Diary 2006. 10
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10月11日 (水)  「たかやん議員日記」2006.第284弾!  10月11日(水)

「たかやん議員日記」2006.第284弾!  10月11日(水)

駅立ち二日目
今日も5時に起きたのだが、家を出たのが5時半過ぎだったので、必死に自転車をこいだ。東久留米の駅に着いたのが、6時1分前。ふーっ・・・間に合った。

先生!
最初に声をかけてくれたのが、よういち。「先生!」と言われて振り返ると、笑顔のよういちがいた。「今帰り?」「そう。頑張ってね!」彼が金八に出ていた頃が懐かしい。

200部
ひばりヶ丘は30分で100部のペースだったが、東久留米は1時間で100部のペース。それでもこの駅が好きなのは、懐かしい笑顔に沢山会えるから・・・・
奈月、明美、やすたか、がっちゃん、健・・・六中で担任した子達だけでも5人も会えた。そして・・・・

次郎
ずっと探していた次郎が目の前に登場した時は、本当に驚いた。「次郎!」と思わず大声を出してしまった。「たかやん!」「次郎、お前どこに住んでるの?ずっと探していたんだよ」「えっ。石神に住んでる・・・俺も塾へ行こうと思ってたんだよ。」
彼は、野寺に住んでいた頃の最後の居候だった。喧嘩の強い男で、中学時代は負け知らず。大人になっても空手、マーシャルアーツと格闘技に燃え、自衛隊では鬼教官になったと言っていたのだが・・・・それから先が分からなくて・・・ずっと会いたかった男なのだ。


駅には人との出会いがある。30人くらいに連続で「無視」されると泣きそうになるが、「おはようございます!」と挨拶してくれる人もいたりして、人間の温かさも感じることができる。観察していて気づいたことは・・・いい人相の人ほど、挨拶をしてれる率が高いということ。チラシを受け取ってくれなくても、何らかの反応をしてくれるのだ。

いじめ
駅で無視されるのは我慢できても、教室で無視されたら・・・きついだろうと思う。子ども達の小さな心にはどうしようもない傷ができると思う。駅で知らないおっさんに「おはようございます!」と声をかけられて、返事をしないのとは根本的に違うのだ。友達から自分だけ、声をかけられない。声をかけても返ってこない・・・・。たまに返ってくると、心を刺すような言葉では「不登校」にもなるだろうし、「自殺」も考えるだろう・・・。
僕はそんなことを考えながら、駅に立っていたのだった。明日は保谷の予定だったが、9時半から会議があるので、お休み。自転車で時間通りに帰ってくる自信がないのだ。とほほ。

札幌ドーム
チラッとしか見ていないが、どうやら札幌ドームは満員だったらしい。新庄も打ったらしいし、札幌の(失礼、北海道の)友達はみな喜んでいるだろう。日ハムが優勝し、日本シリーズでは新庄がMVPを獲る。これが理想かな・・・      たかやん


10月12日 (木)  「たかやん議員日記」2004.第285弾!  10月12日(木)

「たかやん議員日記」2004.第285弾!  10月12日(木)

志木市民病院
昨夜、空が熱を出した。突然「せなかがいたい」と泣き出して、熱を計ると39度近い。余りにも痛がるので、病院を探したら・・・志木市民病院が夜間受付をしてくれた。

病院に着いたのが1時過ぎ。優しそうな女の先生が空を診てくれた。「風邪からくる痛みだと思いますけど、背中が痛いのが気になりますね」と尿検査もしてもらった。結果はシロ。どうやら僕の風邪がひとみにうつり、それがまた空にうつったらしい。空は病院では泣かずに頑張った。

