Diary 2007. 9
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9月1日 (土)  「たかやん議員日記」2007.第244弾!  9月1日(土)

「たかやん議員日記」2007.第244弾!  9月1日(土)

鰹節
今朝は5時過ぎに起きて、鰹節を削った。シャカシャカ削っていると、隣の部屋でマンボウが寝返りを打つ音がした。「僕、朝はいくら早くても大丈夫です!」と自信満々に言っていた割には、朝に弱い・・・・。

マンボウは発芽玄米、味噌汁、鮭、ヒジキの煮物、レンコンと蓮のピリ辛、とろろ汁、ブロッコリーのサラダ、辛子明太子をペロっと食べたが、納豆だかは食べなかった。やはり関西人なのだろう・・・。

マンボウと会うのを楽しみにしていた空は、結局目が覚めずに会えなかった。マンボウを無事東久留米の駅に送って帰って来ると、空が起きて待っていたのだった。

大宮第二公園
久し振りに大宮第二公園へ行った。五中時代の大会では随分お世話になったコートだ。僕自身も県大会で何度かお世話になった記憶があるが、余り覚えていない。やはり思い出すのは子ども達の姿だ。昔綺麗だったクラブハウス?はボロボロになり、トイレも臭くなった。でも、コートはオムニになって、とってもいい感じになった。有明のハードコートとはまた別のよさがある・・・

奥信州
試合はあっさりと負け、僕らはうどん屋さんに入った。奥信州というそのうどん屋さんは量が多くて美味しいと言われているうどん屋さん。僕らはそこに8人で入った。「いらっしゃい!」と笑顔で挨拶してくれたのは若奥さん。昔からの知り合いである。
うどんを腹一杯食べた僕らは、「インカレを見に行こう!」と有明に向ったのだった。

慶応普通部
「坂井君?」「あー!邑先生!」「久し振りだねえ」「お久し振りです!」あの坂井利郎さんの息子さんの坂井利彰君との久し振りの再会だった。驚いたのは彼が僕を覚えていてくれたこと。まさか直ぐに「たかむら先生」と名前を言ってくれるとは思わなかったのでびっくりした。彼は今33歳。インカレで優勝した名選手も当時の僕の年齢に近くなった。新座六中と慶応普通部は関東中学の決勝戦で激突した。坂井・神谷とういう強力な選手を揃えた慶応に勝つために、六中テニス部は全員坊主になり、僕は頭を剃ったのだ。それが今のヘアースタイルの始まりなのである。
利彰君はお父さんのように実に礼儀正しい紳士になっていた。僕のようなただの公立のおっさんを覚えていてくれる記憶力にもびっくりしたが、心から再会を喜んでくれた笑顔が素敵だった。

有明ではたくさんの人たちに会った。北大の先輩・後輩は勿論、東北大の先輩方、そして現役の子達にも会えたのが嬉しかった。(エフ・ドゥーとは写真を撮ったし、せんごく君や渡辺君とも写真を撮った。詳しくは写真館で・・・・)

結局僕らは3時間近く試合を見て、家路についた。子ども達が眠くなってしまったのだ。有明の森はあの関東中学のように、今日も暑かった。若い学生たちの熱気を貰って、僕らは元気になって帰ったのだった。                    たかやん


9月2日 (日)  「たかやん議員日記」2007.第245弾!  9月2日(日)

「たかやん議員日記」2007.第245弾!  9月2日(日)

寝坊
5時の目覚ましに全く反応できなかった。久し振りに体が参っているらしかった。力が入らないというか、だるいというか・・・気温の変化についていけないのかも知れない。

資料
午前中は明日の議会の資料を再読して終わった。そう明日から9月議会が始まるのだ。やることはやっておかないと・・・・

氷見の魚
富山の氷見は魚の美味しいところだ。猛おじちゃんが魚を送ってくれた。僕は何匹かを三枚におろし・・・そして刺身にして食べたのだった。

運動
毎日何か体を動かすことをしないと・・・糖尿病の予備軍としては絶対にしないといけないことの一つが運動である。テニスができる時は楽でいい。ただボールを追いかけているうちに適度の運動になるのだから・・・テニスができない時に何をするか・・・それが問題である。明日から議会。兎に角運動不足にならないように特に気をつけないとね。

葡萄と魚
近所に住んでいる千恵から葡萄が届いた。「氷見から魚が来たから取りにおいで!」というと夫婦で遊びにやってきた。お隣さんから葡萄が届いて、お魚のおすそ分け・・・そういう関係がたくさんあるといい。

