Diary 2006. 5
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5月21日 (日)  「たかやん議員日記」2006.第141弾!

「たかやん議員日記」2006.第141弾!  5月21日(日)

4時半
今朝は快晴で4時半にはもう明るかった。明日の駅立ちに備えて早起きをしたら、そんな時間に起きてしまった。駅に立つのは選挙の時以来だから、何だかドキドキして遠足の前の日の気分である。

漢検1級
暇なので、朝から漢字のトレーニングをした。禿頭という字が出てきたので、「はげあたま」と読んだら(とくとう)だった。ついでに禿という字を調べると禿げる(はげる)、禿びる(ちびる)禿(かむろ)とあった。いくらなんでも(ちびる)はないよねえ・・・・。

仰げば尊し
禿で思い出したのが仰げば尊し。昔は好きだっのだが・・・。歌詞の中に「身をたて名をあげ、やよ励めよ」というところがある。その励めよが、禿めよだと子供たちが笑ってから、この歌が嫌いになった。禿を気にする人は「ハーゲンダッツ」のアイスにも敏感に反応してしまう・・・・勿論、僕はもう卒業したけれどね。

公園
今日も公園に行った。まず総合運動公園へ・・・・おっ車が沢山止まっている!珍しい、と思ったら、子ども達のサッカーの試合だった。野球場も、陸上競技場も全くの無人。税金の無駄遣いだよなあ・・・・。でも本多と西堀のテニスコートは満員でよかった。昔は気にならなかったことが気になるのよねえ。

テニスとサッカー
結局、隣の市の公園でテニスとサッカーをやった。といっても、広場で2時間ほど遊んだだけ。広場の隣りでは少年達が野球をしていたし、僕達以外にも親子連れで遊んでいる人たちがかなりいた。木に囲まれていて、ボール遊びができる公園。新座市にはいくつくらいあるのだろう・・・・公園はいい。綺麗な空気を吸って、汗をかいて、親子で遊んでただだもの・・・それでこそ公園。

テニスクラブ
大好きだったテニスクラブを今月で辞めることになった。僕にとってはもの凄く大切な空間だったし、素敵な人たちと知り合えて、楽しかったのに・・・でも、子供たちを大学に行かせることを考えると、親が遊んでいては無理だと気付いたのだ。僕ら三兄弟は揃って大学に行かせてもらったが、父さんの給料だけでは大変だったらしく、父さんは真夜中に原稿を書いていたし、母さんもロウケツ染めで少し稼いでいた。議員の報酬は上がることはなく、税金をはじめとする支出は増えるばかり・・・・普通の暮らしをしていた人がずるずると落ちて行くという新聞の記事にも納得する。まずは僕らの遊びの支出を減らして、あとは稼ぐことを考えよう。子ども達の為にもっと働く・・・・父さんのように原稿を書くか、もっとたくさんの子供たちを教えるか、それとも・・・・何をやるにしても、当たり前のことをするだけだ。子ども達の為に一生懸命働き続ける親でいたいと思う。
たかやん


5月22日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第142弾!

「たかやん議員日記」2006.第142弾!   5月22日(月)

6時過ぎひばりヶ丘
よしのり議員の駅立ちを勉強しようと5時起きし、自転車を走らせる。中央公民館の近くで、五中時代の教え子とばったり。「ひでき!」「あっタカヤン!」何年ぶりの再会だろう・・・・。五中の最後の卒業生だ。

ひばりヶ丘につくと、階段の下によしのり議員が立っていた。スーツにネクタイ、手には県議会報告を持って・・・・大きな写真が両サイドに置いてあるのにはびっくりした。
「おはようございまーす!見学させてください!」「おはようございまーす!どうぞ、どうぞ・・・」僕は暫く、よしのり議員と話をしながら彼の「駅立ち」を見ていた。

「おはようございます!」「あれ、おはよう、まさよし」六中のテニス部の子が元気に通っていった。「あれ、おはようございます」「おーっ、こすーっ」五中のテニス部の子も出勤だ。「議会報告ないの?」後ろからポンと肩をたたかれる・・・加藤先生だ!「ありますよ。ちょっと待ってください。」とバックパックの中から議会報告を取り出した。

よしのり議員に聞くと、6時から8時の間に、大体1000部の県議会レポートを渡すことができるのだそうだ。僕は1000部と聞いて絶句。「桁が違うよ・・・・」
6時45分。見学を終了し、東久留米駅へ。

