Diary 2011. 2
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2月11日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第42弾! 2011.2.11(金)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第42弾! 2011.2.11(金)   たかやん

ありがとうございました!
午前0時過ぎ、目の前にいる母さんに「誕生日になりました。生んでくれて本当にありがとうございました!」と言った。「父さんが死んだ年と同い年になりました」「本当に若かったんだね」と言ったところで、涙が出てきてしまいました。母さんはただ「おめでとう!」そう言ってくれました。誕生日は母さんと父さんに感謝する日なのだと思いました。

7時
久しぶりにゆっくり起きた。ひとみの体調が悪いので、朝ごはんを作り、母さんと空に食べさせる。洗い物をして、一早の奥さんの運転で新堀の塾へ。味噌作りが始まった。

4人
最初は一早と一早の息子のいくと。そして僕の長女の雪、この4人しかいなかった。途中で直弘が来て5人。塩きりが始まった。

法子
塾生の1期生の法子が来てくれて、塩きりは加速した。昼前に祐晴が来て、亮も来て・・・さらに明るくなった。

快治
葛飾から、雪の中を五中の7期生の快治が家族みんなで着てくれた。遠くから、わざわざ来てくれるのだから本当にありがたい訳で・・・

感謝状
次に登場したのは百々花。お母さんと、仲良しのめいちゃんとケーキを作ってくれきたのだ。そして、感謝状まで読みあげてくれて・・・・超サプライズだった。

政美
次に登場したのがまさ。まさも五中の7期生である。最近は川掃除にも毎回参加してくれているまさ。頼りになる男である。

猛彦
そして五中の1期生の猛彦が来た。最初の卒業生で、二人一緒に暴走族の手入れで捕まった仲である。8つ下の弟と言ってもいいかも知れない。家族みたいな存在なのだ。

次郎
次に来たのが五中11期生の次郎。我が家の最後の居候なのだが・・・・まあ、テンションが高くて・・・騒々しい奴で・・・みんなで大笑いしたのだった。

祐希、つかさ、めぐ
塾生だった3人が来てくれた。みんなで行った、妙高へのスノボー塾の合宿の話になり・・・盛り上がったのだった。

順子
五中11期生の順子も来てくれた。次郎とは同級生で、二人とも当時の記憶が蘇ってきたらしい。同じ時代を生きたことは、何十年経っても変わらない訳で・・・嬉しい再開だったと思う。

シンデレラ
我が家にたどり着いたのは、0時ちょっと前。みんなで新堀から石神まで歩いたのだ。もう少しでシンデレラになるところだった。

今日の写真1
表彰状には感激しました。涙が出そうになって、堪えました。こんなに素敵な誕生日は初めてです。みんなに感謝、感謝です!

今日の写真2
左からめぐ、次郎、つかさ、僕、祐希です。みんな立派な社会人になっています。ひさしぶりに塾に戻ってきてくれました。みんな、ありがとうね!!

今日の写真3
我が家の嫁候補の法子です。僕のお嫁さんではありませんよ。我が家のお嫁さんです。一早曰く「たかやんのお母さんの若い頃にそっくり!」気が付きませんでした。昔も今も瞳が輝いている法子です。それにしてもだらしない顔している私です。

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2月12日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第43弾! 2011.2.12(土)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第43弾! 2011.2.12(土)   たかやん

最近の話題1
昨日の応援団の総会で話題になったのが、中学生の喫煙と生徒指導。「何で、最近の中学生は学校帰りにジャージで煙草吸うかねえ」と、野寺に住む一早。「ああ、俺もこの間坂の所で遭遇したよ。車の窓を開けて、“おい!中学生は禁煙だぞ!!”って言ったら、慌てて消してたよ。可愛いっちゃあ可愛いんだよ。悪いって分かってんだから・・・それを大人が注意しなきゃいけないんだよなあ・・・」と僕。こんなメールも寄せられた。

1. 私達も通った道ですが、私達は喫煙する場所をわきまえ隠れて吸った物ですが、先日孫娘と野寺の裏山を散歩していてこんな場面に出っくわした。裏山ベンチの周りに3人の中学生の姿を見つけた、何かおかしい。3人の手から煙がでている、たばこを吸っているのだ。周りに枯れ草が一杯有るベンチで煙草を吸っているのだ。こんな時に他人の爺さんが注意した所で反感を持って文句を言うのに決まっていると思い、私はこんな注意をして、その場所を離れた。火に気お付けろと只一言いって別れた。彼達から素直にはいと返事が返ってきた。でも帰宅して思った。今の中学校は中学生の喫煙についてどんな考えを持って居るのか、私は知りたい気になった。場所をわきまえず煙草を隠れて吸う感覚。火事に成ったらと言う考えが頭に浮かばないのか不思議でならない。

*見てみぬ振りが一番いけない。子ども達は一度喫煙すると、あっと言う間にニコチン中毒になってしまう。だから、絶対に駄目だよ!と、言ってあげなきゃ。そして、乾燥した冬には火事になることも教えてあげなきゃけないのである。中学生諸君!制服、ジャージで煙草を吸うんじゃあないよ。母校の評判を自分達で落としてどうする。煙草を吸うと、脳みそに悪いんだぜ。運動能力も低下するし、煙草臭くなるし、いいことは一つもないよ。まさか、携帯灰皿を持ち歩いてはいないだろうから、どこにでもポイ捨てするだろう・・・。それじゃあ馬鹿な大人と同じじゃないか。そうやって、自分の国を汚しちゃあいけないんだ。兎に角、体の為に、心の為にも・・・煙草はやめなさい。

