Diary 2005. 11
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11月11日 (金)  「たかやん議員日記」2005.第311弾! 

「たかやん議員日記」2005.第311弾!  11月11日(金)

創立記念日
今日は石神井高校の創立記念日だ。どういう訳だか、今でも覚えている。今朝は空の夜泣きで数回起きた。恐い夢を見たらしく、暫く抱いてもなかなか寝ようとしなかった。親といのは不思議なもので、子どもの泣き声には敏感に反応してしまう。どんなに眠くても飛び起きるようにできているらしい。眠いけれど、幸せなひと時である。

授業参観
ある小学校でのお話。担任の男の先生は30代。クラス経営には自信があるが、ある男の子が言う事を聞かない。その子は緊張すると答えられなくなるタイプなのだが、授業参観で一番最初にその子を当てた。当然その子は答えられない。ただモジモジしながら考えているが、一向に答える様子がない。大好きな母親の前でその子の心は恥ずかしさで一杯だっただろう。しかもその担任はみんなの前で彼が答えるのを10分以上ずっと待った。

本当の問題はそこにはない。その担任はその子の母親に「お宅のお子さんは知的障害児です。普通の中学校へ行かせたら、この子が不幸になります。養護学校へ行かせてください。」と常々言っていたのだ。それがもし本当だとしたら、その担任は知的障害のある子供を一番最初に指し、10分以上も親子共々恥をかかせたことになる。

こういう阿呆が教師をやっているから学校が悪くなっていくのだ。大学を卒業しただけで「先生」と呼ばれ、何の努力もしないで偉くなった気分になってしまったのだ。子ども達を自分の思ったようにコントロールすることに熱中し、子ども達の本当の気持ちを理解することを忘れてしまう。よくある話なのだが、この担任は馬鹿が過ぎる。

「この子のことは僕が一番よく知っています。」と担任。長い時間一緒に居ても、このタイプの教師には子ども達の心は全く理解できないのに・・・・。

こういうことを「いじめ」というのだ。小学校の教師のいじめは陰湿だ。教室の中は密室だから・・・・。こうして子ども達は大人不審になっていく・・・・。生まれつき悪い子などいないのだ。子どもが悪いのは、全部大人が原因だ。

カメ
管理人のおじさん「邑さん、カメムシ駆除しましたよ。」「市役所が来たんですか?」「何も言ってこないから、自分達でやりましたよ。」「あ〜あ・・・お役所仕事っていいますからねえ・・・」「まったく・・・・」「ご苦労さまでした。」「はーい。」気温も低くなり、これでカメムシと暫く会わないですむかも知れない。


11月12日 (土)  「たかやん議員日記」2005.第312弾!

「たかやん議員日記」2005.第312弾!   11月12日(土)


5時45分。外は雨が降っていた。どうやら朝のサッカーとテニスは中止のようなので、ゆっくりと新聞を読んだ。たけしの日本教育白書に目が行った。

小児科
午後1時前、空の体が熱いことに気付き、熱を測ってみると38度6分。「お医者さんもう受けつけ終わっちゃったわ。」「駄目もとで電話してお願いしてみたら?」
その小児科の先生だと空は泣かない。一度も泣かないのだ。どうやら優しいオーラが出ていると思っていたのだが・・・・
もう診察は終わっているというのに「直ぐに来てください。」とのこと。車ですっ飛んでいった。確かに空は泣かなかった。「あーんして。」「お胸見せて。」聴診器を当てられると、キャッキャと笑う。確かにその先生には不思議なオーラが出ていた。
子どもの具合が悪くなると、親の頼みは小児科の先生である。そういう優しくて優秀な先生が居てくれるだけで、親は安心するのだ。

