Diary 2020. 9
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9月1日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第245弾!2020年9月1日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第245弾!2020年9月1日(火)  たかやん

Training
市役所に到着して・・・靴紐を結んで廊下へ。軽くジョギングをしてからブラジル体操をして・・・ちょっとだけダッシュをして・・・汗びっしょりに・・・。それから控室で素振りをして、筋トレ・・・スーツに着替えて・・・孝子も来て・・・・・二人で議場に向かう。「トイレ寄ってく?」『ああ、一応行っておくかな。』そして、議場に入る前に検温。「36.1度ですね」『うす。』議場に入ると、まだ誰もいなかったのだった。

署名委員
今回の議会・・・語る会の二人は揃って署名委員になっている。署名委員になると、本会議中に資料を取りに戻ったり、トイレに行ったりができなくなる訳で・・・

質問1
9時40分。議場と言うところは教室にちょっと似ていて・・・「質問」するのがなかなか難しい。変なことを質問したらどうしよう・・・と不安になるのである。特に新人の議員はドキドキである。そんな中、今日一番で議案に対する質問に手を挙げたのが新人の孝子。しっかりと3回質問したのだった。偉いよねえ・・・・。

質問2
11時半。8号補正に対して、みんなの質問が終わるのを待って最後から2人目で質問。かぶった質問はパスして・・・・住民基本台帳とウエブカメラについての質問をした。今現在のマインバーの普及率は19%。マイナカードとか、あれだけ国が気合を入れていても、国民の不信感は強い訳で・・・・その交付枚数が当初の見込みを上回るからと補正増するというのが今回の補正予算で・・・国からの補助金9859万1千円は全て総務省の地方公共団体情報システム機構という外郭団体に流れていく仕組みだということが分かり・・・・(ああ、天下りした官僚の懐に入る仕組みなんだ)と思った訳で・・・益々、マイナンバーカードには疑問を感じたのだった。

昼休み
今日も昼休みは実家(控室)で雑談をしながら過ごした。お昼を食べない二人は水分補給を行い、午前中の質問の反省などをしながら、インクルーシブ教育などについて語ったのだった。そして、12時50分に議場に入ると・・・・誰もいなくて・・・『あれ?この雰囲気は1時じゃないぞ・・・1時10分だったんじゃない?』「どうりで昼休みが短く感じた訳だ・・・」ということになったのだった。

黒マスク
ここ数日、黒いマスクをしている。目の前のウェルパークで売っていたからだ。そのマスクをして廊下を歩いていると・・・「黒いマスクに帽子を被っていると・・・不審者みたい」と陽子。実の教え子に「不審者」と言われてしまった訳で・・・・きっと、本当に「不審者」に見えるのだろう。韓国ドラマでは犯人や逃亡者は必ず「黒マスク」をしているから・・・。


夜は塾。中二の息子との個別対応の塾。英語をやってから、「社会の授業をやって」というリクエストに応えて、歴史の授業をやる。そして、後半は中三の娘と息子達、中二の息子との集団の塾。これがまた楽しかった訳で・・・・

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第891弾!   素質38

「3年1組の話でしたね。」『うーむ。色々あるんだけどね・・・2年1組の時代からテスト前は“朝勉”をやっていたんだけどね・・・』「朝勉ですか・・・」『うん。他のクラスよりも1時間前に学校に来て、教室で勉強したんだ。』「それ、凄いですね」『だけど、3年1組はそれを1年間やったんだよ・・・』「えーっ!何ですか、それ・・・」『単純な話だよ。他のクラスよりも240時間くらい、年間で多く勉強したんだ。』「それでどうなったんですか」『学年のトップ10の半分は1組になったんだ・・・』「凄いですね・・・でも、嫌われそう・・・」『嫌われたよ。テニス部の子達にね。』「なんで・・・あ、朝練か・・・」『そう、テニス部の朝練には年間何回かは出たのかも知れないけど・・・殆ど朝勉の時間には教室に行っていたからね。特に後半は・・・・。ちょっと可哀想だったかな・・・』「それは嫌われますね・・・・」『クラス命だったからね。夏休みには合宿もやったし・・・』「合宿?」『そう、クラスを二つに分けて・・・合宿。』「どこでやったんですか・・・」『俺んち・・』「タカヤンの家?」『そう、俺の家。』「そんなに広い家だったんですか・・・」『いや、普通の団地だよ。』「そこに、クラスの半分が泊まったんですか?」『そうなるかな・・・3食自炊して、夜は航空公園で肝試しやったような・・・・』「楽しそうですねえ・・・・」『まあ、持ち上がりだからね。親からも信頼されていたってことだよね。男女一緒にやった筈だから・・・。何をやるかは子ども達が決めていたような・・・・』「超楽しそうじゃないですか・・・」『そうなのよ。教室じゃあ見えないものが見えて面白かったよ。』「例えば?」『普段、教室で大人しかった珠美って女の子がね。凄い女子力を発揮したんだよ。彼女は炊事、家事のプロフェッショナルだったんだ。』「へえ・・・・」『そうしたら、男たちが珠美を見る目が変わったんだなあ・・・“珠美ちゃん、いいわーっ!”って・・・』「教室じゃ分かりませんもんね」『そう・・・珠美だけじゃなくて、女子力が高い女の子達が目立った合宿だったよ。一緒に生活すると、そういうことが分かるから面白いよねえ。』「そんなことやったんだ・・・今じゃ絶対に無理ですよね」
『絶対じゃないけれど・・・世間の目は煩いだろうねえ・・・・』「SNSとかで拡散できるし・・・・」『隣近所も大らかだったからねえ・・・昔は。』「今やったら大変ですよ。」
『でもね、それじゃあ足りなくて・・・志望校が厳しい子達がね、半年から数か月、我が家で合宿したんだよ。』「えーっ!合宿って・・・・毎日ですか?」『そう、毎日ね。男だけだけどね・・・』「何人くらいですか・・・」『7人くらいだったかな・・・賢一、ババツ、昭、英樹、正美、道哉・・・・・あれ・・・あと一人誰だ・・・』「みんな3年1組ですか?」
『いや、剣道部の子達が多かったかな。嵒に頼まれてね・・・。』「ずっと仲良しだったんですね。嵒先生とは・・・」『そりゃあそうだよ。兄貴だからね。』「男ばっかりで何をやったんですか」『そりゃあ勉強だよ。』「クラスは大丈夫だったんですか」『ん?』「だって、一部の子だけが担任の家で合宿してたら・・・普通は怒るでしょう。」『ああ、別に大丈夫だったんじゃないかな。泊まりでも泊まりじゃなくても来たい子達はいつでも遊びに来ていたし・・・』「そうなんだ・・・」『泊っている子達も押し入れに寝たりして、大変だったから・・・我が家も貧乏で食べるものも本当に質素でさ・・・普通の子達じゃ耐えられなかったんじゃないのかな。』「お風呂とかどうしてたんですか?」『風呂?何チームかに分けて入っていたかな。俺も一緒にね・・・・』「えーっ。生徒と一緒にですか?」『別にいいだろう・・・男同士なんだから・・・』「えっ、まあ・・・」『なんだ、お前・・・俺と一緒に風呂入れないってか・・・』「あ、それは、ちょっと遠慮しておきます・・・・」『変なの・・・』

今日の写真1・2・3
朝の控室でのtraining風景です。無理のない程度にやっています。胸と腕の筋肉が落ちました。鍛えないといけません。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・

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9月2日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第246弾!2020年9月2日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第246弾!2020年9月2日(水)  たかやん

Training
今朝も血糖値が高かったので、朝ごはんは抜いて市役所へ・・・靴紐を結んで廊下へ。軽くジョギングをしてからブラジル体操をして、ダッシュをして・・・筋トレ・・・結構汗をかいてから、茶色のスーツ・ネクタイに着替えて議場に向かう。今朝の検温は35.9度だった。

カサジ
10時20分・・・カサジが質問している。自分も聞きたいと思っていたところだったので、なかなか勉強になった。流石、カサジである。

実家
昼休みは孝子と二人で実家(控室)で過ごす。二人ともお昼を食べないので・・・水分だけとって、後は決算説明書と睨めっこ。孝子の質問にこたえて・・・午後に孝子も質問することが決まったのだった。

午後の本会議風景
1時20分。大輔が質問をしている。いつの間にか12年も議員をやっている大輔。質問を聞いていると、流石で・・・・委員長もやっているし、ベテランの部類に入っていると感じる。
1時半。実樹ちゃんが質問をしている。質問する態度を見ていると、実樹ちゃんもいつの間にか、堂々としているというか新人ではなくなっている訳で・・・実樹ちゃんも委員長なのだから凄い。しかし、睡魔に負けている方も数名・・・中学校の5時間目状態である。2時55分、共産党の新人、小野ゆみこさんが質問をしている。なかなかいい感じである。
2時10分。語る会、孝子が質問している。とても新人とは思えない安定感。「緊張するーっ!」と言いながら、度胸満点である。
2時45分。もう一人の語る会が決算に関する質問を3つ。「地方公共団体情報システム機構」「ひとり親への児童手当」「入学準備金、奨学金」に対しての質問。気になったことをちょっと聞かせて貰ったのだった。
2時55分。カサジが質問をしている。そして、更に質問と休憩が入って・・・本会議は4時過ぎに終わったのだった。