最近の話題2
こんなメールも来ました。
2.娘が先日スキー教室に行ってきました。(自分たちは2年生での裏磐梯の林間学校でしたけど、スキー教室の方がよかったなあ・・・って思います。)そこでの出来事ですが、先生たち少しやりすぎじゃない?と思う事があったそうです。あるクラスの女子(娘のクラスとは別)数人が、就寝後に男子を部屋に招き入れたらしいのです。(男子が・・・じゃなくて女子がってのが時代かな・・・)それは確かに悪い事だとは思いますが、翌日その男子・女子に「謝罪会見」と称して、ほかのクラスの生徒も含めて全員の前で謝罪させたとの事。当然ほかのクラスの生徒の中には知らなかった子もいると思います。(娘も知らなかったらしい)中には泣き出した女子もいたとの事です。
 また別件でスキー教室に禁止されてたお菓子を持ってきた生徒にも「謝罪会見」させたと言う事を聞きました。
 生徒が悪い事をしたのは事実ですが、この2つの「謝罪会見」、必要なんでしょうか?同じクラスの生徒だけに謝罪するのならわかる気もしますが、事実を知らない子供たちもいる中で謝罪させるのは、ちょっと行き過ぎじゃないかなって気もします。
 今の学校って、そういう方法が正解なんですか?少なくともウチらがいた時代の五中では無かったですよね。
 実は、この話を聞いて学校に問いただすべきか考えました。ただうちの娘が関係してないので、他人が口出しするのはマズイかなって黙ってました。いくら時代が違うって言っても、他に方法は無いのでしょうか?

* その指導法は完全に間違っています。「謝罪会見」という言葉に嫌なものを感じます。学年集会での「決意表明」となんら変わりありません。陵平やひさゆきの事件での反省がちっとも生きていないのです。昔も夜に生徒が移動することはよくありました。ゲンコツが飛んだことも、真夜中の正座もありました。僕のように一緒になって語った教師もいました。僕は林間や修学旅行のときに、自分の部屋で寝たことは殆どありません。子ども達が殴られないように、正座させられないように飛び回っていたのです。それでも、ゲンコツも正座も「謝罪会見」に比べたら100倍ましです。ゲンコツも正座も思い出にはなりますが、「謝罪会見」は心を傷つけるだけだからです。その生徒指導法は間違っています。プロの教師のやることではありません。アマチュアだから生徒が荒れていく・・・よくあることです。お菓子で本気になってどうするの。そんなどうでもいいことで怒っているから、子どもたちの姿が見えなくなるのです。僕が校長なら、子ども達ではなく、その教師達を怒鳴りつけます。新座の教育レベルが問題になっていますが、生徒指導のレベルはさらに低いと思います。子ども達の心に響く生徒指導をしている先生もいるだろうに・・・・。その話は本当にガッカリしました。

今日の写真1
前の晩から水に浸しておいた大豆を、朝の9時過ぎから煮ました。大豆は全部で3種類。ということは、3種類の味噌ができるという訳です。

今日の写真2
長男の亮と長女の雪です。病気になってから、あまり笑わなくなった亮ですが・・・最近は昔のような笑顔を見せるようになりました。昔は喧嘩ばかりしていた姉弟ですが、今は一緒にどこにでも出かけているようです。

今日の写真3
五中の1期生の猛彦とのツーショットです。3年4組の担任は僕でしたが、影で僕を助けてくれていたのが猛でした。猛がいなかったら・・・クラスは滅茶苦茶になっていたでしょう。当時から同じ歳に間違われていて・・・400CCのオートバイに二人で乗っていて、暴走族の検問にひっかかった話は余りにも有名です。
「誰のバイクだ?」「あ、僕のです。」「お前達どういう関係だ!」「教師と生徒です」「どっちが教師でどっちが生徒だ?」

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2月13日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第44弾! 2011.2.13(日)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第44弾! 2011.2.13(日)   たかやん

川掃除
多分、1年で一番寒い川掃除が2月の川掃除。それでも若者達は、最初から川の中に入った。胸まであるゴム長?のお陰である。みんなガンガン冷たい水の中に入っていく。そして、ゴミを拾い捲ったのだった。

挨拶
トングとゴミ袋を持って「おはようございまーす!」と、挨拶すると・・・殆どの人が「おはようございまーす」や「ご苦労様です」と挨拶を返してくれる。ところが、中には全く反応できない大人がいるのである。その率3割強・・・・あれでは子ども達の挨拶のことは言えない。子どもは大人の背中を見て育っていくのだから・・・。挨拶を返せない人は、まず自分からは挨拶はできないだろう。日本はいつからこうなったのだ。子ども達のことなど言えない。大人ができないことを子どもに求めてはいけない。ああ、本当に情けない

うんこ
僕が五中の1期生の真弓ちゃんとゴミを拾っていると、僕より明らかに年上の男性が「このゴミもいいですか?」と真弓ちゃんのゴミ袋にゴミを捨てようとした。笑顔で「いいですよ。」と真弓ちゃん。「犬のうんこです」とそのおじさんが言った瞬間、「それは飼い主がちゃんと持って帰ってください!」と、ピシっと言う真弓ちゃん。こういう非常識なオッサンがいるのだから、子ども達もお菓子のゴミを捨てる訳だ・・・・。ああ情けない。馬鹿じゃねえのか!!

