Diary 2019. 2
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2月11日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第42弾  2019年2月11日(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第42弾  2019年2月11日(月)  たかやん

誕生日
そう、今日は僕の65回目の誕生日です。朝から「おめでとう!」と言われ、ラインやFacebookで「おめでとう」がわんさか・・・返信できるだけ、返信するという一日がはじまった。

朝勉367
朝6時過ぎ・・・数学の図形問題をホワイトボードでやりはじめる。それを見て、質問する空。そして、「これやってみて」と難解問題を持ってくる。頭をフル回転して、何とか解いたのだった。

トレーニング175
今日もスクワット・チューブトレーニング・素振りだけのトレーニング。全く走れなくなったわたし。

7時半
高校に向けてスタート。空の最後の高校受験になるか、それともまだ続くかは、分からない。
どんな結果が出ても、何がどうなっても、空を信じるだけである。「一生懸命」やればそれでよし。どこの高校に行っても、楽しい高校生活を送ってくれたらそれでよし。大切なのは「人生」を楽しむことだから・・・。これからの3年間も、空の笑顔を沢山見ることができたらそれでいい。

ピアノ
久しぶりに空が思い切りピアノを弾いている。聴いているこちらまでリラックスしてくる。空のピアノの音は優しい。そして、適当にアレンジして弾くテクニックが凄い。中学校3年間で一番伸びたのが「足の速さ」「英語」そして「ピアノ」の3つのような気がする。少なくとも中三の頃の僕より、「足も速く」「英語力もあり」「ピアノが弾ける」のは間違いない。


夜は塾。休日であっても「塾」ある。そこが学校と違うところである。でも、それがいいのだ。授業が始まる前からピリっとした自分がいる。そして、塾が終わると、一仕事終えた充実した自分がいるのである。今日も「読解力」を伸ばすことを意識した授業をしたのだった。

電話
LINEやFacebookでの「おめでとう!」の嵐の中、電話をしてくれたのが、五中1期生の「猛彦」『どうした?おお、ありがとう!お前だけだよ、電話でおめでとう!って言ってくれたのは。』「昭和の男はメールなんかしないんだよ!」と猛彦。『おお、そっかあ・・・』と担任。昔、当たり前だったことが、今は珍しくなった訳で・・・・8歳違いの弟よ、ありがとうね。お前は俺が生きている間は勿論、死んでもずっと俺の弟だよ。

教師目指す人へのメッセージ    第329弾!   学校教育法

 水道民営化に続いて、公設民営学校の設立が現実味を帯びてきました。「あらゆる公共サービスを民営にせよ」という日本政府の政策は当然のように公教育もターゲットにしているのです。アメリカのチャータースクールをモデルにした動きが既に大阪で起きています。
 大阪府の非正規雇用率は4割を超えていますが、今後、「国家戦略特区法」を使って設立される公設民営学校で働く教職員と事務員は100%、非正規労働者になるのです。
 (堤未果 日本が売られるより)
 学校教育法で守られてきた学校、詰まり、子ども達と教師達がアメリカのチャータースクールのように民営化されていったら、どうなるか考えなくてはいけません。まさか、そんな時代が来るとは思っていませんでしたが、アメリカで起きていることは、日本で起きても何の不思議もありません。グローバル化の恐ろしいところはそこなのです。金持ちのボンボン達が日本のトップにいると、本当にろくなことになりません。
日本の水道、種、農地、海、国民皆保険・・・グローバル企業が狙っているのは日本が守らなくてはいけないものばかりですが、その中には公教育も含まれているのです。
 僕らの時代には考えられないことが、今起きつつあります。正規雇用という、当たり前に保証されていたものが、企業の利益の為に売られようとしているのです。そんな時代に「教師」という職業を選ぶのですから、気を引き締めていかねばなりません。
何としても「先生」を守らないといけない時代になってきました。公立学校の先生達を守らないと子ども達のことも守れませんから・・・。
 
今日の写真1
突然、「誕生日おめでとう」と空に言われて、滅茶苦茶嬉しかった。俺たちの「邑」という字が入った「芋焼酎」を大切に飲むとしよう。

今日の写真2
今朝の朝ごはんです。白いご飯は食べていませんが、こういうものは時々食べています。納豆ご飯やうどんやラーメンを自由に食べられていた昔が懐かしいです。

今日の写真3
セネガルの夕焼け空です。アフリカの白地図を見て、セネガルの場所を当てられる人は少ないと思いますが、僕はアフリカ全ての国を当てられます。子ども達と一緒に学んだからです。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・


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2月12日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第43弾  2019年2月12日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第43弾  2019年2月12日(火)  たかやん

朝勉368
久しぶりに英語だけで終わってしまった。たまにはいっか・・・・。

トレーニング177
久しぶりにランニング。汗をかくということは素晴らしいことで・・・。家の中でのトレーニングだけでは汗もかかない訳で・・・

テニス
久しぶりにコートに立った。宗ちゃんが声を掛けてくれて・・・練習をした後に、ちゃーちゃん、太田さんチームと僕・宗ちゃんチームで戦い、何とか6−4で勝ったのだった。その後、ちゃーちゃんのサービス練習に付き合って・・・久しぶりにコーチングをしたのだった。

お母さん
昨日から食べ物を口に出来なくなっていると聞いて、驚いて母さんのところに駆けつけた。「おかあさん!」「おかあさん!」と呼ぶと、目を開けて笑うのだが・・・直ぐに眠ってしまう。「おかあさん!」「昨日、誕生日だったんだよ。お母さん、ありがとうね!」というと、嬉しそうに僕の手を握って笑うのだが・・・直ぐに眠ってしまう。隣にいた兄が「老衰だって、言われたよ」と寂しそうに呟く。「おかあさん!どこも痛くないの?」と言うと「うん」と頷く母さん。僕の声は聞こえているのだが、直ぐに眠ってしまう母さん。血圧は少し低いけれど、熱も正常範囲で・・・入院することはできないらしい。
延命措置はしないと約束している。「覚悟しておいてね」と母さんに言われたような気がした。お母さんがもう直ぐいなくなる・・・僕は母さんのDNAを持っているのだから、しっかりと生きていかなければならない。そして、母さんのDNAを持っている僕の子ども達も・・・逞しく生きていって欲しい。

