Diary 2006. 5
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5月11日 (木)  「たかやん議員日記」2006.第131弾! 

「たかやん議員日記」2006.第131弾!   5月11日(木)

総務常任委員会
今朝も雨で駅立ちは中止。今週はやめよう・・・。9時半からの総務委員会に気持ちを切り替える。今日の議題は陳情と意見書の審議。委員会の変なところは「結論を出すか、継続にするか」を休憩中に相談するというところだ。僕は最近になってやっとそれが分かってきた。田中議員と僕は「市民が11月に提出した陳情をいつまでも継続にするのはおかしい。結果がどうであれ、結論を出すべきだ!」と強く主張したのだが・・・・・結局、議会改革、議員定数の削減などを求める陳情はまたしても継続になってしまったのだった。

議員定数
今の市議会の定数は30。市民から見れば多いし、議員から見れば少ない・・そんなところだろうか。他の市と比べるとそれ程多くはないが、議会を傍聴して見た人はみな多いと感じるはずである。総務常任委員会に出された陳情では30人を20人にという内容だった。それだけ議員の仕事が評価されていないということだろう。仕事をちゃんとやってないと市民に怒られているのだ。仕事をちゃんとこなしていたら、誰も文句はつけないだろうから・・・。6月議会では結論を出せるのだろうか・・・心配だし、結論が出せなかったら恥ずかしい・・・・。

産婦人科と小児科
この間、我が家に泊まりに来た女子医学生の真帆ちゃんがこう言っていた。「今一番人気のないのが、産婦人科と小児科医なんです」どうやら産婦人科の場合は勤務時間が不規則で長いということと、訴訟を起される率が他の科と比べて高いというのが理由らしい。「病気じゃあないので、健康な人を診るので、何かあると訴えられちゃうんです。」と真帆ちゃん。確かにそう言われてみるとそうなのだが・・・・全国的に産婦人科医が不足しているらしい。そして子供たちに何かあった時に頼りにする小児科の先生も不足しているというから困ったものだ。

英会話
明日は教委のA先生とI小学校の英会話の授業を見に行く。本当は今日行くはずだったのだが、総務委員会と重なって行けなくなったのだ。A先生は熱があるし、説得力もあるので大好きな先生の一人である。一緒に行けば、「英会話推進派」になる可能性が高い・・・・。でも自分の目で見て、問題を捉え、そして考えなくては・・・・。子供たちの為に真剣に考えなくては・・・・。


5月12日 (金)  「たかやん議員日記」2006.第132弾!

「たかやん議員日記」2006.第132弾!  5月12日(金)

電話
朝から「教育問題」に関する電話があった。相談内容はなかなか難しい問題だった。

小学校
授業は9時35分からだったのだが、9時過ぎにはもう学校に着いてしまった。校庭の体育の授業を見ていたら、自然に笑顔になっていた。子供たちの歓声が眩しい。やっぱり学校が僕の故郷なのかも知れない。
廊下に貼り出された二年生の俳句
「暑いので 道ろもゆらりと のぼせてる」
を読んで感心する。
そして「教師の学びが、子どもの学びをつくる」という言葉にも・・・・全ての学校の先生達に読んで欲しい言葉だ。

2年生
2年生のクラスにお邪魔した。休み時間だったので、子供たちがあっという間に僕を囲んで色々話しかけてくれた。「この絵本恐いんだよ」「どこからきたの?」「おじさん、この人に似てる」「外人でしょ」チャイムが鳴るまで子供たちに話かけられたのだった。

英会話の授業
楽しい授業だった。英会話の先生は若いけど、もの凄く力があったし、担任の先生もちょっとシャイで面白い先生だった。教室の後ろで見ていた僕は、いつの間にか子供たちと一緒に手を結んだり、開いたり・・・拍手をして笑っていた。まるで松香先生の授業の時のように・・・・

バイリンガル?
一番後ろの女の子がHow are you doing? Pretty good!というのを聞いて、(あらま!君は何処から来たの?)と聞きたくなった。だけどこの子は普通の子で、日本語の暗誦でも素晴らしい力を持っているということを後で聞いた。

子供たちの表情
ところが教室の前に行って、前から子供たちの表情を見てみると・・・最後まで集中できる子は余りいない。(まだ2年生、45分授業は長いよなあ・・・)眠そうな子や分からなくて辛そうな子が6人。英会話以外の授業も見てみたいと思った。先生が二人いてもこの状態では一人だったら・・・・・(やっぱり小学校の先生は大変なんだなあ)と思った。


5月13日 (土)  「たかやん議員日記」2006.第133弾! 

