Diary 2006. 8
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8月21日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第233弾!

「たかやん議員日記」2006.第233弾!  8月21日(月)

5時
早起きは気持ちがいい。世の中は静かだし、頭の中がどんよりしていないから、考え事もうまく処理されていく気がする。そして何より、一日の時間が長く感じられるのがいい。やりたいこと、やらなくてはいけないことが山ほどある。今朝も9月議会の一般質問の内容を考えていた。一日は長い方がいい。

毎日の法則
一日が長いと、たくさんのことを毎日続けることができる。ピアノも二桁の九九も英会話もハングルも・・・本も沢山読めるし、絵本を読む時間もできる。反対にそれを妨げるのがテレビとアルコール。テレビを見ていると、エネルギーがどんどん減っていくのがわかる。同じくらいに時間もどんどん減ってしまう・・。アルコールを飲むと楽しい気分になるけれど、ある限界(僕の場合それがまたすごく少量で・・)を超えると、何もできなくなり・・・寝てしまう。結局時間が無くなって・・・・。子供たちが勉強できるのはアルコールの習慣がないからかも知れないなどと思ってしまう。

ゼンリン
選挙にはゼンリンの地図が必需品だということを、僕はついこの間まで知らなかった。確かにゼンリンの地図を見ると、一軒、一軒の名前が載っていて選挙には役に立ちそうである。ところが字が小さいのだ。目のトレーニングをして調子のいいときは全部読めるのだが、疲れていたり、暗い場所だと番地が読み取れなかったりする。今日は少しだけ地図と格闘してみた。こういうのを老眼というのかも知れない。

抱っこ
空はママに怒られると、直ぐに「だっちゅ」と抱っこを要求してくる。眠りたくて、眠れない時も「だっちゅ」と僕に飛びついてくる。少し面倒臭いと思うこともあるけど、遠くに離れ離れになった時「今、一番したいことは?」と聞かれたら・・間違いなく『空を抱きしめたい・・・』と言うと思うから・・・疲れていても、眠くても、仕事の邪魔をされても・・抱っこをしていると幸せを感じる。そして抱っこをしていると、自分の小さい頃を思い出すのだ。自分と死んだ父さんがダブって感じることがあって、また幸せな気持ちになれるのだ。

靴下
亮と二人暮らしの時、よく「靴下を脱ぎっぱなしにするな!」と怒っていた。炊事も洗濯も掃除も全て一人でやっていた時代だったので、せめて靴下くらい・・・とよく怒った。ところが中二の冬に亮がニューヨークへ3週間ほど行ったとき・・・成田から帰って来ると、亮の靴下がポンと置いてあって・・・その靴下を見た瞬間、泣きそうになった。怒れる相手がいるということは幸せなことなのだ。その時、亮の存在の大きさを改めて感じた。親は子どもの面倒をみてあげているのではなくて、実は面倒を見させてもらっている。その時、僕はそう思ったのだった。

無理難題
学校の先生に親が色々と「無理難題」を言ってくる。という話をテレビでしていた。それが原因で先生が「心の病気」になってしまうのだそうだ。例えば、「旅行へ行くので、子どもを先生の家で預かってください。」とか「早起きできないので、家に来て起してください」とか「親同士が仲が悪いので、別のクラスにしてください」とか・・・確かに非常識だし、無理難題だが、そのどれも、僕自身は経験している。ただ、それが元でノイローゼになったことはない。両親が長期の海外出張の時に我が家で預かり、我が家から受験に出かけた教え子もいた。そういう子達は我が家の子達と兄弟のような関係になっていく・・・だからちっとも嫌ではなかった。朝、どうしても起きられなかったり、学校に行けない子達も我が家で預かった。まるでスパルタの合宿なので、あっという間に「早起きするから、家に帰して!」となるので、それも辛くはなかった。流石に親同士が仲が悪いという時は、どうすることもできなかったが・・・・一番困ったのは、九州の知らない母親から電話があって、うちの子を暫く預かってください。ときたときだ。その時は悩んだ末断ったのだが・・・。
出来ないことは出来ないといえばいいのだし、やれることはやってあげればいいのだと思う。勿論、やれてもやるべきではないと判断したら、やらなければいい。そんなに固く考えないで、楽しんで対応できるといいのだが・・・・・。非常識な親は確かにいるのだから、そういう時は相手が大人だなどと決して思わないようにすることだ。それこそ自分の信念を貫いて主張するいい機会だと思う。

親から無理難題、管理職からも無理難題・・・これは本当にキツイわなあ・・・。たかやん    


8月22日 (火)  「たかやん議員日記」2006.第234弾!