秋風
「私は秋に生まれたので、秋風が心地よかった・・・」と洋子ちゃん。そう今日は秋風のような風が塾の2階を吹き渡っていたのです。

ありがとう
明日は始業式。五中の制服、間に合いました。本当にありがとうございました。沢山の人が動いてくれて、たくさんの人が心配をしてくれました。本当にありがとう。
とっても綺麗な制服です。最後の最後に間に合うのですから・・・・土佐礼子のメダルのような感動です。僕も安心して議会に行けます。夏休みの一番最後の日が、一番感動した日かも知れません。あとは東北小のI君のことが気になっていますが・・・・東北小の近所の方で、どなたかいませんか?                     たかやん


9月3日 (月)  「たかやん議員日記」2007.第246弾!  9月3日(月)

「たかやん議員日記」2007.第246弾!  9月3日(月)

5時
外はまだ薄暗い。今日から議会が始まると思うと、自然に気合が入る。昨夜は遅かったので、ちょっと寝不足だが、いつものように5時になると目が覚める・・・いいことだ。

5時半
また決算書に目を通す。昨日気がつかなかったことに、今朝は気付くかもしれないから・・・

6時
基礎英語1を聴く。聴きながら資料に目を通す。頭の中で英語と日本語が行ったり、来たりする。余り効率的な方法ではない。

6時40分
朝食。「朝ズバ」を見ながらの朝食。朝ご飯を食べながら新聞を読むと怒られるので、テレビを見ながら食べる。どっちも同じだと思うのだが・・・

7時30分
教育委員会のTソンから電話。ヒアリングが沢山あるので、少し早く来て欲しいということだったのだが・・・・「無理だよ。Mちゃんを石神小に送る日なんだ。」「なるべく早く行くけどね。」

7時40分
車のトランクを空にして、Mちゃんの車椅子が入るようにする。僕の車はただの車、車椅子ごと入る車だったらなあ・・・Mちゃんも楽だろうなあ・・・

8時
久し振りのMちゃんの笑顔に会う。「おはよう!」二人ともニコニコだ。Mちゃんは車の中で、喋りっぱなしだった。

8時30分
Tソンが急がせるので、特別にバイクで市役所へ。時間がなくなるのが分かっていたので、最初からYシャツにネクタイという格好で、バイクに乗った。

9時
教育委員会のヒアリングスタート。五中で妹のような存在だったM先生が馬鹿丁寧な言葉遣いだったのに噴出しそうになるのを堪えた。ヒアリングは議会開始のブザーが鳴るまで続いた。

質問
議会改革特別委員会の委員長報告に対しての質問をした。「議員定数削減」の問題に関して、委員長の報告書には色々な意見が書かれていたが、誰が(どの会派)の意見かが分からない。それをはっきりして欲しいと言ったのだが・・・・どうも委員長はいいたくなかったらしく・・・「休憩」になってしまった。市民は気になるところだと思う・・・

昼御飯
昼も教育委員会のヒアリングは続いた。終わったのは12時20分頃。一緒に食べるはずの幸弘が僕を裏切り、うどん屋へ行ってしまった・・・・僕は独り残された。その後も色々回っていたら、結局昼御飯を食べる時間が無くなり・・・昼は抜きに。幸弘の野郎・・・・

全協
経常収支比率の値が違っていたというビックリする報告を受けた。大きい年度で4,7ポイントも実際の数値が低かったというのだから驚きだ。

議運
全協の後は議運。決算の追加資料の要求をまとめた。一番多く提案したのは星川さん。ことごとく熊谷部長とぶつかっていた。

AED講習会
新座消防署の方を招いてのAED講習会があった。これが実によかった。講師の方達の説明も上手だったが、実際の訓練が楽しくて、僕はあっという間にイメージできるようになったのだった。

榎本会計管理者
正面玄関で榎本さんに「昨日の日記サボったでしょう?」と言われた。「いや、書きこんだ記憶はあるんですけど・・・」「毎朝見てますからね!」と榎本さん。家に帰って調べてみたら、2日の日記を7日のところに書き込んでいた。すみませーん、榎本さん!

観光プラザ
帰り際に観光プラザを訪ねた。いろいろ話をさせてもらったのだが・・・なかなか優秀な人達が集まっているのだと思った。観光新座には反対だが、観光プラザは応援したいし、力を借りられたらなあと思った。

夕飯
家に帰って、夕飯を書き込み・・・子ども達と勉強。今日一日で一番楽しい時間だった。勿論議会も楽しいのだが、子ども達といるとリラックスできる。勿論、神経を使うところはあるのだが・・・・
友達
10時半。友達が遊びに来て・・・語った。なかなかいい話ができた。畑中ではできなかったことだ。明日は休会日。もう一度資料を読み返そうと思う。      たかやん





9月4日 (火)  「たかやん議員日記」2007.第247弾!  9月4日(火)

「たかやん議員日記」2007.第247弾!  9月4日(火)