「たかやん議員日記」2006.第133弾!  5月13日(土)

朝練
久しぶりに家族全員で早起きした。雨が心配だったが、空の「テニスする」という言葉が、何とか天気を持たせてくれている気がした。
朝練は雨が降ってきて、ほんの30分暗いで終わってしまったけれど、やる気満々の人たちと一緒にテニスをするのは本当に気持ちがよかった。

松井秀喜
ヤンキースの松井もジャンアンツの松井も僕は好きである。彼はファンを大事にするから・・・・。子供たちからのサインを断ったことはないというし、どんなに練習で疲れていてもファンサービスを疎かにしたことはないという。プロのスポーツ選手をたくさん見てきたが、松井のような選手は珍しい。そんな松井が怪我をした。WBCの出場を断ってまで体調を整えてきたのに・・・・でも彼なら、この状態から復活するだろう。連続出場記録は途絶えたが、彼のプレーはこれからも子供たちの瞼に焼きつくだろう。

語る会
今日は雨だったので、我が家で「語る会」だった。といっても日本対スコットランドのサッカーに燃えながら、好き勝手なことを話していただけだが・・・・・。それでも新座市のことを語るのは面白い。やれることが沢山あるからだ・・・。小泉さんのように改革といいながら改悪するのではなくて、コツコツと改善することが大事なのだと思う。

愛国心
僕は「君が代」は歌わないし、日の丸に敬礼することもない。だけど日本を愛しているし、何度生まれてきても日本に生まれたいと思う。一方で「君が代」を大声で歌い、ベニア板の「日の丸」に最敬礼し、心の中では「今度生まれてくるときはアメリカやヨーロッパの国がいい」と思っている人間もいるはずだ。米軍に平気で3兆円もプレゼントする国会議員達に愛国心があるとは思えないし、リストラをして儲ければ「勝ち組」なんだと思っている奴らが日本人だとも思わない。何でも自由競争がよくて、競争して負けた奴は自分が悪いんだという感覚は好きにはなれない。日本中にシャッター街が溢れ、農村が破壊され、何万人自殺者が出ても平気な人間に愛国心などあるはずがない・・・・。


5月14日 (日)  「たかやん議員日記」2006.第134弾! 

「たかやん議員日記」2006.第134弾!  5月14日(日)

生徒の気持ち
今日は家族揃って、新豊テニスクラブの「お試し無料レッスン」に参加した。今まで子供たちに何万球も何十万球もボールを出してきたが、自分がボールを出してもらうのは久しぶりである。室内のコートは綺麗で、コーチ達はみな若く、笑顔が一杯で僕らも自然に笑顔になっていくのがわかった。
新しいカーペットのコートは以外に滑らなくて・・・・最初の体操の時に2度もこけそうになった。そして練習に入って、ボールを真剣に打っていたら・・躓いて本当にこけてしまった。笑いを堪えている人、堪えられなくて大笑いしている人・・・久しぶりに恥ずかしかった。
空はたままた来ていた教え子のお母さん(ヒデちゃん)に面倒を見てもらって大満足。僕が転ぶところを見て「パパへたくちょ!」と生意気なことを言っていた。きっとヒデちゃんが言ったんだな・・・・。
僕は単純だから、どんなに若いコーチにでも声を掛けられると嬉しい訳で・・・久しぶりに生徒になりきって、テニスを楽しませてもらったのだった。