自転車をコンビニの脇に止め、エスカレーターの前に立つ。僕はいつものようにジャージに帽子。これでいいのかいな・・超ドキドキである。教壇に立つのよりも、議場で立つのよりも緊張する。目の前を知らない人が、月曜日の朝の顔をして通り過ぎるのだ。「おはようございます!」「新座市議会報告です!」と笑顔でいうのが精一杯、とても自分の名前を言う余裕はなかった。

その中に笑顔を見つけた時の幸福感がたまらない。「おはようございます!覚えてますか?」「大丈夫!覚えてるよ。(Y子の妹でしょ?)」その子は僕が担任した子の妹。五中時代、1年間だけ同じ学校へ通った。その時と全く同じ顔をしているので、分かったのだ。

「おはようございます!」「ご苦労様です!」次の笑顔は六中時代のテニス部の女の子のお父さん。その次は担任をした子のお母さん。そして野球部で大活躍したM君。バスケット部で県大会上位までいったK君。3年間理科を教えたO君と続き・・・・
全く知らない人も時々、議会報告を受け取ってくれ・・・最後に六中で15年前に担任をしたJ君が笑顔で登場し、僕の議会報告はあっという間に無くなってしまったのだった。

東久留米からの帰りも「先生!おはようございます!」と五中時代の教え子Hのお母さん。石神三丁目は五中の時も学区だったし、六中へ行ってからも学区だった地域。知っている顔も多い。

自転車をこいで、朝霞台行きのバスと競争した。道は空いていたが、向こうは時々止まるので、楽勝だった。家に着くとシャツはビショビショ。お風呂に入って、ゆっくりと本を読んだのだった。

夕方、「議会報告を見ましたよ!」「語る会は今度いつありますか?」という電話が早速かかってきた。授業も、団子売りも、駅立ちも、議会報告も反応があると楽しい。
駅立ち・・・・もしかしたら癖になりそうである。     たかやん



5月23日 (火)  「たかやん議員日記」2006.第143弾! 

「たかやん議員日記」2006.第143弾!  5月23日(火)

印刷機
議会だよりがなくなってしまい、よしのり議員の事務所の印刷機を借りて、印刷させてもらった。印刷機は学校時代に毎日使っていた。「一生懸命」という学級通信を11年間毎日書いていたから・・・でも、その頃の印刷機とは比べ物にならないくらい進化した印刷機でびっくりした。僕の議会報告の9号、10号はあっという間に両面印刷されたのだった。
「これ凄い!いくら?」と聞くと「えっと100万・・・」「えーっ!」僕には手がでそうもない。「いつでも使ってください。H議員なんか、もうショッチュウ使ってますから・・・」とよしのり議員。とっても嬉しかった。

三つ折り
よしのり議員の事務所には印刷物を自動的に折る機械もあった。なんと言う名前かは忘れてしまったが、その能力にも驚いた。普段は手で追っているので、本当にびっくり・・・・
話をしている間に500部の議会報告ができあがってしまった。

秘書
県会議員になると秘書というものがつくらしい。よしのり議員の秘書は素敵な人だ。携帯電話の番号を教えてもらって、ちょっとドキドキしてしまった。

武士道
新渡戸稲造の「武士道」を読んでいるんです。とよしのり議員。新渡戸稲造は大学の大先輩なので一度読んでみたいと昔から思っていたのだが、若いよしのり議員に先を越されてしまった。それにしても昔の先輩達は英語で本を書くのだから凄い。いつかは書いてみたいけど、まずはたくさん読むことからはじめないと・・・・あと20年くらいしたら書けるようになるかなあ・・・

億万長者
日本の億万長者番付が新聞に出ていた。1位が武富士。8位がアイフル。16位がプロミス。23位がアコムの社長一族。サントリーとかソフトバンク、ユニクロは分かるが・・・高利貸しが堂々のランク入りする国とはいったい何なんだろう。貧しい、弱い人たちの金を吸い上げて億万長者になる。それに手をかすテレビ局。そして銀行・・・・。その銀行も低金利で高手数料で利益を上げているのだろう。本当に嫌な国だ。