「たかやん議員日記」2006.第234弾!  8月22日(火)

早実と駒大苫小牧
手に汗握る試合だった。いつもは甲子園に興味がないのだが、今回はちょっとドキドキした。早実と駒大苫小牧・・・どちらを応援するかで、まず迷った。

早実には高校入試の時に、推薦入学を勧められたことがある。新宿区の軟式テニスの大会で僕らは個人も団体も優勝。2位が早実だった。そのライバル校の監督から「入学金、授業料免除でこないか?」と誘われたが断った。僕が断った理由は3つ。入る部活が「軟式テニス部」だったこと。早稲田大学にしか行けないこと。上の兄貴が入試で落ちていたこと。
でも、大好きな王貞治の出た学校だし、出身の東京代表だし・・・やっぱり応援したくなったのだ。

駒大苫小牧は北海道の高校。大学が北海道の僕としては、応援したくなって当たり前。下の兄貴が苫小牧にいたこともあって、早実にぶつかるまでは勿論応援していた。

3連覇対初優勝・・・そこで気持ちが決まった気がする。3連覇はやりすぎだ・・・あの桑田や清原もできなかったことをやってはいかん。そう思ったのだ。僕がどっちを応援しても結果は同じだったのだろうが、久しぶりに爽やかな甲子園ドラマをみさせてもらった。

インターハイ
いつも思うのだが、高校生達は他のスポーツもやっている。野球だけは高野連という組織があって、高体連という組織に入ってないから、テレビや新聞がついて、ああいう特別な試合ができるのだろう。他の高校生達はテレビに映らなくても、自分の全てを賭けて試合に臨んでいる。面白くないから、テレビでは中継されないのだろうけれど・・・もっと、もっと野球やサッカー以外のスポーツも見たいと思うし、中継してあげて欲しいと思う。テニスのインターハイ・・・僕の一つの夢だった大会だが、テレビで中継された記憶はない。野球以外の子ども達の汗も見たいなあ・・・

ぶっ通し
今日は朝の5時から今まで(夜の11時)、ぶっ通しで動いた一日だった。頭も体も心も使った一日だった。

消防操法大会
明日は消防団の消防操法大会の応援。集合時間と場所を確認しようと大佑に電話すると、大佑達消防団員は朝5時過ぎに集合して行くのだそうだ。真夜中に火災が起きると、どんな状態でも駆けつける消防団員。明日は五中時代の卒業生達がたくさん出場するらしい。彼らの勇姿を見てこよう!   たかやん


8月23日 (水)  「たかやん議員日記」2006.第235弾! 

「たかやん議員日記」2006.第235弾!  8月23日(水)

46日
第24回埼玉県消防操法大会に出場する為に、新座市第三分団が練習した日数は46日。4月から今日までの4ヶ月で46回練習したというのだから凄い。みんな仕事を持っている人たちで、夜の7時から10時くらいまで毎回3時間のトレーニングをしたのだそうだ。合計138時間の練習をしたことになる・・・・

8時過ぎにバスは市役所の第二駐車場を出発した。道路がかなり渋滞していて、鴻巣の消防学校?に到着したのは10時前。その会場では埼玉の代表の気合の入った掛け声が響いていた。

テントに入っていても面白くはないので、第三分団が集合している場所に移動した。そこには知っている顔が10人以上はいて・・・・話が弾んだ。今日の僕は写真班。大会出場前の緊張した団員達の表情を撮れたらと思って、カメラを向けた。