携帯
その真弓ちゃんが橋の下で携帯を拾った。携帯にはロックがかかっていて・・・発信はできない。しょうがないので、発信履歴の「ママ」という番号へ僕の携帯から電話をしてみた。留守電になったので、“黒目川で携帯を拾いました。連絡をお待ちしています”とメッセージを残した。暫くして非通知の電話があった。携帯の持ち主の「ママ」からの電話だった。「どうしましょうか?」と聞くと、「AUにも警察にも届けましたので、派出所に届けてください。」「お宅に届けましょうか?」と言っても「警察にお願いします」とママ。こちらが派出所へ行く面倒さや、警察で書く書類の面倒くささは頭にないらしい。どういう理由かは分からないが・・・もう昭和の常識は通用しないのかと思うと、本当に情けなくなる。いやあ、今日は情けない大人ばかり見てしまった。

今日の写真1
9時過ぎ、川に入る直前の若者チームです。この格好でいるのが楽しいらしく・・・家から着てくる子も・・・それにしても、みんないい顔していますね。どこかの国の政治家たちとは正反対の顔をしているとは思いませんか。

今日の写真2
川の中に捨てられていたバイクです。僕らが掃除した区域外に投棄されていました。来月になってもあったら、僕らが拾います。川がゴミ箱だと思っている馬鹿がいるんですね。本当に情けない・・・・

今日の写真3
第三分団に新しい消防車が来ました。11時からはその式典がありました。川掃除を早めに切り上げ、バイクで駆けつけました。3分団の若者達もみんな良い顔をしています。地域を守る若者達も、地域の川を綺麗にする若者達も、みないい顔をしているのですね。


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2月14日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第45弾! 2011.2.14(月)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第45弾! 2011.2.14(月)   たかやん

お休み
11日から発熱が続いていた空。昨夜は酷い腹痛でダウン。夜中は咳が酷く・・・学校を休むことになった。インフルエンザを疑ったのだ。

ダッシュ
空父はのんびりゴミ出しをしていたのだが・・・いつもの時間に気づかず・・・ダッシュで東門へ向った。

8時45分
そして、8時45分まで1年生の教室を順子と二人で見守ったのであった。先生がいない教室は面白い。席について黙々とプリントをする子どももいれば、「そんなの関係ない!」と走り回る子もいる・・・。

環境対策課
昨日の川掃除で出たゴミのことで、環境対策課に電話をする。これを忘れると、いつまでも公園にゴミが置きっぱなしになってしまうのだ。

建設審査課
空を小児病院に連れて行くついでに、市役所の建設審査課へ・・・。我がマンションの隣に建設予定の建売住宅に関しての相談に行ったのだ。

風邪
空はインフルエンザではなかった。風邪がお腹にいったらしい。ホッと一安心である。咳はまだ出ているが、明日から学校に行けるかも・・・

続・謝罪会見
先の謝罪会見に関して、新しい情報が入った。その「謝罪会見」は反省した生徒達の意見で実現したことだと言うのだ。先生たちが強制した「謝罪会見」ではなくて、子ども達が自主的に「謝罪会見」したというのである。教師が生徒に「君はどう思うんだ」「君はどうしたらいいと思うんだ?」と聞くことはよくあることだ。そういう指導がいいと思い込んでいる先生たちも多い。そして子ども達が決めたことだから・・・と、謝罪会見を行う。(それじゃあしょうがない)そう思う人もいるだろう。でも、僕はそれにも反対である。子ども達に考えさせて、「僕は万引きをしました!」「僕は煙草を吸いました」「僕は覚せい剤に手を出しました」と全校生徒の前で言うと、反省した子ども達が決めたら・・それでも、教師達は止めないだろうか。子ども達が決めたことでも、最後は教師がそれを許可するかどうかを決めるのである。体育祭だって、合唱際だって、卒業式だって、修学旅行だって・・・そこに子ども達の意見が反映されることは殆どない。約束を破った時だけ、「子ども達の自発的な意見なんです」というのはおかしくないか・・・。子ども達は教師達が望んでいることをやろうとするものなのだ。どうしたら、先生達が納得するか、どうしたら、先生たちが許してくれるのか。どうしたら、内申が悪くならないで済むのか・・・必死で考えるのである。それが中学生だ。
男子生徒が女子生徒の部屋に行った・・・。ゲンコツをくれてやればいいではないか。2時間程寒い廊下で正座させてやればいいではないか。それで文句を言う親がいたら、その親にもゲンコツをくれてやれ。「馬鹿たれが!」と言ってやれ!

教師に必要な言葉は「君はどう思うのか」ではない。「俺はこう思う」なのだ。そこを間違えてはいけない。「君はどう思うのか」という質問は大学生だって出来る。「俺はこう思う」はそう簡単ではないぞ。一見、「君はどう思うのか」がよさそうに見えるかも知れないが、それは違う。教師は「僕はこう思う」「俺はこう考える」といわなくてはいけないのだ。子どもの立場に立つということは、子どもの意見を求めることではない。子どもの側に立って考えれば、誰でも分かることだ。昔も今も、子ども達はいいこともすれば悪いこともする。「君はそれについてどう思うんだ」と「俺はそれをこう思うぞ」。あなたが子どもなら、どっちがいい子になれそうかな?さあ、この問題。応援団のみんなはどう思うかな?学校の先生達はどう思うかな。「俺はこう思う」という人。どんどんメールください。


塾からの帰り道。子ども達を3人乗せ、東久留米経由、石神3丁目行きで僕の車は走り始めた。その途中、転倒しているバイク1台。こけた自転車1台。追突した自動車3件(6台)を目撃した。20分間で5件の事故を目撃するのだから、雪というのは恐ろしい。僕は途中何度もブレーキテストをしながら、車間距離を十分にとって、運転したのだった。

雪合戦
明日の朝の子ども達の笑顔を早く見たい。そして、子ども達が校庭を走り回りながら、雪合戦をするのを見たい。そして、出来ることならば、先生も子どもにかえって、子ども達と一緒に汗を流して欲しい。そう、雪合戦は熱い戦いなのだ。汗びっしょりになるのである。校庭が荒れることなど気にしてはいけない。気にするのは子ども達の心が荒れてしまうことだ。校庭は整備すれば綺麗になる。でも、荒れた子ども達の心はなかなか元には戻らない。先生達。明日は子ども達と校庭にでましょう!子ども達と同じ目線で、同じ言葉を話して、同じ痛みや、冷たさを感じましょう。雪は神様があなた達にくれたプレゼントなんです。どうか思い切り、走り回ってください。大丈夫、雪ですから転んでも滑ってもおかしくありません。そして、大声で笑ってみてください。子ども達もきっと、みんな笑顔になりますから・・・・。