AED講習会
ホームページの第三写真館でも紹介したが、昨日のAED講習会は実によかった。AEDは音声の指示にしたがってやれば誰でもできると思っていた僕にとって、心肺蘇生法との連携がとても大事なのだということを知ることができただけでも収穫だった。そうAEDで手当てするだけでは蘇生する可能性は低いのである。大事なのが心肺蘇生法。要するに息を吹き込んだり、胸を強く圧迫することだ。AEDが無くても、救急車が到着するまで心肺蘇生法を続けていれば、助かる可能性は高くなるのだ。

久米川
黒目川の語源が久米川だという説がある。これは昨日観光プラザのMさんから聞いたのだが・・・新座市の法台寺に源実朝の側室である、久米御前が隠れていたという話だ。
 久米御前は千葉常胤の娘として生まれ、源実朝の側室である。その後、尼僧となった久米御前は、鎌倉から離れたこの廣澤の清浄殿を隠れ家とし、隠遁生活を送った。
 久米御前に従っていたお附きや家来、鎌倉武士も同時にこの地に土着した。当寺ではこれら一族の菩提を連綿とお守りしている。当寺の檀家には、並木、貫井、本多、大塚、田中等の姓名を持つものが多いが、それらは当時、苗字を持つことを許された家来、武士から連なる家系であることを示している。
という訳だ。それからすると、並木、貫井、本多、田中、大塚という苗字はなかなか由緒ある苗字だということになる。ま、昨日は田中なんとかという議員に昼御飯をすっぽかされたから、由緒あるかどうかは怪しいが・・・・
久米川・・・なんともロマンのある話である。
石神小
今日の一日も石神小で始まった。中学生と比べて圧倒的に笑顔が多いのが小学生・・・。昔の中学生はそうでもなかったが、今の中学生達は下を向いて、つまらなそうに登校してくる生徒が多い。そして先生達もまた辛そうに登校してくるのだ。それに比べると小学校の先生達は穏やかな顔をしている。色々悩みはあるのだろうが、はつらつとしている人が多いのである。今日は石神小の先生達と子ども達にちょっぴりエネルギーを貰ったのだった。
あっぷっぷのぎゅーぎゅーぎゅー
少しだけ時間があったので、幼稚園にお迎えに行った。先生と子ども達がさよならするとき、この「あっぷっぷのぎゅーぎゅーぎゅー」と先生が言いながら、子ども達をハグするのである。僕は空がハグされているのを見ながら、いつも羨ましくなる。(僕にもやってくれませんか?)と言いたくなるのである。が、しかし・・・そんなことを言ったら、大変なことになるだろうから、黙って見ているのだが・・・・小学校や中学校でもああして、生徒とバイバイしていたら・・・もっと先生と生徒がしっくりいくんじゃないかなあ、と思う。“人は誰でも一日に12回抱きしめられるべきだ”なのである。   たかやん



9月5日 (水)  「たかやん議員日記」2007.第248弾!  9月5日(火)

「たかやん議員日記」2007.第248弾!  9月5日(火)

選挙違反
自民党の小林参議院議員が辞職した。「政権与党に申し訳ない・・・」「自民党に迷惑をかけそうだから・・・」そんな理由で辞められてもと思う。悪いことをしたから、申し訳ないから辞めるなら分かる。でも、彼は「無実」を主張した。訳が分からない。公職選挙法自体に色々問題もあるのだろう・・・・でも、無実なら、堂々と議員をやっていればいい。彼に投票した何十万人の人の思いはどうなるのだ。
選挙にでる以上、当選したい気持ちは誰にでもある。だけど、お金を使ってまで当選したいという気持ちは、少なくても僕にはない。第一、そんな金はどこを探してもない。供託金の30万円を捻出するだけで精一杯だ。国会議員と市会議員じゃあ選挙のレベルが違うだろうが、考え方は同じだろう。新座市議会の選挙でも確かに数百万のお金が動いている。寄付だけで100万単位のお金が動いているのだから凄い。僕の選挙の寄付は2回で計5万円。5万円は親戚からの寄付だった・・・・。選挙にはお金がかかるというが、お金が無ければかけようがない訳で・・・・。こういう選挙違反の記事が載るたびに、(ああ貧乏でよかった!)と思うのだ。

殺人
福岡の3児死亡飲酒事故の裁判の様子をテレビで見た。亡くなった3人の子ども達と自分の子ども達をダブらせて見た。考えるだけで胸が苦しくなった。危険運転致死傷?懲役25年?あれは間違いなく殺人だ。懲役25年の刑が言い渡されたって・・・そんなことをしてもらっても、子ども達は帰ってこないのだ。懲役100年だって、死刑だって、子ども達は帰ってこない。お母さんの「最高刑でなければ、私が殺しにいく。」という気持ちも痛いほど分かる・・・・。僕だってそうするかも知れない。でも彼が死んでも、愛する子ども達は誰も帰ってはこないのだ。
ただ、刑を重くすることで、飲酒運転は減る可能性がある。そういう意味では無期懲役はどうだろう。子ども達の命を三つも奪ったのだ。大罪人を税金で食わせるのもどうかと思うが、事故の再発防止になるのなら・・・・そんなことを考えていた。

