Diary 2008. 4
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4月11日 (金)  『一生懸命』幻の議員日記 第101弾! 2008.4.11   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第101弾! 2008.4.11   たかやん

生徒の目
いよいよ1学期が始まった。先生という仕事は大変だ。その仕事を評価するのは、実は校長ではないからだ。校長に気に入られるのは簡単だ。校長に気をつかい、学校ではきちんとした身なりをして、飲み会には必ず出席し、ネクタイをしてお酌をし、県からの委嘱は進んで引き受け、職員会議では常に校長の原案に賛成し、常に校長を誉め、そして研究授業では頑張って見せる・・・・それで校長からの評価が下がることはないだろう。
ところが生徒の評価は校長の評価とは違うのだ。生徒の目は厳しい。成績は公平に付けているか、そもそも生徒に公平に接しているか、言っていることと、やっていることが違わないか・・・・
授業は分かり易いか、そして楽しいか、板書は綺麗か、普段の言葉遣いは綺麗か、生徒と親の前で態度が違わないか、授業に遅刻はしてこないか、生徒と一緒に掃除や行事に燃えるか、相談相手になってくれるか、お話は上手か、いじめを見逃さないか・・・・こういうことは、毎日のこと。生徒の目はごまかしようがない訳で・・・・僕自身も生徒達に「通信簿」をつけてもらったことがあるが、なかなか厳しいのである。

生徒の目2
「先生がね、タバコの吸殻を校門のところに捨てたんですよ」「みんなで数えたら17本もありました」「キャビンマイルドとマイルドセブンでした」笑えない話である。思い当たる先生達は反省してもらいたい。新座市では学校内では煙草を吸ってはいけないことになっているからだ。校門のところでニコチン中毒の先生達がプカプカやっているのもみっともないが、校内で吸った吸殻を校門の外に捨てる先生がいるのでは話にならない。
「先生達が外で煙草を吸っているのを見たことがない」という子どももいる。どちらの学校も校舎の中でタバコを吸っているということだ。生徒に厳しく、自分に甘いのでは「教育」はできない。生徒の目は厳しい。普段は評価される側だから何も言えないけれど、毎日毎日、先生達を評価しているのだ。どうか、そのことを忘れないで欲しい。

一流校
僕の中学の時の名物教師だった仙人こと土田先生は、「一流校というのはトイレが綺麗なのである」が口癖でした。放課後は必ずトイレ掃除をされていました。

こんなメールが大学の後輩から来た。確かにその通りだと思う。一流校はトイレが綺麗なのだ。裏返しするとトイレが汚い学校は2流、3流ということになる。
新座の学校を一流校にする。それが僕の夢である。
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4月12日 (土)  『一生懸命』幻の議員日記 第102弾! 2008.4.12   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第102弾! 2008.4.12   たかやん

公園で・・・
母さんが空の自転車を押す。足元が怪しい・・・補助なしの自転車で練習中の空も怪しい動きをする。それでも祖母ちゃんと孫が仲良く遊んでいる姿は、見ていて微笑ましい。空はもの凄いスピードで進化をしている。母さんは徐々に衰えている・・・今度母さんが新座に戻る時はもう一緒に遊べないかも知れない。そんなことを考えていたら、ちょっと寂しくなった。

手打ちうどん
久しぶりにうどんを打った。小麦粉に水と塩を入れ捏ね、冷蔵庫へ。その間に鰹節で出汁をとり、豆腐屋さんで買った油揚げに味を付け、小松菜を茹で、お湯を沸かす。そして、麺棒で延ばす。空は大喜び。どうやら粘土と勘違いしていたらしい・・・・我が家では肉汁うどんが一番人気だったが、きつねうどんもなかなか美味しいのである。うどんを茹でて、氷水で滑りを取り、もう一度つゆの中に入れ温める。そして、その隙にネギを切る・・・・久しぶりの工程だったが、体が覚えていた。そう、昔のある時期僕は「うどん屋」だったからだ。今考えると、本当に恥ずかしいくらいの数ヶ月間の「うどん屋」だったが・・・それでもファンはいてくれた訳で・・・・

美味しい!
今日のうどんにかかった経費は四人前で600円ほど。そう、手打ちうどんは安上がりなのだ。四人前作るのに、使う小麦粉は120円。それで四人がお腹いっぱい食べられるのだから笑える。小麦粉の値段が上がると言っても、自分で作れば安いものだ。来週はパンに挑戦するとしよう。