本番前の彼らの動きに驚いた。何度も何度も同じ動作を繰り返し、精神を集中し、そして体を動かす・・・まるで体育祭の応援団が出場を待っている時の雰囲気だ。そして全国大会の前に子ども達がウォームアップするときと同じ雰囲気が伝わってきた。

11時半。本番は感動した。彼らの走るスピードは全消防団の中で群を抜いて速かったのだ。動作もキビキビしていて、まるで甲子園の決勝の9回の攻防を見ているような気持ちになった。残念ながら優勝して神戸へ行くことはできなかったけれど、僕は彼らの必死な顔を見て、子どものような真剣な瞳を見て、本当に感動したのだった。ありがとう第三分団!そして本当にお疲れ様。

地域社会
たくさんの消防団をみて思ったことは、昔からの地域の団結というか、結びつきというか・・・古きよき時代の大切なものが残っているということ。学校以外で、地域の先輩、後輩、本当の仲間たちができる場所は、他には見当たらない。それぞれの消防団は地域の大応援団を引き連れての登場・・・まるで「橋の無い川」の1シーンのようだった。地元の誇り、地元の絆をかけての競技。大人達が勝って泣いて、負けて泣いて・・・やっぱり学校のようだ。
今日は本当にいいものを見せてもらった。『なんか俺本当に感動しちゃった!』と僕。「そうですよね。凄かったですよね。」とよしのり。帰りはよしのりの車の中で、どっぷり消防団と教育を語りながら帰った。あっという間に市役所に到着したのだった。たかやん


8月24日 (木)  「たかやん議員日記」2006.第236弾!

「たかやん議員日記」2006.第236弾!  8月24日(木)

主婦の心
家での僕の主な仕事はゴミ出しと風呂掃除。育児は勿論やれるだけのことはやる。さて、風呂掃除をしていて思うことは・・・(綺麗にしたんだから気づいてよ!)ということだ。「お、綺麗になったね」とか「お風呂が綺麗だと気持ちがいいね」とか・・・ところがよく見ていないとそれが言えない。見ていないことは気づかないのだ。同じことが料理とかにも言える。「美味しいよ」とか「今日の味はいつもと違うね、何を使ったの?」とか僕は笑顔つきて言っているかというと・・・答えはNOだ。いつもそんなの当たり前のように思って食べている。トイレが綺麗になったら「トイレ掃除したでしょ?」というだけでもいいと思う。家では神経など使いたくない・・・そう男は思うものだが、女だって、誰かに誉めてもらいたいのだ。風呂掃除をしながら、そんな主婦の気持ちを思ったのだった。

学校の子供たちだって一緒。一生懸命やったことは誉めて欲しい。ところが普段を見ていないと、一生懸命が分からない。普段と何が違うかも分からない。普段をしっかり見ていれば、いじめにも気づくし、子ども達の表情の変化に敏感になる。そういうところで沢山の先生達は毎日失敗をしているのかも知れない。僕は「一生懸命」という学級通信を3000以上書いたが、書けないときは決まって子ども達の表情を見ていない時だった。そういう意味でも書くことはいいことなのだ。よく見ていないと、何も書けないことに気づくから・・・。

そういう先生達だって、自分が一生懸命授業をやっていることを、子供たちを見ていることを、仲間達や管理職、そして保護者に認めてもらいたいと思っている。ちゃんと評価して欲しい・・・そう思っている。別に誉めてもらわなくてもいいから、やっていることは分かって欲しい。そう思っているのだ。勿論、先生達の頑張りが一番分かるのは生徒達なのだが・・・先生達の頑張りも、見ていないと分からない。自分で見もしないで、ああだこうだ言われたら・・・先生達もやっていけない。ぼんやり見るのではなくて、しっかり見る。愛情をもって見る。そういうことが大事なんだ。