病院から家に戻った時は、もう3時半近かった。寝たのは結局5時前。いつもなら起きる時間だ。今朝は9時半から議運。「駅立ち」を休みにしておいてよかった。

「議員!」
相手に悪気はないと分かっているのだが、「議員」と呼ばれることに抵抗がある。「たかむらさん」でいいし、「たかやん」でもいい。英会話教育特区なのだから「ともや」なんていうのもありかもしれない。「議員」と呼ばれて、気持ちのいい人もいるかも知れないが、僕は駄目。気持ちが悪くなってしまう。僕自身はなるべく役職名で呼ばないようにしている。「市長」「教育長」「部長」「課長」それで通じるかも知れないけど、何かひっかかるのだ。

校長先生
学校時代はみんなが「校長先生」と呼んでも、僕は「校長」と呼ぶか、「山口先生」とか「宮腰先生」とか本名に先生をつけて呼んでいた気がする。中にはあだ名で呼んでいた校長も・・・。時々、生徒に「校長先生は・・・」と話しかける校長がいたが・・・それにも抵抗があった。

北海道
塾から帰って来たのが10時前。報道ステーションで「日ハム優勝!」を見た。北海道が沸きに沸いていた。日本シリーズに期待したい。多分、大通り公園の噴水に誰かが飛び込むだろうな。僕らも学生のときにやったから・・・・

39度
空の熱が下がらない。あれから二人で交代で抱っこして、寝かして・・・の繰り返しだが、全く辛く感じない。僕らも小さい頃、こうして愛されてきたんだなあと思う。子どもが病気になると、親は自分が代わってあげたいと思うのだ。この小さな命が、ふとしたことで消えてしまうのではないか・・・そんな不安が心を過ぎるのだ。そして神様に祈る・・・・・。健康であることはそれだけで幸せなことなのだ。どんな贅沢より、健康が一番なのだ。そう思う。もう直ぐ3時。今朝の駅立ちも無理だろう。来週にかけよう。 
     たかやん


10月13日 (金)  「たかやん議員日記」2006.第286弾!  10月13日(金)

「たかやん議員日記」2006.第286弾!  10月13日(金)

午前5時
空の熱が下がらない。昨夜は結局39度5分まで上がり、僕らはまた交代で朝の五時まで抱いていた。5時過ぎに寝て、起きたのが7時過ぎ。寝不足で、さすがに体がおかしい・・・

次郎
10年ぶりに次郎が我が家に登場した。「本当に久し振りです」とでかい体を小さくして、玄関を入ってきた。

アームレスリング
次郎の腕はティッシュの箱よりも太かった。僕の腕の2倍くらい太いのだから驚く・・・・
昔から喧嘩が滅法強く、とても中学生とは思えなかった男だったが・・・これからアームレスリングで世界を目指すと言っていた。凄い男だ。

水道道路
自転車で水道道路を走る。何度も身の危険を感じる。「怖い道路」だと思う。歩道が整備してあったり、なかったり・・・・・それが一番怖いのだ。都市計画道路に大金をつぎ込む余裕があったら、もっともっと歩道を整備してもらいない。それが市民の本音だと思う。自分の子どもやお袋が安心して歩けない道路はいらない。

黒目川、川作り懇談会
東久留米市の地域センターでの会合に出席した。塾が終わってからの参加だったので、殆ど役に立たなかったが・・・・それでも今までの苦労話が聞けたり、これからの取り組みの予定が聞けたり、収穫は大きかった。来年度の「川遊び」は地元の住民として参加する。若い人たちにも沢山参加してもらえるように・・・僕のできることをやっていこうと思う。

朝鮮半島
日本政府が北朝鮮に対して、独自の制裁措置をとることになった。遅いなあと思う。「拉致問題」がはっきりした時点でやっていれば・・・
これで北朝鮮はカードを2枚もった。「拉致被害者」と「核」の2枚をちらつかせて、無理難題を言ってくるのだろう。
北朝鮮の人たちの苦労を思う。中国に従属し、日本に占領され、南北に引き裂かれ、そして今は金正日の犠牲になっている。金政権が倒れ、朝鮮半島に平和が訪れることを祈る。僕らは中国人の血も、朝鮮人の血もひいているのだ。同じDNAを持っているもの同士が「核戦争」をしてはならない。朝鮮半島から伝わってきた「仏教」には「不殺の戒」がある。人間は勿論、動物も植物も生きているものはむやみに殺してはいけないのだ。戦争は最大の環境破壊である。仏教の教えに背くのである。     たかやん