ヒアリング
今日も市役所でヒアリングがあった。児童公園の安全対策に関するヒアリングと黒目川の環境問題に関するヒアリングだ。どちらのヒアリングも役所の考えを聞くことができたのでよかった。教育委員会のヒアリングは僕の考えを一方的に聞くだけのことが多い。もう少し先生達の考え方を聞けたらなあと思う。

基礎英語1
7月号に引き算の練習をするダイアログがある。「じゃあ1000円でお願いします」「1000円マイナス650円で350円です」というシーンだ。そこのシーンを勝手に変えてM君と会話をしてみた・・・彼はちゃんと聴き取り、そして正確にお釣りを出した。M君は基礎英語を6月から始めたばかりの小学校5年生。7月号は完璧に暗誦できるようになった。頭が柔らかいのである。19×19を英語でぱっと答えられる中学生はどれくらいいるだろう。小学生と数学を英語でやるのもなかなか面白いのである。「一石二鳥」ってやつである。     たかやん


9月6日 (木)  「たかやん議員日記」2007.第249弾!  9月6日(木)

「たかやん議員日記」2007.第249弾!  9月6日(木)

7時半過ぎ
市教委の田村さんから電話があった。市教委の先生達も大変だ。朝は早いし、昼休みは45分間。そして残業はエンドレス・・・・相手が子ども達ならいいけれど、坊主あたまの議員のおっさんじゃあねえ・・・。

失敗
今日は朝からどうも調子が悪かった。天気が怪しかったので、車で空を幼稚園へ・・・。そのまま議会へ向う。地下の駐車場で車を降りたのだが・・・「弁当がない!」「あれ、携帯もない!」控え室に行って、探してもない・・・いかん、いかん。

ヒアリング
控え室の前には教育委員会の先生方がズラーっと待機していた。ネクタイを締めてからヒアリングに入る。そして9時半のブザーがなって・・・・なかなか立てない。(署名議員なのに・・・)しかし、教育委員会も資料提出の時間に追われているらしく・・・なかなかの粘り腰で・・・

署名議員
今回の議会は幸弘と一緒に署名議員になった。署名議員になると、休憩以外では議場から出られない。トイレにも行けない・・・。それなのに、ブザーが鳴って暫くしても議場に入れない僕・・・議場に入るなり「署名議員でしょ!」「忘れたの?」と星川さんの声が響く・・・「なこと言ったって・・・教育委員会が・・ヒアリングが・・・」「こっちが優先なの!!」へいへい。

本会議
今日の本会議は議案第60号 “新座市小売業者等による地域の活性化に関する条例”
からスタートした。最初の質問は勿論星川議員である。そして朝賀議員がそれに続いた。
今日の質問は小川議員、小糸議員といった最大会派の議員からの質問(通告あり)もあったし、平松議員、田中幸弘といった刷新の会の質問(通告あり)もありで、なかなかよかった。そして笠原、小鹿、石島、保坂の共産党市議団の質問と星川さんの質問(通告なし)が続く。
公明党は質問ゼロ。(何故だ?)一番印象に残ったのは笠原さんの質問だった。補正予算についての質問だったのだが、本当によく見ているなあと思った。社会科の先生だったのに、数字に強いし、昔のことをよく覚えているのだ。僕の質問(通告なし)は補正予算の学校評価制度のホームページに関すること。予想した答弁がかえってきて、ふーんという感じだった。

弁当
昼休みも教育委員会のヒアリングが続いた。もめている最中に我が家からお弁当が届いた。もめたのは要求した資料のことだ。その中でも「各小中学校が把握している問題点とその解決方法」という資料は無理だと言うのだ。市民にしてみれば、各校長が自分の学校の問題点をどう捉えているか、知りたいと思うのは当たり前の話しで、それを出せないという理由が分からない。理由が分からないので、「分からないですよ」と言ったのだが・・・・物別れのまま残り15分に。僕は5分で弁当をかきこんだが、市教委の先生達も昼飯抜きで大変だったと思う。