義務教育   最近の塾日記から・・・
「行きたい高校がない・・・」時々そういう声を耳にする。「高校なんて行きたくないけど、親がうるさいから行ってやるんだ。」という声も聞こえてくる。
行きたい高校を15歳になっても自分で見つけられないのなら、行きたくなるまで行かなければいい。そして15歳で世の中に出て働いてみることだ。義務教育は15歳で終わるのだ。親の義務はそこで終了である。高校へ行って当たり前、大学へ行って当たり前ではないのだ。高校へ行く時は、親に頭を下げて「○○高校を受験させてください!」とお願いすることだ。そして「3年間の授業料をよろしくお願いします!」と頼むことも忘れてはいけない。
親は子どもの為になら、いくらでも払おうという気持ちはある。無理をして働いてでも「学費」だけはという気持ちがある。だけど「勉強したくない」阿呆まで学校へ行かせてはいけないのだ。勉強できることが幸せだということを15歳になっても分らないようなボンクラはどうせ高校へ行っても何も分らないだろう。それこそお金を溝に捨てるようなものだ。世の中には勉強したくても学校へ行けない子ども達が数え切れないくらいいるのだ。少し前の日本にもそういう子ども達がたくさんいたのだ。
「テストが嫌だ!」「勉強がかったるい!」馬鹿を言ってんじゃあねえ。今の義務教育だって、お前達には学校へ行く義務などない。あるのは学校へ行く権利だけだ。学校へ行って、ふざけて友達の勉強する権利を平気で奪っている阿呆もたくさんいる。そんなに勉強が嫌なら学校へ行かなければいいのだ。そんな子ども達の為に、大人達は高い税金を払っている訳じゃあない。塾だって同じだ。学校へ通わせてもらっている上に、塾まで行かせてもらっているのだ。どれだけ親に感謝してもし尽くせないほどだ。本気で勉強しなくてどうするのだ。義務教育最後の3年間で、学ぶ意味も分からないようでは高等教育を受けるには素質が無さ過ぎる。「目覚めなさい!」とどこかの女の先生が言っていたが、あの先生のメッセージの意味も理解できていないのだろう。頭だけで分って欲しいが、ある程度の脳みそがないと分からないかも知れない。そいう時は心で分ればいい。あの人の言っていることだからきっと正しい。何を言っているかよく分らないけど、何か心に残る。だからその通りにやってみよう。それでいいのだ。頭でも心でも分らないときは・・・・学校にも塾にも行く必要はない。行っても無駄なだけだ。まだ15歳ではない。もう15歳なのだ。あと5年したら20歳で成人だ。もう四分の三は大人なのだ。結婚もできれば選挙権もあるのだ。それなのに自分の「夢」一つ語れないようでは恥ずかしいと思わなくてはいけない。高校は親が決めるものでも、先生が決めるものでもない。自分が決めるものなのだ。そして親の経済状態も考えた上で「○○高校へ行かせてください!」「一生懸命勉強します!」というものなのだ。本気で勉強する約束ができないのなら、学校へ行ってもしょうがない。脳みそも資格も何も無い状態で社会にでることだ。自分の力で生きてみることだ。



11月13日 (日)  「たかやん議員日記」2005.第313弾!

「たかやん議員日記」2005.第313弾!  11月13日(日)

誕生日
今日は陵平の誕生日。生きていれば19回目の誕生日になるはずだった。朝から本当に穏やかな天気で、僕らは朝の公園でサッカー、バドミントン、フリスビーそしてテニスを楽しんだ。その中には19歳になる女の子も・・・・。立教大学1年生の彼女は今、青春真只中である。

陵平のお墓へ行くのはこれで二度目だ。バケツと雑巾でお墓を綺麗にした後、お花とお祖母ちゃん手作りの饅頭、カッパエビセンを供え、お線香をあげて手を合わせた。お祖父ちゃんとお母さん、そしてお母さんの友達と僕というメンバーだったのだが、陵平はきっと喜んでくれたと思う。
陵平のお墓のすぐ傍に哺乳瓶とちっちゃな靴が置いてあるお墓があった。ヨチヨチ歩きの1歳の赤ちゃんのお墓だった。13歳と1歳。本当に短い人生だった二人。そしてそれぞれの両親はどんな思いで、その子達を送ったのかと思うと・・また胸が苦しくなってしまった。

