Diary 2009. 1
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1月31日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第31弾! 2009.1.31(土)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第31弾! 2009.1.31(土)   たかやん

陵平味噌
昨夜から仕込んでおいた陵平味噌の大豆。それを朝から煮始めた。灰汁を取っている間に、麹と米そして塩を混ぜる。

メンバー
今日のメンバーは五中の卒業生が5人。六中の卒業生が1人。陵平のお母さんに県会議員が1人。子どもが5人という構成だった。そのメンバーが朝から晩までかかって、3樽の味噌を仕込んだ。

ゆか
空は朝から興奮していた。大好きなゆかが遊びに来るからだ。本当に仲良しな二人を見ていると、僕らも笑顔になってしまう。

りゅう
ゆかの弟はりゅう。まだ6ヶ月だ。まだ人見知りをしないので、随分抱かせてもらった。空がまだりゅうくらいの頃、真夜中に泣いている空を朝まで抱いた感覚が蘇ってきた。

恋話
今日の半分は「恋」の話をしていた。若い教え子達は丁度人生の曲がり角にきている。幸せになって欲しいから、おじさんの経験を語らせてもらった。

6年前の塾日記
『たかやん塾日記』2003.第168弾!  7月10日(木)

12歳
悲しい事件が起きた。12歳の子がが4歳の子を殺さなくてはいけなかったことが悲しい。今の僕には「空」という2ヶ月のどうしようもなくかわいい子がいる。だから勿論4歳の子の気持ち、そして4歳の子の親の気持ちを考えてしまう。そして、犯人の中学生を許せない気持ちでいっぱいになる。
だけど・・・・なんでその子は人殺しをしなくてはいけなかったのか・・・・それを考えると、どうしようもなく悲しくなるのだ。12歳で人を殺したい子なんていないはずだ。親だってそうだ。自分の子供を人殺しにしたい親などいるはずがない。だったらどうして?どうしてその子は人を殺さなくてはならなかったのか・・・・せめてそれを突き止めて欲しい。そう思うのだ。

僕は子供が亡くなる度に陵平君のことを思い出す。何で陵平君は死ななくてはいけなかったのか。どうして学校は彼を殺さなければいけなかったのか・・・・。その理由がはっきりとしない限り、何度でも同じことが起きると思うのだ。僕は陵平君のことを忘れてしまっている学校というものが理解できない。あの事件の責任を誰も取ろうとしないことが理解できない。人が一人死んで・・・何も変わらない学校というものが理解できない。あの時二中という学校は何かが狂っていた。あの学年の先生達は何かが狂っていた。それがそのままになっているということが信じられないのだ。
人の命はそんなに安くない。空と一緒に生きていて、そう思う。僕は誰にも空を殺させはしないし、空に誰も殺させはしない。少なくてもそう信じて生きていきたい。

いじめ
六中と新堀小と大門中のいじめの話を聞いた。こども達はいじめの情報をたくさん持っている。知らないのは学校だけだ。今回の沖縄の事件も学校は「いじめの事実はなかった。」などとボケたことをいっている。アンテナが立っていないのだ。アンテナを立てようとしないのだ。子供の表情をみないから、そういうことになるのだ。外見だけじゃあなんにもわからないのだ。アンテナの無い教師が増えてきている。外見しか見えないようではプロとはとても言えない。少なくてもアンテナを立てようとして欲しいのだが・・・・・

コピー機復活
塾のコピー機が使えない間、ずっと真実子のお母さんが会社でコピーをしてきてくれた。みんなが使っている大量の計算用紙も、メモ帳も真実子のお母さんからのプレゼントである。ありがたいなあと思う。今日やっとコピー機が復活した。だからこの日記は久々の自前である。また3万枚頑張ってもらおうと思う。天声人語も復活だ。     たかやん
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陵平を思い出す日
今日は陵平味噌を作る日。それは陵平を思い出す日でもある。6年前の僕は、塾の日記にこんなことを書いていた。陵平の死を無駄にしてはいけない。そのことだけは忘れないで欲しい。学校は子供たちに、生きる希望を与える場所でなくてはいけない。味噌を作りながら、恋の話をしながらも、僕はやはり陵平のことを考えていた。
Takayan <takayanchan@jcom.home.ne.jp>


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