10月14日 (土)  「たかやん議員日記」2006.第287弾!   10月14日(土)

「たかやん議員日記」2006.第287弾!   10月14日(土)

テニス
空の熱が平熱に下がったので、テニスコートに向った。今朝も8人と大人と6人の子供たちが集合した。大人が目の色を変えてボールを追いかける。まるで子どものような(子ども以上かな・)目を見ると、僕はとっても幸せな気持ちになる。テニスをやってきてよかったなあ・・・そう思う瞬間である。

いじめか中2自殺
ドキッとする見出しだ。紙に書いてあった遺書の中味は、陵平の遺書と似ている。気持ちが悪いくらい似ている。中学校2年生で死ななくてはいけなかった子達が不憫でならない。やりたいことが沢山あっただろうに・・・・これからが青春真只中だったのに・・・そして親の気持ちを思う。自分の命を削ってでも、子どもの命を返して欲しいと思っているはずだ。

今日春日部から塾にやってきた女の子も中二。3時間、一生懸命勉強して帰っていった。勉強できる子は幸せである。

抱っこ
午後になって、また空の熱が上がり始めた。「パパ、だっちゅ」と甘えてくる。僕は抱っこをしながら、神様にお願いをする。亮が小さい時もそうだったが、寝ている間に息をしなくなったらどうしよう・・・そんな不安が心を過るのだ。空を抱きながら、自分が父さんや、母さんに抱かれた遠い日の幸せを思う。
「人は誰でも一日に12回抱きしめられるべきなのだ。」人を抱きながら、人は抱かれているのかも知れない。僕は今日も空に沢山抱きしめてもらった気がする。抱かれるということは、その人に必要とされていることを肌で直接感じることなのだ。

HP
空が寝た隙にHPを改良していく。リンクできなかった箇所ができるようになるのは快感である。写真館も少し充実していきそうだし・・・・学級通信、部通信、手紙も少しずつ増やしていこうと思う。兎に角「毎日の法則」である。「継続は力なり」である。楽しみながら、人にも楽しんでもらえるHPを作っていこうと思う。

駅立ち
来週は志木、保谷、新座駅に立つことにしよう。二中の子達に久し振りに会える気がする。時間は6時から8時。 空の熱が下がったらばの話だが・・・・    たかやん


10月15日 (日)  「たかやん議員日記」2006.第288弾!  10月15日(日)

「たかやん議員日記」2006.第288弾!  10月15日(日)

朝ごはん
血糖値が高い人には朝ごはんが欠かせないらしい。余りにも空腹な状態で昼間で我慢していると、昼食後に極端に血糖値が上がり、それにともなってインシュリンがでてしまうのだそうだ。それが肥満にも通じるというから恐ろしい。「早寝早起き朝ごはん」は万人の健康法なのかも知れない。

幼稚園の願書
空の幼稚園の願書をもらいに行ってきた。来年の春から、空もいよいよ幼稚園なのだ。嬉しいような、寂しいような複雑な気持ちである。

YESとN0
今日は空が初めてYESとNOが書けた日。自分でペンを持って、初めてY・・E・・Sと書いて「Yes!」と嬉しそうだった。平仮名も書き始めているし、そういう時期なんだろうなあと思う。

英語
「これをえいごでなんていうの?」とママに聞く空。何でもかんでも聞いてくるので、ママは困ると「パパにきいてね!」と逃げる。どんな言葉を教えても発音はママより明らかに上手い。お腹の中に居る時から、英語のテープを僕と一緒に聴いていたからかも知れない。