ホームページ
新学期になり、先生達は新しい子ども達との格闘が始まる。昔と違い、モンスターペアレントとの格闘も同時に始まるだろう。新しい子ども達に新しいクラス。そして新しい学年の先生達とのコミニュケーションも取らないといけない。去年までと方針が変わることもあるだろう。4月は先生達にとって、本当に重要なスタートの月になる。新しい子ども達との出会いは本当に新鮮だ。でも、現実は年々厳しくなってきている。その上給料は上がるどころか下がってきていると聞く。新座市は先生達から月1500円の駐車料まで取るのだから、本当に酷い話だ。月1500円と言っても、年間にすると18000円。一時停止違反2回分だ。授業で余計な神経を使い、生徒指導に疲れ果て、給料が他市より低いのでは割に合わない・・・・。
それでも、敢えて言いたい。ホームページは更新して欲しい。サーバーがダウンしっぱなしの僕が言うのもなんだけど・・・新しい年度が始まったのだから、さあやるぞ!という雰囲気を出して欲しい。新座市内23校で「学校便り」等ではっきりと4月以降に更新しているのが分かる学校は5校ほどしかない。大和田・片山・八石・栄小・・そして新座中。先生達が忙しいのは分かる。学校の評価はホームページなどではできないことも知っている。それでもホームページは学校の顔なのだ。少なくても校長の「学校便り」くらいは掲載しようではないか。それも出来ないほど、今の学校は荒れている・・・そうは思いたくないし、それもできないほど、先生達がやる気を無くしているとも、僕は思いたくない。学校は急には変わらない・・・地道に「トイレ掃除」のように「ホームページの更新」のように徐々に変化していくものなのだ。
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4月13日 (日)  『一生懸命』幻の議員日記 第103弾! 2008.4.13   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第103弾! 2008.4.13   たかやん

ボランティアの輪
教え子のお父さんがボランティアを買って出てくれた。少しずつボランティアの輪が広がりつつある。議会がない時の議員は時間がある人が多いのだから、どんどんボランティアをやったらいいと思う。欧米では議員がボランティアをやるのは当たり前らしい。そういうところは真似しないとね。


うどん
今日もうどんを打った。ヒレ肉のブロックを470円で買ってきて、肉汁うどんを作った。脂身がないので、鰹節も使って出汁をとった。ネギと小松菜は昨日の残りを使ったので、今日の予算は590円。それで4人前が完売。二日続きなのにみんな「美味しい!」と言ってくれた。こんなに喜んでもらえるなら、今度みんなを招待して「うどんパーティー」でもやろうかな?花粉が終わる頃に、バーベキューも一緒に。どうよ一早。

後期高齢者
「保険証が来たわよ」というお袋。初めて見る「後期高齢者医療被保険者証」は質素な紙でできていた。どうやら「長寿医療制度」の長寿は間に合わなかったらしい・・・。朝、NHKのテレビ討論を見ていたら、後期高齢者医療制度に賛成は自民・公明で反対が社民・民主・共産・日本新党という構図だった。ところが新座市では自民・公明・刷新対共産・語る会という構図な訳で・・・・・新座市は特にお年寄りに冷たい市ということになりそうだ。財政難という理由でお年寄りにしわ寄せがいき、財政難だというのに、道路や区画整理はやるというのだからどうかしている。新座市には社民も民主も日本新党もいないのか・・・・。これこそ国政との捻じれ現象かも知れない。

定数削減は失敗
そう考えると、定数削減は失敗だった。賛成した僕が言うのもなんだが、今の定数26を市民の側から見ると選択肢が減ったことになるからだ。国政は自民・公明が連立与党になり、社民・民主・共産・日本新党が連立野党になっている。少なくても6つの政党から選ぶことができる訳で・・・新座市のように自民(7)・公明(7)・刷新(5)の与党に対しての共産(6)・語る会(1)の野党では余りにも力に差がありすぎる・・・。定数削減の経済効果?は年間2600万円ほど。10年で2億ちょっと。それに対して、新座駅北口の区画整理だけで150億なのだから桁が違う。与党が多いということは今の借金体質が変わらずつづくということ。そう考えると定数削減はやはり失敗だったという結論になる。

