会のイナッチョは心強い味方だ。

ハマベ
「あの時さあ、バシ(好美)のこと好きだったよねえ」と、昔の話に盛り上がるハマベ(弘美)。あれからもう31年も経っているから、誰が誰を好きだったかなんて話は完全に時効である。「たかゆきが好きだったのは坂下だよね」「タカヤマ君はさかえちゃんか」「あたしさあ、人生の中で先生と認められるのは、ともやだけなんだよねえ・・」と、酔っ払いハマベが呟く。

たかむら
貴之が言う。「たかむらはさあ。本当にいい先生だったよ!」「こら、恩師を呼び捨てかよ!」とハマベ。「いいじゃねえか、本当にいい先生だったんだからさ。ね、たかやん!」と貴之。


「本当に毎日先生の家に入り浸っていたよなあ・・・毎日行ってたもんなあ。」と猛彦。猛を400CCのバイクの後ろに乗せ、警察に捕まった話は有名である。
「誰のバイクだ?」「あ、僕のです。」「親のじゃないのか?」「いや、僕のです。」「お前達、どういう関係だ?」「あ、教師と生徒です」「どっちが生徒でどっちが教師だ?」「あ、一応僕が教師なんですけど・・・」僕らは完全に暴走族に間違えられていた。

11月8日
「今度クラス会やりましょう。もう日程だけ決めましょうよ。」と、タカヤマ君。流石公務員、言うことが違う。「よーし、じゃあ11月8日の土曜日にしよう!俺の親父の誕生日だ!」と僕。結局、2時前にみんな解散したのだった。ねむい・・・
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8月17日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第229弾! 2008.8.17(日)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第229弾! 2008.8.17(日)   たかやん

応援団
今日は5時から「応援団」の会合。本当は庭でバーベキューをやろうとしていたのだが、雨なので家の中での会合になった。

メンバー
市長選が終わってから初めての会合である。市長選のときに中心メンバーだった貢をはじめ、ゆきひろを支えた仲間達が数多く集まった。

教育再生会議
明が「たかやん、教育再生会議みたいなもの作ろうよ」と提案する。「ん?」「R中のホームページ、本当に変わらないじゃん。あれじゃあ駄目だよ。」と、明。一早が「いっそのこと教育委員会っていう名前にしたら?」「まさか・・・」「いや面白いよ。新座教育委員会。新座市じゃないところが味噌。どう?」と乗り乗りの明。「新座じゃなくて、ひらがなでにいざ教育委員会」「いいね、いいね」と他のメンバーも乗る。「新座市教育委員会が取り合わないこともちゃんと対応する委員会。」「行き場のない人たちの為に存在する教育委員会だよ。」「お前ら本当に面白いこと考え付くねえ・・・」

市教委
「今の市教委のメンバーはね、なかなかいい人材がそろっているのよ。」と、僕。「そうなんだ・・・」「そうなのよ。」「だけど、市教委じゃあ取り上げてくれないことって沢山あるでしょ?」「うん、そりゃああるよね。先生達の数は少ないし、本当に忙しいんだ。いつも10時11時まで残業しているらしいよ。」「そこでにいざ教育委員会の出番でしょう!」「なるほどねえ」

にいざ教育委員会
という訳で、今日は「にいざ教育委員会」の記念すべき第一回の会議になった。とにかく「新座の教育問題」を真剣に考えようという委員会である。応援団のホームページにリンクして、広く情報を集めて、それを共有して市民に発信する。まずそういうところからスタートしよう!と、いうことになった。「にいざ教育委員会」は「新座市教育委員会」とは全く関係のない民間の委員会だ。でも、本気で新座市の子供たちのことを考えていくことには変わりはない。新座市教育委員会と協力できるところは協力していけたらいいな、と思う。

次の会議
帰り際、「次の会議はいつ?」「毎月やらないとね。」と賢ちゃん。次回の会議は9月のどこかの土曜日に。新座市民のみなさん。教育に関する問題ならなんでも受け付けますので、どうぞ気楽に相談してください。
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8月18日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第230弾! 2008.8.18(月)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第230弾! 2008.8.18(月)   たかやん