白血病
池江璃花子選手が白血病であることを告白した。あの若さでどんなに苦しんだことか。どれだけ泣いたことか。彼女と彼女の両親の気持ちを考えるだけで、胸が苦しくなってくる。健康であることがどれだけ幸せなことか、彼女は我々に教えてくれている。そして、受験で苦しんでいる若い世代にも、「健康であれば何でもできる」「負けるな」と教えてくれている気がする。スーパーアスリートは文章も一流だった。オリンピックに出ても出られなくても、彼女をずっと応援していきたい。

教師目指す人へのメッセージ    第331弾!   笑顔

 親が学校に望んでいるのは、子ども達の笑顔です。いい成績を取ることはいいことかも知れませんが、大事なことは「学校であった出来事」を家で楽しそうに話でくれることです。
子どもが学校で笑顔でいてくれる。それだけで、親は幸せになれます。テストで「100点だったよ」と嬉しそうにしてくれるのも勿論、嬉しいですが・・・70点だって、50点だって、「笑顔」で見せてくれたら、「凄いじゃん」「今度もう少し頑張ればいいさ」と親も笑顔になれます。
学校の先生が「いい成績」を付けてくれたら、そりゃあ嬉しいですが、子ども達の笑顔に比べたら、屁みたいなものです。「いい成績の子」よりも「笑顔の子」の方を親は望んでいるのです。
 「いい成績」でも、笑顔の無い子にはなって欲しくないし、どんなに偏差値の高い高校に入っても、「偏差値で人を見る子」になって欲しくはありません。「偏差値で人を見ること」は自分自身や自分の大切な人を否定するようになるからです。それを教えてくれたのは、小学校しか出ていない母さんでした。学歴で人を見ていたら、僕は愛する人を否定しなくてはいけなくなります。偏差値で人を好きになったり、嫌いになったりする人はいないでしょう。大好きな叔父や叔母を「学歴」で見たことは一度もないし、従弟たちだって同じです。
 第一、「偏差値」で人を見ていたら、愛する教え子達も否定しなくてはならないことになります。そんなくだらないもので人を見ていたら、自分が愛する人達を否定するしかなくなるのです。だから、子ども達に高校や大学を「偏差値」で選んで欲しくないし、そういう「価値観」を持って欲しくないのです。
子ども達が笑顔であれば、「偏差値」なんかどうでもいい。僕はそう思っています。
 
今日の写真1・2
僕の可愛い子ども達です。僕が水槽に近づくだけで、みんな浮き上がってきます。そして、餌を夢中で食べるのです。俺を必要としてくれる生き物がいるっていう感じですかね。誰かに必要とされている・・・そう感じられるだけで、幸せになります。

今日の写真3
左から、太田さん、宗ちゃん、ちゃーちゃんです。太田さん以外は全員2月生まれ。だから気が合うのかも知れませんね。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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2月13日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第44弾  2019年2月13日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第44弾  2019年2月13日(水)  たかやん

免許証
コンビニの前で免許証を落としってしまった。直ぐに気がついて、取りに戻ったのだが・・・免許証入れだけが無くなっていた。色々なカードや保険証と一緒に・・・・途方に暮れて、「夢じゃないよな」「夢であってくれ」そう叫んでいる自分がいた。「夢」ではないことを確認し、俺の免許証を盗んだ奴を探そうと、防犯カメラを見ていると・・・・小学生達が集団登校してきて・・・そこに、車が突っ込んで来て・・・咄嗟に子ども達を庇っていた自分がいて・・・ドカーン!!という音がして・・・目が覚めると、我が家だった。小学生達は助かり、カードや免許証も助かり・・・ちょっとホッとしたのだった。

朝勉369
どうも数学も英語もやる気にならず・・・経済のお勉強をしたのだった。

トレーニング178
今日もランニングはせず、スクワットとチューブだけ。血圧が高くなり、血糖値だけでなく、血圧もちょっと心配になってきた。

桜田大臣
五輪担当大臣の発言が問題になっている。あの大臣は「国語力」がないのである。あの発言の流れのなかで「残念」と言えばいいたいところで「がっかり」と言ってしまったのだろう。「五輪憲章」を読んでないとか、もうアホ臭くて聞いていられないが、彼がいることで「自民党」の評価が実力通りに下がっていくのであれば、彼には大臣を続けて貰いたい。安倍内閣に「信頼」できる大臣は一人もいない・・・国民がそう思うことで、この馬鹿臭い政治を変えるきっかけに、なるかも知れない。頑張れ、桜田大臣!!
池江さんの言葉の素晴らしさと比べて、あなたの言葉は余りにも軽い。自民党の大臣として、実にふさわしい。思考停止状態の自民党代表そのものである。

虐待
自分の子どもを虐待する親は、自分が小さい頃に「虐待されていた」可能性が高いと思う。そして、大人になっても「自信がなく」、「孤独」で、社会で認められてなくて・・・子どもが何か気に入らないことをした時に「暴力」しか手段を知らないで親になると、子どもの為という言い訳をして「しつけ」と称して「虐待」をするのではないだろうか・・・
それは「虐め」にも通じている。誰かを攻撃する人間は「自信がなくて」誰かを攻撃していないと、自分の心が安定しないのだろう。可哀そうに、そうやって人相が悪くなっていくのである。

母さん
今日も亮と母さんのところへ行った。眠っていた母さんに「おかあさん!」と呼びかけると、笑顔になって手を出してきた。そして、亮が「ばあちゃん!」と呼びかけると、凄く嬉しそうに笑って・・・そして、直ぐに眠りに落ちたのだった。
それから、看護師さんが来て、血圧を測ったり、熱を測ったりしてくれて・・・点滴の内容を説明してくれて・・・看護師さんの話の内容がとっても温かくて、凄く安心したのだった。それでも、母さんが危険な状態であることには変わりがない訳で・・・。94歳まで頑張ったのだから、苦しまないで、眠るように逝ってくれるのなら・・・悲しいけど、しょうがないのかな・・・そんなことを考えている自分がいた。去年の危篤状態から1年以上頑張った母さん。手も足も細くなって・・・・自分の口で食べられなくなって・・・点滴。
 看護師さんに、「小学生の頃は足立区で一番足が速かったんですよ」「57歳でママさんバレーの全国大会に出たんですよ」「小学校しか出てないんですけど、成績は学年で1番だったんですよ」と言うと、「凄いですね、高邑さん」と優しく母さんの手を撫でてくれた。でも、母さんには聞こえなかったんだろうなあ・・・。