一日2000円
我が家の買い物は一日2000円と決められている。その中で「朝・昼・晩」三食の食材を買うのだ。勿論お菓子やアルコールもこの中に含まれる。最近はこの数字に慣れてきて、スーパーへ行ってもまず2000円のラインを超えることはない。兎に角工夫して、栄養のあるものを食べようという訳だ。不思議なもので2000円ラインにしてから、新しい料理が登場し、味もなかなかいい。朝ごはんは今まで通りだが、昼・夜が質素になって、体にも良さそうである。2000円と決めておくと、5000円会費の宴会や10000円会費の飲み会の「高さ」に気づく。親子三人の三食で2000円だから、単純に計算すると一食222円。空はそんなに食べないだろうから、僕の分は300円と考えても、5000円や10000円の高さが分かる。クラス会や忘年会なども工夫して安くあげようという神経が働いてくる。

計算
今日初めて小学校6年生に計算で負けた。二桁の九九で3秒負けた・・・。これは大ショック。記録は僕が持っているものの、小学生達の伸びは凄い。毎日本気でやらないと、あっという間に抜かれてしまいそうである。                  たかやん


8月25日 (金)  「たかやん議員日記」2006.第237弾! 

「たかやん議員日記」2006.第237弾!  8月25日(金)

いよいよ
総務課の方が三人、「召集通知」と「議案」と「参考資料」を持ってきてくれた。この分厚い封筒を見ると、いよいよ議会が始まる。そんな気持ちになる。与党会派「刷新の会」に所属していた時は、“議案説明会”というのが事前にあったのだが、一人会派になるとそういう席には呼ばれない。自分の目で読んで、考えて、そして質問、結論を出すしかないのだ。3月議会は「予算の議会」9月議会は「決算の議会」・・・・うーん。資料を一気に全部読むと・・・徹夜になりそうだ。

黒目川
インターネットで「黒目川」を調べていたら、自分のHPにぶつかってびっくりした。「議員日記」の中の言葉が検索に引っ掛かったのだ。嬉しい反面、恐いなあ・・・と思った。本当の情報と嘘の情報がインターネット上にはある。何が本当で何が嘘なのか・・・沢山の人の考えや意見が際限なく並んでいるようだ。ちょっとオーバーに言ったことが、検索で引っ掛かることもあるだろう・・・僕も誰かを傷つけないように気をつけないと・・・。

超音波
塾の天井裏に何かがいる。もの凄いスピードで走っていく・・・「鼠だ!」。可哀そうだが、毒入りの餌を仕掛けた。しかし鼠は見向きもしない。最近の鼠はかなり賢いのだそうだ。そこで登場したのが、鼠亜が嫌がる超音波。これで一発らしい。ゴキブリが嫌がる超音波も効くそうである。世の中には凄いことを考える人がいるものだ。殺さないで、他のところに移動すればOK!という考え方だけど、この際それに乗っかることにした。

放火
また子どもによる放火があった。思い通りにならないことがたくさんあって、むしゃくしゃしていたのだろうが・・・燃えたものは元には戻らない。勿論燃えてしまった人間も・・・リセットできないのだ。小さい頃から火事を何回か見てきた。一番記憶にあるのは百人町にあった“バタヤ部落”が燃えた時のことだ。朝鮮の人たちの家はゴミと一緒にあっという間に燃えてしまった。その時、野次馬の僕らに向って、朝鮮のおじさんが叫んだ。「俺達の家が燃えているのが、そんなに面白いか!」彼は泣きながらそういって野次馬に向かっていったのだ。僕は遊びに行ったことのある友達の家が燃えていくのをただ呆然と見ていた。幸い死人は出なかったが、彼らの住むところはあっという間になくなってしまった。

防空壕にも朝鮮の人たちは住んでいた。小さい頃の僕は何も考えずに、朝鮮の友達と遊んでいた。防空壕も探検したし、“バタヤ部落”と呼ばれていた友達の家にも遊びに行ったのだ。今思うと、日本人の子どもは余り遊びに行かなかったのかも知れない。朝鮮の友達と遊んでもお袋は怒らなかった。でもあの火事で朝鮮の友達は家にも遊びに来なくなった。何処かへ越してしまったのだ・・・。火事は恐い。人の命も、たくさんの思いでも奪ってしまうから。たかやん


8月26日 (土)  「たかやん議員日記」2006.第238弾!