職員会議
採決禁止の通知を出した東京都。学校経営方針を多数決で決めること自体なじまないということらしい。新座市でもそれに近い学校はあるだろうから、別に目新しいことでもないかも知れない。でもわざわざ通知を出すところが凄いと思う。問題なのは、それだけ経営感覚の優れた校長がいるのか・・・ということだ。企画会議で一般の先生の意見も吸い上げて・・・ということだが、校長のイエスマンの集団にはそういう力は無い。僕は数人の優れた校長とめぐり会えたが、彼らは職員会議の意見を充分に聞いた上で自分の意見を言って、職員が納得する結論を出していた。彼らに共通するのは子どもたちと教職員に対する愛情に溢れ、若い頃から授業が上手で、クラス作りにも部活動にも燃えていて、今でも隙があったら授業をやりたい。そう思っている人たちだった。そして更に共通していたのは読書家だということ。常に勉強して情報を知り、若い教師達にアドヴァイスができる。そういう校長を何人か知っているが、その下で働ける教職員は幸せである。不幸なのは教養のない校長の下で働くこと。教養の無い校長ほど、職員会議の発言を無視し、上からものをいうタイプが多いのだ。命令なら納得などしなくていいのだから簡単である。相手を納得させられないから命令になるのだろうけど・・・・本当に優れた校長なら職員会議で少しくらい反対の意見が出ても、口で負けたりはしない。逆に反対意見をいうような、みどころのある先生を納得させて味方につけ、そのエネルギーを学校全体の為に使うように仕向けるものなのだ。
学校の主役は子供たち。その子供たちと毎日接している先生達の意見が職員会議で取り上げられもしないようでは、まともな学校にはならないだろう。採決禁止、結構。でも、その前に優れた人が校長になるシステムを作ることだ。


5月24日 (水)  「たかやん議員日記」2006.第144弾! 

「たかやん議員日記」2006.第144弾!  5月24日(水)

職員会議2
友達からこんなメールが来た。

ところで、教育問題。。。
最近、都教委が都立学校へ出した「挙止を禁止」の通達ですが、とうとう教育の官僚化・右傾化・形骸化がここまできてしまったかと「諦め」に似た溜息が出ます。科学センターへ来た教員が次のような話をしていました。自分のところの校長は、都教委からきた女性校長だそうです。職員会議で、ある教員が手を挙げて発言しようとしたら、「決済をとりましたか。」と逆に聞かれたそうです。つまり、職員会議で発言するには、校長の決済つまり事前の了承が必要なんだそうです。

結局、教員は校長に強く叱られ発言を封じられたそうです。たかやん。。。悲しいけど、もう一度、日本は滅びるような戦争へ、国民を駆り立てるような戦争をするようになるね。
これはとんでもない妄想でもなんでもありません。司馬遼太郎は「世に棲む日々」の第2巻の最後に。。。日本人のそのような特質を挙げて後世を憂いています。

戦前の歴史認識を外国(中国や韓国)とする前に日本人が戦前の歴史(戦争)の反省を、いや裁く必要を痛感します。それなくして、憲法を改正するなんて。。。笑っちゃいます。
どう評価するかもないまま。。。連合国の一方的な極東裁判を批判する人間が大きな顔をしている日本の現状が寂しいです。そんな連中は、あの戦争はみそぎがすんだと。。。。。これってサンフランシスコ条約を認めた発言なんですが。。。都合のいい部分だけとって議論を構築しているですね。これが、ドイツと決定的に違う日本人(私も含めて)の素顔なんですよ。(残念だけれど、あの戦争では日本人は加害者より被害者意識が大きいのです。反省や総括する以前の問題なんですね。)

友達のメールはさらに続く。

日本がもう1回、大戦争する相手はアメリカでしょう。何故って。。。日本の首根っこを押さえているのはアメリカだからです。にっちもさっちも行かなくなるとき。。。日本の未曾有の混乱や不況を解決する手だてとして戦争。。。という解決手段を用います。
あとはたかやんの文章を借ります。「普通の生活をしていた人たちが、どんどん下流に落ち込んでいきます。アメリカの下流社会が今の軍隊を支えているように、社会からはみ出てしまった青年達が(意識的にはみだされた?)未来の日本の軍隊を支えていく。そういう
仕組みを今、作っているのでしょうか。」

アメリカと戦争する前に。。。またまた近隣諸国を蹂躙します。蹂躙したとは思わずに。。。。
「中国や韓国」を軽視・蔑視する国民がたくさんいます。普通の国民でも。。。ましてや右翼や暴力団は。残念ですが。。。私の92歳で亡くなった母親や87歳で亡くなった父親は
抜きがたい(戦前からさんざん教育された成果がもう消すことさえ不可能なほど抱いています。)思想です。また、教育基本法を改悪することがぞっとするほど。。。です。
教育を政治家がねじ曲げるときはこんなものです。今、治安維持法に似た法律も出てきました。昔と同じ顔をして。。。治安維持法が出てくるはずがありません。悪い奴らのほうがずっと利口ですから。。。いや、これも戦争準備のひとつです。あの西郷隆盛だって、不満士族の不満のはけ口を朝鮮出兵による他国の侵略で解決しようと考えたのです。