議運
明日は議運がある。1時半からの予定だ。遅刻はできぬ。1時には席に着いていることにするか・・・。

控え室
語る会の控え室が三分の一の広さになる。一人会派だから、しょうがないと言えばしょうがない・・・。この間、4人がかりで色々移動してみた。狭い部屋の中にロッカー、書棚、机、応接用の椅子が入るのだから大変だ。もう朝のトレーニングはできそうもない。その分、仕事をしっかりやれればそれでいいか。
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4月14日 (月)  『一生懸命』幻の議員日記 第104弾! 2008.4.14   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第104弾! 2008.4.14   たかやん

舞ちゃん
小雨降る中、舞ちゃんのお迎えに行った。どうしたら、雨に濡れないようにできるか・・・それがなかなか難しい。舞ちゃんが濡れてもいけないし、車椅子が濡れてもいけない。それでも何とか濡れないで行けた。一日の始まりが、石神小学校というのはいい。小学校には良い「気」が溢れているから。

一年生
S先生とお喋りしていると、可愛い女の子が泣きべそをかいて登校してきた。「名札を忘れたから家に戻ったら・・・遅刻してしちゃった」ということらしい。「大丈夫だよ」「全然大丈夫だからね」小学校の先生は本当に優しい。それを聞いて、忘れ物に付き合って、一緒に家に帰ったお兄ちゃんも安心した様子だった。僕はその女の子の涙を見ていたら、泣きそうになってしまった。いいねえ、ピカピカの1年生。心もピカピカの一年生。僕の夢の中に小学校の先生がある。大体の夢はかなったのだが・・・いつの日か、小学生の前に立つ日も来るだろうか・・・・。

始業式
今日は空の始業式。荷物が多いので、車で送っていった。空は今日から年中さんだ。先生は去年と同じS先生。僕が大好きな先生だ。空は帰ってくるなり、「幼稚園楽しかった」「早く明日にならないかな」と嬉しそうだった。

30分前の法則
1時半から議運があった。議会便りのレイアウトが議題だったので、1時間くらいで終わるかと思っていたら・・・なんと4時半まで延々と続いた訳で・・・かなり疲れた。今日は勿論、1時過ぎには一人で会議室に座っていた。30分前の法則である。一人の時間にかなり本を読めた。

休日議会
6月の休日議会は「一般質問」に当てることが今日の議運で決まった。各会派一人を代表で出すことになり、「語る会」は必然的に僕になってしまった。ずっと最終日だったのに、今回は2日目。僕も大変だが、執行部もねえ・・・

シングルス
夕方、久しぶりにシングルスをやった。体が重く、走れない自分に驚いた。負けはしなかったけれど、10%くらいの力しか出せなかった気がする。それでも汗びっしょりかいてのテニスは本当に楽しかった。長谷川さん、ありがとう!またお願いしまーす。

お風呂
シングルスの試合を途中で終わりにしてもらって、いなげやまで走った。買い物中の空達と合流し、家に帰って空と一緒にお風呂。15分で洗って、遊んで夕御飯。焼きそばを10分で食べて塾へ。忙しくても空とのお風呂が楽しみでしょうがない。お風呂の中で「今日はパパと寝る!」と嬉しいことを言う。塾から飛んで帰って来たが、空はママの隣りですでに熟睡していた。
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4月15日 (火)  『一生懸命』幻の議員日記 第105弾! 2008.4.15   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第105弾! 2008.4.15   たかやん

天引き開始
後期高齢者医療保険の保険料がいよいよ年金から天引きされ始めた。介護保険に続いて医療保険も年金から天引き・・・高齢者の怒りと絶望感が推測できる。年額平均7万2千円の悲鳴が聞えてくる。中には2か月分で4万5900円も引かれた人もいたらしい。年金生活の経験はないが、多分ギリギリのところで生活している人が多いと思う。そのギリギリの中での7万2千円は余りにも重い。

消えてなくなれ○○○
自民党と公明党はこの○○○の中に「高齢者」を入れたいらしい。日本を支えてきた高齢者は、そう感じるに違いない。当然、高齢者も次の選挙の時は黙ってはいない。この○○○の中に、「自民党」や「公明党」を入れたくなるだろう。75歳以下の人たちだって同じだ。みんなやがては75歳以上になるのだから・・・・どれだけ、痛みがあるのかを選挙の時に思い知らせなくてはいけない。