大豆
陵平とそっくりのお祖父ちゃんの畑で作った大豆を15キロほど貰ってきた。その大豆で「陵平味噌」を作り、お祖父ちゃん達に届ける計画である。味噌造りは来年の2月11日。今から来年の誕生日が楽しみである。

柚子
陵平のお祖父ちゃんの家の庭には柚子の木があった。僕は生まれて初めて柚子が生っているのを見た。そして6個ほどもらってきた。完全無農薬の自分でもいだ柚子。ちょっと幸せな気持ちになった。


「この間、陵平の夢を見たんですよ。」「走太がこっちの部屋にきてごらんよ、と陵平の部屋に引っ張っていかれて・・・布団の中で何かが動いてるんです。布団を捲ると陵平なんです。」「あ、見つかっちゃたか!」「でもね、やっぱりあの時のままの陵平なんです。13歳のまんまなんです。」と陵平のお母さん。どんなに時が流れても、陵平は13歳のままなのだ。来年の20歳の誕生日。他の子たちは成人の節目を迎えるが、陵平だけは13歳。中学校2年生。どんなに時が流れても、陵平は二中を卒業することはできない。たとえ卒業証書を貰ったとしても・・・・


11月14日 (月)  「たかやん議員日記」2005.第314弾! 

「たかやん議員日記」2005.第314弾!  11月14日(月)

返信懦懦
高邑朋矢さん。こんにちは! 明賀義輝です。「義務教育」まったく同感です。
高邑朋矢さんのようにいえない、大人、親、教師、がほとんどです。会社も同じです。平等だと思っていたら、気がついたらリストラされる側に回ってしまいます。気がつかないほうが阿呆なんです。大人が本音で語れないことが、今日の日本を作ってしまったように思えます。昨年会派の皆さんとお話したテーマが、一気に語られるようになりました。民事再生など小泉、竹中改革は、一部大資本のためバブルの付けを国債に換えて、庶民から税金とインフレで回収するのです。福祉目的税に騙されてはいけないのです。消費税はバブルのつけを庶民に負担させる目的税です。インフレもやってきます。富裕層は困らないのです。株式市場の活況もすでに肩代わりが終わってつけが国債に換ったからです。僕の親しい友人とは、会うたびに次世代は「日本がフィリピンになる」と心配しています。若い世代の仕事がないからです。就職率が上がったなど誤差範囲のまやかしにすぎません。昔と違って、たとえ中小企業でも普通の子供には仕事がないのです。頑張っている中小企業は、高度な技術で生き抜いています。普通の仕事はアジアへ出ていってしまいました。農業だって知識集約型になっています。
そんな中で勉強する意欲がないはイコール生きる意欲がないということです。僕もマクロとしては責任を感じる世代ですから、老中の仲間には、若い人を育てようと説いていますが蟷螂の斧にすぎません。司馬遼太郎の世界はもうない、せめて藤沢周平の世界で、自分だけは「凛として」いきたいものです。相田みつをの「懦夫凛々」という言葉を座右の銘にしています。
是非子供達に言って聞かせてください。テレビでみるフィリピン、北朝鮮、アフリカの貧しい国の子供達の姿は明日の日本の子供達の姿です。かの国にも富裕層はいるのです。同じ国民の一部の権力者が同じ同胞を食う時代がまもなくやってきます。不換紙幣という見えない武器で収奪していくのです。自分や家族を守るには、騙されない知恵をつける以外にありません。テレビゲームも売っている奴が買った人間の脳を壊して儲けている。麻薬と同じです。学ぶとは「生き抜く力」をつけることです。日本語と英語ともう一ヶ国語がはないのです。
* 明賀先生から早速返信メールが来た。今の日本の「教育」に危機感を持っている人は沢山いるのだと思う。