彼は僕が尊敬する校長の一人である。子供たち一人一人を大切にし、教師一人一人を大事にしてきた校長が、今の思いを僕に打ち明けてくれたのだ。

日本国憲法
今日は小学生に日本国憲法の前文を暗誦させた。この憲法がどういう意味なのか・・・彼らに分かるには時間がかかるかも知れない。でも、暗誦した文章は心に残る。心に残った文章は決して消すことはできない。憲法が本当に改正されても、今の日本国憲法が子ども達の心に残るように、僕は子供たちに日本国憲法を伝え続けたいと思っている。僕自身だってそうだ。いくら新しい憲法になったとしても、今の憲法前文を全部覚えてしまったのだから、もう心から消えることはないだろう。憲法前文・・・名文である。


5月25日 (木)  「たかやん議員日記」2006.第145弾! 

「たかやん議員日記」2006.第145弾!  5月25日(木)

新座美術協会展
昨日はホットプラザで開催されている新座美術協会展に行ってみた。五中時代の教え子のお父さんの絵を見に行ったのだが・・・・素敵な絵が多いのにびっくり。僕は絵が描けない少年だったから、あまり絵のことを言える立場にはないけれど、かなり凄い作品があったのではないかと思っている。

「よっ!久しぶり。」「あったかむら先生!」六中の最初の教え子のT君にも再会した。彼は2年生の時に理科を担任していただけなのだが、何故か印象に残っていたのだ。もっとも教えてなくても自分の学年の子ども達のことは大抵覚えてはいるが・・・・・。

「あら、先生」今度は五中時代の教え子のお母さんとお父さんに会った。「あずまは元気にしてますか?」「はい。介護の方で頑張っています!」彼も僕の学年ではないが、何故か僕の家で受験勉強していた子どもだった。

作品展を見ていて、新座には素敵な才能をもった人たちがたくさんいるのだなあと思った。こういう作品をもっともっと見たい・・・・そう思った。

星川さんのブログ
星川さんのブログを読むのを楽しみにしている。なかなか面白いことを書くからだ。今回のブログは4月7日の幹部連絡会議の助役発言。さてその内容とは・・・・

 「大変気がかりな話がある」と始めて、市の一般職員が、特定の市議会議員と私的に宴席を持っていると市民から複数通報があったことを問題視。公務員の政治的中立性という倫理、公平性、公正性を疑われることのないよう、特定の政治家とは一定の距離を置くことが肝要、と発言している。

 その職員は今回の人事異動に対する不満も述べていたと、「事細かに」助役にチクった市民とは。どうもこの話、ヘンじゃないの?
 
 「必ずしも議員とのつきあいを禁止するものではないが、市民から助役に連絡されていて、いろいろ情報交換していることが推測され、適切さを欠いている状況」と助役。それでは市長と保守系議員などがしょっちゅうゴルフをやったり、職員も市長とプライベートな時間を持ったり。そういうことはよく聞くけれどどうなの。

 第一、市長から議員にならないか、と声掛けられて出てきた「須田チルドレン」ともいうべき議員達。賛成討論を職員に書いてもらったりして、職員がお世話している議員は昔からいっぱいいる。そう言うことは、私から言えば、市政のチェック機関たる議会人にあるまじき、恥ずべきことだ。

 しかし助役が問題にしているのは、保守系議員と職員との「不適切な関係」ではないらしい。そうなると、「特定の政治家」とは、共産党、一人会派の3人、つまり保守系の中田議員、刷新の会から独立した高邑議員、と私しかいない。職員と宴席をもつなんて、酒の飲めない私のすることじゃないし、ね。

 そもそも助役って、市民が通報先にするほど距離の近しい存在だろうか。クレームをぶつけるとしたら、市長の方が「手紙やファクスをどうぞ」と日頃アピールしているだけ、やりやすいのでは? 助役にチクるとしたら、むしろ内部の者ではないか。

 職員にこの話をしたら、やはり「職員も市民ですからね」と言う。なるほど、幹部連絡会議であたかも市民からのクレームであるかのごとき説明だが、職員からすると、これは個別利害の絡む問題。具体的にWHOが知れていることを、助役が公にした事柄なのだね。だけど、助役の言う公務員の政治的中立倫理って、わからんナア。


とまあ僕の名前も書いてあったりして、なかなか面白いのである。彼女の推察によると「特定の政治家」の中には僕もいる訳で・・星川さんは飲めないらしいから、かなりの確率で中田さんか僕のことかいなあ・・・と思ってしまう。そう、市役所には僕の教え子達もかなりいる訳で・・・個人的なかかわりが無い訳ではない。でもまだ誰とも飲んだことはないし、「人事異動の不満」を僕に訴えた人もいないから、僕のことではない。とすると・・・・・そうか!・・・・・そういう推理をさせるところが星川さんの凄いところだ。