写真
母さんの笑顔の写真を探さなければいけない。急だと探せないから、母さんは僕に時間をくれているような気がするのだ。「朋矢、元気な頃の笑顔の写真お願いね」「雪と亮と空をお願いね」「ひとみさんにありがとうって伝えてね」母さんの声が聞こえる。もう一度、母さんの声が聞きたい。もう一度、母さんに「ありがとう」「僕を産んでくれてありがとう」って伝えたい。そして、もう一度「おかさん」「おかあちゃん」って呼びたい。もう直ぐ、かあさんがいなくなる。僕の手を包んでくれる、あの母さんの手がなくなる。僕にお母さんがいなくなる。まずい・・涙が止まらなくなってきた・・・


7時からは塾。何があっても、子ども達との時間は大切にしないと・・・それが僕の仕事である。小学生達と理科、数学、英語に燃え、中学生と23時まで数学に燃えてしまったのだった。母さんのことも、自分の子ども達のことも忘れられる時間だった。

確定申告
22時過ぎに六中の緑ジャージの晃史が来てくれた。2018年度の確定申告の資料を取りに来てくれたのである。僕はただ、毎月の領収書をまとめて、色々な資料をまとめて・・・晃史に渡すだけである。僕が中学生と一緒に数学をしている間、晃史は僕の資料を整理して、持って行ってくれたのだった。ありがとう、晃史。


教師目指す人へのメッセージ    第332弾!   過去問

 小学校の先生は中学入試の過去問を、中学校の先生は高校入試の過去問に挑戦してみてください。自分の子ども達がどんな問題に挑戦しているのか、何も知らないで教師をしていてはいけません。学校の先生が「進学塾の講師」に負けていい訳がないのです。
 そりゃあ、最初は勝てないかも知れません。相手は「受験のプロ」ですから。学校の授業で精一杯というのも分かります。でも、受験生もあなた方の児童・生徒なのです。受験は「塾の先生」に任せればいいものではありません。最低でも「公立高校」の入試の過去問は出来るようにしてください。
そして、出来ることなら「難関中学」「難関高校」の過去問にも挑戦してみてください。
 若いあなた方なら、受験から時間が経ってない訳ですから、僕らの世代よりも「過去問」には強い筈です。それを続けて行けば、どんな「過去問」にも対応できるというものです。そのことがあなた方に力をつけ、普段の授業の幅を広げることに繋がるのです。
 高校入試のレベルを体感すれば、どれくらいのスピードで授業を進めていかなければならないか、分かると思います。教科書が3年の12月に終わるようなスピードでいいのか。学習指導要領に決められたスピードでやっていて本当にいいのかどうか。自分の頭で考えることが大事です。中学校3年生の夏休み前には3年間の教科書が終わっていれば・・・高校受験に強い子ども達ができます。そういう工夫がこれからの公立中学校にも求められるのではないでしょうか。授業はゆっくりやればいい訳ではありません。はやく進めて、繰り返すのが理想です。3年間、持ち上がれないとできない話ですが、是非、考えて見てください。文科省の官僚達は現場を知らないのです。机の上でしかものを考えられない官僚達に現場は負けてはいけません。大事なのは子ども達です。スピード感のある授業をして、それを繰り返すことで「海馬」を刺激する。そういう授業をしてください。
 
今日の写真1
ばあちゃん子の亮です。ずっと母さんの手を握っていました。昨夜は眠れなかったそうです。母さんは亮の声を聞いて、最初だけ目を覚ましましたが、後はずっと眠っていました。別れの日は遠くありません。悲しいけれど、それに耐えて生き抜くのが息子の使命です。94歳まで生きてくれたのです。65年間も僕の母さんをやっていてくれたのです。本当にお疲れ様でした。お母さん、本当にありがとう・・・。写真、探すから、もう少し頑張ってね。点滴だけじゃあ、お腹すくだろうに・・・ごめんね、そんな思いさせて。でも、もう少しだけ、僕のお母さんでいてください。僕の子ども達の「おばあちゃん」でいてください。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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2月14日 (木)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第45弾  2019年2月14日(木)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第45弾  2019年2月14日(木)  たかやん

苦しい・・
バレンタインデーだというのに、朝から苦しい自分がいた。どうしても、母さんのことを考えてしまうのだ。子ども達のことも心配だけれど・・・どうしても、母さんに集中してしまう訳で・・・

朝勉370
苦しいときでも、朝勉はやめる訳にいかず・・・今日も経済のお勉強で誤魔化したのだった。

トレーニング179
今日もランニングはせず、スクワットとチューブだけ。血糖値は久しぶりに119を記録。何日ぶりの110台である。

入院
午前中にかかりつけのお医者さんと相談し、母さんは堀之内病院かイムスふじみ野病院に入院をお願いすることになった。第一希望は堀之内病院で第二希望がイムスふじみ野病院ということになった。兎に角今の「脱水」の状態が改善されれば、少し戻るかも知れないということだった。

あっことオタンコ
お昼過ぎに、五中4期生のアッコとオタンコが夫婦揃って母さんのお見舞いに来てくれた。「お母さん、お母さんと麻雀した人連れて来たよ!」とアッコ。母さんと握手するオタンコ。「手が温かい」と喜ぶオタンコ。「お母さんは幸せだね」とアッコ。二人とも我が家に入り浸っていた子達なのである。家族のようなものなのだ。確かにお母さんは幸せだ。息子の
教え子達がこうして、心配して駆けつけてくれるのだから・・・

入院手続き
堀之内病院で入院手続きをした。採血をして、点滴をしている間、隣のベッドにはインフルエンザの患者が二人。母さんはマスクをして貰っていたけれど・・・大丈夫かなあ・・・免疫力が落ちているだろうから、心配になってきた。

亮と久美子
仕事帰りの亮も堀之内病院に駆けつけてくれた。本当に優しい孫である。そして、五中4期生の久美子も寒い中、自転車で「会いに行ってくる」と病院に駆けつけてくれた。かわいい孫と息子の教え子に愛されて、母さんは本当に幸せである。


7時からは塾。お姉ちゃんがインフルAに感染し、来られなくなってしまった子がいて可哀そうだった。その穴を埋めたのが中二の男の子。只管数学に燃えてみた。元々頭脳明晰の子なので、図形問題をどんどんこなしていって・・・・1か月分の数学を2時間でクリヤーしたのだった。