今日の写真1
左が面倒くさい男、その名を次郎といいます。我が家の居候でトイレは壊すわ、襖は壊すわ、亮の将棋の本にはゲロ吐くわ・・・酷いものでした。五中が最強の時代の番長で・・この日も大暴れして・・僕に5発くらい殴られていました。右がスピーカーまさ。いつもはよく喋るのですが、この日は後輩の次郎にやられっぱなしで・・・久しぶりに、おとなしいマサを見ました。

今日の写真2
祐晴が作ってくれた鍋です。何という名前だかは忘れてしまいましたが・・・妙に旨い鍋で、次郎などは6杯も食べていました。栄養満点の美味しい鍋でした。

今日の写真3
その祐晴です。この日は厨房に入りっぱなしで・・・ずっと料理を作ってくれていました。23人分の料理ですから、大変だったと思います。ありがとうね、祐晴!

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2月15日 (火)  一生懸命』幻のたかやん日記 第46弾! 2011.2.15(火)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第46弾! 2011.2.15(火)   たかやん

久しぶりに・・
学校まで空達と一緒に歩いた。雪で滑っては困るし、車が滑っても困るから・・・。でも、思ったほど凍結してなかったので、誰も転ばず・・・・無事八石小に着いた。校門では教頭先生が、雪かきをしていた。誰もいないと思った、1年2組の教室には担任の好子先生がいた。きっと、雪だから早めに来て、子ども達を待っていてくれたのだと思う。本当に素敵な先生である。僕は好子先生に挨拶をして東門に向った。東門ではK先生とT先生が雪かきをしていた。

東門
今日も子ども達は元気だった。雪を投げ合って、喧嘩になり、「ちょっと待ったあー!」と止めに入るシーンもあったが、みんな元気に登校していた。五中の子達も高校生も、そして五中・六中の卒業生達もみんな挨拶をしてくれて嬉しかった。

空父
今朝も沢山の1年生とお話をした。2組は勿論、1組の子達も僕がいることを何とも感じなくなっている。そこにいるのが当たり前・・・っていうか・・・・「空父」「たかやん」「おとうさん!」呼び方は色々あるのだが、みんな笑顔でいてくれるのが嬉しい。

リハビリ
午前中は膝のリハビリ。あと少しで運動ができそうなところまできている。リハビリの後は久しぶりに茜の家に・・・こころと茜と3人で色々相談をした。親戚というより家族のような存在なので・・・話は大いに盛り上がり・・・長居をしてしまった。

特選
空が美術展で特選に選ばれた。それで、今度の日曜には美術館に行くことになった。水泳や勉強も頑張っているけれど、絵も頑張っていたのだ。勉強はまったく出来ず、絵は超へたくそだった空父からみると、羨ましい限りである。空父は「遊びの天才」と、言われていたから、その点に関しては絶対に負けないが・・・後は全て、空に負けている・・・とほほ。

明日
いよいよ県立入試が始まる。子ども達にとっては、運命の分かれ道になるだろう。受かっても、落ちても間違いなく道は続いていく。どの道を歩いても、自分の足で一生懸命歩いて欲しい。
残念
少なくても、僕の塾に来ている中学生が通っている3つの中学では、「雪合戦」は出来なかったようである。昔、五中・六中では当たり前のように行われた「雪合戦」がどの中学でも禁止されているようだのだ。まるで、昔の二中のように・・・・子ども達よりも校庭の方が大事・・・そういう中学校が増えているらしい。本当に残念である。

小学生の底力
今日の塾では、ちょっと意図的に・・・小学生と中学生に同じ問題をやらせてみた。10分以内で4つのエレベーター足し算・引き算・掛け算・割り算をやるという単純な計算だったのだが・・・1位中三。2位小一。3位小四。4位小五・・・という結果がでて笑った。本当に恐るべき小学生達である。脳みその柔らかさは留まるとことを知らない・・・。

1年2組
今夜も空が熱を出した。明日の朝、熱があったら・・・また学校をお休みしなくてはいけない。勉強のことは心配していないが、1年2組に残された時間はあと僅か。担任の好子先生と一緒にいられるのもあと僅か。できるだけ沢山一緒にいて欲しいと思う空父である。

処分
民主党が小沢一郎を処分した。党員資格停止という処分らしく・・・なんなのそれ?今は民主党を名乗らない方がいいのだから、処分を受けた方も喜ぶのではないか・・そんなことまで思ってしまう。小沢一郎と金の問題は確かにあると思う。でも思うのだ。日本という国をアメリカに売ってしまうよりは100万倍ましではないのかと・・・・。裏返すと、100億円不正な金があったって・・・日本という国が、日本の国民が豊かになるのなら・・ま、いっか・・・と、僕などは思ってしまうのだ。人相の悪い議員達は、みな金に塗れているはずだ。それが違法か合法かの違いはあるだろうけれど・・・いずれにしても、金に塗れていることには間違いない。そうでなければ、あんなに人相が悪くなる訳がない。人相は隠せない。国会でも、県議会でも市議会でもそれは同じである。

今日の写真1
長男亮と塾の卒業生で、亮の嫁さん候補の法子です。(あくまでも僕が勝手にそう思っています。)最近、僕は亮が結婚するのを楽しみにしているのです。雪以外に娘ができるのですから・・・。病気も治って、就職も決まって・・・後はいい人と出会うだけの亮です。