議員年金
市議会議員も12年間勤めると「年金」の支給対象になるらしい。国民年金は最低25年ということを考えるとおかしな話しだ。でも25年の方がおかしな話だとすると最低12年は妥当かも知れない。そして、その金額は月に10万円未満。余程の貯金でもない限り、普通に生活していくことは無理だろう。その時になって、「年金天引きはないだろう!」「後期高齢者医療制度なんかふざけるな!」と思っても遅いのだ。同じ議員でも国会議員や県会議員は待遇が全然違う。県会議員でさえ、年収が2000万を軽く超えると市長が答弁していたが、市の職員の平均年収を下回る市議会議員とは比べようがないくらい報酬が高いのである。そうなのよ・・・市議会議員の報酬は市の職員の平均より低いのよ・・・。知ってました?

先生の給料
そう考えると教師の給料はなかなかのものだ。教員をやめて10年以上経つが、当時の給料は手取りで30万は楽に超え、ボーナスも夏・冬とも100万以上は貰っていた。教員を辞めて一番ショックだったのは入学式の季節の寂しさだが、次にショックだったのは6月のボーナスが無かったことだ。21年間、当たり前のように来ていたものが来なくなる・・・・教員を辞めた現実は厳しかった。辞めたいという人も沢山いるだろうけれど、辞めた経験から言うと・・・「ちょっと待った!」「頭にくることもあるだろうが・・・」「ここは我慢のしどころだよ」「頭にくる管理職もその内いなくなるんだから」「続けなさい」ってところかかな。説得力がないかも知れないけれど、現実は結構厳しい。僕はやめたことをこれっぽっちも後悔はしていない。それでも今から辞めようという先生には、「待った!」をかけたくなる。
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4月16日 (水)  『一生懸命』幻の議員日記 第106弾! 2008.4.16   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第106弾! 2008.4.16   たかやん

ついてる、ついてない?
朝、いつものように母さんと二人で黒目川へ散歩へ行った。大きな空のゴミ袋とトングを持って・・・。橋の下に目をやると、大量のゴミ。近くへ行くと、タバコの吸殻・酒類のゴミが散乱していた。煙草はおよそ100本。まだまだ人間ができていないから(飲んでも、吸ってもいいけど片付けろよなあ・・・)とブツブツいいながら拾っていると、500円玉が落ちているではないか・・・。人間が出来ていないから(あら、ついているかも・・・)と笑顔になる。そして、帰ろうとすると排水溝のところにビニール袋が見えた。排水溝の上には草がいっぱい生えていたので、大丈夫かなと、何気なく足を踏み出すと・・・ズボっと右足が中に入ってしまった。慌てて抜くと、靴がついてこない・・・しかも酷い悪臭・・・右手を溝の中に突っ込み・・靴を取り出したが、真っ黒で・・・本当に参った。とほほ。

ついてる
こういう時、僕は無理をしてでも「ついてる!」「ついてる!」と声に出すようにしている。庭でズボンと靴を洗い、風呂でシャワーを浴びると、右足には酷い傷。落ちた時にコンクリートで擦りむいたのだ。それを聞いて、ママが一言。「パパでよかったね。小さな子どもだったら大変だったよ。」そうだ、やっぱりついている。僕はそう思った。拾った500円玉も溝に落ちた時に落としたらしい・・・・朝から色々あったのだった。

サポーター
実は10年ほど前からずっと左膝が痛い。テニスとサッカーで無理をして、痛いのに我慢して子ども達と試合をしていたのだ。ちゃんと治療をしなかったので、いつの間にか僕の左膝には力が無くなり、片足で膝を曲げられないくらい弱ってしまっている。それが余りにも痛いので、その左足にサポーターを付けてみた。すると、曲がるのである。曲げて体重をかけても痛くないのだ。(サポーターというのはこういう役割なんだな・・)と僕は思った。ちょっと手を貸してあげるだけで、不自由なことが自由になる。痛みがあることが痛くなくなる・・・・。僕も誰かにとって、そういうサポーターになりたい。そう思った。