生徒の気持ち2
中学校時代はよく他の先生の授業にお邪魔した。大抵は何の断りも無く、生徒の机に座って一緒に授業を受けることが多かった。勿論「はい!」と手を挙げて質問することもある訳で・・・随分迷惑だったのかも知れないが、同僚の先生達も笑いながら、そういう僕の参加を許してくれていた。子供たちと一緒に机に座っていると、生徒の気持ちが分かる訳で・・・・(おう、こういうやり方はいいねえ)とか(これじゃあ、わからん子達もいるわなあ・・)とか自分の授業の参考になったし、若い先生達へのアドヴァイスの源にもなった。そして何より、分かった時の子ども達の喜び・・・・分からない時の子ども達の思いがよく分かるようになったのだ。

野火止公民館
4時半にOさんと待ち合わせをして、一階で本を読んでいると・・・・あらま、星川さんが通る。「ほしかわさん!」と呼ぶと、「あら、何してるの?本読んでるだけ?」と通り過ぎていった。不思議な人である。

視察
明日から三日間の視察。総務常任委員会での初めての視察になる。税金を使っていくのだから、それだけの仕事をしてこなくては・・・・。7月の視察は「語る会」初めての視察。沢山勉強してきたいと思う。


5月15日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第135弾! 

「たかやん議員日記」2006.第135弾!  5月15日(月)

待ち合わせ
初めての総務常任委員会の視察は志木駅での待ち合わせから始まった。東京駅のホームに8時40分に集合ということだったので、志木に7時20分に待ち合わせたのだ。幸弘は7時28分に爽やかな笑顔で登場した。

ラッシュアワー
東上線があんなに混むとは思っていなかった。大きな重いバックを持っているので、満員電車はかなりきつかった。ポニーテールの女の子が僕の真後ろにいて、ツルツルの僕の頭をくすぐるのが苦しかった。サラリーマンは毎朝こういう電車に乗っているのか・・・。

東京駅
山手線は思ったよりも混んでなかったので、幸弘と喋りっぱなしだった。新幹線のホームには集合時間の10分前に着いたのだったが、高野部長や並木平八さん、議会事務局の浦谷さんは僕らよりかなり前に来ていたみたいだった。

読書
新幹線の中はもっぱら読書のはずだったのだが、隣りが幸弘でいつも話しかけてくるので全然読めなかった。ふとあたりを見渡すと・・・・みんな爆睡している。その寝顔を見ながら、幸弘と大笑いしていたのだった。

岡山
昼食は岡山駅。突然解散になり、「適当に食べて集合してください」と言われる。勘を頼りに地下に下りていくと、榎本部長が前を歩いていたので合流。最終的には800円の海鮮丼と400円の「ジャコ焼き?」「ジャコ揚げ?」を幸弘と二人で分けて食べることになった。それがまた旨いのなんのって・・・・お小遣いは余り持って来てなかったので、1000円はちょっと痛かったのだが、悔いの無い昼ごはんだった。

質問
岡山市では「事業仕分け」と「電子町内会」の二つの項目を勉強してきた。行政サービス全般について、棚卸的なことをするのが「事業仕分け」で、市民のニーズが本当にあるのかをチェックしようというのだ。要するに市民と問題点を共有し、市民と共にあるべき姿を考えようとしているのだと思う。なかなか感心すると同時に疑問点もたくさんあったので、「事業仕分け」についても「電子町内会」についてもいろいろと質問してみた。分からないことは聞くに限るのである。
ホテル
刷新の会の視察のような大部屋ではなくて、本当に狭い個室で参った。夕食の後、数人で僕の部屋で語ったのだが、椅子に二人、ベットに二人という感じで・・・余りにもスペースがなかった。それでも僕らは今日の視察項目を語り、新座の教育を語り、人生を語ったのだった。


5月16日 (火)  「たかやん議員日記」2006.第136弾! 