夜は塾。中二の息子との個別対応の塾でスタート。「ただひとつ惜しみて置きし白桃のゆたけきを吾は食ひをはりけり」という斎藤茂吉の歌の意味を教えたのだった。今の子ども達にはなかなか理解できないだろうなあ・・・何で教えられるのかって?そりゃああなた。六中時代に国語の授業を持たされたからですよ。必死に勉強しましたねえ。他教科、複数教科を教えれば教える程、小学校の先生達の大変さ、気持ちが分かりました。そして、後半は中二の息子と、中三の娘と息子達との塾・・・・これがまた楽しかった訳で・・・・それにしても「地理」に弱い中三には驚き、そして大笑いしたのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第892弾!   素質39

「他にも何かありました?」『そうそう、その合宿の時に、オタンコ・・・そうだ!オタンコを忘れていたよ。昨日、話していた7人目。そのオタンコが牡蠣を持って来たんだ。』「まさか・・・」『俺、牡蠣大好きでさ・・・みんなで牡蠣を食べたのよ。1日目はOKだったんだけどさ・・・残った牡蠣を二日目は炒めて食べたのね。そうしたら・・・』「そうしたら・・・」『その日の夜に昭弘だったか道哉だったかが、熱出して・・・俺は全然平気だったんだよ。それで、次の日の朝、学校に行く途中で正美だったか賢一だったかが、お腹が痛くなって・・・・』「あたったんだ・・・・」『俺は学校に着いてから、目の前が真っ暗になって・・・トイレに行って・・・下痢して、吐きまくって・・・体が冷たくなっちゃって・・・動けなくなって保健室で寝てたら・・・1組の女の子達が休み時間に代わり番こに来てくれて、俺の体を温めてくれたんだ・・・』「何だって!・・・」『2年1組が出来た時に、俺のことを嫌っていた子達がね・・・・』「泣ける話だけど・・・大丈夫だったんですか。女の子達が保健室で先生と・・・」『それくらい冷たくなっちゃったってことだよ。でも、それで少し元気になって・・・職員室に戻って調査書を書きはじめたんだけど・・・確か敦子の調査書を1枚書くのに、力が入らなくて、机の上に頭を載せて・・・2時間かかった記憶があるんだ。』「1枚で2時間ですか・・・」『普通なら10分で綺麗に書けるのにね。』「それくらい酷い食中毒だったんですね」『それから1か月間、運動が出来なかったんだ。牡蠣毒がなかなか出なかったんだね・・・力がでないのよ。腕相撲とか結構強かったんだけど・・・クラスで一番弱い女の子とやって負けちゃうんだから・・・』「えーっ!」『大好きなサッカーもできなくてね・・・10年くらい寿命が縮まったと思うよ。あの牡蠣で・・・。それから牡蠣を食べられなくなって、見るのも駄目になっちゃったんだ。』「見るのもですか・・・・」『ああ、スーパーとかで見るのも駄目。5億貰っても、食えないな。』「またまたあ。5億ですよ・・・食べるっしょ」『いや、50億貰っても食えない・・・無理。』「そんなに酷かったんだ・・・・」『あの事件がなければ、あと10歳は若い筈・・・』「・・・タカヤンて本当は何歳なんですか?」『46位だったかな・・・』「何、言ってんすか・・・それじゃ、お母さんより若いじゃないですか・・・」『最初の子達とは8〜9歳違いで、次の子達とは11〜12歳、次が14〜15歳、お前のお母さんとは17〜18歳違うから・・・・お前のお母さんに18歳足せばいいんじゃないのかな。』「65歳超えてるじゃないですか!」『バカ言ってんじゃねえよ。な訳ねえだろう・・・』「計算が合いませんよ」『人生、なかなか計算通りにはいかないものなのよ・・・』「そんなバカな・・・・」『この間、初めて会った人に55歳くらいですかって聞かれて、超ショックだった。』「確かに55歳には見えませんけど・・・」『だろ?そうだろ、そうだろ・・・50歳の奴と走ったら負けねえと思うんだよねえ・・・。』「確かに・・・」

今日の写真1・2・3
今日の腕立て伏せです。本当に大胸筋が駄目になってきたので、頑張ります。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・

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9月3日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第247弾!2020年9月3日(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第247弾!2020年9月3日(木)  たかやん

Sora
He stayed up all night studying chemistry on line. Of course in English.
He learned chemical formulas like carbon dioxide, iron oxide or silicon dioxide.
Starting today, Sora is a student at Medicine hat High School. Sora has 26 classmates. He’s looking forward to meeting them.

誕生日
今日は久美ちゃんの誕生日。9月3日だから「久美子」なのだから笑える。でも、そのお陰で、40年以上・・・忘れてないのだから凄い。26歳の僕に15歳の久美ちゃんが「お願いだからタバコをやめて!」と言って、本当にやめさせたのだから凄い。それも修学旅行の新幹線の中でだ。それから吸ってない俺も偉いが・・・ハイライトを1日50本吸っていた俺に、煙草をやめさせた久美子も偉い。俺が今生きているのは久美子のお陰である。感謝、感謝である。

TV
朝からTVを付ける・・・・ことをやめた。腹が立つニュースが多く、下らない話も多いから・・・。時々、いい番組があるのも確かだが・・・ダラダラと付けておくのはよくない訳で・・・やはり自分で番組を選ぶことが大事なのだろう。

YouTube
その点、YouTubeは自分で選んだものだけを見るのだから、為になることが多いような気がする。そう、TVよりもずっと学べることが多いと思うのだ。上手に選べばの話だが・・・・。

新聞
コマーシャルは殆どないし、自分の脳みそが選んだ記事を選べる訳で・・・これまたTVより遥かに優れている。今朝も新聞2紙を読みながら、一般質問の展開を少しだけ考えたのだった。考えたと言っても、原稿を作る訳ではなく、心の片隅にしまっておくだけだけど・・・。

視察
9時45分からは市内視察。朝から酷く蒸し暑かったし、いつ雨が降ってくるか分からないとう状態の中での市内視察はどうなのかな・・・と思ったが、なかなか楽しい視察になった訳で・・・特に、大和田二三丁目に架かる「坂の下橋」の建設現場には感動したのだった。

委員会
午後1時からは建設常任委員会。カサジが質問している。どうやら「一般的な区画整理事業に対して国の交付金の内示率が下がってきている。」緊急性が高い地域において実施する土地区画整理事業に於いてはその限りではないらしいが・・・。

買い物
委員会が終わり、孝子のリクエストで近くのドラッグストアで買い物。「石鹸」「ウィンナー」「納豆」「パインアメ」・・・・ちょっとした買い物に行くのに、俺は便利な存在らしい。
大分、慣れてきたぞ・・・・『じゃあな!』「ありがとう!」
Standing desk
頼んでいたStanding deskがなかなか便利である。塾の授業での使い勝手もいいし、普段の勉強にも大活躍しはじめた。座っていると血流が悪くなるが・・・立ってやると、なかなかいい感じなのである。


夜は塾。中二・中三の息子達と中三の娘との集団の塾である。最近の中学生達は図書館・公民館などは勿論、ドトールなどを利用して勉強をする子が多くなった。涼しくて、頑張る子達が集まっている場所。要するに眠くならない場所を選んで勉強しているのだ。やる気のある娘達との時間は本当にあっという間に過ぎていった。色んな教科をやったのだが・・・・笑ったのが英語が苦手な息子が「uncle」って何ですかというから、「「uncle」と発音したら・・・「えっ?魚」って言うから・・・『何言ってんの?』「だって、アンコウって言ったじゃん」と息子。「おじさんでしょう!」と娘。『アンコウってまさか・・・魚の鮟鱇だと思ったのか・・・uncleを魚って言ったのはお前が初めてだ・・・』で、大爆笑。面白いよねえ・・・でも、耳は悪くないかも・・・。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第893弾!   素質40