教師目指す人へのメッセージ    第333弾!   「が」と「でも」

 高校入試が終わり、西戸山小学校の6年3組の担任だった桑名喜久枝先生のところに合格の報告に行った時の話です。「開成に合格しました」とヒグ。「凄いじゃない!」と喜久枝先生。「新宿高校です」と創。「凄いじゃない!」と喜久枝先生。「御茶ノ水合格しました」と正子ちゃん。「凄いじゃない!」と喜久枝先生。「戸山合格しました」とみはるちゃん。「凄いじゃない!」と喜久枝先生。そして、僕が「石神井合格しました」と言うと、「石神井もいい学校よ」と喜久枝先生。僕はこの時、凄く寂しい気持ちになりました。顔は笑っていましたが、心は少し引き攣っていたのです。石神井は僕が行きたくて、行きたくてしょうがない学校でした。男なので「御茶ノ水」には入れませんが、開成よりも、戸山よりも、新宿よりも行きたい学校が石神井だったのです。当時の僕は開成以外はどこにでも入れる学力がありましたが、自分が選択した学校は石神井だったのです。そりゃあ、「偏差値」で見たら「開成」にも「戸山」にも勝てないけれど、テニスでは一番だったのですから、僕にとっては一番でした。その嬉しさを先生に伝えたかったのに、石神井「も」いい学校よ。と言われてしまったのです。
 僕は石神井「が」よかったのに、石神井「も」いい学校と言われて、悲しくなりました。先生に悪気はなかったのだと思います。確かに、偏差値でみたら「開成」「戸山」「御茶ノ水」「新宿」は石神井より優秀な学校だったかも知れません。でも、僕は「石神井」に行きたかったので「石神井」「が」よかったのです。「も」と「が」の違いは、それ程の違いがありました。その辛さを知っているのに、僕の中にも「も」や「でも」がいつの間にか入り込んでいたかも知れないことに、最近気がつきました。
 担任や、親が「が」いいと思えれば、子ども達は幸せな気持ちになります。逆に「でも」いいじゃない・・・「だって」いい学校よ。と言われたら・・・子ども達はどんなに惨めな気持ちになるでしょう。15歳の自分が傷ついた言葉を65歳になって、思い出しました。
みなさんも普段から「助詞」に気をつけてくださいね。
 
今日の写真1・2
お母さんのところに来てくれた五中4期生のアッコとオタンコです。教え子がお袋を慕って来てくれる・・・こんなに幸せなことはありません。

今日の写真3
入院した母さんの手を握る亮です。母さんは幸せです。こうやって、孫が来てくれて、手を握ってくれるのですから・・・。亮には厳しい母さんでしたが、その厳しさは「愛」という厳しさだったのでしょう。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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2月15日 (金)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第46弾  2019年2月15日(金)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第46弾  2019年2月15日(金)  たかやん

楽に・・
少し気分が楽になってきた。例えると、失恋から立ち直って、どん底から這い上がっていく気分かな・・・。

朝勉371
気分よく、筑波大付属中学の算数の過去問に取り組む。全問正解して、更に気分がよくなったのだった。難関中学校の入試問題は下手をすると高校入試より難しい。心してかからないとやられてしまうのである。

トレーニング180
ランニングの時間もなく、素振りの時間さえもなく・・・スクワットとチューブトレーニングだけで終わってしまった。

市役所・買い物・床屋さん
これに加えて、郵便局にも行った。忙しいったら、ありゃしないのである。それでも、床屋さんに行って、頭がスッキリしたのだった。

母さん
二人で母さんのところに行く。病院は安心なのだが、面会時間が限られているから不便でしょうがない。午前中に行きたくてもいけないのだ。15時以降というのだから困ったもので・・・集中治療室に行くと、兄貴が「朝ごはんも昼ご飯もちゃんと食べたみたいよ」と喜んでいた。口から食べられれば、元気になる可能性大である。


19時からは塾。中二の子達と「数学の証明」に燃え、中三と「立体図形」に燃えたのだった。そして、23時から「社会」「理科」今日も頑張った一日でした。そして、とても幸せを感じた一日でした。はい。

教師目指す人へのメッセージ    第334弾!   混ぜるな危険

 よく公私混同するな、とか。仕事と家庭は切り替えろ、とかいいますが・・・・僕は学校と家庭をとことん混ぜこぜにしてしまった教師でした。五中の教師が五中の隣に住んでいたのですから、本当に滅茶苦茶です。五中の正門(今は別の名前がついていると思いますが)から、4軒目の家が我が家でした。五中の体育教官室から10数メートルしか離れていない場所に我が家はありました。我が家が学校の近くになったので、通うにはとても便利でしたが・・・それは同時にとても危険でした。理科準備室から我が家が見える・・・そんな馬鹿な・・・・。朝練をやって、朝ごはんを食べて、チャイムが鳴ってから、家を出てもセーフ。空き時間に忘れ物を取りに行ってもセーフ。教え子達にしてみれば、五中の傍に常に教わる場所がある訳で・・・我が家は「クラス」「部活」「応援団」「卒業生」のたまり場と化し、毎日が「たかやん塾」となり、誰が本当の息子か娘か分からなくなり・・・時に「駆け込み寺」になり、時に「児童相談所」になり、時に同僚の「保健室」になり、常に「居候天国」になりました。空き時間に我が家のお風呂でシャワーを浴び、冷蔵庫からビールを飲む同僚まで登場(僕は後で聞いて、知らなかった)したのですから本当に危険でした。
 そんな危険なことをやる馬鹿は日本中で僕くらいでしょうが、学校と家が近いのは、いいんだけど、危険です。僕はとっても楽しかったんですけどねえ・・・・。
 六中時代には数か月間、六中の敷地の中に住んでいたのですから、もう完全にアウトです。学校の中に家がある(パジェロだから家とはいえないか)「家とは言えない」オヤジギャグ?・・・いやはや、もう、滅茶苦茶です。「学校と家は混ぜるな危険!!」です。そんな危険な教師が辞めて、教育委員会はホッとしたかも知れませんね。ホッとしたのもつかの間、もっと厄介な存在になってしまいましたが・・・・人生、何があるかわかりませんね。

今日の写真1・2・3
本当は明日川掃除の日なのですが、今月は色々あって出来そうもありません。来月まで待っててね!黒目川。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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2月16日 (土)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第47弾  2019年2月16日(土)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第47弾  2019年2月16日(土)  たかやん