今日の写真2
実の娘の雪です。この日は朝から晩まで一番長く付き合ってくれました。「最低の父親」と最近、遊んでくれるのです。明日は雪の長女の受験です。いい結果を祈るしかありません。

今日の写真3
日曜日の川掃除の風景です。川の水は超冷たかったのですが、例の長靴でOKでした。掃除には道具が必要なんですね。いくら気持があっても、無理をすると長続きしないのですねえ・・・。

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2月16日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第47弾! 2011.2.16(水)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第47弾! 2011.2.16(水)   たかやん

花粉
とうとう花粉の症状が出始めてしまった。くしゃみは出るわ、鼻水はでるわ・・・夜中に息はできなくなるわ・・・。まずい状況である。折角、膝が治ってきたというのに・・・。

7時55分
いつもより少し早く東門に着いた。第1陣が到着するのに、余裕で間に合った。沢山の中学生、高校生とも挨拶ができた。ある男の子に「おはよう!少年!」と声を掛けた。すると・・・「なんで少年なんですか?」というから、「だって男の子だろ?女じゃないだろ?おじさんでもないし、老人でもない・・。間違いなく少年だろ?」「・・・・・」(その前に、おはよう!って言われたら、おはようございますだよなあ・・・)明日は名前で呼んでやることにしよう。

おとうさん!
1年2組は今朝も元気がよかった。「空父!おはよう!」と、沢山の子がハイタッチしに来る。その中で一人だけ「おとうさん!」と呼ぶのは勿論、空。いつもは僕に関心を示さない空が、「お父さん、空のチューリップ見て。」「まだ芽は出てないよー」「わかった」と嬉しそうに寄ってきた。そのあとはまた「空父抱っこ!」「空父、手袋貸して」「たかやん、何か問題出して!」・・・と、賑やか賑やか。今日も1年2組の元気を貰って、3歳くらい若返った空父であった。

解禁
やっと先生から「テニスやってよし!」という許可が出た。痛い治療とリハビリのトレーニングが効いてきたのだと思う。再発しないように、気をつけながら動こうと思う。

通告
今、通告の最終段階にきているのだが、質問項目がどうしても7つ以上になってしまって困っている。締め切りは明日の正午。せめて6つくらいに絞りたいのだが・・・。明日の朝の仕事になりそうである。

入試
今日、明日と県立入試である。教員生活の半分近くが三年生の担任だったから、先生達の気持はよくわかる。そして子ども達の気持もよく分かる。沢山の涙を見てきたのだ。うれし涙も悔し涙もたくさん見てきた。結果は来週・・・ドキドキするけど、なるようにしかならない訳で・・・。塾の先生ってやつは毎年、三年生の担任なのである。


微熱
先週の金曜日から空の微熱が続いている。朝は熱が下がるのだが、夕方になると上がるという繰り返しで・・・今日もスイミングはお休み。3月に初めての大会があるので、練習には行きたいのだが・・・インフルエンザってことはないとは思うのだが・・・。

議案
3月議会の議案と資料が今日届いた。いつもは市役所に取りに行くのだが、病院に行っている間に連絡が来たらしい。予算説明書を眺めること数時間・・・。

予算
本年度の一般会計予算は447,6億。前年度比12,6%増。特別会計を含めると777,67億と大規模な予算となっている。借りられるものは借りてしまえ。使えるものは使ってしまえ。特に、観光都市づくり事業に19,2億も使っていいのか!という予算に見えてしょうがないのは僕だけだろうか・・・

今日の写真1
昨日、雪だるまを作る空です。少ない雪を転がして・・・転がして・・・でも、嬉しそうに転がしていました。

今日の写真2
その結果、出来上がった我が家の雪だるまです。僕が作るとこういう雪だるまにはなりません。ちょっと悔しい空父です。

今日の写真3
黒目川沿いの木が何本も根元から切られていました。みんなが毎年楽しみにしていたお花見をする桜も、みんながその木陰で休んでいた柳も・・・僕らの税金を使って、切ってしまうのですから、呆れてものが言えません。本当に馬鹿なことをするものです。しかも、市民の声を聞かずに切るのですから・・・お役所のやることは分からない。

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2月17日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第48弾! 2011.2.17(木)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第48弾! 2011.2.17(木)   たかやん

お休み
昨夜、熱を出して、夜中中咳をしていた空。お腹にもきていて・・・今日も学校を休んだ。空が休んでも、空父は学校へ行かねばならぬ・・・。MちゃんとY君と一緒に登校し、ハイタッチをして東門に向った空父であった。

通告
今日の12時が通告の締め切り。それでも空父は学校へ行く訳で・・・。それだけ、八石の子ども達が好きになってしまった・・ということだろう。1年2組に行って、Y先生と話をして、子ども達と話をして・・・我が家に帰った。

信号
念願の信号機が我がマンションと児童公園の間に設置された。10時30分、その瞬間をカメラに収めようと、空父は外に出た。通告がまだ完成していないというのに・・・。

11時50分
議会事務局で読売新聞を読んだ空父。何とか7つに絞り込んだ通告書だったが、8つに増やしてしまった。どうしても納得できなかったからだ。結局、空父の通告は23番目。一般質問の最終日の最後になってしまった。

通告1
1. 小中学校に於ける、市採用の臨時教職員の待遇を改善すべきだと考えます。時給を上げることや、単年度契約ではなく、複数年契約をすることで教育の質を上げていくことが大事ではないでしょうか。また、夏休みも他の教職員と同じように登校し、同じ仕事をすべきだと考えますが、いかがですか。そもそも生徒児童がいない夏休みに先生達はどういう仕事をしているのでしょうか。
(資料要求 現在採用されている臨時教職員の新座市での経験年数とその仕事の内容と年収が分かるもの・・AETを含む。教職員の夏季休業中における平均勤務日数。夏季休業中の主な仕事の内容。)
* 新座市の教育の売りは少人数学級ではなく、「副担任制」小学校の「教科担任制」そして「英会話」の3つ。ところがその売りに関係する先生達は1年契約で時給制。夏休みの報酬は0なのである。それでは優秀な先生を採用したとしてもモチベーションは上がらない。当然、質は落ちていく・・・というのが僕の考え方なのだ。先生達は忙しい。夏休みくらいゆっくりして欲しい。夏休み40日間ほど部活をやっていた僕が言うのもおかしいが、先生達には休んで欲しい、そう思うのだ。