しまった!。今夜は星川さんのブログに躓いてしまった。6月議会の一般質問を考えなければいけないのに・・・・。

陵平
マンションから落ちてなくなった小学生の女の子。どうして?何があったの?と疑問に思いながら、やはり陵平のことを思ってしまう。彼女の場合は何があったのか、何が起こったのか、分からない中での捜査である。陵平の場合は何が起こったのか、起こっていたのかがハッキリしていたのに、何が起きたのかわからない・・・・学校には責任はない。学校も教育委員会もそう言い切ったのだから驚く。教育って何なんだろう・・・・間違ったことをしたら、「ごめんなさい」と教える立場の人間達が逃げてしまうのだから・・・・それこそ武士道の欠片もなかった訳で・・・新渡戸稲造も泣いているだろう。



5月26日 (金)  「たかやん議員日記」2006.第146弾! 

「たかやん議員日記」2006.第146弾!    5月26日(金)

30日の17時
6月議会の一般質問の通告締め切りが30日の17時。今日は朝からその内容ばかり考えていた。聞きたいことが多すぎて、なかなかまとまらないのだ・・・・。

適応指導教室
久しぶりにお邪魔した。僕が手を振るとK先生は「おっ来たな!」という顔をして笑顔で僕を迎え入れてくれた。「今まで、卓球してたんだよ。今日は3勝3敗・・・もう今日は休憩なしだ。」と嬉しそうに話すキノッピー(K先生の昔からのあだ名)
子供たちが帰った後の教室には懐かしいキノッピーの字が書いてあった。「みんなで漢検に挑戦しているんだ。」「受験生もいるから、ほら問題集も色々買ってきた」
「なんだか若返ったみたい。担任をしているみたいですよ。」と僕。昔から子供たちと一緒に汗を流す先生だった。そして授業の上手な先生だった・・・・。「栄小時代に授業の上手な先生がいて、凄いんだ。クラスの全員が伸びて行くんだ。子供たちが暗誦しに校長室にやってきて、俺は何度も涙がでたよ!」「新座にはそういう力のある先生がいるんですよね」
「いるさ!」僕はキノッピーと1時間近く話し込んだのだった。

中央図書館
初めて中央図書館に入った。パソコンで検索して、自分が読みたい本を探す。東久留米市の図書館でもやってみたが、なかなか便利なシステムである。館長の小木曽さんと話をすることができた。図書館の現状と課題を聞いたのだ。小木曽さんは実に丁寧に教えてくれた。僕の頭の中で一日図書館がグルグル回っていた。

昭和の三傑
図書館でやっと手に入れることができた。今読んでいる本は日本語の本が6冊、英語の本が2冊あるが、間違いなく一番最初に読み終わると思う。歴史は面白い。まるで推移小説だ。まるで映画だ。その時の映像が頭の中に映し出される・・・・。

洋書
中央図書館には洋書コーナーもあった。新渡戸稲造のBUSHIDOは検索システムで調べたがどこにもなかった。

30日
という訳で、今回の通告締め切りは30日です。ご意見のある方は29日までに連絡ください!HPの返信システムは機能していませんので、直接ここまでメールください。
takayanchan@jcom.home.ne.jp


5月27日 (土)  「たかやん議員日記」2006.第147弾! 

「たかやん議員日記」2006.第147弾!  5月27日(土)


朝からの雨でいつものテニスとサッカーは中止。雨は嫌いじゃないけれど、運動不足が心配だ。運動は身体を動かすだけじゃあない。心も動かす。テレビで見ているだけでも心は動くことがあるのだから、自分で動いた時の感覚は特別なものがある。

黒豆
雨だから黒豆を煮た。焦がさないように、タイマーを使いながらじっくり煮る。煮汁を飲んで、後は保存。スーパーで買うよりはるかに安くできる。甘さ加減も自由自在。美味しいのだ。

アフリカの地図
チャドで虐殺100人虐殺かという報道があった。隣のスーダンの民兵が関与しているらしい。アフリカの地図を思い浮かべる・・・エジプト、リビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、西サハラ、モーリタニア、マリ、ニジェール、チャド、スーダン・・お、あの辺か。アフリカの地図は頭に全部入っているのだが、順番に言わないと出てこない。子供たちと一緒に覚えているうちに、世界地図も頭に入ってしまった。子ども達の力は恐ろしい。小学生でも頭の中に世界地図が入ってしまうのだから・・・・。