魅力度
全国の市の魅力度ランキングが民間の研究所から発表された。新座市は731位。朝霞市が409位、和光が477位、志木市が572位だからかなり差をつけられている。県内で見ると、ペケから4番目。このペケから4番目という数字は実質債務残高比率(将来負担することになるであろう借金)の順位と同じである。さいたま市が139位。所沢市が171位。川越市でも175位と埼玉県そのものが「ダサいたま」というイメージなのかも知れない。新座市の魅力度を上げるには、「教育力」を上げるしかないと僕は思う。「観光都市新座」といくら叫んでも、誰も相手にしてはくれないのだ。まずは新座の学校のレベルを上げていくこと。それが一番の近道だと思う。

札幌
全国1位は札幌。なるほどなと思う。大都会で自然が豊富にあり、人情味がある・・・・。僕も出来ることなら、札幌にずっといたかったもの・・・・。学校のレベルもかなり高い・・・公園もいいし、図書館もいい。なるほどなである。    たかやん




10月16日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第289弾!  10月16日(月)

「たかやん議員日記」2006.第289弾!  10月16日(月)

志木駅
空の熱が下がったので、昨夜は久し振りにゆっくり眠れた。目が覚めたのは5時。外はまだ真っ暗だ。それから髭をそり、パンを2枚食べて、新聞を読み。5時半に家を出た。志木駅に立つのは久し振りである。

5時50分
議会報告を配り始める。「おはようございまーす!」の声に「おはようございます」「ご苦労さまです」とこたえてくれる人がいるのが嬉しい。最初の笑顔は1組の隆一郎。サッカー部のキャプテンはスーツ姿で颯爽と登場した。「おはよう!」「がんばってね」次は6組の正人。やはりサッカー部だ。サングラスを外して、「たかやんじゃん!」というまで誰だか分からなかった。
そして6時半頃、我が2組の佳代子が登場した。「たかやん!」「おはよう!初2組だあ」
次はめぐのお父さん。真っ直ぐに僕の方に歩いてきたから直ぐに分かった。次は晶子。「たかやーん!」とお姉さんと一緒にもの凄い笑顔で登場した。「おはよう」「いってらっしゃい!」こういう笑顔と会うと暫くニヤニヤしている自分がいる。
7時半過ぎ?後ろからいきなり声をかけられ、握手をした。昔同僚だったSちゃんだ。そして直ぐに市役所のKさんにも声をかけてもらった。8時前には陵平の同級生の純にも声をかけてもらった。二十歳の青年はウォークマンのイヤホンを耳から外し、僕に挨拶をしてくれたのだった。

ひばりヶ丘や東久留米と違って、100人くらいに素通りされたこともあったけど、やっぱり沢山の笑顔に会えたし、初めての人もパンフレットを受け取ってくれたし、結構幸せを感じることができた。

2時間10分
ぶっ通しで立っていた訳だから、多少足腰が鍛えられたのかも知れない。志木駅はひばりヶ丘や東久留米より我が家から近いのがいい。明日は多分保谷駅。どんな出会いがあるだろう・・・。

82歳
今日は母さんの82回目の誕生日。朝、電話をすると、少し照れながら喜んでくれた。僕達が小さい頃は「60歳までは死ねない!」と思っていたのだそうだ。両親を10代で亡くしているから、僕らにそういう思いはさせたくなかったのだと思う。父さんが死んで27年。まさか独りで富山に住むとは思っていなかった。もうすぐ母さんを迎えに行く。12月からは新しい家で、朝の散歩を一緒にできる。近くの公園でのラジオ体操もできる。買い物も通りの向こうのドラッグストアーでできる。母さんがやれることがたくさん増える。

非核三原則
自民党の中川政調会長が「核を保有する議論が必要」と言い出した。気が狂っているとしていいようがない。自民党はもう駄目だ。こんな人たちに国を任せていたら、いつの間にか憲法が改正され、いつの間にか戦争に巻き込まれ、いつの間にか核を保有し、いつの間にか「美しかった日本」「人類が住んでいた地球」になってしまう。広島や長崎で死んだ魂に恥ずかしくないのだろうか・・・・どこの国で使われたって、核兵器は人を殺し、自然を破壊し、元には戻せないのだ。