休憩
そして午後の本会議が始まって・・・休憩になった途端。小林学校教育部長に「要求資料のことでお話があるのですが」と言われて、議場でそのままヒアリングの続きが始まった。小林部長は僕の話をよく聞いてくれた。そこへ、森田課長、田村先生、高橋先生、宮川先生、宮本先生といったメンバーが押し寄せ、資料の最終の詰めの段階になった。僕が森田先生と話していると、「邑さん、出せないものは出せないんだよ!!」と怒鳴った人がいた。振り返ると金子教育長だった。僕が唖然としていると、今度は市長が登場し、「邑議員、ヒアリングで出せないというものを無理に出させることはできないんですよ」「どうしても出させたい時は議会でこういう訳で出させたいと諮ってください。」と須田市長。僕は「分かりました」とだけ答えた。

並木議長
そして本会議が終わってから、並木議長にそのことを伝えに行くと、並木議長は僕の質問を見て、「これは出すのが当たり前でしょ。出さない方がおかしい。」と言って、議運の委員長の小川議員のところへ、小川議員は「出せるところまで、出してもらえないかと言ったらどうなの?」と柔らか作戦を教えてくれた。

理由
いづれにしても、「出せないものは出せない!」などという理由で資料要求が通らないのでは、議会が馬鹿にされたようなものだ。議会は行政のチェック機関なのだから・・・僕が知りたいのは理由だ。納得できる理由があるものについては、今回だって質問を取り下げているのだ。この質問は複数の市民からの要望が元になっている。怒鳴られたからといって、はいそうですか・・・とは引き下がれない。いくら教育長であっても、人と話している時に、いきなり怒鳴ることはないだろう。ヒアリングをしていた先生達は、頑張っていた。一生懸命僕を説明し、僕を説得しようとしていたのだ。

最後のヒアリング
それでも控え室に小林部長が来て、優しい口調で「こういう理由があるんですよ。邑さんの言いたいことは分かります。でもね・・・」と僕の説得にかかった。僕はこういう話し方に弱いのである。入山先生のような話し方にも弱いのだ。相手が誰であっても頭ごなしな物の言い方には主張を曲げないが、僕の話を聞いてくれた上で、自分の意見もちゃんという人には弱いのである。

記憶
彼の怒鳴り声を聞いていたら・・・・昔、教育長室で陵平のお父さんに怒鳴った声を思い出した。あの時も、いきなりで・・・・僕らはやっぱり唖然としたなあ・・まいっか、そんな話。


ヒアリングの最中にドアをノックしたのは空。「パパ迎えにきたよ」僕は勿論、小林先生も入山先生も険しい顔が急に笑顔になった。子どもの笑顔はいい。僕は気分良く市役所を後にしたのだった。

鬘(帽子)が・・・・
三人で一緒に買い物をして、家の前に車を止めると・・・そこは暴風雨圏。二人を家の中に入れ、車を止めなおして・・・傘を指して出た瞬間、傘はオチョコになってしまった。そして「あ!」と思ったら、僕の鬘(かつら)が風で飛ばされてしまった。僕の鬘は100円ショップで買った。100円でも気に入っていたので追いかけようとしたが、風速が30M位はあっただろうと思われ・・・・とても追いつきそうもないので諦めたのだった。

台風対策
9時半。ベランダに有るものを玄関の前のスペースに異動した。ガラスが割れたら困るし、人の家に飛んでいって誰かを傷つけても困るから・・・。黒目川の増水も気になるし、下水道,
雨水管の状態も気になる。夜中に家の周りを見回ってみるとしよう。明日、議会はあるんだろうなあ・・・                             たかやん



9月7日 (金)  「たかやん議員日記」2007.第250弾!  9月7日(金)

「たかやん議員日記」2007.第250弾!  9月7日(金)

満寿子!
結局僕は夜中中外を見て過ごした。テレビの台風情報を見ながら、時々外にでて水の様子見る・・・・心配なのでテレビの前に布団を敷き、一人で起きていた。
2時過ぎ、遂に水が迫ってきた。まだ台風が通過していないというのに、もうアルミサッシのところまで水が上がってきたのだ。ひとみと空は寝ている。
「満寿子!水を出すぞ!」僕と満寿子は必死で水をかき出し始めた。「駄目だ!溢れる!」そう叫んだ時・・・目が覚めた。
外は強い風と雨だったが、道路に水は溢れていなかった。朝、その話をするとひとみは大笑い。「満寿子っていうところが笑える」大ピンチの時に、教え子の努の嫁さんの名前を呼ぶのだから笑える。「満寿子ならそういう時にいるかも知れない」と大笑いのひとみであった。

観光プラザ
「観光都市新座大反対!」の僕が、今日も観光プラザへ行った。それもお弁当を持って・・・観光プラザのY君と話がしたかったのだ。この9月から市の職員の休憩時間は45分。12時15分にならないと御飯が食べられない。だから僕も12時15分に合わせて「観光プラザ」へ行ったのだった。ビックリしたのは自動的に蓋が開く、ウォッシュレットのトイレ。あんなに綺麗なトイレなら、議会中はあそこのトイレを使おうかな。散策に来て、寄った人もビックリするだろうなあ・・・。僕がいつも不思議に思うのは、「観光都市新座大反対!」と叫んでいる僕を、暖かい空気で迎えてくれる観光プラザのスタッフ達だ。今日も話をしていて、彼らの考え方に心が動いた。名前も全員覚えた。僕はいつの間にか観光大反対。観光プラザ大好きの変な議員になってしまったらしい。