「たかやん議員日記」2006.第238弾!  8月26日(土)

寝坊
真夜中の大雨で、テニスは中止と決め込んで寝ていたら・・・「コート使えるよ!」という電話。飛び起きてコートに向った。議案書を読んで完全に寝不足状態・・・・それでもテニスを始めると、目が覚めてきた。今日は3人しか集まらなくて、コート代が足りなかったけど、運動ができる幸せはお金では買えない。スポーツクラブへ行ったと思えば安いものだ。それにしても寝坊するとは・・・本当に久しぶりの寝坊だった。

ゴミ拾いの道具
いつもは軍手でゴミを拾うのだが、ドイトでゴミ拾いようのはさみ?を買って持っていった。これがまた手で屈むより、数段楽なのだ。ゴミ拾いにもいい道具があると効率よくできる。どうせやるなら、楽しくやる方がいい。ゴミ拾いがまたちょっと面白くなってきた。

富士山
下の兄貴が富士山に行ったのは今から30年前。彼は15歳の時に友達と二人で富士山まで歩いていった。所持金は3000円。学校や神社で泊まり、山頂まで登って・・・2泊3日で帰ってきた。その兄貴が久しぶりに富士山に登ってきたという。「ゴミが全然ないんだ」「トイレももの凄く綺麗で驚いた」富士山は汚いという情報しか持っていない僕には、信じられない話だったが、どうやら富士山はいい方向に変貌をとげたらしい。「山小屋は1泊で7000円以上したけど・・」とぼやいてはいたが・・・。日本人に生まれたからには、一度くらい富士山の頂上に立ってみたい。初めてそう思った。東京タワーに登ったのは今から40年以上前だが、それきり登っていない・・・。富士山にもいかないと・・・・。僕の残りの人生はそんなに長くはないのだから・・・。

四中ブラスバンド部
柳瀬川祭り?にでかけた。四中のグラウンドでやるというので、五中のグラウンドでやっていた盆踊りを想像していたのだが・・・スケールがまるで違った。人で溢れていたのだ。パトカーはいるし、車の誘導の係りだけでかなりの人数だった。もっと驚いたのは四中の部活の出店があったことだ。僕達はブラスバンド部の出店で「焼きソバ」を買った。なかなか美味しかった。四中の子供たちとも沢山会ったが、みんな笑顔で可愛い子達だった。どうやらサッカー部は関東大会で7位。全国大会ではベスト8だったらしい。凄い子達だ。強い部活は勉強も出来る子が多いから、きっとサッカー以外でも頑張る子達なのだろう。高校、大学とスポーツを続けていくにはスポーツ馬鹿にならないことだ。「文武両道」とはよくいったもので、スポーツを勉強に生かし、勉強をスポーツに生かす。それがみんなから認められる一番の近道だと思うし、生涯そのスポーツで楽しむコツだと思う。それにしても新座であんなにたくさんの人が集まるお祭りがあるとは・・・ちょっと感動した。
たかやん




8月27日 (日)  「たかやん議員日記」2006.第239弾! 

「たかやん議員日記」2006.第239弾!  8月27日(日)

楽しいことは続く
ゴミ拾い用の長いハサミを使ってみると、ゴミ拾いがかなり楽しい。腰をかがめなくていいし、握力の強化にもなる。数十分で公園はゴミの無い綺麗な公園になるし・・・実に爽やかな気持ちになる。楽しいことは続くものだ。この快感は癖になりそうである。

テニス
今朝のテニスは大人数だった。幼児が5人、小学生が3人、中学生以上が10人・・・昔の同僚も参加しての楽しいテニスだった。ポイントを失うと腕立て20回のペナルティーだったので、みんな楽しみながらも必死になっていた。大人が子どもみたいになるのを見るのは本当に楽しい。市民総合体育大会の開会式にも行きたかったのだが、ぼくを必要としている人たちを置いていく訳にはいかなかった。今日もたくさんの人にテニスを楽しんでもらえて幸せである。