「昨日聞いていて思ったんですけど・・・・」『なにかな・・・・』「オタンコっていう人いたじゃないですか。牡蠣を持って来た人」『ああ、オタンコね。』「何でオタンコっていうんですか?」『えっとね。確か・・・オタンコナスっていうあだ名からナスを取ってオタンコ。』
「何か酷くないですか・・・誰が付けたんですか?」『多分だけど・・・賢一か俺か・・・。でも、ナスって呼ばれてたかな。オタンコナスからオタンコを取ってナス。』「本当に酷いですね。それって虐めじゃないんですか。」『虐めっていうけどね・・・オタンコは空手の世界チャンピオンでさ。喧嘩やったら、滅茶苦茶強かったのよ。』「えーっ!」『当時の五中は頭も良いし部活も強かったんだけどさ・・・三中と喧嘩したり、インターナショナルスクールと喧嘩したり・・・大変だったんだ。』「五中が三中と喧嘩したんですか?」『ああ、当時の三中は結構悪くてね。五中に喧嘩を売ってきたんだよ。それを剣道部・野球部・サッカー部・テニス部の元気のいいのがね・・・受けて立った訳よ。何人かで三中に乗り込んでいったんだ。』「それでどうなったんですか?」『バットとか竹刀持って集団で歩いて行ったから、警察に通報されてさ・・五中に連れ戻されて、全員、相談室に正座させられて・・長い説教がはじまったから・・・・』「はじまったから・・・」『その場で1組の3人をぶっ飛ばして・・・』「ぶっ飛ばしたんだ」『そりゃあそうだろうよ。喧嘩するのに素手で行かなかったんだから・・・ふざけるな!って・・・喧嘩は素手でやれって教えたよな!って。長い説教は嫌そうだったからね。』「それで、どうしたんですか」『ぶん殴って、てめえら来い!って相談室から連れ出して、1組の教室に連れて行って、上半身裸になれって言って・・・』「まさか・・・」『そんなに喧嘩したいなら、俺が相手だ!』「げっ!」『そもそも、三中に行くのに、担任の俺に断らずに行くとは何事だ!ふざけるな!って言ってさ。』「普通、先生には言えませんよ」『でも、3人とも俺の家に一緒に住んでいたんだぜ。』「えっ!例の7人の中の3人ってこと?」『そうだよ。それで頭に来たんだ。』「それで戦ったんですか?教室で・・・」『ああ、弱い順にタイマンでね。』「空手の世界チャンピは」『オタンコは勿論、最後だ。』「やっぱり・・・それで、どうなったんですか?」『最初はテニス部のババツで簡単にKOしたんだけど、次のサッカー部の昭は強くてさ。でも、何とか勝利・・・そして、最後のオタンコ。これは強かった。もう、動きが格闘家なのよ・・・こっちも昭で疲れていたのもあるけど・・・あっと言う間に関節技を決められて・・・ギブアップ・・・で、終わりだ。』「負けたんですね。オタンコに。」『ああ、完敗だ。しかも、余裕がありやがんの、あいつ。』「本当に強かったんですね」『ああ、クリスチャンアカデミーとの戦いにも負けなかったんだ。相手にはレスリングのチャンピョンがいたらしいんだけどね。』「ええっ!」『でも、お互いに凄く強いことが分かって、クリスチャン・アカデミーとは直ぐに和解したらしい・・・』「へえ・・・今じゃ考えられないですね。」『全くだよ。一緒に住んでいるのに、普通言うだろう・・・』「そこですか・・・それで戦った後はどうなったんですか」『あ?普通にみんなで俺ん家に帰ったよ。』「マジっすか・・・」『だって、何やったって、引っ叩いたら終わりだろうよ。それも家族みたいなもんだから・・・』
「確かに・・・」『家に帰ってね、賢一に“お前は何で行かなかったんだ”って聞いたんだ。』「賢一って・・・」『剣道部で強かったのに、何で行かなかったんだって・・・・』「そうしたら?」『相手の頭が片山小の時の友達だったから行かなかったんだって・・・・』「なんか、良いですね・・・」『だろ。そうだろ・・・いいだろ、何か。まあ、その時の話は暫くネタになったなあ・・・』「そりゃあ、そうでしょう。親とかはどうしたんですか。呼び出しとか?」『何もねえよ。受験前だし・・・担任と住んでいるんだから・・・怒りようがないだろ。教室で戦って終わり。』「信じられない・・・五中にもそんな時代があったんですね」『ああ、そういう距離感の時代がね。』「その子達、どうなったんですか?」『その子達?』「タカヤンと教室で戦った子達や三中に行った子達です」『ババツは社長。昭も社長・・・オタンコは高校の先生になって・・・・』「えーっ!」『オタンコはその後先生を辞めて、サラリーマンになったけど・・・賢一も英樹もみんな俺より遥かに稼いでいるんじゃないかな。』「何か凄いですね・・・」『ああ、あいつらは凄いよ。俺のパンツ穿いた奴らはみんな凄いよ・・・』「どういうことですか、俺のパンツって・・・」『俺ん家で風呂に入ると、あいつら勝手に俺のパンツを穿きやがるんだ。』「生徒が先生のパンツを穿くってことですか?」
『んだ。んだ。』「考えられない・・・絶対ない・・・。」『まあ兄弟みたいなもんだったからね。』「兄弟でも普通穿きませんよ。」『穿かない?・・・あっそ・・・・』

今日の写真1
テニスコートでテニスができなくなってから1か月以上・・・・でも、ラケットさえ振っていれば、脳がテニスを忘れることはありません。何と言っても13歳の頃からテニスをやっているのですから・・・

今日の写真2
柳瀬川に架かる「坂の下橋」が造られている現場です。多くなクレーンがあったり、線路があったり・・・橋の造り方は物理の授業を聞いているようで、面白かったです。

今日の写真3
Standing deskは塾でも大活躍です。凄くいい感じ・・・座ってばかりだと血流が悪くなって・・・疲れます。立っているとtrainingにもなるし、疲れないし・・・とってもいいのです。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・

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9月4日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第248弾!2020年9月4日(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第248弾!2020年9月4日(金)  たかやん

Sora2
Sora stayed up all night again studying chemistry online. I thought I heard his voice in my dream. It was four o’clock in the morning. It turned out, Sora was talking about something with his mother after the online class. It sounded like fun.

TV
今朝もテレビを付けず、YouTubeで世界史を学びながら、味噌汁を飲む。それがまた面白い訳で・・・・それから新聞を読んで気になる記事に付箋を貼って・・・シャワーを浴びてから市役所に向かったのだった。

Training
控室に入り、荷物を置いてtraining開始。軽くジョギングをした後、腕立て、チューブトレーニング、素振りをして・・・スーツに着替えて委員会に向かったのだった。

ネクタイ
今日もネクタイをしている。他の議員は勿論、職員の方達もみなノーネクタイである。「何でネクタイをするんですか・・・」という質問には『いつも失礼な格好、失礼な頭をしているから、ネクタイだけはするって決めたんだよねえ。』そう答えることにしている。21年間の教員生活でネクタイをしたのは入学式、卒業式、高校訪問くらいで・・・後はいつも半袖・短パン・ジャージ・・・ジーパンみたいな失礼な格好だったから・・・今は市の職員の方達と仕事をするときはラフな格好をしないよに気をつけているのだ。

建設委員会
9時半からは建設委員会。令和元年度一般会計歳入歳出決算に対する最初の質問は明倫会の荒井委員。2番目が政和会の池田委員。3番目が公明党の佐藤委員。ここで休憩が入った。そして、11時10分、委員会が再開。4番目が共産党のカサジで・・・そのままお昼休みに入ったのだった。

昼休み
孝子と二人で水分だけ補給する昼休み。当然、色々な話をする訳で・・・委員会のことは勿論メインなのだが・・・本当に超くだらない話・・・アーモンドフィッシュの話などをして笑ったのだった。


午後一
午後一で僕が質問をして・・・一般会計決算の質疑は終わり・・・休憩を挟んでいくつかの特別会計決算の説明と質疑があって・・・今日の委員会は終わったのだった。

糞っ!
高3の娘からLINEが来たのが一昨日。「もう、終わりそう」(マジか!)準1級の英単語をどっちが先に覚えるか、10日で全部覚えられるか・・・という賭けをしているのだ。彼女は学年1位の秀才。俺は高校時代、学年で最下位に近いアホ。しかも、9月議会がはじまり、塾も忙しく・・・うわ・・・「言い訳」してる。糞っ!女子高生には負けたくねえ・・・・。

塾     
夜は塾。今日も中三の娘と息子達との集団の塾である。「授業中寝ちゃいました・・・」と中三の息子。『駄目だろう・・』「でも、何言ってるか分からないし・・・先生怒らないから眠くなるんです・・・女子は喜んでますけど・・・」『馬鹿チンが・・・分からなかったら先生に聞くんだよ。』「それが出来る雰囲気じゃない・・・・」
授業で中学生に授業で寝られたら・・・アウトである。新任研修で新任に寝られてしまう講師と同じくらい、詰まらない話を展開しているということに気がついて欲しい。授業はお客さんに寝られたら負け・・・顔を洗って出直して来なさい。
『アレクサ、10分計って・・・』と時間を10分に切って、時間の切り替えを体で覚える。
そして、最後に英文法の瞬間trainingにみんなで燃えて・・・・解散したのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第894弾!   素質41

「3年1組の話で止まったままでした。1組が卒業した後はどうなったんですか・・・。」『3年1組の卒業式ね・・・』「いや、卒業した後です」『卒業式が終わらなきゃその先にはいけないだろう・・・』「確かにそうですけど!」『1組の卒業式はね・・・どうだったんだっけなあ・・・勿論、呼名簿は見ずに名前を呼んだよねえ・・・』「呼名簿を見ないで呼名するんですか・・・・?」『当たり前だろ。これはもう担任の最低ラインなんだ。』「マジですか」
『だって、お前・・・1年間、そいつらの為に生きるんだぜ。担任ていう生き物は・・・』「そうなんだ・・・」『朝から晩まで、下手すりゃ夢の中でもそいつらのことを考えてしまう・・・それが担任なんだよ。』「本当ですか?」『ああ、少なくとも俺はそういう担任だった。3年1組は持ちあがったクラスなんだから・・・呼名簿なんか見るなんて勿体なくてできないだろう。』「どういうことですか、勿体ないって・・・間違えたらどうしようとか思わなかったんですか?」『呼名簿を見る時間、自分の子ども達の顔を見られなくなるじゃんか。1秒だって、もっと一緒にいたいって思うんだよ。担任っていう生き物は・・・。呼名簿がなけりゃあ、ずっと子ども達を見ていられるだろ・・・・。』「じゃあ、タカヤンは卒業式で呼名簿を持ってなかったんですか」『呼名簿って全クラスの名簿が入っているから、手には持っていたかも知れないけど、一度も開けなかったよ。』「なんか格好いいですね」『それが最低ラインだって言っただろ・・・』「それができなかったら・・・」『担任をやるのはやめた方がいい・・・』「卒業式って・・・先生だって緊張しますよね」『どんなに緊張したって、自分の子どもの顔と名前を忘れる担任はいないんだよ。それが担任なの・・・・』「そっか・・・当たり前に聞こえてきました。それで、タカヤンは泣かなかったんですか?それとも泣いたんですか?」『1組の卒業式でか?泣かなかったと思うよ。』「意外ですね・・・」『自分でも不思議だったけど・・体育館にいる時は全く涙が出なかったような記憶がある。ただ、教室で最後の学活をして・・・一人一人の名前を呼んで、通知表と一緒に父さんの詩集をプレゼントしたんだけど・・・それを渡している最中に、文字が読めなくなって・・・あれ、何でだ・・・と思ったら、涙で文字が見えなかったんだ。』「・・・・・」『自分の感情って自分でもコントロールできないもんだって知ったねえ。そんな訳で、兎に角、長い学活でさ・・・1・2年生がみんな待っていたんだけど、全然終わる気配がなくて、途中で神さんがドアをノックして、入ってきたんだ。そうしたら、神さんまで泣きだして・・・1組は来なくていい!って言ってくれて・・・ま、行く気もなかったけど・・・それから延々とギター弾いて歌を歌って・・・学活が続いて・・・・そんな卒業式だったよ。』「何か分かる気がする。1組は最後まで目立ってたんですね。」『だって、俺と子ども達の最後の時間だぜ・・・誰かに邪魔されてたまるか・・・いつ学活をやめるかは俺が決めるに決まってるだろ・・・』「・・・・・」『水分が無くなるまで泣いたような気がする・・・』「そんなに・・・その後は・・・・」『笑ったと思うよ。みんなで我が家に集合したような気もする・・・よく覚えてないけどね・・・』「僕・・・やれますかね。担任・・・」『やるんだよ。担任やらなきゃ、教師になったって、幸せは半分も感じないぜ・・・・』「本当すか?」『担任やらなきゃ、マジで詰まらないから・・・』「タカヤンは副担やったことないんですか?」『ある訳ないだろう・・・想像しただけで気持ちが落ち込むわ・・・・』「そうなんだ・・・へーえ。僕が教師になる頃って、新任でも担任ができますかねえ・・・」『やらせてください!って手を挙げればいいんだよ。新任でも主張しなきゃだ。