自立支援法
午後から18年度一般会計の決算に関する質問が始まった。「質問ありませんか?」という並木議長の声に誰も手を挙げない・・・「なし!」という声と同時に僕が手を挙げた。笠原さんや星川さんがやってから、ゆっくり質問しようと思っていたので、ちょっと準備不足の状態で登壇した。
最初の質問が18年度の途中から始まった、自立支援法と9月までの支援費制度のこと。日常生活用具と補装具負担、修理費に関して9月までの半年間と10月からの半年間を比べると、市はおよそ2600万程支出が減っているのだ。言い換えると、障害のある方達の負担が増えたということである。そのことを数字を示しながら指摘した。「半年で2600万ということは、1年にしたら5200万です。市としては、支出が減少した分を市の施策で障害のある方達に還元していくべきではありませんか。」という内容だった。その二つの項目だけで、これだけ市の負担が減ったのだから・・・自立支援法の全体の影響額はどれくらいあるのだろう・・。市の負担が減ったら、市としての施策で障害のある方達を助けていく。こういう世の中だからこそ、それが大事なのだと思う。  たかやん 


9月8日 (土)  「たかやん議員日記」2007.第251弾!  9月8日(土)

「たかやん議員日記」2007.第251弾!  9月8日(土)

富山のお米
この間、富山から持ってきたお米が美味しい。新潟のコシヒカリなんぞより旨いのだから本物だ。コシヒカリというブランドは元々富山が作ったという話を聞いたことがあるが、富山の米は本当に美味しい。朝から幸せである。さて、昨日のつづきを・・・

電気代
昨日の決算の質問の中に、小学校と中学校の電気代に関する質問を入れた。18年度の小学校、1校当たりの電気代は208万。それに対して中学校は311万。100万以上も差があるのである。「どうして、こんなにも差があるのですか?」という質問に教育長からは「小学校と中学では部活動などの活動に差があるのです。」という答弁が返ってきた。

水道代は小学校154万円に対して、中学校は208万円。一方下水道は小学校の59万円に対して中学校は51万円。理由が「部活動で遅くまで電気がついていたり、ガラスが割れるので夜中にも廊下や階段に電気をつけておくことがあります」では説明がつかない。

僕が答弁する側だったらこう答えると思う。「中学校3校は夜間の校庭貸し出し等があります。また契約時のアンペア量も中学校の方が大きく設定していますので、基本料金が違います。そして現実問題として、中学校の先生達は教材研究や生徒指導で夜遅くまで学校に残っていることが多く、学校をよくしようと頑張っている先生達がたくさんいるのです。しかし、教室や廊下の電気のつけっぱなしは圧倒的に中学校の方に多いので、その点は注意したいと思います。そしてガラスが割られるかも知れないからとの理由で夜中に電気をつけておくのは生徒を信頼していないということですから、至急やめるようにいたします。」とね。

コンピューター教育
18年度、新座市が小中学校のパソコンにかけたお金は約8600万円。コンピューター教育推進費と教育ネットワーク整備費の合計だ。「教育用コンピューターの整備」と「教育委員会と各小中学校のネットワーク構築」の和なのだが・・・・
「新座市教育委員会のHPにリンクされている各小中学校のHPは更新がおこなわれてない学校も多く、学校の姿が見えてこないものも多くあります。例えば・・・・」僕は8月31日にチェックした23校の更新状況を説明した。
教育長の答弁は「コンピューター教育は子ども達にパソコンに慣れ親しませることや教材としての活用を目的としており、自分の活動をプロパガンダするようなHPを作らせることではありません。」という内容だった。“自分の活動をプロパガンダ”には笑ってしまったが、いつの間にか新座市のコンピューター教育は随分と遅れてしまったのだなあと思った。

「慣れ親しませる」や「教材」としてのコンピューター教育は何十年も前に六中にパソコンを導入した時の目標であって、今、年間8000万もかけてまでする内容ではないだろう。当時の六中の先生達が聞いたら、引っくり返るのではないだろうか・・・・。何しろ、当時はパソコン教育で六中は県のトップクラスだったのだから・・・。それこそ僕ら理科と数学の教師集団は真夜中までかかって研究発表用のプログラムを作り、指導案を書いたものだ。もっとも僕の担当は理科準備室で秋刀魚焼き定食を作ることだったが・・・。