昭和の三傑
面白くてあっという間に読んでしまった。空に「パパ、パパ」と呼ばれて、遊びに付き合わされるのだが・・隙をみて、読んでしまった。

初立ちション
空が初めてトイレで立ちションをした。大喜びのママ・・・・よほど嬉しかったのか、空のお尻にチューしていた。

なんにしますか?
お風呂の中で空が「なんにしますか?」と聞くので「お茶ください」というと「ちがうでしょ?こうちゃでしょ?」と言われた。「じゃあ紅茶にしてください」というと「はい、わかりました。どうぞ」と小さなバケツに入った水を渡された。最近空はそういう遊びにはまっている。楽しいのだが、お風呂がぬるくなるのがねえ・・・・


清原
逆転サヨナラ満塁ホームランを打ったらしい。明日のスポーツニュースを見なくては・・・僕は清原が好きだ。彼が高校生の時からのファンなのだ。

チャングム
今週もチャングムを見てしまった。時々韓国語にするのだが、全く分からない・・・・悲しいくらい分からない。もっと勉強しなければ・・・と思いながら、日本語で楽しんだ。


5月28日 (日)  「たかやん議員日記」2006.第148弾! 

「たかやん議員日記」2006.第148弾!  5月28日(日)

五中の一期生
「久しぶりに集まろうぜ!」と卒業アルバムを見ながら電話をした。中には卒業して以来という子達も。「先生!あたしの中では先生は朋矢だけなんだよ。それなのに選挙の時、若い女と写真に写っててさ!あたしはショックで一日寝込んだんだからね!」という独身の女の子もいれば、「上の子が大学生で真ん中が高二、下が中学生なんです。」という肝っ玉母さんもいる。「えっ!先生が幹事やるの?普通生徒がするでしょうが・・・」「だってお前たちみんなバラバラで色んなところに散らばっちゃってるから・・・俺が探すよ。」「みんな元気ですか?」「谷奥ブーが去年亡くなったんだよ。」「嘘!」彼らは今年44歳になる。僕が23歳の時の15歳・・・あれからもう直ぐ30年経とうとしている。会えなくなったからでは遅い。みんなが元気なうちに会っておきたい。

日米首脳会談
僕とM先生の間で来月行われる日米首脳会談が話題になっている。M先生はこう言う・・・
「来月小泉さんは日米首脳会談で地球規模の派兵へ踏み込みますよ。自衛隊を米軍に編入するから沖縄にはもう海兵隊はいらないのでしょう。」「もう共同声明も決まっていて、
“地球規模での協力”と銘打ってテロ、災害で地球規模で自衛隊を派遣する約束をするのでしょう。内実は米軍へ自衛隊を編入して、中国と対峙させようと考えているのではないかと思います。地球規模でアメリカの先兵で使われるようになります。
M先生にそう言われると、一連の法改正の動きが繋がって見えてくる。あの人は「自民党をぶっ壊す!」と言いながら、日本をぶっ潰しにかかっているのかも知れない。

連れション
空と初めて連れションをした。「パパもいっしょにしようよ」と誘われたのだ。ところが一人で台の上に乗っていた空が突然よろけて、前のめりに・・・・左手の肘まで便器の中に落ちたところで救い上げた。恐くて泣き出す空。直ぐに服を脱がせて、二人でお風呂。お風呂の中では復活していたが、次に「パパオシッコ!」とトイレに行ったときは、「すわってする・・・」と弱気だった。

大蒜の力
にんにくには記憶力を高める力がある。今日は大蒜サラダオイルと大蒜醤油を作った。そして糠漬け用の糠を買ってきて、カブを漬けてみた。

駅立ち
明日の朝は六時からひばりヶ丘で駅立ち。今日は早く寝なくてはと思うのだが、なかなかそうもいかない訳で・・・5時まであと数時間しかない。    たかやん


5月29日 (月)  「たかやん議員日記」2006.第149弾! 

「たかやん議員日記」2006.第149弾!   5月29日(月)

5時
大学時代の友達の夢を見ながら、目を覚ます。青春をしているようで、ちょっぴり幸せな気持ちになった。顔を洗って、麦茶を一杯飲んで、新聞にさっと目を通す。ひばりヶ丘までは自転車で行くので、水筒に麦茶を用意する。