教師の言動
福岡の中二の自殺の誘因が1年の時の担任で、学年主任にあったという記事を読んだ。臨時の学年集会で「先生達が手を抜いてしまった。乱暴な言葉や甘えがあった。ごめんなさい。」と謝った。というが・・・・学年集会で自分たちのことを「先生達」と呼ぶところからして、この集団はおかしいのだ。この学年主任は必ずほかのところでも同じような言動をしている。生徒達にそういう態度の教師は、若い教師達や自分より弱い立場の教師達にも同じような態度をとるものなのだ。
今まで子供たちも親も学校に文句を言わなかったとしたら、それは「先生」として尊敬しているからではなく、「内申」を恐れてのことなのだ。僕自身、「内申」をチラつかせる教師を何人か見てきたが、そういうのに限って、自分のことを「先生」と呼ぶのだ。勘違いも甚だしいのである。
ただ、こんなにみっともない謝罪をしても、自分たちの非を認めない教師集団よりは人間として許せると思う。教師である前に人間であって欲しいと思うのだ。
陵平が亡くなってからも、小中学生の自殺は続く・・・陵平は空の上から、この教師集団をどう眺めているのだろう。そして当時の自分の先生達のことをどう思っているのだろう・・・。     たかやん


10月17日 (火)  「たかやん議員日記」2006.第290弾!  10月17日(火)

「たかやん議員日記」2006.第290弾!  10月17日(火)

保谷
今朝は4時45分に起きた。外は真っ暗・・・新聞に目を通してから、家をでる。外はどんより曇っていた。道理で暗い訳だ・・・。自転車でひたすら保谷を目指す。汗をかいてきたので、長袖は脱いで走った。6時5分前、保谷駅着。間に合った・・・・

いきなり
6時5分過ぎ、「たかやん!」と後ろから声をかけられた。塾生だった隼人だ。「おはよう!何でここにいるの?」「いやあ、バイトで・・」

朝の時間
駅に立っていて、気づいたことは朝の早い時間の方が、時間がゆっくり進んでいくということ。人の歩き方もゆっくりだから、僕も相手の目を見ながら「おはようございます!」と挨拶ができる。議会報告を受け取ってもらえる確率も、6時から6時半くらいが一番高い。7時から8時は人が沢山通るが、みんな殺気立っていて・・・一人一人の顔を確認する時間が余りない・・・。

産経新聞
7時になって、隣りに産経新聞の人が立った。無料で新聞を配るのだ。僕の目の前で配り始めたので、ちょっと困ったが・・・向こうも仕事なのだろうからと、気にしないで僕も配っていた。すると最後に「すいませんでした!」と新聞を配り終えて、ほっとした表情のお兄さんが僕に謝ってくれたのだ。そして「一部ください!」と僕の議会報告を持っていてくれたので、何だかちょっぴり幸せな気分になったのだった。

ビックリ
驚いたのは石神井高校の同級生の島田と会ったこと。彼は今都立高校の先生をしている。時々暮れの忘年会で会うのだが・・・。そして全国中学でいつもお世話になっていた、ダンロップの熊本さんの笑顔にも驚いた。野寺スターズの阿出川さんにも会えたし、関東中学でお世話になった先生にも会えた。
そして五中の教え子達・・・。みんなちょっとビックリして、そして嬉しそうな顔をして僕の報告をもらってくれた。応援団長の一早が10分ほど一緒に配ってくれたのも嬉しかった。

自転車がない・・
8時。ふと見ると、自転車がない。撤去されてしまったのだ。近くにいる黄色い腕章をつけたおじさんに「すいません!ここに止めておいた自転車なんですが・・・・」と聞いてみると・・・・「ここは自転車が止められないんです。自転車置き場に止めてくださいね」と優しく言われた。「すいません。お金持ってなくて・・・止めようと思ったんですが、有料で止められなかったんです。」「仕事で来ているんですから、私達に言ってみてください。何とかしますから・・・」とまた優しく言われて、本当に嬉しかった。ニコニコしていると、向こうから直子の姿が見えて・・・最後の最後にまた幸せな気分になったのだった。