リハビリ
膝のリハビリが凄かった。高校時代のトレーニングよりもきついのだ。「ウオーッ!」と吼えること数十回。マジできつかった。


土曜日に教え子の結婚式がある。塾で久しぶりに歌を歌ったのだが・・・指が動かなくて困った。声は何とか出るのだが・・・指が動かないのだ。今日明日で練習して、何とかしなければ・・・。とほほ。

交通指導員
明日は、交通指導員さんがお休み。代わりに僕が黄色い旗を持って立つ予定である。その仕事が終わったら、自転車でダッシュ。東門に向う。いつもお世話になっている交通指導員さん。何かがあったら、みんなで助ける。それが八石小の親達の心意気である。

今日の写真1
10時25分。信号機にかかっていたカバーを取り外しています。いよいよ信号機がつくのです。

今日の写真2
埼玉県警察の立会いのもと、スイッチが入れられました。T字路ですから、Tの縦の信号が赤になりました。

今日の写真3
11日の味噌造りには東京からも駆けつけてくれた教え子がいました。五中の7期生の快治と彼の家族です。家族ぐるみでの付き合いが、今でも続いています。

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2月18日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第49弾! 2011.2.18(金)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第49弾! 2011.2.18(金)   たかやん

大雨
今朝は交通指導員さんのTさんの代わりに、7時半過ぎから横断歩道にたった。それにしてもスピードを出しすぎの車が多い。石神地区が県内でも交通事故が多い地区だということも頷ける。

校歌
小学生の前に、中学生達が登校する。五中の制服を着た子には「おはよう!」「あ、おはようございます」その後に「ひかりがあります、ゆたかです!」と歌ってみた。すると突然笑顔になって、手を振ってくれたのである。そこで、次の六中生には「輝く若葉の青春よ−!」と歌ってみた。すると・・・やっぱり笑顔で手を振ってくれたのだ。校歌には何か得体の知れない力があるような気がした空父であった。

読み聞かせ
その後、ダッシュで八石小の東門へ。そこでも五中の校歌を歌って・・・小学生達とお話をして・・・1年2組へ。今日は金曜日・・・読み聞かせの日なのだ。9時半から議運があったので、ギリギリだったのだが・・・今日の絵本はなかなかの絵本で、僕は最後に泣いてしまった。

議運
9時半からは議運。10時半過ぎで終わったかな・・・・

ヒアリング
議運の後は執行部によるヒアリング。それが12時半過ぎまで続いた。

一票をたくす会
1時半からは野火止公民館で「一票をたくす会」との懇談会。1時半から3時という予定だったのだが、実際は4時半まで3時間の懇談会になり・・・いつものように、冷や汗をかいた空父であった。

6時半
そして夕方からはテニス連盟の会議。終わったのは9時・・・うーむ。明日は華ちゃんの結婚式で歌わなければいけない。これから練習をしようとしている、空父であった。

通告2
一部のスポーツ店による中学校のジャージや体操服の独占状態は改善されましたか。東京都などでは、校帽がなかったり、体操服が自由だったりと、保護者への負担が軽減されるように考慮されている地域があります。児童の安全を考えて、学校指定のものは出来るだけ少なくして欲しいという保護者の要望もあります。学校指定のものを減らしていくよう指導する考えはありませんか。
(資料要求 各小学校で学校指定であるもの一覧とその金額。各中学校における体操服、ジャージの販売店とその金額が分かるもの。)

* 基本的には制服とか学校指定とかには反対である。自由な都立高校で育ったせいかも知れないし、大学時代は命がけの海で生きてきたせいかも知れないが、制服にネクタイとか、学校指定のジャージとかは糞食らえ!なのである。

通告3
八石小学校の東門の前の道路は見通しが悪く、児童の登下校には危険な道路です。学校の敷地を削ることで道路を拡張できないか伺います。
(資料要求  八石小学校東門前の道路地図)

* ローカルな話題で申し訳ないのだが、子ども達の命にかかわる問題なので、提案してみた。

通告4
PTAの加入は任意なものか、強制なのか、市教委はどう捉えていますか。PTAの役員決めがどの学校でも大変なようですが、PTAの位置づけはどうあるべきだと市教委は考えているのでしょうか。
(資料要求  市内23校PTAの会費と加入条件が分かるもの。)

* これはPTA活動をすることになって、疑問に思ったことをぶつけてみる積りだ。

今日の写真1
今朝の空父です。この格好で黄色い旗を持っていたのですが・・・子ども達からは「不審者に見える!」と言われました。確かに怪しいですよねえ・・・。

今日の写真2
一票を託す会との会議?は議場よりも緊張します。何年も客観的に議会や議員を見てきた人たちだからです。今日も冷や汗たらりんこんでした。でも、そこからまた新しいエネルギーが生まれてくるのも確かなことです。
今日の写真3
僕の小学校の卒業式の写真です。一番左が僕です。この日から、もう45年の月日が流れています。

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2月19日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第50弾! 2011.2.19(土)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第50弾! 2011.2.19(土)   たかやん