校長室日記
石神小学校の校長室日記はいいかも知れない。短い日記だが、写真もあり、温かみを感じるからだ。児童の活動も写真入でいい感じ。そう、ホームページなどちょっとした工夫でなんとでもなるのだ。毎日ではなくても、こうして続けていけば読者は増えていく。石神小を応援する人も増えていく。文章には人間性がでるからだ。23人の校長がもっともっと人間性を出せるようになったら・・・ホームページは充実していくだろう。そして学校そのものも・・・・。ホームページを更新し、学校長の顔が見える学校がまた一つ増えた。いいことである。

Great teacher
Good teacher explains, superior teacher demonstrates, but great teacher inspires.
「よい先生は説明し、優秀な先生は自分でやってみせる。だが、偉大な先生は生徒をやる気にさせる」という諺が好きだ。子ども達が偉大な先生に出会った時の変化は凄い。明らかにやる気が出ているのが見えるのだ。そして表情も激変する。集中していて、リラックスしている。そう安心しているのが分かるのだ。僕はどちらかというと、専らやってみせるタイプだったが、世の中には“やる気”にさせるのが上手な先生がいるものだ。新座市にもそういう先生が何人もいることを僕は知っている。そういう先生達を他市に取られてはいけない。それこそ新座市にキープしておかなければ・・・・Great teacherは新座市の宝である。
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4月17日 (木)  『一生懸命』幻の議員日記 第107弾! 2008.4.17   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第107弾! 2008.4.17   たかやん

学級通信の話
新学期になり、いくつかの学級通信との出会いがあった。担任の先生の意気込みが伝わるものもあれば、単なる連絡で終わる形だけのものもあった。先生達も大変だと思う。本当は子ども達に伝えたいことは山ほどある。だけど、モンスターペアレントや管理職の目を気にして、本当の気持ちを書けないことが多いからだ。

校長にも色々
中村敞一郎、村山惣一、鈴木彰、宮腰東海、木下保則、遠藤・・(下の名前が思い出せない・・・失礼)僕は6人の校長の下で働いてきた。彼らの中には僕の『一生懸命』のファンもいれば、僕を校長室に呼びつけ、「なんなんだこれは!」と説教した校長もいる。怒る校長に限って、「学級通信は必ず校長に提出するように!」と職員会議で言うものだ。勿論、僕は「楽しみにしているよ」という校長以外には『一生懸命』を見せるようなことはなかった。結論から言うと、校長など気にしないことだ。学級通信を読むのも、それから何かを感じるのも、お嫁に行くまで家に保管しておくのも、みな子ども達(保護者達)なのだ。毎日書けば、失敗もあるさ。それこそ、突っ込まれることもあるだろう。だけど、何も書かないより100倍ましだ。学校便りは校長が責任を持って発行する。学級通信は担任が責任をもって発行する。それでいいんじゃないか・・・。
そりゃあ、校長にもファンになってもらう方がいい。校長に応援してもらうほど心強いことはない。でも、そういうタイプじゃあなかったら、相手にしないで書けばいい。
学級通信を沢山書いた経験のある校長は学級通信には温かいアドヴァイスをくれるものだし、反対に経験の無い校長は否定的になることが多い。そんなものなのですよ・・・。

だから・・・
校長先生。書いている先生をもっと誉めましょうよ。毎日書いている先生がいたら、誉めてあげましょうよ。そして、いいのがあったらみんなの前で誉めましょうよ。そして「学校便り」を書くときに参考にすればいいんです。先生達の中には、校長より遥かに上等な文章を書く先生もいるはずです。そういう時は、盗ませてもらうんです。「朝礼」のお話に使わせてもらうのもありです。子ども達の笑顔が浮かび上がってくるような、そんな通信もあるでしょう・・・先生の笑顔が、泣き顔が見える通信があるでしょう。そういう通信が本物なんですよ。先生達が「学級通信」に燃え、校長達が「学校便り」に燃える。そういう学校の子ども達は幸せです。ご飯の時に、そういう通信が話題になって、子ども達の心と一緒に、親の心も成長できるから・・・・校長がどんなに頑張っても、各クラスの子ども達の表情までは見えない。でもね、いい学級通信があると、それが可能になるんです。学級通信にはそういう力があるんですよ。「なこたあ分かってらい!」という校長もいるでしょうが・・・・。校長が最高到達点だと勘違いしている人達が沢山いますよね。努力していない校長には魅力がないものです。そういう人がトップの学校の先生と生徒は本当に可哀そうです。