 
今日の写真1
ジョギングをしてから、今日も腕立てです。昔のように100回とかはできなくなりましたが・・・少しずつ回数を増やしていきたいな・・・。

今日の写真2
両手のバックハンドから、片手と両手の二刀流にしようかと思っています。切れのいいバックハンドを打ちたいものです。

今日の写真3
肩の力が弱くなってきているので、今日もチューブトレーニングです。少しでも速いサービスを打たないとね・・・

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・

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9月5日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第249弾!2020年9月5日(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第249弾!2020年9月5日(土)  たかやん

Sora3
Today was day three of Sora's classes online. As usual, it was in the middle of the night due to the time difference from Canada. He went to bed at 9 in the morning. Then got up at 1 in the afternoon. We went to Asakusa to buy something he wanted. There were a lot of people there than I expected. We enjoyed shopping together.

杏林大学病院
午前中は亮と一緒に三鷹の杏林大学附属病院へ。「尿管結石」の再検査に行ったのだが・・・手術では4000発も超音波を打ったのに、破砕されてなくて、残っていたのだが・・・今日の検査では綺麗に無くなっていたらしい。『やったね!』「よかった」あの痛みを知っているだけに、ホッとした亮父であった。

浅草
ココアを置いて、午後から三人で浅草に向かった。久しぶりに高島平から首都高に乗って・・・スカイツリーが目の前に大きく見えた時はちょっと感動した。浅草はかなりの人がいて、ちょっとビックリ。マスクをしていない人もかなりいたかも。車引きのお兄さん達が大人気で綺麗に着飾ったお嬢さん達が人力車の上で歓声を上げていた。
行きも帰りも車の中で色々話が出来て楽しかった。ココアには悪かったけどね・・・最後に大泉の百均といなげやで買い物をして・・・無事に戻って来たのだった。

塾     
夜は塾。高1の息子との個別の塾。英語ではじまり、数学に突入し、そしてまた英語に戻って・・・気がついたら22時を過ぎていて・・・驚いたのだった。それにしても、中学時代に不登校気味だった息子だが、本当に高校生活を楽しんでいる。高校受験に何度失敗しても、挑戦して、実力で勝ち取った合格だった。そして、数学の才能を認められて、トップのクラスへ編入。そこでもトップになったのだから凄い。学年でトップに教えるのは大変だけどね。今日も超幸せな時間が過ぎていったのだった。

安倍政治の継承?
菅官房長官が「自民党総裁」になるらしい。反吐がでそうな7年8か月が終わるかと思ったら、それを「継承」し「前に進める」と言うのだから、どうかしている。「森友問題」に蓋をした「張本人」が言うのだから間違いない。気持ちが悪い「自助・共助・公助」という言葉も相変わらずだ。このオッサンには「弱者に寄り添う」という政治家が持たなければならない、一番大切なものがない。苦労して政治家になったからって、その大切なものが無ければ、それは「善」である訳はなく・・・・それが彼の人相に表れているんじゃないかね。
それにしても人相の悪い集団だよねえ・・・嫌だ嫌だ・・・。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第895弾!   素質42

「タカヤンは随分生徒を叩いてますよね。それって、どうなんですか・・・実際のところ。いくら昔でも体罰は体罰じゃ・・・・」『ああ、今考えるとマヌケというか、力が無かったというか・・・・言葉で脅すよりは100倍マシだけど・・・・言葉で教育することに比べたら100分の1の力しかなかったかもね』「どういう意味ですか」『今なら、引っ叩かないで言葉で教育できたかなってことよ。未熟だったってこと。』「未熟だったんですか」『ああ、内申っていう言葉で脅かす今の教師達よりは100倍マシだけどね・・・』「何で今の先生達って内申って言葉で脅すんですかね。」『言うことを聞かせるにはそれしか手がないからだろうよ。授業にも言葉にも力がないから・・・』「なんか、それが普通になってますよね。そうじゃない先生もいるけれど・・少ないかも・・・」『だろう・・・昔も力が無い教師ほど、成績で報復してはいたけど・・・面と向かって、評価を下げるとか言う恥ずかしい奴はいなかったよ。』「今はどこの学校でも多いんですかね」『ああ、どこの学校にもいるねえ。あちこちの学校で、同じような話を聞くからね。』「それが当たり前になると怖いですね」『そりゃあもう、学校じゃあなくなるよね。』「学校じゃなくなる?」『教育するところが学校で、脅迫するところじゃねえだろう。』「そうですけど・・・現実は結構、先生達って内申とか成績とかって言葉で脅迫しますよね」『だから、学校のやることじゃねえって言ってるの。』「タカヤンはそういう先生には習わなかったんですか?」『俺がか?少なくとも小学校と中学校では一度もそういう先生には会わなかったよ。俺が逆らって、成績を落としてくれた奴はいたけどな。』「いたんだ・・・」『いたけど、脅迫はされてないよ。授業態度が悪かったら、学年で1位の成績だったけど4つけやがったおばさんがいただけ・・・』「学年1位で4はキツイっすね」『だろ?確かに授業態度は悪かったんだけどさ・・・それでも、言葉で脅すような品のないことはやらなかったよ。』「黙って成績を落とすだけ・・・ですか?」『そう、昔の先生達は黙ってやったんだ。そりゃあ、糞って思うこともあったけど・・・新宿の小中学校の9年間でその人一人だけだよ。でも、その人と出会ったお陰で、俺は最初から“絶対評価”を基本にしていたんだ。』「絶対評価って何でしたっけ」『ある点数を超えたら、何人でも5とか4とか評価できるシステムかな。』「それいいじゃないですか」『今は絶対評価なんだよ。俺が教師になって暫くは相対評価っていって、5や4の割合が決まっていたんだ。2や1もね・・・だから、どんなにできてもできなくても・・・誰かには5、誰かには1を付けなくちゃいけなかったんだ。おれはそれに抵抗して、絶対評価で付けていたんだよ。高校への内申以外はね。』「そんなこと出来たんですか」『そりゃあそうだろ。俺の授業なんだから・・・周りはどう言おうが知ったこっちゃないだろ。』「最初からそんな態度だったんですか・・・」『まあね。評価は譲れないだろうよ。90点以上とったら誰だった5の権利あるだろうよ。それを授業態度が悪いからって、課題を出さないからって4にするなんざあ、人のやることじゃあないだろうよ。そういう教師の人格を疑うよ。』「そうですよね。好き嫌いも入るかも知れないし・・・・」『折角絶対評価なのに、平気で好き嫌いが入るのが今のシステムなんだ・・・勿体ないだろうよ。』「そっかあ・・・・」

 
今日の写真1
新座市議会の5階から見た富士山です。肉眼で見ると、結構大きく見えました。夏の富士もいいですよねえ・・・。

今日の写真2
東京スカイツリーです。埼玉の田舎から出てくると・・・「東京って凄いやん」と思うものなんですねえ。新宿生まれの新宿育ちですが・・・たまに都心に行くと・・・ちょっと感動する自分がいたりして・・・

今日の写真3
文部省、文科省は余り好きじゃないけれど、この人は凄いなと思いました。こういう人が文科省にいてくれたら・・・アホな政治家達から子ども達を守ってくれるんじゃないか。そういう気持ちになります。文科省事務次官だった前川喜平。国民は大切な人を文科省から失いました。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・

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9月6日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第250弾!2020年9月6日(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第250弾!2020年9月6日(日)  たかやん

Sora4
Today Sora had an English conversation lesson in the evening. Of course with Mokko. Mokko helped Sora his English homework and improved his English conversation for about 2hours.I think Sora had a very wonderful time.