朝勉372
朝から高校化学の問題に取り組む。小中校と幅を広げていくことはいいことである。

トレーニング181
今日もテニスもランニングの時間もなく、・・・スクワットとチューブトレーニングだけで終わってしまった。

集中治療室
母さんが「集中治療室」から一般病棟に移ったという連絡が来た。食事を口からとれるようになったという連絡と一緒に・・・大正女は本当に凄い。母さんはまだまだ僕に「幸せ」を届けてくれる。きっと、今の時期の無茶苦茶あわただしい時期を避けてくれたのだろう。そして、母さんの笑顔の写真を探す時間を取ってくれているのだと思う。

理事会
15時からマンション管理組合の理事会がはじまった。理事会は5時半まで続いた。その後、懇親会がはじまって・・・

懇親会
5時半からの懇親会は実に楽しかった。今日のゲストは作家の菅淳一と腹話術師の馬場穏行。淳ちゃんとは2日目なのだが、「たかやん」「淳一」と同じ昭和29年の早生まれの二人は完全に意気投合。そして、初めて会った「やっちゃん」ともラインを交換して、腹話術の世界に引き込まれていったのだった。

教師目指す人へのメッセージ    第335弾!   心の病気

 部活に行けなくなる。授業に行けなくなる。クラスに行けなくなる。そして、学校に行けなくなる。そんな気持ちになる「先生」が増えています。
「気持ちが弱い」違います。「パワーがない」違います。「教師に向いてない」違います。
心の病気になるのは、その人の心を病気にする人たちが周りにいるからです。それが「生徒」のこともあれば、「同僚」のこともあるでしょう。
 僕は「心の病気」になった「優秀な先生」を沢山知っています。僕達の学校に居た時は「元気」で笑顔だった先生が、別の学校に行くと「心の病気になる」のですから、原因はその先生達にあるのではありません。
 その学校に先生達を病気にしてしまう、管理職の「言葉」や「態度」、同僚の「言葉」や「態度」そして、親の「言葉」や「態度」、生徒達の「言葉」や「態度」があるのです。
 それは、「心の病気」になってしまった先生達の責任ではありません。皆さんたちの周りに、「心の病気」になりそうな先生がいたら、その周りに原因があるのです。
そういう「学校」は「心の病気」になった先生が辞めても、その原因が取り除かれなければ、誰かが次の「犠牲者」になるのです。それは、先生のこともあれば、子ども達のこともあるでしょう。大切なことは「心の病気にならないような強い心」を育てることではなく、どんな人でも、安心して生きられる・・・そんな学校をつくることです。病気になりかけた先生がいたら、絶対に独りにしないでくださいね。笑顔で声を掛け、一緒にご飯を食べ、話を聞いてやってください。病気はそれだけで治ることがあります。

今日の写真1・2・3
懇親会のメンバーです。同じ年に生まれた僕と淳一を引き合わせてくれたのは、同じマンションの管理組合の理事のメンバーの博さん。そして、今日は卓球の指導者で、腹話術師の穏行も連れてきてくれ・・・川掃除仲間と大いに語った訳で・・・・素晴らしい時間を過ごせたのだった。この歳になっても、友達が出来るのだから幸せである。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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2月17日 (日)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第48弾  2019年2月17日(日)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第48弾  2019年2月17日(日)  たかやん

授業
久しぶりの中学生相手の授業。1時間目は空き時間だったが、2時間目は社会。色々な授業をしてきたけれど、地理の授業は初めてである。いくら僕でもこれは緊張する訳で・・・ドキドキしながら、3年2組に向かった。
「起立」「礼」「おねがいします!」『宜しくお願い致します。』学校の教室で中学生の前に立つのは本当に久しぶりである。
 『じゃあ、授業をはじめるね。』「はーい」「たかやん先生!」『ん?』「たかやん先生は、何歳ですか?」『何歳に見える?』「65歳!」『図星やん!』「たかやん先生!」『ん?』「バレンタインのチョコ、何枚貰った?」『昔は段ボール箱に・・・』「昔の話じゃなくて、今年の話」『何枚だと思う?』「0枚!」『何で知っとる?』「たかやん先生!」『ちょっと待った。君たち、俺のこと知りすぎじゃない?』「へへへへ。そりゃあ、そうだよ。だって・・・・」教室の後ろには空が笑って座っていた。余りのショックに、目が覚めたのだった。冷や汗が出ていた・・・。

朝勉374
国別ランキング。石油産出国のランキングは1位アメリカ、2位サウジアラビア、3位ロシアだが、石油消費量は1位アメリカ、2位中国、3位インド、4位日本である。海で大問題になっているマイクロプラスチックは海洋国日本にも大きな責任がありそうですね。そのマイクロプラスチックが各国の水道水から検出されているのですから、問題は大きいです。

母さん
隙を見て、母さんに会いに行った。母さんは4人部屋で眠っていた。「おかあさん!」目を覚まし、僕の手を握る母さん。そして「みかんが食べたい」と母さん。「みかんねえ・・・・」無理だろうなあ・・・まだ。みかんを食べられることが実は本当に幸せなことなのだと母さんに教えて貰ったのだった。


15時からは塾。都立高校直前の塾。受験生と一緒に石油産出国ランキング、コメ生産量ランキング、小麦、トウモロコシ、生ゴム、鉄鉱石、天然ガス、そしてGDP、人口、国語面積・・・ありとあらゆる国別ランキングと都道府県別の色々ランキングを確認し、記憶していたら、なかなか楽しくなってきた訳で・・・その後、全ての教科に燃えたのだった。


嬉しいメール
高校の同級生から嬉しいメールが来た。
「昨日、JEANという海ゴミ対策を30年続けている団体の話を聞いて来ました。
ミッドウェーのコアホウドリのヒナの腹から出てきた、という大量のプラゴミを見ました。日本でよく見るものばかりです。
全てのプラゴミは、いずれマイクロプラスティックになって、食物連鎖の頂点に立つ我々に返って来るようです。
あなたが励行している川掃除は、海への入り口の管理に他ならないと思います。
多くの人が真実を知り、自分に出来ることを少しずつ実行することが大切で、そのスタートが啓蒙活動だと思います。すでにご存知かもしれませんが、あなたの活動と連携して若い世代に伝えることが出来ると思い、お伝えします。理事の小島さんの話でしたが、清掃活動とともに、昨日のような啓蒙活動を行っているそうです。地に足の着いた活動を応援しています。」
こういうメールだった。僕らがやっている川掃除が、海のマイクロプラスチックを少しでも減らすことに役だっているという話を聞いて、とても嬉しくなった。そして、そのことを「川掃除仲間」に早く伝えたくなったのだった。