TVゲーム
子ども達の脳は確かにゲームに壊されていると思う。あのゲームに一体どれだけの時間を子ども達は使ってきたのだろう・・・・。子ども達の脳みそを壊し、儲けている大人達。それが当たり前になってしまっている日本。ゲーム全部を否定はしないが、囲碁や将棋と比べると脳みその使い方、相手に対するマナーなどが違いすぎる。囲碁や将棋で人は育つかも知れないが、TVゲームでは育たないのだ。

そう言えば・・・
この間札幌に行ったとき、僕が泊まれないような高級ホテルで食事をしていたら、中国の人達と思われる大集団がそのホテルに宿泊していた。大人から子どもまで色んな年齢の人たちがいたが、どうやら一族のようだった。中国にも韓国にも大金持ちはいるらしい。そういう国の子ども達が本気で勉強していたら、日本全体が負ける日もそう遠くはないだろう。大人も子どもも本気にならないとどうやら、世界から取り残されてしまいそうなのである。





11月15日 (火)  「たかやん議員日記」2005.第315弾!

「たかやん議員日記」2005.第315弾!  11月15日(火)

アスベスト
懸念していたアスベストの大気中の濃度の検査結果が今日の文教委員会で発表された。
それぞれ1ℓ中のアスベストの本数で

東野小は3ヶ所とも工事前0.50本/リットル、工事中50本/リットル、工事後0.50本/リットル。

新堀小は3ヶ所で、それぞれ
工事前1.60本/リットル、工事中50本/リットル、工事後0.50本/リットル。
工事前0.71本/リットル、工事中50本/リットル、工事後3本/リットル。*
工事前0.99本/リットル、工事中50本/リットル、工事後0.85本/リットル。*

六中は2ヶ所でそれぞれ
工事前0.50本/リットル、工事中68本/リットル、工事後0.50本/リットル。
工事前0.50本/リットル、工事中50本/リットル、工事後1.4本/リットル。*

この発表を受け疑問点をいくつか質問した。「工事前の0.50という数字が多いが、こんなことはあり得ない。」「工事中の50本についても同じである。」「0.50という単位と50という単位では100倍の意味の違いがある。」
それに対する答弁は「0.50本未満、50本未満ということです。」「50本については再度確認してみます。」というものだった。0.50本未満ということは限りなくアスベストが無かったという意味だ。
ところが*にあるように、3ヶ所で工事後アスベストが増えている。この点について聞くと「工事直後だったので、アスベストがまだ落ち着いていなかったのだろう。」という答弁。これには本当に驚いた。アスベストを削る工事で逆にアスベストが空気中に飛び出し、危険度が増えることは知られていることだからだ。僕が前々から主張しているように、現在の段階で空気中のアスベスト濃度に問題が無ければ、工事すること自体が不必要だと思う。一番問題なのは、子ども達が工事終了後、その危険を知らされずに安心してアスベストを吸っている可能性があるということだ。この点について質問すると、「3本/リットルというのは自然界の空気中でもある数字で、国の基準10本/リットル以下であり安全かと思われる。」という答弁が返ってきて厭きれてしまった。
 「これ以下なら問題ない」という数値を「閾値」(いきち)というのだが、アスベストの場合は放射線などと同じようにこの閾値を設定しないことになっているからだ。どんなに濃度が低くても、低いなりのある確率で健康被害を引き起こす可能性あるということなのだ。 勿論10本/ℓ以下になることに越したことはないが・・・・。
僕が問題にしていることは、工事の結果アスベスト濃度が増えてしまった(危険が増した)という事実。その事実を知らされないで、子ども達がその箇所を掃き掃除したりしてアスベストを吸っている危険性があるということだ。そしてもう一つの問題点はもっとも高濃度のアスベスト(7.0%)が吹き付けられていた新堀小の音楽室が工事後の空気中の濃度結果がでていないのに、工事の翌日から使用されている事実である。
「3ヶ所で工事後の方が空気中のアスベスト濃度が上がっているという事実を知りながら、結果が出る前に、一番危険だと思われる音楽室を使用するのは納得できない。」と僕は言った。それに対する答弁は「アスベストは全部取り除いたのですから、もうこれ以上増えることはありません。」という訳の分からない言葉だった。
廊下や階段と違って、音楽室は空気が拡散しにくいと思う。僕が心配なのは、子ども達が工事によって床に落ちたアスベストを掃き掃除をすることで知らず知らずのうちに吸い込んでしまうのではないか・・・・ということなのだ。どこの工事も工事後が0.50未満になっていれば安心もするが、明らかに工事の結果、吹き付けられていたアスベストが空気中に飛び出してきた訳だから・・・・
子ども達は毎日掃除をしているだろう。水拭きなどで雑巾にくっ付いて流れてしまっていればいいのだが・・・箒で舞い上げて、子ども達の肺の中に入っていなければいいのだが・・・。