4時
不思議な光景だった。18世紀のバスチーユ監獄の中に潜入したのだ。フランス語はAncien régimeくらいしか知らないのだが、何故か彼らの会話が聞こえ、意味が分かった訳で・・・・そこで蠢いている人達に『大丈夫だよ。もう直ぐ襲撃されて、みんなここから解放されるから・・・』と言ったのだった。彼らは口々に「bonjour」と言ってくれて・・(あれ?俺何語喋ったんだ?)そこで目が覚めたのだった。

6時
台風が気になって、外を見回る・・・そして、沖縄や九州のことが心配になってきたのだった。特に姪達がいる宮崎の天気が・・・・

新聞
そして、東京新聞を読む。勿論、「本音のコラム」である。

子どもは自助できない      前川喜平

自民党総裁選出馬を表明した菅義偉氏が「どんな国にしたいか」と問われ「自助・共助・公助」と書いた札を掲げて言った。「まず自分でできることは自分でやる。自分でできなくなったら、家族や地域で支えてもらう。それでもだめなら、国が責任を持って守る」
 これは僕にはこう聞こえた。「ぎりぎりの限界まで自分で頑張って、どうにもならなかったら人に頼め。親族や隣近所に頼み込んでも断られ、身も心もズタズタになったら国が助けてやる」
 天は自ら助くものを助く。困った時はお互い様。確かに自助も共助も大切だ。しかしそれを可能にする環境をつくるのも公助の役割。自助と共助で万策尽きたら公助するという話ではない。
 この人はきっと自助努力を積み重ねて、首相の座をつかむところまで上り詰めたのだろう。しかし、そこには必ず幸運があったはずだ。
 世の中には病気や事故、犯罪被害者などの不運に見舞われる人がいる。
 失業して住居も失い、路上生活する人もいる。病気や飢えで孤独死する人もいる。介護に疲れ果てて親や配偶者を殺す人もいる。そういう不幸や悲劇をこの人はどう考えているのだろう。特に子どもの貧困や児童虐待はコロナ禍で深刻化している。子どもを救う為には、直ちに公助を行わなければならない。子どもは自助できないのだから。
(現代教育行政研究会代表)
*僕は「自助・共助・公助」という言葉が大嫌い。当たり前のように聞こえるこの言葉は「経済的に恵まれ」「健康」で余裕のある人の言葉だからだ。「経済的にギリギリ」で「健康に不安」を抱えている人達にこの言葉は「悪魔の言葉」に聞こえるだろう。自助と共助に縛られて、どれだけ多くの人達が共倒れになっていったことか・・・強者の言葉に騙されてはいけないのだ。

糞っ!
高3の娘との英検準1級の英単語の暗記競争・・・が危うい。隙間時間には頑張るのだが、なかなか集中してやれないのだ。娘の方はかなり順調らしく、「1級に早くいこうよ」状態である。17歳の脳みそ対66歳の脳みそ・・・糞っ!負けたくねえ・・・俺だって行けるものなら1級に行きたいよ・・・・・

モッコ
夕方、モッコが来てくれた。空の為に約2時間、ずっと英語のトレーニングをしてくれたのだ。「最初の2分と最後の2分以外はずっと英語で喋ったよ」とモッコ。『空の英語はどうだった?』と聞くと「語彙力があるし、凄く上手だった」とモッコ。空にも『どうだった?』と聞くと、「最初はなかなか英語が出てこなかったけど、後半はかなり話せて楽しかった」と言っていた。ヤバいぞ・・・高3の娘に続いて、高2の息子にも負けてしまいそうである。


教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第896弾!   素質43

「3年1組の話で止まったままですね」『ああ、持ち上がったクラスだったからね。どうしても話が止まらないのよ・・・』「まだあるんですか?」『いくらでもあるよ。色んな事件がねえ・・・理準で大貧民事件とか・・・』「なんすかそれ・・・」『担任と何人かの男子が文化祭の準備をサボって・・・大貧民をやってたのがバレて・・・大顰蹙かってさ・・・』「文化祭って・・・五中に文化祭があったんですか?」『ああ、あったよ。面白かったよ。文化祭・・・』「何やったんですか・・・」『ああ、よく覚えてないけど・・・』「覚えてないんだ・・・」『いや、2年1組の時は水俣病とか・・・やったよね。実際に胎児性水俣病の人を招待してね。』「えーっ!それって凄くないすか・・・」『今、考えると真面目だよねえ。中学生の文化祭のテーマとしては・・・実際に水俣病の人と会って話を聞いた訳だし・・・・凄いインパクトだよねえ・・・』「水俣病って水銀の中毒でしたっけ・・・・」『そうだよね。丁度俺と同じ歳くらいの人が来てくれたのも大きかったと思う。』「タカヤンと同じ歳の人が来たんだ・・・・」『25歳の俺と同じか、ちょっと下だったか上だったか・・・その人が這って登場したんだよね・・・それにみんな大ショックで・・・公害は絶対にいかん、そんな気持ちになったよね。みんな・・・。』「それは凄いですね・・・そんな時に準備でサボってたんですか?」『いや、多分トランプしたのは3年の時だったと思うんだよね。文化祭の内容よりも、その時のことが記憶に残っていてね・・・兎に角、祐二が泣いて怒って・・・』「祐二ってあの祐二ですか?」『そう、あの祐二。俺と理準で遊んでいた奴らは昭とか賢一とかオタンコとかババツとか・・・・』「その人達って、合宿してた人達じゃないですか・・・」『・・・そうだね。そう、道哉もいたのかなあ・・・いや、道哉は真面目だからいなかったような気がする。』「それでどうなったんですか・・・」『そのクラスの中心的な男たちが、クラスでハブられたんだ。女子からは勿論、男子達からも・・・・』「えーっ!」『いくら謝っても祐二が怒って、怒って・・・俺達一生懸命準備しているのに、お前達は何だ!って・・・・暫く、みんな大人しくしていたかな・・・』「タカヤンもですか・・・」『何故か俺はその対象にならなかったような気がするんだよね。』「担任だから?」『いや、そんな理由じゃなかった気がする。俺はやめておけよって言ったのかも・・それか、俺はやってなかったか・・・いや、たかやんは先生だからいいけど、お前らは俺と同じ生徒だろう!ふざけるな!だったかな・・・。兎に角、クラスの目立った男達が、みんなから白い目で見られてね・・・・暫く本当に無視されてたね。俺はそれみて笑ってたけど・・・』「それで喧嘩にはならなかったんですか・・・」『ああ、全然ならなかったんだ。俺達が悪うございましたって感じで・・・暫く大人しくして・・・許して貰ったんじゃないかな。集団の力って凄いよ。力じゃ勝てないんだ。』「へえ・・・面白いですね。やっぱり1組は・・・」


今日の写真1・2・3
Standing deskが大活躍しています。議会で長時間座って、塾でも座ると・・・本当に体に良くありません。立っていてもパソコンは使えるし、物が置けるので・・・本当に便利です。出来ることなら、子ども達も全員この机にしてしまいたいくらいです。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・

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9月7日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第251弾!2020年9月7日(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第251弾!2020年9月7日(月)  たかやん

Sora5
Sora had no school today. It’s Labour day in Canada. Sora bought a musical score and practiced playing the piano for a long time. Listening to him play made me want to play, too. So I played the guitar and sang songs by Aimyon.

4時
久しぶりに至の家に集合。さあ麻雀をするぞ!となったのだが、なかなかもう一人が集まらず・・・ヒロミ姉ちゃんと語る。それが余りにも楽し過ぎて・・・気がついたら寝ていた訳で・・・目が覚めると、我が家であった。

6時
流石にテレビをつける。台風の被害が思ったよりも少なくてホッとする。停電が心配だが、洪水や土砂崩れのニュースが無く・・・本当によかった。

総天然色
ちょっと安心して、昨夜録画しておいた「親ばか青春白書」のビデオを見て、笑う。朝からちょっと幸せな気持ちになる。自分の大学時代と比べて、何と華やかなことか・・・別に後悔はしていないが、僕らの時代が白黒だとしたら、テレビの中の大学生活は「総天然色」で・・・

9時半
建設常任委員会がはじまった。水道事業会計の決算報告ではじまった。改正水道法が平成30年に出てきて、施行されたのが平成31年10月。それにはこう書いてある。
改正の趣旨
人口減少に伴う水の需要の減少、水道施設の老朽化、深刻化する人材不足等の水道の直面する課題に対応し、水道の基盤の 強化を図るため、所要の措置を講ずる。
関係者の責務の明確化 @国、都道府県及び市町村は水道の基盤の強化に関する施策を策定し、推進又は実施するよう努めなければならないこととする。 A都道府県は水道事業者等(水道事業者又は水道用水供給事業者をいう。以下同じ。)の間の広域的な連携を推進するよう努めなけ ればならないこととする。 B水道事業者等はその事業の基盤の強化に努めなければならないこととする。
2.広域連携の推進 @国は広域連携の推進を含む水道の基盤を強化するための基本方針を定めることとする。 A都道府県は基本方針に基づき、関係市町村及び水道事業者等の同意を得て、水道基盤強化計画を定めることができることとする。 B都道府県は、広域連携を推進するため、関係市町村及び水道事業者等を構成員とする協議会を設けることができることとする。
3.適切な資産管理の推進 @水道事業者等は、水道施設を良好な状態に保つように、維持及び修繕をしなければならないこととする。 A水道事業者等は、水道施設を適切に管理するための水道施設台帳を作成し、保管しなければならないこととする。 B水道事業者等は、長期的な観点から、水道施設の計画的な更新に努めなければならないこととする。 C水道事業者等は、水道施設の更新に関する費用を含むその事業に係る収支の見通しを作成し、公表するよう努めなければならない こととする。
4.官民連携の推進 地方公共団体が、水道事業者等としての位置付けを維持しつつ、厚生労働大臣の許可を受けて、水道施設に関する公共施設等運営 権※を民間事業者に設定できる仕組みを導入する。 ※公共施設等運営権とは、PFIの一類型で、利用料金の徴収を行う公共施設について、施設の所有権を地方公共団体が所有したまま、施設の運営権を民間事業者に設定する方式。
5.指定給水装置工事事業者制度の改善 資質の保持や実体との乖離の防止を図るため、指定給水装置工事事業者の指定※に更新制(5年)を導入する
*気になるのは2の広域化推進と4の民営化推進と取れる文章な訳で・・・