「たかやん議員日記」2006.第136弾!  5月16日(火)

ジーコジャパン
視察中だったのだが、やはり気になったのはワールドカップのメンバー。巻が入ることは全然不思議ではなかった。それより松井が入らないことが残念だった。今のジャパンに必要なのは普通の動きではない動きをする選手だと僕は思っているから・・・チームプレーだけでは限界があると思う。個人の能力が高くないから、チームプレーしかないという考え方もあるけれど・・・・でも所詮素人なのだ、僕らは・・・・。ジーコに任せることにしよう。

メタボリックシンドローム
5月9日付の朝日の朝刊のトップに「メタボリックシンドローム」(内蔵脂肪症候群)がトップに取り上げられていたが、今回の視察でもその話題で持ちきりだった。昼ごはんは内子フレッシュパークの「からり」というところで食べたのだが・・・近くに綺麗な川が流れていて、その川に吊橋がかかっていた。その吊橋に80キロを越える三人の男たち(E氏、F氏,T氏)が揃っていた。・・・・僕の体重が76キロだということを考えると、彼らは間違いなくメタボリック症候群の危険性が高い訳で・・・・そういう僕もウエスト85センチは確実に越えており・・・それ以外にも「俺ウエスト1m越えてるから!」と笑うK・N議長もいて、10人のメンバーの内、メタボリックシンドロームと縁がなさそうなのは数人だけのようだった。だはははは。

愛媛県内子町
生まれて初めて四国の土を踏んだ。愛媛県内子(うちこ)町。ここでは町並保存による町づくりを勉強させてもらった。国・県・町が補助金を出して、町並みを修復・保存し、伝統工芸・園芸を保護していこうという政策で、木蝋などの制作実演を見学してきた。それまで櫨(はぜ)の実から木蝋(もくろう)ができることも知らなかった僕には、蝋燭の性能とともに驚きだった。僕は今日も町役場の方と一緒に歩いて、質問をしまくった。少しでも新座市に役に立つ情報を探していたのだ。内子座という劇場は大正五年にできた木造の劇場で、年間7万人が見学するらしい。300円払って中に入ると舞台は回るし、「奈落」は見学できるし、二階席から見た舞台はまるで西洋のオペラの舞台のような感じがした。木造だから維持費はかからないし、観光客は来るし・・・・素敵な劇場だった。小雨は降ってくるし、汽車の時間があって、ゆっくり町並みを見学できなかったのが残念だった。

嘘!
夕食まで少し時間があったので幸弘が「散歩しない?」というので温泉街に繰り出てみた。その中に1000円ショップみたいのがあって、面白い玩具があったので空に買ってみた。そして外に出てみると・・・・向こうからおばさんが二人。その顔を見て僕は「嘘―っ!」と大声で叫んでしまった。六中時代の教え子のお母さんだったのだ。「何でここにいるの?」「先生は何でいるの?」とお互いに信じられない様子・・・・。 本当に偶然に出会ったのだ。早速教え子に携帯から電話して、お母さんに渡してみる。「何でたかやんの携帯にお母さんがでるの?どういうこと?」と不思議がるゆか。「ゆか!お前のお母さんは拉致したぞ」とふざける僕。生まれてはじめて来た四国で、新座の人と会うとは・・・・奇跡かも知れない。

真夜中のラーメン
夕飯が質素だったので、夜中にお腹が空いて、数人でラーメンを食べに行った。今夜の宿は有名な道後温泉。外にでると変なおじさんやおばさんが何人もいて、「お兄ちゃん、いい子いるよ!」と声をかけてくるのに驚いた。ホテルにも温泉があるらしいが、聖徳太子も入ったという伝説がある温泉に入らない訳にはいかないから、明日の朝はお金を払ってはいることにしよう。


5月17日 (水)  「たかやん議員日記」2006.第137弾!