夕刊
何で学級通信かというと、朝日の夕刊にこんな記事があったからだ。「学級通信続けた元教師」「がん病床発 命の教え」すい臓がんで余命数ヶ月と医者に宣告された元先生が、毎日葉書に「通信」を書いているというのだ。それをホームページで公開して、その反響が凄いらしい・・・。そりゃあそうだ。命がけで書いているのだから、その言葉には重みがある。命がけの言葉には力がある。その先生の何かを伝えたいという思いの強さに脱帽する。さっそく、そのホームページにアクセスしようと思う。
http://www29.atwiki.jp/yamabikokai/pages/23.html
山田暁生の教育子育てメッセージ
子どもにとって、安らぎの場となる家庭 10のタイプ
1  明るく、つねに冗談が飛び交う家庭。
2  子どものユーモアに上手につき合える親であること。
3  本当のことを言ったとき、たとえそれが悪いことでも、頭ごなしに叱ったり、罰したりしない。
4  みんな健康で、それぞれが好きなことを思いっきりできている家庭。
5  隣の芝生を気にしない。マイペースのわが家。
6  家族が、あいさつや感謝、ねぎらいの言葉を互いによくかけ合っている。
7  時には夫婦げんかがあっても、基本的には仲が良く、楽しい会話が行き交っている。
8  きょうだい、親子、みんながよく助け合い、支え合う家庭。
9  深刻にならず、家族みんなが、真剣に、力を合わせて、やる時にはやる家庭。
10 楽天的。開けっ広げ。時には大笑い。温かい言葉のかけ合いがある家庭。
             「中学生を持つ両親へ」より あすなろ書房

* 山田暁生さんの「中学生を持つ両親へ」のメッセージは「家庭」は勿論、そのまま「学校」にも通じる。凄い先生がいるものである。
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4月18日 (金)  『一生懸命』幻の議員日記 第108弾! 2008.4.18   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第108弾! 2008.4.18   たかやん

子どもの感性
「パパ、緑がたくさんだね。綺麗だねえ・・・もう春なんだねえ・・」昨日、空と一緒に黒目川を自転車で走っていた時、空がこう言った。本当に緑が綺麗なんだ!そう言いたいらしかった。「パパ、こんなに緑がきれいなの、初めて見たよ!」と嬉しそうな空。半世紀以上生きている僕らには、どうやらそういう感性はないのかも知れない。そう言えば、本当に綺麗な緑だった。

英会話
新座市は「英会話教育特区」である。毎年7000万をかけて、「英会話」に取り組んでいる。10年で7億のお金を「英会話」につぎ込んでいる市は少ないだろう。最近、子ども達と英語の勉強をしていて思うことがある。英語の教科書を全部暗誦したら、かなりの会話ができるようになるのではないか・・・・。もしかしたら、昔からの方法かも知れないが、本気でやる人は少なかった。試験前の暗誦ということではなく、1年かけて教科書の本文を全部覚えてしまう。そして書けるようにするのだ。お金はかからないし、筆記テストもできるし・・・話せるし・・・右脳はひらけるし、一石四鳥だと思うのだ。
教科書を全部暗記する。難しいようで、結構簡単だ。みんなで、本気でやってみる価値はあると思う。

お袋
明日、お袋を連れて富山へ行く。兄弟三人で送っていく。兄貴達は二人とも月業日の仕事を休んでいくのだから凄い。僕は帰った日にも塾。貧乏暇なしって奴か・・・・
お袋は部屋の片付けをしている。半年いた自分の部屋を片付け、そして一緒に住んだ僕らと別れることを心の中で整理しているのだと思う。特によく遊んだ空との別れは辛いはずだ。富山と東京・埼玉の往復はいったいどれくらいしたのだろう・・・・小さい頃は、お袋に連れられて、僕らはよく準急「白山」に乗った。新大久保から田舎の家までは半日以上かかっていた。蒸気機関車に乗り、トンネルの中に入る直前に窓を閉める。閉め遅れると、窓から煙が入ってきて、乗客の顔は煤まみれ!そしてみんなで大笑い・・・そんな幸せな時代もあった。もっと小さい頃には帰省列車が混んでいて網棚の上で寝ていったこともある。高速道路が整備されてなくて、みんな汽車で帰省したのである。上野で窓から投げ入れられて、席取りをして誉められたりしたことも記憶にある。そう考えると、富山と東京・埼玉の往復は多分100回以上になるのではないだろうか・・・・そして、その中心にはいつもお袋がいたと思うのだ。お袋がいるから富山に帰る・・・父さんがそうだったように、僕ら兄弟も明日富山に帰る。
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4月19日 (土)  『一生懸命』幻の議員日記 第109弾! 2008.4.19   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第109弾! 2008.4.19   たかやん