トレーニング182
今日もテニスもランニングの時間もなく、・・・スクワットとチューブトレーニングだけ。どんどん衰えていく僕の体である。

教師目指す人へのメッセージ    第337弾!   偏差値2

 教師が絶対にやってはいけないことがあります。それは「偏差値」で子ども達を見ることです。「偏差値の高い」生徒がいい子だとしたら、あなた方は教え子の半分を失うことになります。「偏差値」の怖さがそこにあります。「偏差値」は50が真ん中なのですから、半数の子ども達は50以下ですから・・・・子ども達を偏差値でみてはいけないのです。
 あなた方が子ども達を「偏差値」で見れば、子ども達もあなた方を「偏差値」で見ることになります。そうなれば、同じように教師の半分も「偏差値」でアウトになります。そうです。生徒を「偏差値」で見れば、教師だって「偏差値」で見られるのです。生徒を「偏差値」でしか見られない教師は、自分自身も「偏差値」でしか見られなくなるのです。
 勉強の「偏差値」でしか人を見られない人達は、自分より偏差値の低い人達に「優越感」を感じ、自分より「偏差値」の高い人たちに対し、「劣等感」を感じることになります。
そんな詰まらない人生を子ども達に植え付けてはいけません。
 人間の価値は「偏差値」などにはないのです。そんなものに拘っていたら、僕は教え子達の半分を失い、母親は勿論のこと、親戚の半分も失い、そして友人の半分を失ってしまいます。「偏差値」が高くたって、人の幸せに役に立たなければ何の価値もないのです。間違えました。「偏差値」が低くたって、生きているだけで価値があるのです。生きているだけで価値があるのです。そして、誰かを幸せにすることができれば、更に価値があるのです。
「偏差値」が高くても、国民を苦しめ、弱者を苦しめ、儲けることしか考えられず、自分のことしか考えられずにいる人間は、カスということです。
 若いあなた方はどうか、カスを育てないでください。「職業に貴賤はない」「外見や学歴で人を見るな」という言葉をどうか忘れないでください。
 
今日の写真1
左から五中4期生の直弘、作家の菅淳一、博さん。みんな淳一の話に引き込まれて・・・本当に魅力的な男です。

今日の写真2
僕の母さんです。去年の1月に「危篤」状態になったのですが、奇跡的に復活し、今回も復活しそうな大正女です。凄いです。

今日の写真3
どうでもいいのですが、今夜の夕飯は餃子でした。久しぶりに空と一緒に食べました。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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2月18日 (月)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第49弾  2019年2月18日(月)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第49弾  2019年2月18日(月)  たかやん

議会
3月議会がはじまった。市長の施政方針演説がはじまった。久しぶりに須田市長の顔を見て、なんか感動している自分がいた。僕の隣には文さん、そして幸弘。よっちゃんも大佑もいる。何か、いい感じじゃないか・・・うーむ、でも、どこかがおかしい。でも、それが何か分からない・・・それでも須田市長の演説に聞き入った。すると、隣の文さんが「質問に行ってこい」と言う。『何聞けばいいんすか!』「自分で考えろよ」と文さん。『マジっすか・・・』三村議長が「市長施政方針演説に対する質疑のある方の挙手を求めます」というから、思わず手を挙げてしまい・・・心臓がドクドクいって・・・そこで目が覚めたのだった。なんか、超リアルな夢だったなあ・・・

朝勉375
今朝も超難関中学の過去問に挑戦。まあ、中学だから出来る訳で・・・出来ると幸せな気持ちになる訳で・・・ただ、それをわかり易く教えるとなると、工夫が必要な訳で・・・そこが一番重要なのである。誰にもわかり易く教えるのが僕の仕事なのである。

美容院
ココアを美容院に連れて行った。行くときは喜ぶのだが、行き先が「病院」や「美容院」だと必死に抵抗するココア。家に戻ってくるときは、嬉しくて、嬉しくて・・・堪らないココアが可愛い。

出願
今日は公立の出願日。空を東久留米まで送った。公立に行って欲しいとも思うが、既に合格している私立に行って欲しいとも思う複雑な気持ちの自分がいる。この間、オタンコは「とうやんの子は私立に行っちゃだめだ!」と言っていたが・・・空の力を伸ばしてくれる学校であれば、私立も公立も偏差値もどうでもいい訳で・・・

準備
明日から3月議会がはじまる。「市長の施政方針に対する質疑」を明日中に通告しないといけないので、今日提出された「市長の施政方針」を市役所まで取りに行ったのだった。
議会事務局に行くと、「お母さま大丈夫ですか」という優しい声を掛けて貰って、それだけで泣きそうになった。心から心配してくれているのが伝わってきたからだ。色々な人から心配してもらって、母さんは幸せである。

寒い
母さんのところに行った。『どこも痛くない?』「うん」『大丈夫なんだね?』「寒い」『え?寒いの?』「寒い」看護婦さんにそれを伝えると、母さんの部屋のエアコンを20度から25度に設定してくれた。そして、「湯たんぽ入れましょうね」と言ってくれたのだ。優しい看護婦さんにも感謝、感謝である。


中二と国文法のお勉強。「文法が全く分からない」というので、動詞の活用からはじまって、そもそもの名詞、動詞、形容詞、形容動詞、接続詞、助動詞助詞、・・・・助詞も格助詞、副助詞、接続助詞、終助詞の違いを説明し・・・、そう言えば、昔そうやって、国語の授業をやったことを思い出したのだった。そして、受験生とは集中的に「歴史」をやりまくり・・・今日の塾は終わったのだった。

トレーニング183
今日もテニスもランニングの時間もなく、・・・スクワットとチューブトレーニングだけ。どんどん衰えていく僕の体である。

教師目指す人へのメッセージ    第338弾!   悔いの無いように・・・

 「4月に子ども達に出会って、3月に子ども達と別れる。」当たり前のように繰り返されることが実はとても幸せなことだと気がついたのは、学校を辞めた後でした。3月に泣いて子ども達と別れても、4月には新しい子ども達が自動的に入ってくるのですから、「幸せ」を感じられなくて当たり前だったのかも知れません。
その21年間の中学校生活で入学式に子ども達と出会って、卒業式で別れることができたのは、五中で3学年、六中でも3学年の計18年。残りの3年間は五中・六中・二中でそれぞれ3年生との1年間だけの付き合いだったということになります。
僕自身は誰にも負けないくらい、子ども達と一緒にいた・・・という自信はあるのですが、卒業アルバムをめくって子ども達の顔を浮かべてみると、もっともっと話せたような気がするのです。もっともっと悩みを聞くことができたと思うのです。
「学級通信」を毎日書き続けることで、自分のクラスの子ども達を見てきた積りですが、もっと愛せたのではないのか、もっと話せばよかった。そう思う自分がいるのです。どうか、悔いの無いように子ども達を愛してください。
自分の子どもでも難しいことですが、共に生きた時間は戻らないので、どうか悔いの無いように・・・・毎日を子ども達と過ごして欲しい。そう思います。