学校
パワハラという言葉を初めて聞いた。千葉の先生が校長からパワーハラスメントを受けて自殺したという。パワハラ・・・僕自身も体験したが、この元気な僕でさえ、なかなか辛いものだった。僕の友達も随分やられた。泣かされ、神経をおかしくした友達もいる。校長室に呼び出し、何度も同じことで叱責する。みんなの前でこれ見よがしに叱責する。担任をはずす。年休を取らせない。家にまで電話をいれる。学年をはずす。顧問を辞めさせる。他市へ異動させる。本当に陰湿ないじめだった。
そういうことを見てきた周りの先生達は、今度はいつ自分の番かと「いじめられないこと」をこころがけるようになる。子ども達のいじめと根っこは同じだ。コンプレックスを持った、無能な管理職が目立つ先生(有能な部下)をいじめていく。僕のように辞めてしまえばいいのだが・・・みんな生活があるから、そうは簡単にやめられない。子供たちに集中しなくてはいけない先生達が、こうして管理職の行動にピリピリするようになる・・・・子ども達のいじめに気づかなくなり、神経をやられ、授業にエネルギーが無くなり、子ども達の学力は・・・下がる・・・。
僕は管理職に恵まれてきたから、最後にそういう人たちとであったことは本当にショックだった。今は新座市にいないらしいけれど・・(他市に飛ばされた有能な先生達は帰ってこない。)学校ってもっともっと楽しいところじゃなくちゃあね。先生が楽しくなくて、子供たちが楽しい訳が無いのだから・・・。

もし、パワハラにあったら・・・連絡ください。一緒に戦いましょう。独りで悩むのが一番いけません。

おいおい
福岡の中二の自殺の続報をテレビで見た。学校集会での発言も聞いた。「詭弁」を通り越していた。教育者としては勿論、人として恥ずかしくないのだろうか・・・。あんな馬鹿集団に子供たちを預けなくてはいけないなんて・・・親も子も可哀そうだ。そして全国のまともな先生達が可哀そうである。でも、ああいう集団が多いのも確かな訳で・・・。特にああいう馬鹿校長が生まれるしくみを変えないといけない。有能な人が校長にならないシステムがおかしい。本当に困ったもんだ。   たかやん



10月18日 (水)  「たかやん議員日記」2006.第291弾!  10月18日(水)

「たかやん議員日記」2006.第291弾!  10月18日(水)

6時
久し振りにゆっくり起きた。新聞をゆっくり読み、メールをチェックして、本を少し読んでから朝ごはん。今朝は教え子達とテニスをする約束があったのだ。

市営コート
本多のコートは舗装されていて、いい感じになっていた。ところが・・・どうも肝心の人間の感じは余りよくない。テニスコートの管理人に笑顔つきの挨拶を求める僕が間違っているのだろうか・・・。税金で作った市営のコートで使用料を払ってテニスをする市民に、
笑顔つきの挨拶をすることが、そんなに大変なことだろうか・・・。学校の教師にも、生徒が元気に挨拶をしても、ろくに返事をしないタイプもいるが・・・どうも同じタイプに見えてしょうがない。今は市民のほうが、気持ちよく使いたいから、無理をして笑顔つきの「挨拶」を先にしている状態だ。そのくせ「コートブラシの使い方が悪い」と文句をいう管理人もいるのだから、びっくり仰天である。「市民に使わせてやっている」のではない。「市民の方に使っていただいている」のだ。“教育”が必要なのは子供たちだけではない。

体重が・・・
最近、朝ごはんをメインにして、昼と夜は質素を心がけるようになった。そうしたら、体重が落ちてきたのだ。実にゆっくりとした落ち方なのだが、ポコっと出たお腹が凹んできたことも嬉しい。体脂肪率も20%を軽く切り、ちょっといい感じである。