6時半
下の兄貴が室蘭ナンバーの車で迎えに来た。お袋の荷物は結構多く・・・全部を積み込んだのは7時前ちょっと前だった。

寝顔
空はまだ寝ていたので、寝顔をそっと触って「行ってきます!」。しばらくして、もう一度同じことを・・・・無事に帰ってこなくてはいけないと思った。

新座駅
千葉の四街道に住む上の兄貴が新座駅で待っていた。7時過ぎ、四人全員が揃った。運転は下の兄貴、僕は助手席で関越へ・・・

トイレ休憩
長野で一度トイレ休憩をして、その時に運転を交代。長野道が出来て、405キロはあった道のりが350キロくらいに短縮。関越が出来た当時は8時間半はかかっていたのだが、なんと3時間半くらいで朝日町まで行ってしまった。

買い物
入善町のスーパーで買い物。今夜の夕飯、明日の朝、そしてビールに焼酎などを買った。半年あけた家に何があるか・・・・調味料などがあるのか、誰も覚えていないので、ちょっと心配だった。

半年
冬の間留守にしていた家だが、それ程汚れてはいなかった。ただバルサンを炊いておいたので、虫の死骸がいくつか転がっていた。水道も綺麗な水がでるし、電気もガスも大丈夫で安心した。

布団干し
昼御飯を軽く食べて、直ぐに布団干しにかかった。兎に角今夜使う布団を干さないと・・・・物干し竿は勿論、二階のベランダも一回の廊下も庭の木も使って、かなりの数を干した。それでも干し場が足りないので「兄貴、布団干し?買に行こう!」と提案したのだった。


今日の昼は押し寿司。富山の魚はやはり美味しい。そして夜は鍋。富山は魚も美味いが、米も野菜も美味いということを確認したのだった。
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4月20日 (日)  『一生懸命』幻の議員日記 第110弾! 2008.4.20   たかやん

『一生懸命』幻の議員日記 第110弾! 2008.4.20   たかやん

朝食係
6時過ぎに起床。朝食を作り始める。下の兄貴は料理をするが、上の兄貴は全く駄目。当然のように朝食係は末っ子の仕事になる訳で・・・

メニュー
今朝のメニューは富山の美味しいご飯に味噌汁・納豆・とろろ汁・キス・チリメン大根おろし・ブロッコリーとトマトのサラダ・オクラの胡麻和え・ふりかけ・海苔。まあ我が家の朝ご飯と同じような感じになるのは仕方がない訳で・・・・

窓拭き
朝ご飯が終わると窓拭き。雑巾がけの残り。そして布団干し。そう今日もどういう訳だか晴れているのだ。天気ばかりはどうにもならない訳で・・・ついてる、ついてる!

買い物
そして8キロ先のスーパーにお買い物。お袋の手押し車や布団干しを買ったのだが、何と合計3万円に・・・手押し車は自転車よりも高かった!

うどん
昼はうどん。あっと言う間に食べ、ふとん干しを組み立て、布団を干して・・・押入れの中のものを全て出して、掃除をして、スノコを敷き、20枚以上ある座布団も全て干して・・・・それから障子を貼った。気がつくと4時だった。

温泉
昨日に引き続き、温泉へ行った。「700円は高いよ」と三男の僕。「自分へのご褒美」と、気にもしない金持ちの長男・二男。

気がつけば・・・
なんやかんやで気がつけば、財布の中味は300円しかなく・・・富山に来てから3万近く使ってしまった三男であった。後で兄貴達に返してもらわないと・・・


夕飯が終わり、みんなで炬燵で話をしていると、どこからか鼾が聞えてくる。いつの間にか長男が眠っていた。その内、僕も眠ってしまい。気がつくと台所が綺麗になっていた。どうやら二男が洗い物をやっていてくれたらしい。ありがたや、ありがたやと。
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