備長炭の入った枕を買った。890円の枕なのに、首のカーブに合わせてあって、なかなか寝心地がいい。こんなことなら、もっと早く買えばよかった。枕カバーをつけても1000円ちょい。これで首の痛みが少し楽になるかも・・・。ソファーに横になってその枕で「韓国語」の勉強をしていたら・・・寝ていた。お袋にも買ってあげよっかなあ・・・。

掃除
今日も2時間ほど、家の掃除に燃えた。そろそろ引越しの準備に入らないといけないのだ。あと3ヶ月あるが、議会もあるし、やれる時にやっておかないと・・・。我が家を見に来る人もぼちぼちと出始めた。今年は暮れの大掃除がない。その分、今からやらないと・・・。

追突
酒酔い運転の車に追突されて、海に落ちた子達が亡くなった。お父さんとお母さんで必死に車から助け出そうとしたが、駄目だった・・・という新聞記事を読んだ。そんな馬鹿な・・・家族五人の幸せが、一瞬で地獄に変わってしまったのだ。あの若者達の心無い行為が、幼い命を三つも同時に奪ってしまった。酒を飲んでも、スピードを出しても、脇見をしてもこういう事故は起こるが、彼らはその全部をしていたのだろう・・・・。暗い海に沈んでいった子供たち・・・。その苦しさを思って泣く両親・・・。もしそれが自分の子どもだったら・・・。自分の息子や娘の家族だったら・・・自分の兄弟の家族だったら・・・。考えただけで息苦しくなる・・。車は恐い。本当に気をつけないといけない。被害者にも加害者にもなりたくないから・・。

お手手
空が一人で何やら話をしているから、「誰と話しているの?」と聞くと「お手手さんだよ。」と自分の手を見せる空。昨日は遠くに見える電球に向って、「電球さーん!」と呼んでいたっけ。小さな子は、いろんなものと話ができるらしい。僕はとっくの昔に自分の手とは会話ができなくなってしまった。でも真っ白な心があれば、話せるようになるのかも知れない・・・。真っ白な心になりたいなあ・・・。   たかやん



8月28日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第240弾! 

「たかやん議員日記」2006.第240弾!  8月28日(月)

ネバネバ
今朝の朝ごはんは、納豆、とろろ、モロヘイヤのおひたしと、ネバネバしたものが多かった。それに昨夜煮た黒豆にキュウリとワカメの酢の物、キュウリの糠漬け、鮭、海苔、味噌汁にご飯というメニュー。一日2000円でも朝は結構豪華に食べられる。昼よりも夜よりも、僕は朝ごはんが楽しみ。

代表者会議
午後から代表者会議に参加。久しぶりに文さんに会った。議題は「議会改革特別委員会の設置」だった。

刷新の会
代表者会議が終わってから刷新の会の控え室で通告書の作成に取り掛かった。「語る会」の控え室にはパソコンもプリンターもないので、仕事にならないのだ。大佑は「とっくに出しましたよ。3番目です。」と景気がいい。そこへ善保も登場。久しぶりの善保は髭を伸ばし、日焼けして、少し若返って見えた。ガムを噛んでいたので不思議に思っていたが、どうやら禁煙をしているらしい。それで髭を伸ばしているらしいのだ。最後には幸弘も来て、僕はまるで刷新の会のメンバーそのものになった気分だった。通告書の提出はギリギリ。最後は星川さんまで乱入し、『先輩、頼みますから何も言わないでくださいよ。』と時間との戦いになってしまった。前から色々考えていたのに・・・どうして最後にこうなるのだろう・・・とほほ。

廊下で4中のI校長に呼びとめられた。彼とは同期で五中時代の仲間だ。真っ黒に日焼けした笑顔で、サッカー部の関東大会や全国大会、ブラスバンド部などの活躍ぶりを嬉しそうに話してくれた。教師が子どもの話をするときは本当に幸せに見える。校長だと大変なこともあるだろう・・・それでも子供たちと一緒にいるだけで、色々見えてくるものだ。『今度遊びにいくよ!』「うん、じゃあまた。」立場は変わっても、昔一緒に生きた仲間意識は変わらない。

うんち
「パパね、おててがうんちしたの。しろいうんちしたの。いっぱいしたの。まーるいうんちだよ。」と空。何のことかなと思っていると、テーブルの上に白い碁石が並べてある。「これだよ!」と空。「ちっちがだいすきなのはね、パパとママとうんち」と今日は言っていたらしい。うんちはねえだろう!と思っていたが、どうやら碁石が気に入ったらしい。碁石となら一緒に並べられてもいっか・・・          たかやん


8月29日 (火)  「たかやん議員日記」2006.第241弾! 