今日の写真1・2・3
議会前には予算書や予算説明書などの書類を大量に読みこまなくてはなりません。それが僕らの仕事です。子ども達の宿題のようですが、その読みこみ方は自由です。そこが宿題と違います。そして、その評価は選挙で厳しく採点されるのです。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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2月19日 (火)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第50弾  2019年2月19日(火)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第50弾  2019年2月19日(火)  たかやん

朝勉376
今朝は英語。自分の英語というより、3月から「たかやん塾」に来てくれる生徒の為の準備である

3月議会
9時前、市役所の駐車場まで送って貰った。今日から新しいバックパックである。(どうでもいいけれど)控室にはまだ誰もおらず、一番乗りだった。少し運動をしていると、俊さん、和平と登場して・・・「何か寂しいねえ」「3人になっちゃったねえ」「和平が来てくれてなかったら、二人になってたよ。」と、たわいもない会話をしている内に「議運」がはじまり、僕は廊下で少しだけ運動をして・・・スーツに着替え、議場に向かったのだった。

母さん
今日も議会事務局のIさんに母さんのことを尋ねられた。「お母さま大丈夫ですか」といわれて、また泣きそうになった。何歳になっても、母さんのことを心配してもらうと、泣きそうになる自分いる。そして、本当に有難いと思うのである。

ガラガラ
僕の前のアッぺの席、隣の隣の工藤さんの席、一つ飛んで和久、大佑の席が空席になっていて、傍聴席から見たらきっとガラガラに見えるだろう。少し前まで26人、その前までは30人いた議員が22人になったのだから、寂しい限りである。

選挙
9時45分過ぎ。石島副議長の辞職に伴う、副議長選挙が行われた。開票の立ち合い人は亀田さんとカサジという両巨頭。開票の結果は「鈴木明子議員」が20票、「小池秀夫議員」2票ということで、新しい副議長が鈴木明子議員に決まったのだった。その後、鈴木副議長の挨拶があり、石島議員の挨拶があり、常任委員会の変更があった議員の名前が呼ばれ・・・

建設常任委員会
本会議、休憩の後、建設委員会が行われた。そこでも選挙が行われ、滝本議員が委員長に就任し、副委員長には「高邑朋矢」マジかい!!とほほほほ。

よくないパパよ!父さんワニ!
平成31年度の一般会計予算は497億8600万。割合覚えやすい数字である。そして、特別会計は884億6870万。1382億5470万。合わせて覚えると「よくないパパよ!父さんワニ!」で覚えられる。

11時前
並木市長が平成31年度の施政方針演説をしている。そりゃ、ないだろう・・・と疑問に思うことがあるので、今日中に通告をして質問をする積りである。

11時40分
全員協議会がはじまった。その議題は
(1) 組織機構の見直について
(2) 国民健康保険税の税率改定について
(3) 志木駅南口駅前広場等整備工事における大屋根工事について
13時15分、休憩後の全員協議会が再開。国保の広域化に伴い、税率が上がるという話で、医療費給付分の賦課限度額が52万から57万に、後期高齢者支援金分が16万から19万に、介護給付金分が13万から14万に引き上げられ、最大90万円となるらしい。ひえーっ!!

13時40分
第20回議会改革特別委員会がはじまった。そして、その会議は直ぐに終わった。

ヒアリング
それから、一般質問のヒアリングがはじまった。市の職員の方達と話をするのは実に楽しい。中には「高邑議員様」とかいう人も時々いるが、『それは駄目、議員に様をつけたら駄目よ。議員もいらないなあ・・・高邑さんで十分ですよ。』と、言うことにしている。市の職員は議員の下で働いている訳ではない。仮に部下であったとしても、議員は市の職員に敬意を払わないといけない。仕事の中で上司と部下であっても、上からものを言うのはいかがなものか。教師が子ども達に敬意を払うのと同じように、生徒たちが教師に敬意を払うように・・・年齢が離れていても、お互いに敬意を払うような関係でいたいものである。

ありがとう!
議会と塾の間の隙間時間に母さんに会いに行った。「早く元気になって、部屋に戻りたい年生の。ここはテレビもないし、詰まらないね」二人で写メを撮っても、母さんに笑顔はなかった。そして、帰る時に「また来るね!」というと、母さんは「ありがとう!」と言って、僕の手を握った。『ありがとう!って言うのは僕の方だよ。お母さん。ありがとうね!』そう言うと、母さんはまた「ありがとう!」と言って、少し笑ってくれたのだった。母さんには「ありがとう」と言って欲しくない。僕が母さんに『ありがとう!』と言いたい。何度も何度もありがとうって・・・。


今日は受験生との塾。思い切り数学をやって、後半は90分間で、理科の1.2年を終わらせ、3年生の半分まで授業をしたのだった。そう、90分間で2年半分の理科の授業をしたのだ。これは流石の僕も大変だった。使ったのは教科書。高校受験は全て教科書の中からでるからだ。21年間の理科の教師としての「勘」をフル活動させて、90分間授業をしたのである。昔、まだ新任の頃、隣のクラスのたー坊が「先生、理科が苦手なんだ。何とかして」と言われて、試験の直前に1時間の授業で40点満点の34点を取らせたことを思い出した。その点数は100点満点だと85点な訳で・・・我ながら凄いな・・そう思った記憶がある。今回もそうなるといいのだが・・・それにしても、空は一向に僕に「教えて!」と言ってこないなあ・・・。

トレーニング184
久しぶりに軽くブラジル体操とランング、そしてスクワットとチューブトレーニング。やはり、体を動かしていると、本来の自分に戻ったような気がするのだった。体育しか取り柄のなかった俺から、運動を取ったらいけないことがよくわかった訳で・・・。