打ち合わせ
今日は各委員会で決算の結論を出す最終日。我ら「市民と語る会」もどういう結論にするか、昼休みの控室で「打ち合わせ」をしたのだった。二人とも食事をしないので、その分話し合いが出来る訳で・・・

9月号
「一生懸命」の9月号の作成に取り掛かる・・・193弾!である。あと少しで200弾!コツコツと書いてきた証である。後は駅に立てれば・・・

完敗
高3の娘に「英検準一級英単語」で完敗した。集中した娘は記憶するのがはやかった。1週間でほぼ完璧に覚えてしまったのだ。今日は潔く負けを認めて、二人で次のステップに行くことを決めたのだった。

宮崎
宮崎にいる姪から「無事です」というメールが来た。小さな子ども達もいるから心配だったのだ。よかった、よかった。これで安心して眠れそうである。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第897弾!   素質44

「お母さんから聞いたんですけど、タカヤンはいつも竹刀を持っていたって・・・本当なんですか?」『ああ、持っていたよ。ケツ竹刀っていう刑罰があってね。』「ケツ竹刀?」
『そう、何かやらかすと黒板に手をつけーっ!って言ってバシっとね。』「それ、完全に体罰じゃないですか・・・・」『まあ、そうだね。でも、ゲームみたいなもんだったから・・・』「ゲームですか?」『そう、遅刻したり、掃除をサボったりしたときにバレるとケツ竹刀。本気で怒った時はそんなことやらなかったから・・・』「遅刻やサボりで竹刀ですか・・・」『あとは、なんだろ・・・上履きで外に出たりしたときかな・・・』「校則違反とかは?」『校則って・・・髪型とかスカートの長さとかのこと?』「はい」『そういうのは怒ったことがないよ。別に悪いと思ってなかったから・・・』「それはまたどうして・・・」『だって、どうでもいいことだろう・・・』「そうなんだ・・・」『でも、学校に遅刻したらケツ竹刀。それでチャラ。』「まさか、出席簿に付けないんですか?」『当たり前だろ。痛い思いしたんだから・・・出席簿は綺麗なまま。』「それ、いいかも・・・・」『だろ?俺だって遅刻したら黒板に手をついたんだぜ・・・』「え!?たかやんもやられたんですか?」『やられたよ。俺が何かミスったりすると、賢一とか剣道部が出てきて・・・竹刀が折れるまでやるから・・・・お尻が腫れて大変だったよ。』「それ、一度やってみたい・・・僕の時代の五中でいったら潤先生を殴るみたいなもんですよね。」『まあ、今の潤さんより若かったから、それはどうかなあ・・・』「でも、先生を思い切り殴るなんて、ちょっと想像できない・・・・」『みんな普段の恨みがあるから、容赦しないんだよ。ま、それで俺も彼らの痛みが分かる訳だしね・・・』「・・・・・・ケツ竹刀以外にも生徒にやられたこととかあるんですか?」『殴られたこととか?・・・・うーん。何発殴ったかは全然覚えてないけど、自分が殴られたことは覚えているかもねえ・・痛かったから・・・五中の4期生からは、18発かな。』「18発?」『ああ、9人から2発ずつ・・・18発、思い切り・・・』「何をやったらそうなるんですか」『大貧民で負けたんだよ。』「えーっ!トランプで負けて殴られたんですか?何やってるんですか・・・」『俺が新座に初めて大貧民を持ち込んだんだよ。』「え?大貧民をたかやんが?」『ああ、大貧民は沖縄トランプっていってね。大学時代、かなり流行っていたんだよ。それを初めて新座の中学校に持ち込んで教えたんだ。五中の1期生にね。他の中学校の生徒に聞いたら知らないって言ってたから、確かだよ。』「本当ですか?」『本当だよ。1期生は3年生になってから知ったけど、4期生は俺が1年生の時から仕込んだから・・・3年になるとみんな知っていた訳よ・・・』「それで、何で負けると殴られるになるんですか?」『最初は負けたらしっぺとか好きな子を告白するとかだったんだけどね・・・10回目に最下位だったら、殴られるっていうルールを作ってやったんだ。ほら、俺は大貧民のプロだったから、まず負けなかった訳よ・・最下位なんてあり得なかったんだ。それがたまたま2回連続で・・・負けてね。殴るって言ってもビンタだけどね・・・みんな俺が負けたら喜んじゃって・・・思い切りやりやがったから・・・3日間くらい、腫れがひかなかったくらい顔が腫れてたよ。』「信じられない・・・・今やったら大問題ですよ。」『まあ、遊びだから・・・・痛い遊びだったけどね。』「好きな女の子の名前を告白って・・・タカヤンも言ったんですか?」『それはどうだったかなあ・・・言ったような気もするけど・・基本負けなかったからね。』「・・・・・」
『誰の名前を言ったんだろう・・・うーむ。忘れたことにしておこう。』「・・・・・・・」

今日の写真1
こんな格好で議会に来ました。そして、着替えて・・・・ランニングをして、トレーニングをして・・・・

今日の写真2
素振りをして・・・着替えて・・・打ち合わせをしてから・・・・委員会の最終日へ。

今日の写真3
我が家に戻り・・・また少し練習をしました。早く本物のテニスコートに戻りたいなあ・・・・。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・


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9月8日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第252弾!2020年9月8日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第252弾!2020年9月8日(火)  たかやん

Sora6
After cram school, Sora said, "Dad, can you go buy Una Kova at Well Park. Hitomi said"I want kinkan, and I also want Cocoa’s urine sheets..." . Since I was little, I had always been the gofer for my family. I was sent to go on errands, because I was the youngest child. Some things never change. And when I came back Sora started chemistry class. Of course in English. They're reviewing what he's learned in online classes. I think it's a good way to learn any subject.

休会日
今日の議会はお休み。こういう日には色々なことが出来る訳で・・・・朝からちょっと気合が入るのである。

193弾!
勿論、最初にやったのは193弾の制作。そろそろ駅に立たないとねえ・・・なんて思いながら、パソコンに向かったのだった。

五中
久しぶりに五中に向かった。丁度部活がはじまったところで、五中生が元気に走り回っている姿を見て、妙に嬉しい自分がいた。

日焼け
そして、陸上部の練習を見ていると・・・顧問のY先生が登場。日焼けした爽やかな笑顔を見て幸せな気持ちになった。こういう先生に習える子ども達は幸せである。

相談室
久しぶりに五中の相談室に入った。五中4期生達が3中に殴り込みに行った時に、正座させれられて説教された部屋である。どうやら、今でも「生徒指導」で活躍しているらしい。

和室
毎月、給料日の直後の金曜の夜に飲んだ和室は和室ではなくなっていた。疲れた時に仮眠したり、みんなでワイワイ飲む部屋は今はもう必要とされなくなっているのだろう。そんなことをやったら大変だ・・・

校長室
五中の校長室。52年4月、校長の敞一郎に呼ばれて「お前、3年の担任やれ」と言われた部屋。次の校長に呼ばれ「何なんだ、この学級通信の言葉遣いは」と怒られた部屋。そして、山口常義に呼ばれ「朋やん、俺はなあ・・・」と誉めて貰った部屋で、現校長と話をして・・・子ども達に対する愛を感じて山口常義のことを思い出して、・・・少し泣きそうになった。五中はいい校長・教頭でよかった。彼らがいる限り安心である。


中二から高3まで集まっての塾。「たかやん、明日校長会テストなんだよ。」『あっそ。』「なにやったらいいかなあ・・・」『今更じたばたしたってしょうがないだろ?』「まあ、そうだけど・・・」『長文読解の問題集はどう?』「いい感じ」高3の娘の為に、昨日アマゾンで頼んだ問題集がもう届いたのだ。問題集に集中している娘を見ていたら、とっても幸せな気持ちになったのだった。娘なら3冊終わるのに多分1か月はかからないだろう。俺とは違って、根性があるのである。

お使い
塾が終わると「お父さん、ウェルパークでウナコーワ買ってきて」と空。「キンカン買ってきて、あとココアのおしっこシートも・・・」と空ママ。我が家のお使いは何故か俺な訳で・・・小さい頃は末っ子だからとお使いに行かされ、今も尚、それが続いているのである。
そして、戻って来ると・・・空の化学の授業がはじまった。勿論、ホワイトボードは全て英語である。オンライン授業で習ったことを直ぐに教えることで復習しているのである。なかなかいい勉強法だと思う訳で・・・

ミュージカル
そして、その後はミュージカル映画。これも空の選択である。それがまた面白い訳で・・・真夜中過ぎまで大笑いしたのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第898弾!   素質45