結婚式の準備
朝から、華の結婚式の準備に追われた。20年前の学級通信を引っ張り出し、楽譜をノートに書き写し、ギターを弾いて・・・・10分間で何が伝えられるか、考えに考えた。今日は華にとって、一生に一度の日。いい結婚式にするかどうかが、自分にかかっているような気さえしていたのだ。

原宿
青山で生まれ、新宿で育った僕は・・・ある時期、毎週原宿へ行って遊んでいた。代々木の体育館で全日本の選手にバスケットを習い、冬はスケートリンクでアイスホッケーを習っていたのだ。ところが今日見た原宿は僕の知っている原宿ではなかった。あの頃からもう40年以上経っているのだから、当たり前なのだが・・・・異国の人は沢山いるし・・・異国の言葉が沢山聞えてきて・・・ニューヨークにいるのと同じような感覚さえしたのだ。

東郷神社
華の結婚式は東郷神社で行われた。神前結婚を見るのは初めてのことで・・・三々九度の意味がよくわかった。二礼、二拍手、一礼のところで一人間違えそうになって焦った。あぶない、あぶない・・・。

横チン
華のお兄ちゃんの横チンが僕を見て、駆け寄ってハグしてきた。昔から、そういう奴なのだ。まるで弟のような存在だったのだ。(いい結婚式になりそうだ!)そんな予感がした。

リハーサル
結婚式の後、歌のリハーサルが始まった。「横ちん!やるぞ!」「はい!」横ちんと段取りを決めていく。二人で軽く歌っていると・・・ビオラのいい音が聴こえてきた。BGMを流しているのかと思ったら・・・・生のビオラ演奏だった。演奏していたのは、秀美ちゃん。僕も横ちんも、秀美ちゃんのビオラに完全に心を奪われていた。

そして披露宴が始まった・・・。
僕のテーブルは殆どが六中生で、紀子、幸子、美香子、朱里、サユリと僕の6人。朱里ちゃんは五中生だが、色々とつながっていて・・・とても近い感じがしたのだった。

華からのメッセージ
「たかやんへ。愛があるたかやんが大好きです。一生懸命なたかやんが大好きです。私もそんな人間になりたいです。今日は本当にありがとうございました。たかやん、愛してる!!2011.2.19 善彦・華子」花嫁姿の華は綺麗だった。僕はメッセージを読み、華を見て・・・もう少し泣いていた。

お色直し
華がウエディングドレスを着て入ってきた時、秀美ちゃんのビオラの生演奏が始まった。みんなは勿論、華に集中していたが・・・僕の耳は完全にビオラの音に集中していた。(もう一度生まれてきたら・・ビオラを弾きたい)それくらい素敵な音だったのだ。

そして僕らの番がやってきた・・・
僕は20年前の学級通信を読み始めた。静まり返る会場・・・その中で、僕と横チンの「大空と大地の中で」が始まった。たった一度のリハーサルだったのだが、横チンががんばり1曲目は終わった。その後はまた学級通信へ・・・そして僕から華へのプレゼントが渡されて・・・・最後に会場のみんなと一緒に、「乾杯」を歌った。歌いながら会場を見渡すと・・・肩を組んで一緒に歌ってくれているテーブルがあった。そして・・・華は泣いていた。僕と横チンは、汗をかきながら・・最後まで歌いきった。みんなから大きな拍手が起きて・・・僕らはまた抱き合った。

ハグ
そして、最後に華とも暫く抱き合っていた。なんだか本当の娘を嫁に出しているような気になった空父であった。

秀美ちゃん
そして、秀美ちゃんともハグ。有名な音楽家から、歌を誉められて・・・本当に嬉しかった。横チン!やったね!!

11時過ぎ
色々あって、家に帰ってきたのは11時過ぎ。明日は日曜日。空の絵を見に行くことになっている。特選の授賞式があるのだ。水泳にも絵にも頑張る空。次はバイオリンかも知れないなあ・・・そんなことをふと考えてしまう空父であった。

今日の写真1
僕と横ちんと華です。当時の学級通信によると、僕が華の家に家庭訪問に行ったのは・・・1990年。5月11日の金曜日。最初の予定は14時半なのだが、どういう理由だか18時頃になったらしい。そして、横田家の夕飯はおでん。僕はおでんを食べた訳で・・・そこにお父さんが帰ってきて・・・お酒を飲んで大変なことに・・車できていた僕は、車を置いて、横チンと二人乗りで野寺の我が家へ。横チンとは朝まで語り・・・次の日、一緒に横田家に帰ってきて・・・そんな僕ら3人です。

今日の写真2
横チンは今札幌に住んでいます。お父さん、お母さんも札幌です。僕にとって、北海道は第二の故郷ですから、何かの縁を感じます。久しぶりの歌でしたが、みんなが感動してくれたようなので、よかったです。愛する華の為に・・・二人で歌えて本当に幸せな時間でした。

今日の写真3
今日初めて会ったのに・・・もう前から知っている。そんな不思議な感覚を久しぶりに持ちました。あと、20歳若かったら・・・間違いなくプロポーズしていた・・かも。一目ぼれをしたのか、一耳ぼれをしたのかは分かりませんが・・・兎に角、秀美ちゃんの音楽には参りました。絶対にコンサートに行かなきゃ!一瞬で秀美ちゃんファンになってしまった空父でした。

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2月20日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記 第51弾! 2011.2.20(日)   たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記 第51弾! 2011.2.20(日)   たかやん

学級通信の面白さ
華の結婚式をきっかけに、昔の学級通信を読み返してみると・・・それが、なかなか面白いのだ。20年前に自分が書いたものなのに、大笑いしたり、涙ぐんだり・・・忘れていることがかなりあって・・・本当に面白い。記録は大事である。