「たかやん議員日記」2006.第241弾!   8月29日(火)

議運
今朝は議運(議会運営委員会)でスタートした。9月議会の議案の説明に市長、部長2名が参加しての議運だった。住民基本台帳の問題で、星川さんと市長がやりあうシーンがあった以外は、会議は順調に進んでいった。市長の説明の後は決算の資料について。必要な資料と不必要な資料、新たに加えて欲しい資料などをみんなで出し合った。

9月議会の一般質問は次の通り。 
1.教育問題
新座の小中学生の学力向上の為に具体的にどういう努力をしていますか。中体連の試合を休日開催にするなど、授業時間の確保にも努力すべきではありませんか。自習時間の実態は把握していますか。中学校の50分授業を45分授業、40分授業にするなどして、授業時間数を増やす工夫をしてはどうでしょう。また入学式・卒業式は休日に行うべきだと思いますが、いかがですか。教職員の心の病気が問題になっていますが、新座市の実態はどうですか。
(過去3年間の小中学校の学力テストの結果、昨年度、市の小・中体連の試合でカットされた授業時間数と実際には自習になっている授業時間数。過去5年間で心の病気の為に休職あるいは退職した教職員数。年休の実態が分かるもの。)

1の教育問題はこどもを公立の学校に通わせている親の切実な問題だと思う。中学校の年間標準授業数は1050時間から980時間になった。その数字は上回っていると言うものの、「自習時間」は「授業時間」とカウントされているから、実際に授業をしている時間は大幅に下回っているのだ。土日が休みになったのだから、大会を休日に行うことなど当然のことなのに、(関東の他の都県はとっくに土日開催が原則)埼玉だけ遅れているのだ。だからせめて市の大会くらいそうしましょうよ。そういう提案だ。近隣の都県では2学期のスタートも8月の25日や28日という時代、埼玉・・・いや新座市だけでも置いてけぼりを食わないようにしたいものだ。
授業時間数は授業の1コマの時間を短くすることで、簡単に増やすことができる。現に午後に保護者会などがあるときは、50分授業を40分授業にしている。今の子ども達は50分という授業の長さは長すぎると感じている教師は多い。集中できる時間が短くなってきているのだ。ダラダラ長くやるよりは短くても集中してやった方がいいのは当たり前のこと。僕は30分授業だって成立すると思っている。小学校では1年生も6年生も同じ授業時間。これだって無理がないとは言えない。
入学式・卒業式は休日に・・・これも保護者の立場からいうと当たり前のことである。僕達議員も休日なら卒業式に出席できる。3月議会のある3月の平日では、流石にどうしようもない・・・。挨拶が長くなるから、その方が都合がいいのかも知れないが・・。僕はただ参加して子ども達の顔が見たいだけ。校歌を一緒に思い切り歌いたいだけ。そして3年生の担任が卒業生達が泣くのを見たいだけだ。高校入試が終わったら、もう早く卒業していって、ということはないだろう。3年生の担任は卒業式の後は授業もなく暇。(ある人もいるが・・・)数日卒業式を延ばすくらいできるはずだ。
先生達の心の病気が大問題になっている。全国ではおよそ6500人の先生達が病欠しており、そのうちのおよそ3500人は精神的なものなのだそうだ。それだけ今の学校は先生にとっても苦しい場所になっている。僕が知っているだけでも、かなりの人たちが心の病気の為に辞めたり、休んだりしている。その一歩手前の人たちも多いはずだ。
学校は子供たちが主役だが、その主役を生かすのは先生なのだ。先生が元気じゃないと、子ども達は元気になれない。今回の質問の1はこんなところ。その2の財政問題、その3の環境問題は明日の日記で・・・    たかやん




8月30日 (水)  「たかやん議員日記」2006.第242弾! 