空気中の濃度が0.50未満だったら工事はしない方が安全だと僕は思う。お金をかけて子ども達をかえって危険な状態にしてはいけないと思うのだ。12月議会でも勿論取り上げることになるが・・・・
みなさんはどう思いますか?

(*新堀小の音楽室は11月8日から使用している。検査の結果がでるのは12月ということである。)

takayanchan@jcom.home.ne.jp


11月16日 (水)  「たかやん議員日記」2005.第316弾! 

「たかやん議員日記」2005.第316弾!  11月16日(水)

消防点検
今朝は8時から4市合同の消防点検があった。僕は7時45分くらいに現場に到着したのだが、消防団員の人たちは7時前から集合していたらしい。昨夜、仲のいい3分団の人に聞いたら「 明日は5時前に起きるんです!」と言っていた。皆、仕事を持っているのに朝の6時に集合なのだから大変だ。普段も真夜中に無線で起こされて、火事の現場に突入していくというから、それに比べれば大したことはないのかも知れないが・・・・・。

市議会議員のメンバーの中にも嘗て消防団で活躍していた人はたくさんいる。「あの頃は手押しのポンプでさあ・・」「重たいんだあのホースが・・・」「結構危険なんだよね。」「夜中に発生して、朝まで燃えていたこともあったよ。」そういう先輩達が見守る中で、平松議員が1番の背番号を付けてホースを担いで走り出した。朝霞、和光、志木の消防団の時は座っていた僕らだったが、新座市の時になると席を立って、みんな身を乗り出すようにして7分団の活躍を見守っていた。「転んだりしたらただじゃおかないわよ。」「もう心配ねえ・・」「結構速いじゃない・・」僕は黙って見ていたが・・・・

今日もたくさんの教え子達と会うことができた。同窓会のお誘いもあった。13歳のピカピカの1年生が本当に逞しくなっていて、嬉しかった。
点検が終わったのが12時前。みなさん、長時間お疲れ様でした。

リフティング
子ども達にサッカーを教えているS議員と久しぶりに話をした。リフティングのコツを聞いてみると「30回できれば、あとは200回でも300回でもできますよ。」「集中力です。」とヒントをもらった。サッカー界の現状についても色々教えてもらった。彼のアドヴァイスでまたやる気が涌いてきた。時々30回できることがあるから・・・・

ブッシュと小泉
どうやら本当に仲がよさそうである。アメリカが1番の同盟国です。と言い切るのだから・・・。「近くの親戚より、遠くの他人」なのだろう。アジアの中で日本は益々孤立化していかないだろうか・・・・僕らが北朝鮮の金正日に抱くような感情をアジアの人々が抱かないだろうか・・・そんな心配をしてしまうのだ。


11月17日 (木)  「たかやん議員日記」2005.第317弾! 