「そろそろ次のクラスにいきませんか・・・」『ああ、次のクラスは1年2組。』「どんなクラスだったんですか・・・・」『凄いクラスだったよ。明るくて、団結していて、何をやっても1番で・・・・』「凄いじゃないですか。まさか1組以上だったとか・・・」『ある意味1組以上だったんだけどね。その2組にはね。あゆみという女の子がいたんだ。』「・・・・」
『その子がね。小学校の時から不登校で・・・でも、入学して来たんだよ。』「それでタカヤンはその子をどうしたんですか・・・」『何もしなかったんだ。』「え?タカヤンが・・・何もしなかったんですか・・」『うん。悪ガキ達の扱いは得意だったんだけど・・・不登校の女の子でしかも留年した子にどう接したらいいか分からなかったんだよ。』「留年って・・・・」『学年が一つ上だったんだ。八石小も何やってんだって話だけど・・・・不登校だからって留年させたんだね。小学生をね。』「何か酷いですね」『だからね。学校に来る訳ないなって、思い込んでいたのよ。』「だから何もしなかったんですね」『ところがね。オダパンっていう男の子がね。入学式の後数日してからかなあ、突然言ったのよ。』「何て言ったんですか・・・」『あゆみが来ないと本当の2組じゃない!ってね。』「凄い子ですね。八石小の子だったんですか」『いや、オダパンは栗小だと思う。それで、ハッとしてね。何とかしなきゃって思ったのよ。ちょっと複雑な家庭でね。それで、子ども達を連れて行ったんだけど・・・会ってくれなかったのよ。ま、当たり前だよね。ずっと放っておかれて、いきなり来られてもね・・・』「それでどうしたんですか」『ああ、毎日、学級通信をあゆみの家のポストに入れていったんだ。』「一生懸命ですね。」『そう、クラスの様子や子ども達の様子も分かるし、あゆみのことも書いてね。・・・で、担任の俺がそういうことをやりはじめたら、子ども達も一緒に行きたいってなるじゃん。』「そうですね。1年生だし・・・」『その内、怜子って子があゆみとの接触に成功するんだ。家庭環境が似ていたからかも知れないんだけど・・・気持ちが通じたんだろうね。それで、俺も会えるようになってね。』「会えたんですか・・・・」『ああ、時間はかかったけどね。そこまで行くのに何か月もかかったのよ。』「そんなに・・・・」
『その間、行事が色々あったんだけど、いつも2組は“あゆみの為に優勝しよう”が合言葉になってね・・・勝ち続けたんだ。』「1組みたいじゃないですか・・・・」『1組と違ったところはね、赤いハチマキをして勝ち続けたんだ。』「赤いハチマキですか。2組だけ?」『そう2組だけ・・・目立つよねえ。他のクラスはしてないんだから・・・』「何で赤だったんですか。でも、楽しそうですね」『俺はね。五中の体育祭で白団の代表だったんだけど、4期生の時から赤団の代表になってね。3年間赤団をやってたんだよ。その時のハチマキを卒業生達に貰って、足りない分を買って・・・全員分揃えたんだ。』「五中の体育祭って、昔から燃えてたんですか」『ああ、中村敞一郎に日本一の体育祭にしろって言われてね・・・石神井高校の体育祭が俺達の時代から結構有名でね。その時の応援団を思い出して、それを導入したんだ。』「五中の体育祭って、タカヤンと関係してたんだ・・・」『普通は体育科が決めるんだろうけどね。中村敞一郎が俺に日本一の体育祭とか無理なこと言うから・・・』「昔から二色だったんですか」『ああ、紅白の二色だけどね。』「どこで黄色になったんですか」『俺たちがいなくなって、暫くしてから4色か5色にしたんじゃないかな。それで失敗して・・・二色に戻す時に生徒達のアンケートで赤と黄色が決まったみたいよ。』「そうだったんだ・・・・二色だから盛り上がるんですよね。」『ああ、敵味方がハッキリするからね。二色対抗がいいと思うよ。それにクラス対抗を入れることが重要だね。』「二色対抗でクラス対抗・・・覚えておきます。」『ああ、結構重要だぞ。』「はい。あれ、あゆみちゃんはその後どうなったんですか・・・」『あしたね。』「はい」

今日の写真1・2・3
我が母校、五中の校庭です。僕がいた時代からもう40年以上過ぎました。緑は濃くなりましたが、雰囲気は昔のままです。ここで僕の教師人生がスタートしたのです。猛彦達と出会った日のことを、あゆみと夜この校庭を見た日のことを思い出しました。そして、たー坊たちと一緒に走った日のことを・・・思い出しました。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・



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9月9日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第253弾!2020年9月9日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第253弾!2020年9月9日(水)  たかやん

Sora7
Drama class has started today. High schools in Canada usually have drama classes.
I don’t know what Sora is doing for class. But around midnight, Sora said something out loud. I really hope Sora will get the best out of this experience.

一般質問
今日から一般質問がはじまった。政和会の池田さん・嶋野さん、公明党の鈴木秀一さん・野中さんと4人の方が午前中に一般質問をして・・終わるかなと思ったら、流石に午前中に終わることはなくて・・・

休憩
控室で水分補給をしながら、二人で雑談。ご飯を食べないので、真面目な話から、超どうでもいい話まで二人でよく喋った訳で・・・昼休みはあっと言う間に終わってしまったのだった。

13時15分
それでも13時15分には終わってしまった。コロナの影響で、今までは答弁のない部長も出席していたが、今回の一般質問では、答弁のない部長たちは退席してしまう。少しでも密度を下げようという作戦である。

昼ご飯
家に戻ると空も起きて来て・・・・今日初めてのご飯を二人で並んで食べた。録画しておいた「韓国ドラマ」を見ながらの食事である。

193弾!
時間があったので、9月号の作成に取り掛かる。なかなか調子が出ず・・・その内、世界史のYouTubeを見ていたのだった。

大麻と煙草
どちらも葉っぱなのに、大麻を自宅で吸っていた俳優は逮捕され、議員室で他人にも煙を吸わせていた国会議員は逮捕どころか注意も受けないって・・・どういうことだろう。片方は自分の脳だけが害を受けても逮捕。もう片方は他人に迷惑を掛けて野放し・・・「法律」って言ってしまえばそれまでだが・・・どこかおかしくないか。煙草の煙が大嫌いな人間からすると、法律を破っている国会議員達の方が「害」があるように見えるのだが・・・。


夜は塾。中二の息子達との個別の塾でスタート。学年で上位の息子の質問やリクエストはなかなかレベルが高く、面白い。そして、彼らの会話もまた面白いのである。
「今日理科の実験で怒られたでしょう」「怒られた、怒られた。炭酸水素ナトリウムの実験で、試験管割っちゃって・・・」『熱した試験管を水に入れたら・・・そりゃ割れるだろ。でも、真剣にやっていたなら、俺は怒らないけどなあ。』「無茶苦茶怒られた・・・」『怪我をしなければいいよ。ふざけてやると怪我するからね。試験管なんか何本割れてもいいんだ。』「3組の給食に納豆入ってたんでしょ?」「うん」『納豆?』「納豆じゃなくて、ナット」『なんでまた・・・・』「教頭先生と栄養士の先生達が謝りに来た」「生徒に頭を下げたんでしょ?」「そう・・・何か可哀想だった・・」『でも、大人が子どもにちゃんと謝るって大事なことだよ。素敵な先生達じゃない。でも、給食室のナットが給食に混入するって・・栄養士や給食のおばちゃん達のせいじゃないからね。』「そうだよね。」「そう思う」
「家庭学習ノートが怠い」『何のためにやらせるんだろうねえ・・・』「え?昔はやってなかったの?」『やるか、そんなもん。それで、その子に勉強のアドバイスをするなら分かるけど・・・何もしないんだろ?』「〇つけたり、ハンコ押したりするだけ・・・1人5秒だよ」
『それで、お前たちの貴重な勉強時間が奪われるんだから・・・本当分かってないよな。』「ホント、意味ない」『やらなきゃいいじゃん・・・』「怒られるもん」『くだらない・・・俺もやったよ。交換ノートはね。』「何それ」『悩み事とか相談するんだ。何を書いてもいい。勿論、勉強の質問もあり。恋の質問も親の問題も何でもありのノートだった。面白かったよ。大変だったけどね・・・・。』「昔の方が楽しそう・・・・何で今の先生達、こんなになっちゃったんだろ。」『なんでかねえ・・・自分の脳みそで考えてないからじゃない。』「そっか」その後、中三の息子も加わって、校則の話題で大いに盛り上がったのだった。

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第899弾!   素質46

「あゆみちゃんの話でした。」『そうだった。オダパンのお陰で担任としての未熟さに気づいたって話をしたよね。』「はい」『それまではね。勝てばいい。1位になればいいクラスみたいな気持ちでいたのよ。』「わかります」『でもね。優しいクラスじゃないとダメなんだなって・・・当たり前のことをオダパンに教えて貰った訳。もう、怖いものはなにもないぞっていう5年目に、初めてね。目の前の子だけじゃなくて、学校に来られない子のことも考えるのが担任だろうが!って教えて貰ってね。』「凄い子ですね。オダパン。」『うん。今でも駅で会うけどね・・・』「そうなんだ。元気なんですね。オダパン。」『ああ、いつも会うたびに元気を貰っているんだ。教師っていう仕事はさ、これでいいっていうラインが無い仕事なんだよ。あるラインまで行くと、それ以上のラインが見えてくる。そのラインまで行くと、またその上のラインがある・・・そんな仕事なんじゃないかな。』「ラインですか・・・・」『そう、1期生の猛彦達と出会った時、遥か彼方の高さにそのラインがあって・・・それを超えたから、もう大丈夫って思って・・・でも、賢一や宏美達といたら、もっと上にそのラインがあるだろって言われて・・・それを超えたと思ったら、まだだぜタカヤンって、オダパンに教わって・・・そんな感じかな。』「なんか奥が深い話ですね。それで、あゆみちゃんはどうなったんですか?」『それから3年間担任したんだけどね・・・学校にはなかなか来られなかったんだ。だけど・・・』「だけど・・・」『看護師さんになって、結婚もして・・・幸せになったんだ。』「いいじゃないですか・・・よかったです。」『だろう。それをちゃんと知ることができたことが幸せなんだ。卒業したら終わりじゃないんだよ。卒業しても、いつまでも担任は担任な訳さ・・・・』「卒業させたら終わりじゃないんですね・・・」『そう、卒業させた子達との関係は一生続くんだ。』「一生ですか・・・」『そう、俺の先生達が俺のことをずっと覚えていてくれたように・・・俺達もずっと忘れちゃいけないってことだ。』「どうやって忘れないようにするんですか・・・」『学級通信を毎日書いていれば、多分忘れないけれど・・ときどき卒業アルバムを見ると・・・他のクラスの子の記憶も確実に残るようになるよ。最近はやってないけどね・・・』「変なところで努力してるんですね・・・」
『変なところじゃなないだろう・・・自分の名前を忘れられたら寂しいだろうよ。』「そうですね。寂しいですね。」