6時
ひばりヶ丘に無事到着。早速「たかやんの議会報告」9、10号を配布し始める。一番最初に持って行ってくれたのは五中テニス部のコス。と言ってももう41歳か・・・。「先生!覚えてますか?」「おお、久しぶり!覚えているよ。」2年6組で担任した智子ちゃんだった。ひばりヶ丘は人が次々とやってくるので、時々自分が何を言っているのか分からなくなる。突然後ろから「声が小さい!」と声がかかる。笑顔の加藤先生が立っていた。
「たかむらともやの市議会報告です!」「たかやんの市議会報告です!」と今朝は少しだけ、自分の名前を言えるようになったが、どうも自分の名前を言うのは恥ずかしいので「語る会の市議会報告です!」と言う事が多かったかも知れない。ハルちゃんにバレたら怒られそうだ。「お前は本当に馬鹿だな、朋矢。自分の名前と言わないで何をいうんだ!」

嬉しかったのは、知らない中学生くらいの子供たちが僕に笑顔で挨拶を返してくれたこと。五中、六中でお世話になったI先生の息子さんも通りかかり、僕の方から声をかけたらびっくりしていた。そしてたくさんの知らない人たちが僕の議会報告を手にとってくれたことも嬉しかった。

7時過ぎ
バックパックの中の議会報告が空になってしまった。最後から2枚目は五中時代の教え子の久美ちゃん。「おはよう!」と笑顔で向こうからやってきた。そして最後の1枚は六中の教え子のだいすけ。何だか幸せな気分で今日の駅立ちも終了したのだった。

8時半
朝ごはん。とろろ汁、納豆、黒豆、カブの糠漬け、ゴウヤチャンプル、鮭、海苔、味噌汁、御飯。お茶。自作の黒豆が美味しく、カブの糠漬けもまあまあの味だった。そして大蒜油を味噌汁にかけたのだった。

お昼過ぎ
総務の方が二人、6月議会の召集通知と議案、そして参考資料を届けてくれた。「明日は通告の締め切りだし、明後日は議運があるし、こっちから市役所に行きますから、次回からは取りに行きますから・・・」と言った。届けて欲しい人もいるかも知れないが、何だか申し訳なくて・・・・

一日が長い・・・
駅立ちをした日は時間がたくさんあるような気がする。今日は久しぶりに英語デー。1時間は聞いて、1時間は喋り、3時間は読んだと思う。でも書いた時間はゼロ。まだまだだ。

パチンコ
生後数ヶ月のこどもを駐車場の車の中に置いて、パチンコをやっていた馬鹿夫婦の話を聞いた。俺が閻魔大王だったら、磔の上にパチンコ玉で打ち殺してやる。この馬鹿夫婦はどういう育ち方をしたのだろう・・・何かが狂っているとしか思えない。

子育て
パチンコにはまったことが無い訳じゃあないが、子育てはパチンコとは比べ物にならないくらい面白いし、楽しいし、幸せを感じるものだ。あの馬鹿夫婦は、あんな煙草臭い、うるさい空間でボーッとしながら大切な人生を使ってしまうことに何にも疑問を感じないのだろうか・・・・。人生は時間そのものじゃあないか!

感動
今日僕が感動した詩はこの詩。僕の先生のHPに載っていた詩です。僕は感動して、ちょっぴり泣いてしまいました。
「神様の足跡」
ある夜、私は夢を見た。
 私は、神様とともに砂浜を歩いていた。
 振り返ると、砂浜には二人分の足跡が残っていた。
 一つは私のもので、一つは神様のものだった。
 これは、これまでの私の人生の足跡であった。
 足跡を見ていると、私の人生の様々な場面が、走馬灯のように思い出された。
 よく見ると、これまでの私の人生の中で、足跡が一人分しかないときが、
 何度もあることに気づいた。それは、私が辛く悲しい思いをしていた時期ばかりだった。
ああ、あの時は、信頼していた友だちに裏切られた時だ。
ああ、あの時は、失恋して落胆していた時だ。
ああ、あの時は、事業で失敗した時だ。
私は神様に尋ねた。
「神様、あなたはずっと一緒にいてくれるものと思っていました。しかし、
私がもっとも辛かった時期には、一人分の足跡しか残つていません。
「あなたを最も必要としていた時に、どうして私をお見捨てになられたのですか?」すると、
神様は答えておっしゃった。
「いとしい大切な我が子よ。私は、愛するお前を、決して見捨てたりしない。
お前をひとりぼっちにはしない。一人分しかない足跡は、お前の足跡ではないだよ。
その足跡は、私の足跡なのだよ。
悲しみに打ちひしがれるお前を背負って歩いた私の足跡なのだよ。」



5月30日 (火)  「たかやん議員日記」2006.第150弾! 