「たかやん議員日記」2005.第317弾!  11月17日(水)

ラジオ
最近ラジオをよく聞くようになった。NHK第二だけではなくて、民法の「お喋り」がなかなか面白いのだ。テレビの映像とは違った、ラジオ独特のトークが楽しい。

温暖化
この間知ったことなのだが、地球の温暖化が10年で0.2度以上進むと、植物がその変化についていけなくなるそうだ。温暖化が進むと、当然植物達は北へ北へと移動を始める。そのスピードは極めてゆっくりで・・・・10年間で0.2度以上の変化にはついていけないと言うのだ。植物がそうして大移動できなくなり、駄目になっていくと動物も勿論駄目になっていくのはわかり切ったことだから・・・・
京都議定書では対象ガスの削減率が6%とか7%とかになっているが、トップレベルの科学者達は8割(80%)くらいの削減をしても、今のエネルギー状態を維持するのは無理だと言っているらしい。

自転車
だから、少しでも自転車に乗ろう。そう思って、今日は朝から自転車掃除をした。ピカピカに磨いていると乗りたくなるから・・・・

風呂掃除
母さんがもうすぐ来るので、風呂掃除にも燃えた。「激落ちなんとか」でこすってみた。後は換気扇の掃除だ。12月は議会があるから今のうちにやっておかないと・・・

臨時議会
ピンポンと玄関のチャイムが鳴った。「はい。」「総務課のKですが。」「はい!ちょっと待ってください!」総務課のKさんは、僕がいつも(かっこいいな、この人)と思っている人である。慌てて玄関に出てみると・・・臨時議会の召集通知だった。そう議会の度にいつも総務課の人が自宅まで届けてくれるのだ。連絡してくれれば自分でとりに行くのに・・・
今月の24日は臨時議会。


久しぶりに娘が遊びに来てくれた。あきのりは空と同じ歳。5ヶ月遅く生まれたのだが、抱っこしてみると空より大分軽かった。大分お喋りをするようになっていて驚いた。あきのりは「かあちゃん」「かあちゃん」と娘のことを呼ぶ。僕にはまだ名前がついていない。

中央公民館
空が寝ている間に30分だけテニスをやり、中央公民館へ行った。バレーボールの見学に行ったのだ。「えーっ!久しぶりですね。」「何十年ぶり?」昔の同僚がコーチをしているのだ。そして教え子や教え子の奥さん達も・・・驚いたのはテニス部の教え子のお母さんと会えたこと。「邑先生!」「五中でお世話になったYの母です。」「ああ、黄色いラインの子達の・・・」僕は靴のラインの色で子ども達の学年を覚えているのだ、その子達は僕が桶川から走らせた子達だった・・・。

桶川
Y君が2年生の時の春のジュニアの大会が桶川であった。その時僕が見ている目の前で、誰かが「気合の入ってない試合をした。」という理由で僕が言った言葉は「お前達走って帰れ!」だった。「荷物は俺が持ってかえってやるから、走って帰れ!」「・・・・・」「道は自分で考えろ!」「・・・・」多分そんなやりとりだったと思う。その場にいた20人くらいの子ども達は馬鹿な顧問の命令で桶川から新座に向って走り始めた。5時くらいのことだったと思う。桶川から新座まで50キロ以上あるというのに・・・・。




11月18日 (金)  「たかやん議員日記」2005.第318弾! 

「たかやん議員日記」2005.第318弾!  11月18日(金)

5000円
換気扇の掃除5000円というチラシが入った。ちょっと心が動いたが、こういうことは自分でやらないと。第一そんなお金はどこにもない!そう思いなおして換気扇掃除に燃えてみた。しばらく掃除らしい掃除をしていなかった換気扇は油でベトベト。換気扇の傍の壁も油でベトベト。「換気扇専用洗剤」や「専用ブラシ」も使ってみたが、ほとんど効果は無し。例の「激落ち」はなかなか落ちるのだが、効率が悪い。そこでクレンザー付きスチールたわし?を使ってみると・・・・激おち!それを基本に工夫に工夫を重ね、換気扇はピカピカになった。使用前と使用後じゃあないけれど、こういう変化は楽しい。空がスイミングへ行っている間に独りでやってみた。「凄い!」と誉められるのがまた楽しいのだ。