ドーパミン(昨日の塾日記から・・・)
できないことができるようになると、脳の中からドーパミンという快楽物質が出てくることは前にも話した。この快楽物質は「できること」が出来ても出てこない。例えば、数学が得意な中学生が「九九」を出来たとしても、ドーパミンは出てこないし、陸上部の女の子が50mを10秒で走ってもドーパミンは全く出てこないのだ。当たり前のことだ。できて当たり前のことをいくらやっても脳は喜ばないのである。逆に言うと、出来ないことができるようになる快感を覚えてさえしまえば、人間はその快感を求めて、出来ないことにこそ集中するようになる。そこが味噌である。

僕の中学時代
小学校から中一までまったく勉強が出来なかった僕にとって、中二・中三はドーパミンが出まくった時代だった。中二になって友達と先生に恵まれた僕は、出来なかった勉強に目覚めていく。30点、40点だった僕が80点、90点を取るようになったのだからドーパミンは止まらない・・・・そう、勉強の楽しさを教えてくれたのは先生と友達だった。その楽しさが40年以上経った今も、僕の脳みそを動かしている。

目的
勉強の目的を「希望校に入学する」なんていうつまらないことにしてはいけない。希望校に入ることが目的だと、そこでドーパミンはでなくなってしまうのだ。石神井に入学して、僕もその罠にはまった。君たちの脳みその可能性は本当に無限大なのだ。脳みそを使うことの快感、つまり「勉強」することの「快感」を覚えてしまえば、一生楽しく勉強できるようになる。

勉強は楽しい
そう、勉強は苦しいものではない。楽しいものなのだ。それが証拠に勉強しても、痛くなるところはない。10000m走ることに比べても・・・腕立て伏せを100回することに比べても「楽チン」な訳で、少なくても苦しいものではない。だから楽しささえ感じてしまえば、どんどん勉強したくなる。50歳を過ぎてもそれは変わらない。

英語
僕は「英単語」を覚えるのが苦手だった。高校時代は「単語力」が無くて、随分苦労した。英語で「1」を取ったのだから酷いものだ。ところが、大学入試の勉強で毎日100個の英単語を覚えるトレーニングをしていたら・・・大学入試は満点だった。入試で使えたという快感は大きかった。しかし、それよりも大きいのは英語の本を読むときに「理解できる」「面白い」という快感だ。その快感があるから、僕は英語の本を読み続けている。中二のときに会った千恵子先生が僕に英語の楽しさを教えてくれた。それがきっかけになって、今でも僕の脳みそを動かしている。「先生」ってすごいなあって思う。

パパ来て!
トイレから僕を呼ぶ声がする。ママがいるときでも、ウンコのときは何故か「パパ来て!」が多い。いつまで空のお尻を拭くのかなあ・・・・

落下
空がかなり高い棚から落ちた。足から着地したところが斜面だったので、ショックは大分弱まったと思うが・・・・落ちるのを見ていたママはビックリしたらしい。男の子はよく落ちるものなのだ。俺も何回落ちたことか。頭から落ちなくてよかった!
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8月19日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第231弾! 2008.8.19(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第231弾! 2008.8.19(火)   たかやん

今日も塾日記から・・・

継続は力なり
Rちゃんは中学校1年生の英語の教科書を全て暗誦できた。普通の人はそれを聞いたら「天才!」かと思うだろう。だって、教科書を丸々覚えられる子は1000人に一人もいないだろうから。でも、Rちゃんは「天才」ではない。毎日、毎日英語の教科書を暗誦する努力家だったのである。つまり「努力の天才」だったのだ。「継続は力なり」という言葉はそういう意味なのだ。人は「天才」にはなれないが、誰でも「努力の天才」にはなることができるのだ。僕はみんなに「努力の天才」になって欲しい。そう思っている。