ひじきの煮物
我が家の朝ごはんで毎回出てくるものは、ごはん・味噌汁・納豆・黒豆・焼き魚・海苔・とろろ汁・・といったところだが、それにひじきの煮物が加わった。それがなかなか美味いのだ。美味いものは毎朝でも飽きないから不思議だ。日本人に生まれてよかった!と毎朝思っている。

陵平味噌
今朝、初めて陵平味噌で味噌汁を作ってもらった。今までは、買ったお味噌が残っていたので、我慢してそれを使っていたのだ。「ガーン!美味いよ・・・」久し振りに脳みそに刺激がきた感じだった。来月は来年の陵平味噌の大豆を貰いに、陵平のお祖父ちゃん、お祖母ちゃんのところへ行く。陵平味噌を持って行く・・・・。陵平とそっくりのお祖父ちゃんの笑顔に会える。

バナナとみかん
今日は奥さんが熱でダウン。色々やっていたら、塾の前に夕飯を食べられなくなってしまった。(最近の夕食は5時とか、6時とかでそれも痩せてきた原因だと思う。)しかたが無いので、塾にバナナとみかんを1つずつ持っていって、それを夕飯にしたのだった。

習慣
昔は、夕飯が楽しみで、一緒に飲むお酒が楽しみで・・・夜遅くまで、食べて、飲んでいたのだけれど・・・思い切って、早めの夕飯にしたら、体が楽なことに気がついた。夜の10時以降は基本的には食べない、飲まない・・・これが実にいいのだ。いいことは習慣になりやすい。一度慣れるとやめられない感じ・・。太り気味の人にはオススメである。

新座駅
明日は新座駅に立つ予定だ。今まで一度も経験をしたことのない駅なので、どんな人たちと会えるか楽しみだ。これが終われば、今月の駅立ちは終了。11月号の「議会報告」作成に取り掛かることになる。     たかやん




10月19日 (木)  「たかやん議員日記」2006.第292弾!  10月19日(木)

「たかやん議員日記」2006.第292弾!  10月19日(木)

断念
母親が体調を崩すときに限って、空は「ママ、ママ」と寄っていく。いつもは「パパ、パパ」ということでも、「ママ、ママ」となる。熱がどんどん上がって、苦しそうなママに「だっちゅ!」と抱っこをせがむのだ。
今朝も4時45分に起きたのだが、僕がいない間に空が起きそうだったので、新座駅での駅立ちは断念した。昔だったら、仕事優先と何があってもでかけていたのだろうが・・・・駅立ちは明日でも大丈夫。毎日チャンスがあるのだから・・・。

ママの代理
と言う訳で、今日は朝から大忙し・・・。ご飯を作り、空に食べさせ、プールに連れて行き、買い物をして、お風呂にいれ・・・クレーマークレーマーの世界を楽しんだ?のだった。

酷似
福岡の事件が陵平の事件と酷似してきたと思っている人は多いだろう。先生の発言が自殺の誘因となったという点も同じだが、悪いのはマスコミや被害者の方で学校は悪くない。みんなで学校の名誉を守ろう!とPTAが叫び始めたのも同じなのだ。同じようなことが日本全国で起こっていると思う。「美しくない国」だ。自分の子ども達の受験が不利になると思うのか、学校側に立つことで、自分の子どもの内申が有利になると思うのかは分からないが・・・マスコミの報道にヒステリックに反応するのは同じである。勿論マスコミの報道を100%信じるのも馬鹿だし、学校側を100%支持するのもおかしい訳で・・・いじめがあって、自殺者が出て・・・「いい学校な訳はない」のに、自分たちで「いい学校」だといい続ける。そういう神経が分からない。大事なのは事実。学校で何があったのかという事実が大事なのだ。被害者の親はそれが一番知りたいのだ。そして二度と同じことを繰り返して欲しくないと思っているのだ。