掃除の楽しさ
僕は小さい頃、掃除が大嫌いでよく家から逃げていた。大掃除になると、どこかへとんズラするのである。教員になっても暫くは嫌いだったと思う・・・・。だけどある時から掃除に燃え始めた。きっかけは・・・・そうだ。子ども達が掃除をしないことに腹を立てて、ゴミ箱の中のゴミを教室にぶちまいて、「お前らもう二度と掃除をするな!」と怒鳴った時からのような気がする。僕は子ども達に掃除をすることを許さなかった。ゴミの中で1週間授業を受けさせた。それに子ども達が負けた。「掃除をさせてください。お願いします!」それから子ども達と掃除に燃え始めたのだ。特に楽しかったのが、汚い外トイレ。学校の中で一番汚いトイレを一番綺麗なトイレにするのが僕達のプライドだった。

議会報告
午後は議会報告を配った。みんな授業時数やジャージそしてアスベストの工事の結果に驚いていた。何も知らない子ども達が危険な空気を吸って、大きな声で歌っているかも知れないということにショックを感じていた。新堀小の音楽室の空気中のアスベスト濃度が低いことをただ祈るだけである。

先生
教え子が遊びに来た。「英語の勉強の仕方を教えてください!」と数年前に来た子が、今はもう「毎日英語で生活しています。」という。教え子がいつの間にか「先生」になってしまった。彼がモチベーションを持ち続けたという嬉しさと自分が伸びていない悔しさと・・・・語学の奥は深い。努力せねば。


11月19日 (土)  「たかやん議員日記」2005.第319弾! 

「たかやん議員日記」2005.第319弾!  11月19日(土)

朝テニス
5時45分に起床。日の出を見ながら富山へ行く用意。その前に教え子たちとテニスの試合。久しぶりの試合はなかなか面白かった。


兄の車で長野道を走る。妙高あたりで雪が降ってきた。どうりで寒い訳だ。

病気
途中のSAで休憩。周りを見るとニコチン依存症の人たちで一杯。可哀そうに自分達が「病気」だとは認識していないようだった。

蟹鍋
余りにも寒いので夕飯は鍋。富山の魚介類は安い。タラバガニが850円で売っていた。

高橋尚子
明日は高橋が走る。脹脛を怪我しているらしい。無理をしないで欲しいが、でるからには勝って欲しいとも思う。どんな結果になっても好きな選手は応援していこうと思う。


11月20日 (日)  「たかやん議員日記」2005.第320弾! 

「たかやん議員日記」2005.第320弾!  11月20日(日)

さかえちゃん
それは突然の訃報だった。五中の一期生。3年4組のさかえちゃんが亡くなったというのだ。谷奥さかえ。優しくて、頭がよくて、可愛い15歳だった。最初川女を志望していたが、「あたし自信がないので所沢にしようかと思うんですけど・・・」というから、新米の担任は「なに言ってんだ!お前は御茶ノ水を受けるかと思っていたんだぞ!川女なんて軽い、軽い。滑り止め無しでも平気、平気。」と言った記憶がある。さかえちゃんはその通り、軽く川女に合格し、学習院から超一流の保険会社に就職した。
この間のクラス会ではあの当時の笑顔のままのさかえだったのに・・・・

御通夜は今夜、告別式は明日ということで、僕はどうしても参加できない。「猛、そういう訳だから俺の代わりに行ってくれよ・・・」「わかりました。」
さかえは一人っ子。お父さんも亡くなって・・お母さんは一人ぼっちになってしまった。さかえはそのことを心配しながら死んでいったのだろう。脳腫瘍・・・・あの子の頭に癌ができるなんて・・・・

これを読んでいるたくさんの教え子達。頼むから俺より先に逝かないでくれ。俺がお前達の葬式に行くなんてアベコベだよ。俺が先に死ぬから、頼むから俺より長生きしてくれ。俺の葬式で泣いてくれよ。さかえだって、俺より9つも若かったのだよ。そんなに若いのに親や担任を残して死んではいけない。

俺はあと30年はどうしても生きなくてはいけない。だからお前達はもっと、もっと長生きしてくれ。


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