「たかやん議員日記」2006.第137弾!  5月17日(水)

朝6時
ドアをノックする音で目を覚ました。幸弘が「風呂行こう!」と誘ってきたのだ。有名な道後温泉の入浴両は400円。僕らは昔、夏目漱石が入ったという東湯に入ることにした。どうも湧き出る温泉を悪い部分にかけると、患部が治るという話が信じられているらしい。僕は勿論本気にはしていなかったが、念のため頭にお湯をかけてみたのだった。さて同じ頃、議会事務局のU氏とT部長は1500円払って、昭和天皇が入浴したという皇族専用のお風呂を見学したり、していたらしい・・・・お金持ちのやることにはついていけない。お金といえば、今回の視察では財布の中が寂しかった。殆ど現金を持っていかなかった僕も悪いのだが・・・昼食が1000円とか1500円とか3000円とか豪華すぎて、気がついたら400円しか残っていなかったのだ。そんな状態なのに空港まではタクシーということになり、割り勘でも払えないかも・・・と心配していたら、太っ腹な先輩が救ってくれた。そんな僕が家に帰りつけるか心配してくれた人もいた訳で・・・・僕は飛行機の中で隣りの席のZさんに1000円借りてしまったのだった。

傘がない・・・
二日目の朝、岡山の宿舎を出る頃から雨は降っていて、直ぐ近くのコンビニで傘を買ったのは幸弘。駅までは5分程で着いたのだが、その傘を松山行きの特急の中に忘れてきてしまった。5分で1000円の傘だ・・・・「俺もうしょっちゅうだから、傘、腕時計、万年筆・・・」と開き直る幸弘。僕は素頭に雨はきついので、帽子を被って歩いていた。

坊ちゃん
松山市のあちこちに「坊ちゃん」の文字が見えて面白かった。松山市では「坂之上の雲」の正岡子規、秋山好古、秋山真之の三人を主人公にしたフィールドミュージアムを考えていて、市民を巻き込んで観光都市を目指しているのだ。年間600万人を目標に、平成13年からスタートしたこの計画は、NHKの特別番組まで巻き込んでの壮大な計画である。新座市の「観光」とは比べ物にならないほどの観光スポットを持つ松山市。その松山市の計画を聞けば聞くほど、僕の中の「観光都市新座」はしぼんでいくのが分かった。1200年以上も前の記録が残っている道後温泉も勿論そのフィールドミュージアム構想に入っている。それ以外にも松山城もあり、子規記念館もあり、あの有名なロシア人墓地もある・・・・「坂の上の雲」の三人のゆかりの地は他にも沢山あり、全部を回るのは不可能かと思われるほどである。松山空港への道も整備され、しかも市の中心から近い距離にある訳で・・・・・新座のことを考えると頭が痛くなってしまった。

たかやん
そんな三日間の視察だったけど、総務のメンバーはなかなか面白い人が多く、よく話しをしたので楽しかった。一人会派「語る会」の僕としては情報交換にもなったし、爆弾発言も聞けたし、色々な話が聞けてよかった。一番勉強になったのは、各自治体の「アイデア」とそれにかける「熱」だ。素敵なアイデアと熱は住民を巻き込み、そして人を集める・・・。直ぐに新座市に当てはめられそうなものは無かったかも知れないが、その熱こそが人を動かすのだと感じられたことだけでも行ってきた価値があると思った。そしてこの3日間で僕のことを「たかやん」と呼ぶ人が増えたことも嬉しかった。

お土産
空に買ってきたお土産で家族全員で遊んだ。電池で動く「魚釣りゲーム」なのだが、これがまた面白い。釣れないかも?と思っていた空がたくさん釣ったのに驚きながら、みんなで大笑いしながら遊んだ。遅くまで歓声が聞こえた今日の邑家であった。


5月18日 (木)  「たかやん議員日記」2006.第138弾!