Red ribbon
中三の英語の教科書を読んでいたら、泣いてしまった。中間テストの為に教科書を暗誦しよう!と一緒に読んでいたら、悲しくなって泣いてしまった。
広島に8月5日の日にでかけた両親を待ち続ける女の子の話である。その両親を探しに広島に行き、彼女も被爆して・・・・髪の毛が抜け落ちて・・・そして死んでしまう話である。そういう悲劇を数え切れないくらい体験している国が日本なのだ。核兵器の使用は取り返しがつかない。そのことを世界にもっともっと訴えていかないと・・・・。日本が核を保有する・・・そんなことはあってはいけないのだ。   たかやん


10月20日 (金)  「たかやん議員日記」2006.第293弾!  10月20日(金)

「たかやん議員日記」2006.第293弾!  10月20日(金)

5時50分
今日は4時45分起き。新聞を読み、バナナを1本食べて5時半に家を出た。自転車で走って新座駅へ・・・あっという間に着いてしまった。いつも6時からスタートするのだが、今朝は10分前からスタート。どこに立ったらいいのか分からず、暫くうろうろしながら南口一本で配ることに決めた。

先輩
6時半になって、やっと知っている顔が登場した。公明党の川上さんである。「一緒にいいですか?」「勿論」ということで一緒に配っていたのだが、「僕が北口の方へ行きます」と気になる北口のほうへ行ってみた。すると・・・人が殆ど来ないのだ。議会報告を受け取ってもらえる率は高いのだが、はやり人数が全然違うと話にならない訳で・・・友達のマーちゃんが登場したところで、また南口に戻ったのだった。

ステップ
川上さんに「どのくらいいきますか?」と聞くと「300から400くらいですかね」という。僕はどうみても150から200いけばいいくらい・・・。違いは何だろうと思って、観察していると・・・・ステップの踏み方が違うのだ。相手に近づくステップ。相手の歩きに合わせるバックステップ・・・流石先輩は違うと感心したのだった。

俊彰
もうそろそろ引き上げようかとしていた時に、2組の俊彰に会った。可愛い弟と一緒だった。「たかやん!ひさしぶり。元気?」お母さんを亡くして、お父さんが入院して・・俊彰
は大黒柱になって、一家を支えていた。パリッと着たスーツ姿が眩しかった。頑張れよ!俊彰。お母さんが応援しているぞ!

家庭訪問
5日間の駅立ちが終わったので、余った「議会報告」を配って歩いた。今日は野寺、栗原と石神の一部。家庭訪問の記憶をたどりながら、100軒ほど訪ねてみた。

電話
塾へ行く準備をしていると、電話がかかってきた。「二中の陵平さんのことを議会で取り上げている議員さんですよね」と若い女性の声だった。
彼女は北海道や福岡の事件を許せないと言った。私も同じ目に合っていたから・・・。私は死なずに済んだけど、同じことをされたと・・・・・。
彼女はN中で二中ではないけれど、塾の先輩とかが陵平と同級生で、その先輩達は「あいつらを絶対許さない。」「一生恨む」と言っていたという。

僕は彼女と電話で40分くらい話した。小学校、中学校と学校に裏切られてきた少女の悲しい思いを僕はうんうんと聞くことしかできなかった。学校も教育委員会も事件をもみ消そうとしたことで、子ども達の心の中には今でもそういう気持ちが残ってしまっているのだと思った。

「体育祭の季節になると思い出すんだ」「いじめの報道がある度に苦しくなる」「お菓子なんか全員が食べていたよ!」「先生達は職員室で食べたり飲んだりしてたじゃないか。何で休み時間なのに・・・・なんでだ?」「眠れないよ」「2の5じゃないし、話したこともないけど、絶対に許せないんだ」彼らの悲鳴が聴こえてきた。

「こういう人がいるから、苦しくなったら電話してごらんよ」という先輩の一言で彼女は僕に電話をしてくれたそうだ。彼らの力になりたい。今、苦しんでいる子ども達の力になりたい。そう思った。   たかやん




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