1990年6月22日の「一生懸命」から・・・

神さん
朝、校長室から懐かしい声がした。(ホントかよ・・・)と思いながら、入っていくと・・本当に神さんがいた。“morning! 神さん!”神さんの手を握って、俺はもう嬉しくて、嬉しくてしょうがなくって・・・。校長室で騒ぎまくってしまった。神宮司久子、61歳。俺が大学を出て、初めて3年の担任をやった時の学年主任だ。俺が一番好きな先生。俺のお袋のような人。もの凄くあったかい人。それでいて、ひっぱたくのが好きな人で、俺も随分叩かれた。今日は兎に角とってもhappyである。神さんがいる。それだけでヤル気がでてしまう。今日の5時間目、お前達は初めて神さんに会う。

*今から21年前の日記だから、36歳の時だ。神さんは生きていたら82歳。これを読んでいたら、その時の神さんの笑顔が浮かんできた。ああ懐かしや、神宮司チョップ。僕は生徒と一緒に叩かれていた。教師が教師を引っ叩く・・・今じゃあ、あり得ないかも知れないが・・・・僕は叩かれて嬉しかった。だって、ちっとも痛くないのに、心には響くのだから・・・・。まるでお袋に叩かれている。そんな感じだったのだと思う。当時の五中生は神宮司チョップを食らうことは勲章のようなもので・・・文句を言う生徒も親もいなかった。

1990年7月4日の「一生懸命」から・・・

修学旅行日記 その2
奈良のみやこホテルはやけに綺麗だった。石井先生と俺の部屋はベットが二つ。お風呂が付いていて、いうことなし。クーラーもしっかり効いていた。ただ、子ども達のご飯がまずかったらしい。(俺たち教師とはメニューが違っていたのだ。酷い話だねえ・・)冷えたハンバーグと焼き鳥が食えたものじゃなかったようで、山のように残ったというのだ。

入浴後の自由時間、テニス部のレギュラー5人を集合させる。廊下で腕立て、腹筋、背筋のトレーニングを一緒になってやった。その後、ホテルの前でラケットとボールを使い、練習。(ようやるわ・・・)30分くらいやったところで、「高邑先生、ロビーに来てください」『あ、いや。練習が終わってからじゃ駄目?』「ちょっとだけ・・・」ロビーに行くと、9組の金井、飯野と由起夫が座っている。少しヤバイ雰囲気である。『どうしたんですか?』「非常階段から外へ出て、ジュースを勝って来たんです!」『ほほう・・・』「今、先生を集めて・・・」『あ、これ担任に任せてもらえますか?』「・・・・」『(由起夫の耳元で、小声で・・・)おい、由起夫。説教と一発とどっちがいい・・?』「一発」『よし。』そこから大声で『立て!ふざけるな!!何をやってんだ、お前は!!』バシっ!!『部屋に帰れーっ!この馬鹿たれが!』おお神よ。私はまた悪いことをしてしまいました。アーメン!

そして11時過ぎ、9組の生徒が3人いないという。どこの部屋にもいないという。非常階段、屋上、そして奈良駅まで走る。いない・・・。『探し方が悪いんじゃない?』「そうですね」と飯野先生。結局、彼らは5組の女子の部屋で見つかり、御用!!朝の5時まで説教されていたのであった。その間2組の男子は全員スヤスヤ眠っていた訳で・・かわいい、かわいい。俺はと言えば・・・勿論、説教には付き合っていられないので、部屋でワールドカップを見ていた。そして、そのまま朝になって、二晩続けての徹夜・・・。とほほ・・・。

* 今も昔も子ども達がやることは同じ。女の子の部屋に男の子が侵入する、男の子の部屋に女の子が隠れる・・・。そして、外への逃亡・・・。教師達は走り回るようにできている。「それでいいのだ」と、いうとまた怒られそうだが・・・。少なくても僕は楽しく走り回っていた。部屋から部屋へ。「起きているか?」暫くして返事がなければ隣の部屋へ。起きていれば、暫く語る。それが担任の楽しみだったのだ。真夜中に先生や友と語る・・・それが無ければ、修学旅行の意味が無い。ただお寺を廻ってお勉強するのであれば、大人になってから本気でやればいい。家を離れて、違う価値観にぶつかる。それもまた修学旅行で学ぶことなのである。

特選
池袋の芸術劇場のホールに空の絵は展示されていた。題は「鳥の神様」いつの間にそんな絵を描いていたのだろう・・・。全然知らなかった。僕らは「全日本学生美術展覧会」の表彰が終わるまで、芸術劇場を中心に6時間も池袋を歩き回ったのだった。ちかれたびー!

嘘・・
ここまで書いたところで、北大テニス部の後輩が急逝したというメールが入り・・・落ちこむ。それも、最近とっても仲良くしていた後輩だったのだ。「お前、最初会った時は本当に先輩かと思ったぞ!、久野先輩!」と、よくからかっていたのに・・・なんだよ。暮れの東北大戦では、かなり上手になってきていたじゃないか・・・久野!!何で死んだ・・・俺達より早く死んでどうするんだよ!ああ、安達さんからのメール・・見なきゃよかった。仁康といい、久野といい・・・早く死にすぎだぞ。馬鹿野郎!もう会えないじゃないか・・・

今日の写真1
空の絵です。鳥の神様に見えないこともありませんが・・・不思議な絵を描くものです。僕は絵が全く駄目です。きっとひとみのDNAなのでしょうね。羨ましい限りです・・・。

今日の写真2
我が六中の教え子達です。左から幸子、紀子、美香子、そして五中だった朱里ちゃんにサユリ。みんな僕の授業のことを覚えていてくれて・・・(本当に忘れているようなことを・・・)かなり笑いました。

今日の写真3
秀美ちゃんのビオラ演奏です。バイオリンとは違った、落ち着きというか、優しさと言うか・・・兎に角、とっても素敵な音だったのです。僕はクラシックの世界にこれから突入します!

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