英会話にしろ、コンピューターにしろ、市民の血税を使っているのだという認識がないと、適当な成果で終わってしまう。格好のいいことを言ったって、目に見えるものが余りにもお粗末では市民の批判はかわせない。僕は学校の予算をもっともっと増やしたいと思っているが、必要ないものはいらないし、無駄遣いするなら削ることも必要だと思っている。電気も水道も無駄遣いして、コンピューターでお茶を濁して、英会話の授業で遊ばれたら市民はたまらない。市民に地域の人たちに応援してもらえるような学校を作るには、学校のHPの充実は最低条件なのである。

18年度、新座市は国際理解教育推進に3312万。英会話の時間推進に4366万。合わせて7687万円を「英会話」に使っているのだ。それとコンピューターの8600万とを合わせると1億6000万以上・・・年間に1億6000万である。もっと気合を入れてもらわないと困るのである。教育行政をチェックする議員として僕は当たり前のことを言っている積りである。日本全国、現場の声と市民の声に耳を傾けない教育委員会はいらない。子ども達に愛情を持たない教育委員会はもっといらない。たくさんの人がそう思っている。

(なんて書くとまた怒るんだろうなあ・・・。でも、正直な気持ちなんだ。新座には力のある先生達がたくさんいる。教育委員会にもいる。子ども達の素質もある。まだまだ伸びる。新座を本気で愛する僕としては、本当にもったいないと思うんだ。)  たかやん


9月9日 (日)  「たかやん議員日記」2007.第252弾!  9月9日(日)

「たかやん議員日記」2007.第252弾!  9月9日(日)

絵本
昨夜の会話。「パパと寝る!」と空。「えほん、にさつよんでね」と続く。僕は「手袋」と「おともだちになってね」いう絵本を読んだ。そして眠くなった空は「ママとねる」とパパをくびにしたのだった。絵本はパパ、寝るのはママということらしい・・・。

特別支援教育
18年度決算報告書の第10款 教育費 第1項教育総務費 第4目教育指導費の中の細目13に特別支援教育整備がある。支出済み額は1183万8345円。その内の902万が介助員の報酬だった。一人当たり45万程である。英会話やパソコンに比べて、いかに少ない予算だったかが分かる。
僕が心配になったのは事業概要のことだ。“特別支援学級や通常の学級に在籍する特別な配慮を必要とする児童生徒について、特別支援教育ボランティア、介助員、水泳補助員、階段昇降機の設置等を行い、適切な支援を行った。”
さらに、“特別支援教育ボランティア23人、677回。介助員20人 対象児童生徒 小学生6人 中学生2人 計8人 水泳補助員 12人 11校 階段昇降機 3校”となっているのだが・・・気になってので質問してみた。

「対象児童生徒は8人とありますが、発達障害の児童生徒もその中に入っているのでしょうか。」という僕の質問に、教育長は実に曖昧な答弁をした。「学校長が必要と判断した時に、さまざまな形で援助、支援を行っています」というのだ。一般質問でも質問する内容なので、本当は避けておきたかったのだが・・・・どうも事業概要と実際の実績が違うようだ。
そして気になったのが、階段昇降機3校設置の記述。階段昇降機借上料96万円とあるのだが、階段昇降機は本当に活用されているのだろうか・・・・手動式の使いにくく、実際には殆ど使っていない階段昇降機ではないのか・・・それが気になってしょうがなかった。

日曜日
今日は朝から天気がよかった。午前中は子ども達と勉強し、午後からは少しテニスをして、そして布団を干した。空は「トトロ」を見ている間は大人しく・・・・その間に結構勉強できたのだった。

委員会
明日からは総務常任委員会が始まる。委員会は2年に一度しか変えられないから、総務委員会でしっかりと発言し、勉強しておかないと・・・・.夕方からはまた資料を読み込んだのだった。総務に来てよかったと思うのは、新座市の財政のことが一番よく分かる委員会だということ。今、厚生関係の勉強もしたいけれど・・・・まずは総務でしっかりと勉強して、そして、発言できたらいいなと思っている。委員会員にいると、まだまだ分かってないと思う・・・

ねぎぼうずの朝太郎
今日も空のリクエストに応えて絵本を読んだ。「ねぎぼうずの朝太郎」を読んでいると、ママがゲラゲレ笑い出した。僕の読み方がおかしいらしいのだ。「ああ、おとっつあん、ああ、おとっつあん」というくだりでは、空も嬉しそうだ。絵本は子どもにもいいだろうが、大人にもいい。大きな声で音読をして、つっかえないように気をつけて・・・脳みそに悪い訳はないのだ。そして読んでいると、小さい頃に父さんや母さん、そして大好きだった叔父ちゃんに読んでもらった絵本やお話を心のどこかで思い出すのだ。小さい頃、愛されて育ったことは、大きくなっても忘れないもの・・・不思議だなあ。    たかやん