「たかやん議員日記」2006.第150弾!  5月30日(火)

通告
今日は6月議会の一般質問、通告締め切り日。17時までに議会事務局に届けないと、一般質問をすることが出来ない。市民の声と自分の心の中で疑問に感じること、そして頭の中で考えたことなどを質問するという訳だ。僕の通告は以下の通り。さて、今回の答弁はどうなるのだろう・・・・

教育問題7本(*は通告書にはない)

1.今年に入り幼いこどもたちが被害者となる痛ましい事件が続いています。2000年の10月におきた市内中学生の自殺の問題を市長・教育長は今、どのようにとらえていますか?当時の中学校の生徒指導の「指導体制」「指導法」に誤りはなかったと、断言できますか?断言できるとしたら、その根拠をお答えください。
*子ども達の命の問題を市長、教育長がどう捉えているのか、陵平の死から何を学んだのか・・・

2.県内の小学校で愛国心を社会科の評価に取り入れる動きがありますが、このことについて市長・教育長はどう思われますか?新座市内の小学校にも取り入れる考えがありますか?また愛国心とはどのようなものだと思いますか?
(資料請求  通知表に愛国心が評価されるようになっている市内の学校。もしあったとしたら、その通知表のコピー)
*愛国心てナンだろう・・・それを評価できるのかな・・・

3.市内の小学校では遠足にお菓子を持っていかないという指導をしている学校が多数あるようです。また修学旅行ではカメラを持っていくことを禁止している学校もあるようです。そういう指導は今、普通になっているのでしょうか。その目的は何ですか?
(資料請求 お菓子を持っていかない遠足をしている市内小中学校、修学旅行でカメラを持っていくことを禁止している市内小中学校)
*僕らの時代は遠足と言えばお菓子。その楽しみがないという今の遠足。ホンマかいな・・・修学旅行では写真屋さんの高い写真を買わなくてはいけないという・・・ナンでや・・・

4.現在の不登校児童・生徒の状況はどうなっていますか?又それに対して、どういう対策をとっていますか?適応指導教室の現状、移転の時期などはどうなっていますか?
(過去3年度の不登校児童・生徒数 学校別)
*学校が楽しいところであれば、不登校は少ないはず・・・減っているといいなあ・・・
5.市内中学校のジャージの購入について何度か質問しましたが、3月議会における工藤議員の質問に対しての答弁は、私への答弁とは違い、「複数業者を指定していくように指導します。」と答弁していますが、どちらが本当ですか?もう既に指導して複数業者から購入できるようになっているのでしょうか?
(資料請求 今年度の各中学校のジャージ指定業者一覧、指導したことがわかる議事録)
*前から何度もおかしいと要求しているのに、工藤さんにはまともな答弁。変化してもらえれば別にいいんだけど・・・ホンマのところはどうなってマンネン。

6.新座市内の図書館には学習室がありません。書庫不足も深刻のようです。近隣市の図書館では学習できることが当たり前になっています。しかしこの財政難では新しい図書館をつくることは大変です。ならば新座市では学校の図書室を市民に開放してはいかがでしょうか?そして中央図書館と他の図書館が使っているシステムを学校にも拡大して、市民が学校の図書室を図書館の出先機関として活用することができないか伺います。特に授業のない休業中は可能だと思いますが、いかがですか?
(市内各小中学校の図書室の蔵書数と学習可能人数)
*教え子達からの強烈な要求。「勉強するのに、どうして他市の図書館に行かなきゃいけないですか?」「専門書がないんです」かと言って、新しくつくるのは大変だから・・・

7.市内のテニスコートの使用に関して、時間を2時間で区切ることは市民にとっては利用しにくい状況を作っています。使用料を値上げしたのですから、せめて運動施設の利用時間は市民が利用しやすい1時間単位での貸し出しにすべきだと思いますが、いかがですか?
(資料請求 昨年と今年の4月の市内テニスコートの利用状況、施設別、曜日別の延べ利用者数)
* 何故か2時間単位なんですよねえ・・1時間いくらなのに2時間単位。ちょっと延長したくて3時間もできない・・・11時から借りると、13時まで・・・昼ごはん、どうすんねん。

公園問題
総合運動公園に人を集める工夫をしましょう。親水公園が理想ですが、財政難ですので、例えば子供たちが橇で遊べる日本一長い芝の斜面を造るとか・・・・人が集まる工夫をすることが大切だと思うのですが、いかがですか?
(資料請求  総合運動公園の昨年と今年の4月の曜日別、施設別利用者数)
* 総合公園に噴水はお金がかかるらしい・・・。でも長い斜面ならどうだろう・・・子どもに魅力のある公園には、人が集まってくるのよねえ。

他にも色々あったのだが、今回はこの8つの質問。新しい教育長・学校教育部長の答弁が楽しみである。噛みあうといいなあ・・・。


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