「たかやん議員日記」2006.第242弾!  8月30日(水)

一般質問の続き
2.財政問題
17年度末の債務残高は764億ですが、市長は新座市の財政健全化をどう推し進めていくべきだと考えていますか。東久留米志木線は勿論、たけしの通り、嵯峨山通り、水道道路の整備も中途半端な状態が続いていますが、たくさんの道路事業を同時にすることは財政上も問題ですし、通行にも危険な状態が長く続いてしまうと思いますがいかがですか。
(過去5年間の市町村財政比較分析表)

新座市は決して貧乏な市ではない。財政力はそこそこあるのだ。ただ経常収支比率が94.5%と危険区域と呼ばれる90%を超えているのがいけない。ようするに一般財源の95%は人件費や扶助費、公債費などの経常的な支出に当てられているということで、残りの5%しか余裕がないよ・・・そんな状態なのだ。しかも新座市の人件費は住民一人当たりで比較するとかなり低い方なのだ。要するに市の職員数は決して多くはない。とすると・・・・
勿論、債務残高が764億になった背景には、人口急増による学校の新設や下水道整備、福祉の里などの施設などの建設があった訳で、問題もあったかも知れないが、無駄ばかりではない。でも普通の感覚でいけば、借金をある程度返して、体力がついてから次の物を買う、あるいは作る。それが普通だと思う。大型の道路は単年度では作れないからと、土地開発公社に土地を先行取得させてきたツケが今来ているし、23年度以降はもっとくることになっている。
そんな状態なのに、東久留米・志木線、新座駅南口区画整理は現在進行中。さらには新座ふるさと館、スマートインター、保谷・朝霞線、新座駅北口の区画整理と市長がやろうとしていることはたくさんある訳で・・・体力なんかない、ヘロヘロな市なのに・・・いくらなんでも、そりゃあないよ!一つ一つは悪いことではないかも知れないけど、みんな一緒にやるのは無理な相談だ。「観光新座?そいつも無理だぜ、セニョリータ!」という市民の声も多い。議場で須田市長に口で勝てる気はしないけど、コツコツ、ゆっくり質問をしていきたい。

3.環境問題
「鮎の住む黒目川をきれいにして川で遊ぼう」と、黒目川を掃除したり、水質検査や魚の調査をしている団体があります。新座市としても全面的に協力し、川の整備も含め、市民にとってよりよい環境作りを目指すべきだと考えますが、いかがですか?
またガーデニングコンクールなどを主催して、新座市全体の環境整備に取り組む考えがないか伺います。(市で行った黒目川の環境整備の実績がわかるもの)

黒目川は本当に綺麗になった。植物観察をした時代には考えられなかったことだ。これは下水道を整備したことが一番の理由なのだが、その黒目川をもっともっと市が積極的に整備して欲しい。もっともっと新座市の財産を大事にして欲しい。そう思っての質問だ。そんなに沢山の予算を要求している訳ではない。環境保護団体を積極的に応援して欲しい。イベントなどにも積極定期に参加して欲しいというお願いだ。

HPと格闘
僕は理科の教師だったのだが、実はコンピューターには弱い。昔六中でパソコンの研究発表があった時も、僕の仕事はプログラムを作る先生達の夕飯作り。真夜中まで仕事をする仲間達の為に「今夜は秋刀魚焼き定食だよー!」とか「今日はすき焼きね!」と理科準備室で料理を作っていた。あの頃は「研究発表」の為に、理科や数学の先生達がクリスマスも正月もなくプログラムを作っていたのだ。そんな僕が自分のホームページをいじっているのだから大変だ。理科の教師を21年やって、自分は文科系の方が好きだと気づいたのだから、やっぱりパソコンはやっかいだ。でも面白いとは思う。学級通信はやっと1枚が今夜UPされた。                           たかやん


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