9月10日 (月)  「たかやん議員日記」2007.第253弾!  9月10日(月)

「たかやん議員日記」2007.第253弾!  9月10日(月)


起きた時は降りそうもなかったのだが、Mちゃんを迎えに行く頃になって、いきなり雨が降ってきた。車椅子の子を車に乗せるときに雨・・・反則である。ところがエレベーターの中で会った六中の2年生の女の子が、傘を差し出してくれたのだ。そして石神小学校まで付き合ってくれて・・・僕もMちゃんも殆ど濡れないで済んだのだった。「なんだか六中の制服だと恥ずかしいな」「そんなことないよ。いいことしたんだから、胸を張って行ってね!」と石神小から送り出したのだった。

横領・着服
朝一番で星川さんがやってきて、「邑さん、ホラ年金の横領・着服が問題になっているじゃない?新座市の窓口でもあったかどうか委員会で聞いてよ!委員長にも頼んでおいたんだけど。」「いいですよ」
部長報告に対する質問の時に、僕はそのことを聞いてみた。答えは「新座市ではそういう事は起こっていません。処分された職員もいません」とのことだった。社保庁があれだけのことをやっているし、市町村の窓口でもかなりの数あったということだから、もしかしたら・・と星川さんが思うのも当然か。とりあえず、そういう職員は新座市にいなかったと聞いて、ホッとしたのだった。

蕎麦アレルギー
部長報告に対する質問のなかで、並木傑議員が「運動公園で運動している子ども達の中に蕎麦アレルギーの子がいて、植えた蕎麦が風に乗って苦しくなることがあるっていうんだけど・・・・」という発言があった。執行部からは「蕎麦はやめます」という意見は出なかったので、「蕎麦アレルギーは命にかかわることもあるから、総合運動公園のような場所に蕎麦を植えるのは直ぐにやめたほうがいいと思います。」と意見を言った。蕎麦畑に近づかないようにすることはできるが、陸上部の子が運動公園に行かないことは考えられない。蕎麦のアイデアには賛成だが、子ども達の命に係わる可能性があると分かった以上、直ぐにでも蕎麦を収穫するなり、移植するなりすべきだと思うのだ。僕の質問に対する答弁は「考えてみます」というものだった。陸上の新人戦が始まる前に答えを出して欲しいと思う。

観光都市新座推進に大反対!
「観光都市新座推進に大反対!の邑です」と話し始めるとみんな笑う。でも、今回の観光プラザのプアンはなかなかである。国有地を利用して、市民が散歩をする直ぐ脇に菜の花畑と竹林を整備する・・・。維持費は殆どゼロだというし・・市民は嬉しいし・・・・。何でも観光と結びつけるからいけないのであって、この間の「菜の花祭り」は最高だったし、今回の菜の花畑構想も悪くない。そして未来の「黒目川に菜の花計画」は凄くいいと思う。みんなが黒目川のよさに気がつくのではないだろうか・・・。国有地や県の管轄の土地を利用して、市民が喜ぶ企画をする。住んでいる人達が喜ぶところに、他市の人は訪れるのである。観光で税収があがることはないだろう。でも、市民が喜ぶ街づくりをしていけば、自然に税収はあがっていくのだ。

下水道課と道路整備課
委員会が終わってから、石神3丁目の溢水問題をぶつけに下水道課へ行った。そこには議会事務局にいたUさんがいる訳で・・・・僕と幸弘は笑顔でUさんに手を振った。すると道路整備課のH君も出てきてくれて・・・僕らは下水道課の説明を30分くらい聞いたのだった。場所はマルフジの直ぐそばで、東久留米市からの雨水と新座市の雨水が合わさって流れてくるところで・・・雨水菅は60センチのものと40センチのものを2本使っていて、問題はなかった。要は道路の上を水が流れてしまう訳で・・・その対応には道路整備課が当たりますということで、そのまま道路整備課へ行って、話を聞いてもらった。
道路整備課の対応は早かった。なるべく早く現地に飛んで、現状を調べて、水を落とし込むように最大限の努力をします。と言ってくれたのだ。こういう反応をしてくれると、市民は役所を信頼していく。結局僕らは1時間くらい勉強をさせてもらって、気持ちよく控え室に帰ったのだった。

傍聴
厚生常任委員会を傍聴しようと思ったのだが、ドアを開けても入れる雰囲気もなければ、席もない・・・・。狭い部屋に押し込められて会議をしているようで、可哀そうになった。総務は広々としたところで、みんなゆったりとした感じで話せるからいい。文教の時のような、妙な緊張感もないし・・・・。今度、他の委員会も傍聴に行ってみよっと。
たかやん


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