「たかやん議員日記」2006.第138弾!  5月18日(木)

久しぶりに・・・
旅館ならともかく、ホテルという所は僕には合わないところらしく・・・・久しぶりに良く眠れた気がする。ホテルの朝ごはんの和食も悪くはなかったけれど、我が家の朝ごはんに比べると、やっぱり落ちる訳で・・・・久しぶりにまともな朝ごはんを食べたのだった。

ゲーム
「魚釣りゲーム」が気に入った空は、「パパ、おさかなやろう!」と誘いに来る。「パパお仕事だからママとやってて」と言っても駄目。どうやら暫くは毎日のようにやることになりそうだ。

一般質問
6月議会の通告書がもうポストに入っていた。あっという間に6月議会が始まるのである。今回の一般質問は大変だ。聞くことがありすぎて、どれに絞るか・・・・頭が痛い。

小学校4年生
今日初めて塾に来た4年生のM君。6年生のお兄ちゃんH君に負けまいと、計算を頑張るが思うようにいかない。一生懸命やっているのだが、「一段目から違うよ」とお兄ちゃんに指摘され目には涙が・・・・それでもやっているうちに少しコツが分かってきたらしく・・・・最後の方は自分に満足していたようだった。おかしかったのは教科書事件。ある教科書を暗誦してくるという宿題を出した時に、僕の教科書と女子高生の教科書があったので「女子高生の匂いのする教科書にするか?」とからかったら・・・・「いや、たかやんのがいい!」と真剣な顔で答えるM君。M君のパパなら違う答えだっただろうに・・・・と、おっさん丸出しの自分が恐い。僕にもそういう小学校4年生の時代があったのかしらん・・・・小学校4年生といえば10歳。今から42年も昔のことになる。

小嶋社長
ヒューザーの小嶋社長と僕は同じ学年である。ずっと上かと思ってたら、逮捕された時の年齢が52歳となっていたので分かった。あの人は本当に人相が悪い。自分の人相が特別いいとは思わないけど、彼の人相は悪すぎる。耐震偽造の登場人物達は本当に人相の悪い人が多い。どんなに儲かっても・・・ああいう人相だけにはなりたくない。お金は墓場にすら持っていけないが、いい人相は残された人たちの心にずっと残っていくから・・・・。
そして愛する人たちが苦しい時に、その笑顔でその人たちを救うことだってできるから・・・。人相を大事にしよう。お金が無いと本当に困るけど、それでもお金は一番なんかでは全然ない。彼は52年も生きているのに、そのことに気付かなかった哀れな人間なのだ。


5月19日 (金)  「たかやん議員日記」2006.第139弾! 

「たかやん議員日記」2006.第139弾!  5月19日(金)


今朝もまた雨・・・駅立ちは来週になりそうである。それでも今日が充実した一日だったのは時間をうまく使えたからかも・・・・人生は時間そのものだから、時間が上手に使えたと感じられることは幸せである。

子どもの目線で
ある先生の悩みを聞いた。中学生の女の子が給食の時間に立ちながら食べるのだそうだ。注意すると「何で座って喰わなきゃいけないんだよ!」と反撃されるのだそうだ。チャイムが鳴り授業が始まったので、廊下に座っている子を注意すると「別にいいじゃん!」と言われる。そういう時、どうすればいいですか?という質問である。
「分からない時は、その子の目線で考えることさ」とアドヴァイスした。どうしたらいいか分からない時は、一緒に立って食べてみることだ。チャイムが鳴っても廊下に座ってみることだ。そうすると子ども達の気持ちが分かる。「そんな馬鹿な・・」と思うかも知れないが、どうしたらいいのか分からないのだからやってみなさい。そう言った。やらないと子ども達の気持ちは分からない。やってみれば分かる。子ども達の心が想像できない時は、一緒にやるのが一番。勿論、本当に悪いことはできないけれどね・・・。人を苛めたり、物を盗んだりということとは別に考えないといけないよ。要するにマナーの問題なのだから・・・・。僕はそう言った。

まあ、僕が担任なら「分かった!全員、机と椅子を廊下に出せ!今日から毎日立って給食食うぞ!」と立ち食いを強制するだろうし、「全員廊下に出ろ!今日は一日廊下で授業だ!」と言うだろうけど・・・。