教師目指す人へのメッセージ    第339弾!    時代

 時々、考えるのです。今、僕が学校に「教師」として赴いたとしたら・・・どんな教師になるだろう・・・と。「直ぐに頸でしょ!」という人が圧倒的に多いと思いますが、僕はそうならないような気がします。僕に「経験」という武器があれば勿論のことですが、仮にその「経験」がなくても大丈夫のような気がするのです。
 それは、僕の先生達の存在と父さんと母さんの存在があるからです。僕にとって、「先生」と「両親」の教えは、それくらい「信じる」ことができるものなのです。どんな「時代」を生きたとしても、その教えは通用すると僕は思っています。
 勿論、昔の僕と同じことをやったら、それはアウトでしょう。でも、どんな子どもも見捨てない。どんな子ども達にも寄り添うという「先生」や「両親」の教えは、今の学校でも通用すると思います。特に「学べることは幸せなこと」という母さんの教えや「職業に貴賤はない」という父さんの教えは僕の体にしみ込んだ考え方なので、どんな時代も変わることはありません。僕が出会った子ども達と昔の自分を比べてみると、昔の僕よりも悪かった子は一人もいませんから・・・僕の先生達が僕にしてくれたことを思えば、何でもしてやれそうです。勿論、気に入らない「校長」や「先輩」そして「教育委員会」には楯突くでしょうが、子ども達と一緒に歩いて行ける・・・そんな気がしてならないのです。

今日の写真1・2・3
詰まらない写真ですみません。今日の僕の夕飯です。勿論、ご飯は食べません。血糖値がどうなってもいいから、一週間に一度は「ご飯」が食べたい・・という、無謀な夢を持ってはいますが・・・家族や子ども達のことを考えると、我慢してしまう自分がいるのです。とほほほほほ。
*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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2月20日 (水)  『一生懸命』幻のたかやん日記  第51弾  2019年2月20日(水)  たかやん

『一生懸命』幻のたかやん日記  第51弾  2019年2月20日(水)  たかやん

朝勉377
今朝も英語。今朝も自分の英語というより、新しい生徒の為の準備である。自分のスピーキングのトレーニングもしたのだった。

トレーニング185
今日も走れるかと思ったら、全く走れず・・・スクワットとチューブだけの、「根性無しトレーニング」で終わってしまったのだった。とほほ。

国会
どこの国の国会なのだろう。政治家と官僚の両方が腐敗すると、ああなってしまうのだなあ。嘘をついている官僚の顔は引き攣っているし、平気で嘘をつく大臣達はにやけている。困ったねえ。北朝鮮や中国や韓国のことを「偽装国家」と言う資格はない。


7時からは小学生の塾。中学に入る準備をしている。数学と英語と理科を少しずつやったのだった。そして、後半は中二の数学。課題が多い中学生達は大変である。今日は図形の証明に燃えたのだった。

教師目指す人へのメッセージ    第340弾!    うどん

うどん
亮が「うどんが食べたい」というので久しぶりにうどんを打った。『時間かかるぞ』というのに「いいよ」という返事。『よし、じゃあ打つか』!!となって・・・
前は地粉何グラムに水何グラム、食塩何グラムと秤で測っていたのだが、今は全て勘。適当にやっている。だけど、それがまた美味しい訳で・・・小さな幸せを感じてしまった、高邑家であった。

通知表
明日は終業式だから、当然、今日中に通知表を書かなきゃいけないのだが、全くの白紙。もしかしたら、今夜は徹夜で・・・うーむ。俺の中一の通知表は国語3、数学3、英語3、社会3、理科3、体育5、音楽5、美術2、技術3・・・中二の時は国語4、数学4、英語4、社会4、理科4、体育5、音楽5、美術3、技術4・・そうこの時だ、学年で理科が1番だったのに通知表が4で頭にきて、通知表を燃やしてしまったのは。理科の先生曰く「高邑君は授業態度が悪いから」(糞ばばあ!!)
中三の時は国語5、数学4、英語4、社会4、理科4、体育5、音楽5、美術4、技術4・・・偏差値は、体育75くらいあったが、通知表はこんなもんで、実際体育と音楽ぐらいだったなあ、自信があったのは。高1になり、それがガラッと変わった。現国3、数学13、地理3、音楽4、体育1、英語グラマー1、英語リーダー2、生物4、って感じ。体育の1には参った。しっかりと赤い字で1。実技テストはクラスでトップだったのだが、30時間のうち、15時間も欠課していたのだ。(雨が降るとテニスができないので、俺は学校を休んでいた)学力テストも学年でペケ6、クラスでペケ1。顧問の古川先生からは「お前、テニス休むか?」『はい?』「テニス部はじまって以来だぞ」『は?』「勉強するか、部を休むか・・・」『あ、勉強します!』そして、学年で13番まで頑張り・・・「お前、やれば出来るじゃないか」誰だって、やりゃあ出来るさ。へっ。    
(1995年 7月19日 『一生懸命』幻の学級通信 第77弾! 2の1 より)
*これのどこが学級通信なんでしょうねえ。次の日が終業式だから、かなり焦って書いたのでしょう。中学生の時の通知表には笑いました。この数字は3学期だったので、偏差値40から持ち直して3をくれたのかも知れませんね。3年生の最初は75まで頑張ったのですが、2学区の学校を受けられないと知って、夏休み以降は勉強を全くしなくなったことまで思い出しました。そして、トップからペケに転落した高校の日々も・・・・この通信は24年前ですから、僕は41歳・・・六中の最後の緑ジャージの2年生ということになります。僕が学校を辞める3年前の学級通信になります。通知表・・終業式までには、ちゃんと書いたんでしょうねえ。校長の職印は校長に押して貰ったのか・・・自分で押したのか・・・よく覚えていませんが、通知表で誰かからクレームが来たことは一度もないので、大丈夫だったのでしょう。

今日の写真1
母さんは自分の手でお茶を飲めるようになりました。昨日まで出来なかったことが出来るというのは本当に嬉しいことです。

今日の写真2
そして、僕らに手を振ってくれました。これも昨日までは出来なかったことです。どうやら母さんは、もう少し僕の母さんでいてくれる気らしい。

今日の写真3
昨日まで胃が痛かったのですが、かなり回復しました。空の受験で胃が痛くなったのかと思っていたら・・・実は「アルカリイオン水」のレベルが3から1になっていたことに気がつかなかったのです。酸とアルカリの中和反応の仕組みですね。要するに逆流性食道炎になっていたのです。もう、大丈夫です。

*この日記を読んだ全ての人が幸せな気持ちになりますように・・・

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