携帯
「時は金なり」という言葉がある。君達にとって「時間はお金のように大切です」こう言っているのだ。そう時間は大切だ。一日86400秒の時間をダラダラと病人のように寝て過ごすか、本気で生きて充実させるかの違いは余りにも大きすぎる。アユに「携帯の使用料はいくらくらい?」と聞いたら、「月に2万円くらい」という答えが返ってきた。携帯こそが「時」と「金」の両方を君達から奪っていくものだということを知っておいた方がいい。我が家も携帯は使っている。お袋と夫婦の三人で月に10000円が基本である。携帯の使いすぎはお金の使い過ぎ、そして時間の使いすぎなのだ。中高生が一人で月に10000円も携帯に使って良いわけがない。そんな時間もそんな金も中高生には払いすぎである。

手抜き
最近、特に「料理に手抜きはいかん」と、思うようになってきた。手を抜けば「楽」にできるが、人を「幸せ」にはできないからである。子供たちの毎日の感想を見ていると、朝食の手抜きが見えてくる。「朝から子供たちを幸せにする」チャンスを逃しているように見えてしょうがない。朝の時間をどう使うか・・・・大人の知恵の見せ所だ。最悪は「朝ごはん抜き」である。朝食の準備も片付けもいらない。1時間多く寝ていられるのだから、確かに楽である。しかし、失うものは余りにも大きい。「子供たちにビタミンIを!」 

ビタミン愛
「ビタミンIってなあに?」「ビタミン愛だよ」「ふーん」「なるほどねえ」今日はこういう質問もしてみた。「カップラーメンを一年間でどれくらい食べる?」という質問に、「数えられない!」と答えた子供たちが半分もいたのだ。それが今の常識だとしたら、余りにも悲しい。一方で「生まれてから1回だけ」「年間1回あるかないか・・」という子達もいるのだから・・・・。カップラーメンはお金で買えるが、ビタミン愛の入った料理はお金では買えない。
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8月20日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第232弾! 2008.8.20(水)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第232弾! 2008.8.20(水)   たかやん

一日
いろんなことがあった一日だった。体も使ったし、頭も使った一日だった。そしておったまげた一日でもあった。

ボルト
あのマイケル・ジョンソンの記録を破ったのには、おったまげた。人間はどこまで速く走れるのだろう・・・・不滅の記録なんてものはないのかも知れない。その内、日本にも10秒を切る選手が出てくるということだ。

上野
アメリカ戦に続いてオーストラリア戦での完投。これにもおったまげた。普通の人じゃあできないだろう。しかも、最後には勝ちきったのだから凄い。明日は三度アメリカ戦。恵みの雨なんかが降るといいのだが・・・

サヨナラ
決勝打を決めたのは24歳の西山選手。彼女は心臓の病気を持っている。「大動脈弁閉鎖不全・大動脈勉狭窄」運動が制限され、かけっこが禁じられる病気だ。それでも彼女はオリンピックに出て、そして決勝を決めるヒットを打った。同じ病気の息子を持つ親として、本当に嬉しい瞬間だった。ただ、彼女の人生は長い・・・「グラウンドで死ぬのは怖くない」と彼女は言ったらしい。亮も昔、同じことを言った。それでも親より死なれては困るのである。幸せに、そして長生きして欲しい。親はそう思うのだ。

小野伸二
久しぶりの代表。わくわくしながらサッカーを見た。結果は負けたけど、小野伸二のファンは嬉しかったのじゃあないかな。僕は彼の笑顔が好きだ。サッカーをするときの幸せそうな顔が好きだ。彼の笑顔を見ているだけで、サッカーをやりたくなってくる・・・。彼がいない岡田ジャパンには可能性をあまり感じない。


孫の楓が夏休みに毎日塾にやってくる。娘の雪の勉強を殆ど見たことがなかった親としては嬉しい限りである。五中の制服を着ている楓は昔の雪によく似ている。親子三代で同じ校歌を歌えることもまた幸せなことである。
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