教師が生徒に口で負けるということは、生徒の方が賢いということ。自分のことを先生などと呼ぶ教師にかぎってヒステリックに怒ることしかできない。挙句の果てに学年主任や生徒指導担当に訴えたり、ひどいのになると親を呼んだり・・・・。それは教師が生徒に頭や口で負けたことを意味するのだよ。僕はそういうアドヴァイスをした。新米先生にはちょいと難しいかも知れないが、彼ならやれると僕は思った。

ピアノ
久しぶりにピアノを弾いた。最初は違和感があったが、時々指が勝手に動いているのが分かって嬉しかった。音楽はいい。ギターも練習しないと・・・・。

ポスター
「内子町からポスターが送られてきました。」と議会事務局のUさんから電話があった。視察に行ったときに「是非一枚下さい!」と班長さんにお願いしておいたのだ。これがまたいいポスターで・・・・早速内子町の稲田さんにお礼の電話をした。語る会の控え室に貼ろう。チェ・ジュウも喜ぶと思う。

ミルクみたい
お風呂に入っていると、空が覗きにきた。こぼれるお湯を見て「おゆがおちてる・・」というから、「お湯はこぼれるんだよ」と言ったら、「ミルクみたいじゃん!」と生意気なことを言う。こどもは言葉をスポンジよりはるかに上手に吸収していく。俺もスポンジを越えたいなあ・・・・。


5月20日 (土)  「たかやん議員日記」2006.第140弾! 

「たかやん議員日記」2006.第140弾!  5月20日(土)

集団登下校
また悲しい事件があった。小学校1年生の男の子と聞いて、どうしても昔の亮や未来の空を想像してしまう。自分の命よりも大切なものを奪われる苦しみだけは経験したくない。

事件を防ぐための集団登校だが、やはり卑劣な犯人には無力だった。犯人が地元の人間や顔見知りであれば、集団下校はかえって狙われ易かったのではと思う。集団登下校は犯人に登下校の時間をかなり正確に伝えてしまう。犯人は一人になる子を探すことに集中できることになる・・・その時間帯の犯人にとっての安全性を確認することも可能だ。要するに登下校がパターン化すればするほど、犯人達からは狙いやすくなるのではないか・・・と思うのだ。学校も親も集団だからと安心し、子ども達は言われたことだけに従って・・・・そこに盲点があるのではないだろうか。

僕らの時代に集団登校はなかった。道草をし、てんでんバラバラに下校したものだ。家の玄関にランドセルをぶん投げて、そして暗くなるまで外で遊んだ。勿論当時にも変質者はいた。だけど、そういう危険を察知する力を僕らはある程度持っていたと思う。(何かが怪しい・・・おかしい)と思うと逃げる本能があったのだ。僕らは暗がりが恐かった。人通りの無いところが恐かった。だけど、大きくなるにつれ、暗い、怪しいところを探検するようになった。今は明るくても恐ろしいものがある。僕らの時代の本能をもってしても、その危険から逃げることはできないのだろうか・・・・。

黒豆
久しぶりに豆を煮た。豆を煮るにはよく洗ってから、水に長時間浸さなくてはいけない。そして煮るときもゆっくり弱火で時間をかけて煮る・・・・面倒臭いと思えば、面倒くさいし、簡単といえば簡単な訳で・・・・。人生の何かと似ている感じがしたのだった。

トイレトレーニング
自分がオムツを取った日のことを覚えてないし、上の子達がいつトイレでできるようになったかも覚えていない。空はもうひと息でオムツが取れそうなのだが、なかなか取れない。おしっこはトイレでできるようになってきたが、ウンコは「オムツでする」とゆずらない。もうウンコがでると分かっているのに、わざわざオムツの中でするのだから困ったものだ。そして時々その処理が僕に回ってくる訳で・・・・親というものは本当にありがたいものだったんだと思う。

小沢一郎
初めての党首討論を見た。色々批判もあるようだが、小泉純一郎が少しビビッたのは確かだろう。予想できない口調で質問されたこともあったのだろうが、やはり小沢一郎という人間の奥にある何かを恐れたのではないだろうか・・・。だから「共謀罪法案」を強行採決できなかったのではないか・・・なあんて思ってしまうのだ。


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