今日の写真1
控室での僕なのですが・・・この写真を見て驚きました。父さんとソックリなのです。僕の父さんを知っている人はそう思う筈です。知っている人は少なくなりましたが・・・・

今日の写真2
僕と空の英語の先生のモッコです。インターナショナル高校の本物の先生でもあります。そして山形県人でもあります。

今日の写真3
右下が小学生の頃。運動会で1等賞を取って笑顔。左下が中学校の修学旅行だと思います。右上が高校か大学時代か・・・・そして左上が、教員になってから・・・従弟の結婚式か教え子の結婚式で歌を歌っているところですね。

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・

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9月10日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第254弾!2020年9月10日(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第254弾!2020年9月10日(木)  たかやん

4時半
世の中はまだ薄暗かった。空はついさっきまで起きていたみたいだ。しょうがないよねえ・・・地球の裏側の先生と交信しているんだから。大事なことは「言葉」が通じるということ。同じ日本人でも言葉が通じそうもない人相の悪い奴らもいる訳で・・・空は今、このコロナで世の中が暗い時時代に、果敢に広い世界に挑戦しようとしているのだ。思い切り応援してやろう。

解散総選挙
10月に解散総選挙がある・・・と、河野外相が発言したらしい。「corona禍」で政治の空白を国民は望んでいない・・という声もあるが、日本には優秀な官僚がいるのだから、どうぞ国会をお休みください。そう言っておこう。国民が望んでいるのは、「安心して生きていける国」であり、「間違った経済対策で沈みゆく国」ではないのだ。アベノミクスという糞のような経済政策で株は上がり「ボロ儲け」した大企業と大金持ち。そして、国民の実質賃金は下が続けたのだから、滅茶苦茶である。非正規雇用が国中に溢れ、結婚したくてもできない若者が増え、当たり前のように人口が減りはじめ、それでも足りないと移民政策を進めてきたバカな自民党政治を終わらせないと、日本は本当に終わってしまう。コロナ対策にも無能振りを十分に発揮してくれたのだから、解散総選挙、大いに結構である。


一般質問2
一般質問二日目である。トップバッターは公明党の伊藤さん。2番目は政和会の鈴木さん。3番目は公明党の谷地田さん。ここで11時半を回って・・・4番目、政和会の助川さんの1回目の質問が終わったところで昼食休憩になったのだった。

休憩
控室で水分補給をしながら、二人で雑談。ご飯を食べないので、真面目な話から、超どうでもいい話まで二人でよく喋った訳で・・・今日の昼休みもあっと言う間に終わってしまったのだった。

午後
13時05分。並木傑市長が答弁している。同じ自民党でも安倍晋三や菅義偉よりは100倍ましな答弁である。須田健司前市長もそうだが、二人とも国会に行っても、原稿なしで答弁できるのではないだろうか・・・・自分の脳みそでちゃんと考えているので、どんな質問に対してもちゃんと答えられるのだと思う。そう自民党にもまともな人はいるのだ。安倍晋三の経済政策は間違っていることを知っている人達もちゃんといるのである。

ヤオコー
「タカヤン、ヤオコーに付き合って!」と孝子。『いいよ。』という訳で、孝子と二人でヤオコーで買い物。孝子は今まで使えたヘルパー制度が使えなくなってしまったらしい。買い物の付き添いくらいお安い御用である。野菜とお肉となっちゃんのスイーツを買って、家まで送ったのだった。

昼ご飯
家に戻って、昼ご飯。今日初めてのご飯なので・・・お腹はペコペコ。結構な量を食べてしまった。そのままだと血糖値が上がるので、そこから外に出て運動。家の中でスクワットなどのトレーニングをして、シャワーを浴びたのだった。


夜は塾。前半は中二、中三の息子達との集団塾。息子達に空が使った問題集をプレゼントしたのだった。そして、後半は高2の娘との個別塾。中学時代に酷い虐めにあった娘との久しぶりの塾。13・14・15歳の頃に受けた心の傷の深さは計り知れないもので・・・その傷を癒すには娘の「良いところ」を徹底的に肯定して、「自信」をつけてやるしかないと再確認する。元々が超いい子なのだから・・・周りが余裕を持って見守っていけば絶対に大丈夫だと思う。今日は久しぶりに二人でレポートに集中。その内容はとても娘独りで出来る内容ではなく・・・二人で集中して、何とか2枚終わらせた訳で・・・・帰りは色々話しながら家まで送ったのだった。

Sora8
Sora’s homework seems to be really hard. In drama class, the teacher gave Sora the script two days ago. And asked Sora to recite it, shoot it on video, and send it to him by tomorrow night! It's hard to understand the script in two days, and it's so hard to play it. There are a lot of slang in the script that Japanese students don't learn at school. But I think he'll be able to gain strength if he can overcome this challenge.

教師を目指す人・若い先生へのメッセージ 第900弾!   素質47

「不登校だったあゆみちゃんは幸せになったんですね」『うん。凄いことだよね。大変だったと思うよ。』「タカヤンはあゆみちゃんの他にも不登校の子達の担任をしたんですか」
『そうだね。最後まで来られなかったのは五中では英雄、六中ではさち子と貴広、二中ではさおり・・・かな。』「他の子は来られたんですか」『そうだね・・・何とかね。今でも気になってしょうがないよ。元気だっていう情報もあるんだけど・・・何の情報も無い子も1人いるしね。』「寂しいですね」『ああ、力不足を感じるよねえ。小学校時代から来られない子達だからね。普通の子達だって、中学行くのが怖いことあるでしょう。難しいよ。お前ならその子達の気持ち、わかるんじゃないか。』「そうですね。」『俺だって、中学時代、不登校になりそうになったことあるんだぜ。』「タカヤンがですか!」『そうだよ。教室で何人かの集団でドスで脅かされてさ・・・』「ドスって?」『短い刀だよ・・・』「刀って・・・中学生ですよね。」『ああ、そういうのを学生服に仕込んでいた奴らがいたのよ。それも小学校時代の友達でさ・・・それがショックでね。』「で、どうしたんですか?」『親友が教室から助け出してくれて・・・その後、先生が直ぐに家に来てくれらしい。』「らしいって?」『余りのショックで記憶がないんだよ。』「でも、それで行けたんですか?」『ああ、先生が来てくれて、次の日から行ったらしい・・・』「相手が集団じゃあ戦えないですね」『ああ、剣道部、柔道部の奴らだったからね。超ワルがきだった俺が、テニスと勉強で目立って、女の子とも仲良くして・・気に入らなかったんだと思う。』「何か、分かる気がする・・・・」『でも、テニス部の仲間が猛然と助けに来てくれたんだ。ヒグっていう親友がね、開成から東大に行った秀才なんだけど・・・お父さんが自衛官でね。正義感が強かったんだ。そのヒグが一人で教室に入って来てくれてね。“お前らなにやってんだ!”って・・・・』「正義の味方ですね」『勉強は何やっても勝てなかったんだけど、テニスだけは俺が師匠でヒグが弟子だったのよ。師匠がピンチってことで、弟子が助けに来てくれたんだ。』「いい話ですね。仕返しはなかったんですか?」『ああ、多分、先生達が守っていてくれたんじゃないかな。もとは仲良しだった訳だし・・・・俺は怖いよりも悲しくてね・・・好きだった友達に脅かされて・・・それで、学校に行きたくなくなったんじゃないかな。』「でも、行けたんですね」『ああ、友達が沢山いたからね。テニス部の仲間も、クラスの仲間も、先生も・・みんないたから・・・』「よかったですね・・・・」『ああ、ずっと友達には恵まれていたと思うよ。』「それ、大きいですね」『そう、その時にね。好きだった友達に裏切られる悲しさというか、心の傷の大きさというか・・・そういう目に見えないものを学んだ気がするんだ。不登校の子達って、そういう子が多いんじゃないかな。相手は友達だったり、先生だったり・・・』「なるほど・・そうかも知れませんね。」

今日の写真1
控室での腕立てです。前の様に深く曲げて伸ばす腕立てではありませんが・・・少し戻って来たような気がします。

今日の写真2
塾の風景です。こんな感じで質問に対する説明をしているのですねえ・・・。この日は結構な密度でした。

今日の写真3
高3の娘です。学年で1位の賢い娘です。まさか英単語で負けるとは・・・悔し過ぎるう・・・

*この日記を読んだ全ての人達が明日も幸せでありますように・・・





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